正直な話、全体的にテンポがよくって、面白かったです。
途中、ちょっと急ぎ足かなっとも思いましたが。
最後まで熱中して見れて、圧巻でした。
初めからこのような内容なら、いらいらすることもなく満足して見れたカモ。
初めは、キラ・アスラン・カガリファンで、「新キャラなんていらないのになんで登場させるのかなあ」と不満だったし。
でも、本編をみてる自分的には、悲しい部分もあります。
「理解できるけど、納得できないコトもあるんだ!!!!」←違っ
ということで、以下は妄想感想です。
☆ ☆ ☆
マユ 「やっと天国にも、スペエディが配信されたので、家族でみました。で、感想です(ペコリ)」
シンママ 「マユ(^^;)誰に説明してるの」
シンパパ 「パパは・・・パパは・・・・シンが大きくなって・・・うっ」
マユ 「パパ、泣かないでください。マユは死んじゃったから、いつまでも大きくなれないし、ずっとパパの側にいますから・・・」
ママ 「マユ・・・それなんか・・・慰めるポイントが違う(^^;)」
マユ 「Ⅲはお兄ちゃんがステラさんを連合にお返して、アスランさんがインフィニットジャスティスで発進するまでのお話でした。」
ママ 「少しづつ本編と違ってたけど。アスランさんが独房に入ったシンに話しかけるシーンなどはより、自然になってたわね。スペエディⅢではアスランさんがよりやさしげに描かれていたような・・・」
マユ 「アスランさんとキラさんとお兄ちゃんの、話の上での役割が整理された構成になってました。
アスランさん→より冷静に
キラさん→なんであんな突飛な行動に出たか『守りたい』キラさんの心情が伝わるように
お兄ちゃん→怒りの戦士、、、
というか、お兄ちゃんは本編より子どもっぽく、ちょっと馬鹿っぽく、編集されてたような・・・話にメリハリをつけるためのは仕方ないんでしょうが(涙目)」
パパ 「パパはアスランさんとシンの微妙な関係はわかる気がするんだ。世代のギャップっていうか、仕事上の対立っていうか。あの二人の描き方は好きだったが、スペエディは薄かったなあ。」
マユ 「マユは思うんですが・・・お兄ちゃんは、よくアスランさんに突っかかるけど、アスランさんにかまって欲しいのだと思います。怒らせて、アスランさんの本音が聞きたいんです(>_<)」
ママ 「マユ(^^;) 独房から出た時もアスランさんにナンカ言ってたけど、あの時のシンは男前だったわ。自分の子じゃないみたいだわ(遠い目)」
パパ 「俺達の顔ってまるでモブ顔だからなあ・・・
AAの撃墜命令が出てから、ミネルバが追いシンとキラさん戦うシーンは迫力があったな。
キラさんは強くなったね。SEEDの時は泣いてばかりだったのに。AAを守るため自分から戦うんだからなあ。
しかしその前のデストロイ戦はちょっと笑ったよ。なんでフリーダムが来たかの説明がなくなってたから、なんか、フリーダム・・・デストロイに武者修行で挑みにきたのかと思った。」
ママ 「パパはSEEDのとき、キラさんを応援してたのよね。
デストロイ×フリーダムの時、あそこで『フリーダムは戦闘行為そのものを攻撃する(by高山版)』とかてセリフが入ったらわかりやすかったのに(考)」
マユ 「ファンの多いキラさんを倒したり、、、お兄ちゃんいろんな意味で悪役になってきました(>_<)」
パパ 「わーん。シン・・・・パパが家族を守れなかったから・・・シンが苦労して顔が変わって・・・あんな形相に(T_T)・・・ステラさんを沈めた時とか・・・」
ママ 「パパ(^^;) ママは・・・いろいろ言われてるけど、シンがステラさんを返したかったシンの気持ちがわかるような気がするの。あのあたりは、いろいろ考えさせられたわ。目の前で人の命が消えそうなときの、苦しさは・・・。なんというか、天井が1mmづつ落ちてきて、毎日少しづつ潰されていくような絶望感・・・息が出来ないような気がするっていうか」
パパ 「ママ・・・やたらと具体的だね(^^;)」
ママ 「レイさんが『助かる命ならうんぬん』って言ってたけど。目の前で消えそうな命があって、それを見てるだけって出来るのかなあ・・・とか。それが敵でも悪人でもどんな人でも・・・まして自分の守らなきゃならないと思ってる人だったら」
パパ 「そういう意味では、シンは軍人むきではないのかもな。シンは人を助けてナンボっていう商売が向いてるのかも。救急救命士とか社会福祉士とか民生委員とか児童相談所の職員とか、医療・福祉系・・・」
ママ 「シンは小さい頃から脊髄反射で同情する子だったから・・・」
マユ 「お兄ちゃんは私達が死んで本当に一人ぼっちだったんだと思います。あの時点でステラさんが唯一心開ける相手だったんですよね。お兄ちゃん自身がステラさんをすごく必要だったんだと思う・・・」
パパ 「アスランさんが脱走するあたりの組織に対する違和感はわかる気がするんだ~~軍とは違うけど、組織ってのは多かれ少なかれ所属するものを捨て駒と思ってるところがあるからなあ。。。
そういう意味では、アスランさんも軍人むきではないんだろうなあ・・・「軍とはうんぬん」ってセリフが、『それぞれの剣』っであったけど、あのセリフは自分にもかかってくる。多分SEEDキャラは全員、組織人としては働けないんだろうなあ」
ママ 「AAに帰ってからのアスランさんはまるで、水を得た魚みたいだったわね。ミネルバはアスランさんお本当の居場所じゃなかったのね。」
パパ 「パパはキラさんの当たれーーは前の方がよかったなあ」
マユ 「マユはキラさんのムキムキがちょっと悲しかったです。」
パパ 「うーん(^^;)」
ママ 「ドレス姿のカガリさんとパイロットスーツ姿のラクスさんはかわいかった。」
マユ 「全体的に、キラさん、アスランさん、お兄ちゃんの行く道が明確でわかりやすい作りになってました。はじめからこういう話だったら、あっさり見れて、ちょっと監督は実は天才かもって思いました。」
ママ 「シンは・・・なんというか、こう普通の人間が孤独だったりタイミングが悪かったりして、、、少しづつ自分の目標とズレてるのに、気づかず自分ではどうにもならなくなるっていうか・・・うーん?そんな人間ドラマとしてはシンはいい役貰ってるなあって思う。。。でも『悪い種』とか決め付けられると、むっとくるけど」
パパ 「自分の国を自分で撃とうとするシンが不憫だ・・・」
マユ 「一言でいうと、スペエディⅢはお兄ちゃんがどんどんやさぐれていってる回でしたね」
パパ・ママ 「・・・(T_T)」
☆ ☆ ☆
↑馬鹿
本編から見てるから、どうしてもシン視点で見てしまいます。
初めは全く目立っておらず、しかも、監督も脚本家さんもスタッフもシンというキャラを掴めてなかったのか、回によって少しずつ印象のずれる彼に違和感がありました。
でも終わる頃は、だんだんそれ自身が彼の魅力になり、その見る角度によって変化するシンというキャラが「すごいなあ」と思うようになりました。
偶然出来たのか、監督さんや脚本家さんの力量なのかはわかりませんが、生き生きして表情がころころ変わり、反抗期の子どものようで見てて痛々しかったり、妙に大人だったり、馬鹿だったり、悲しかったり、生意気だったり、やさしかったり、一概に理解しにくいシンは、覗き込むごとに光の形と色の変わる万華鏡みたいでした。
シンのたどるストーリー上の運命も考えさせられるもので、そんな不思議な今まで見たことないようなキャラクターを生み出した運命のスタッフは・・・実は天才だったんじゃないだろうか、と思ったり思わなかったり。
ラスト1回頑張ってください!!!
願わくば、シンにもう少し見せ場を(ーー;)
↑そこかっ!