諸葛孔明時の地平線 (6)
価格:¥ 530(税込)
発売日:2003-06-26
諸葛孔明時の地平線 12 (12)
価格:¥ 530(税込)
発売日:2006-04
この記事は
月間フラワーズに連載していた「時の地平線」の紹介をしてます。
コミックは小学館PFコミックです(現在14巻まで発売中で完結)。
私はフラワーズを購入し始めた頃、このマンガを初め連載ものは飛ばして読んでました。時地は漢字も多いし、今までの流れがわからないからとっつきにくかったのです。
でも、読み出して、ものすごく良質ですばらしいマンガだと思うようになりました。
ってことで、私のようにちょっと引いてるあなたのための紹介ページです。
歴史にうとい私からの「今までのあらすじ」
中国の後漢末期のころの話です。国が荒れており、次に誰が国を取るか、英雄達が競って国取り物語をしてます。日本の戦国時代みたいなもの?
このマンガの主人公諸葛孔明は、子どもの頃に戦火で両親を亡くします。農業を営みながら、妹・弟を育てつつ、戦乱の世に心を痛める勤労青年でした。27歳のときに、劉備という器は大きいけど機会に恵まれない英雄にスカウトされて、劉備の知恵袋として働くことになります。
孔明は頭がいい分、繊細で悩みが多い設定です(多分)。劉備さまの懐のあったかさが癒しになっていたような・・・。
しかし、劉備軍?の立役者・・・関羽・張飛に続き劉備さまも亡くなってしまいました。
劉備さま死後もその子どもを盛り立てて、国の重鎮として戦乱を収めようと頑張っていきます。
陣営について
だいたい魏・呉・蜀の3つを覚えておけば読めます。
劉備組(のちの蜀)
孔明・・・主人公。
子竜・・・孔明をなにかと心配してくれる、、、お兄さんタイプ?
馬超・・・はじめは孔明に反感をもっていたけど、今は仲間の体育会系の武将。
英さん・・・孔明の婚約者。
劉備・・・死亡。目が細くって、多分連載中三回くらいしか、目を開けてない。
曹操組(魏)
仲達・・・ピーターラビットに似てる。
曹操・・・ラオウに似てる。え?ラオウ知りませんか(ーー;)幼い孔明と出会っており、ライバルのような同じ魂をもつけど、妥協し合えないような・・・微妙な存在だった。
孫権組(呉)
もうちょっと詳しい三国志概要
後漢末期、政治は腐敗して黄巾の乱が起こる→黄巾は討たれるが余波は広がる→揉め事に乗じて董卓が献帝を即位させ実権を握る→と思ったら、董卓の腹心の呂府が董卓を暗殺してしまう→いろいろあって曹操が徐州を荒らす(時地ではここで孔明と曹操が出会う)→孔明はケイ州へお引越し→劉備は徐州を治めるけど呂府におっぱわれたり、曹操と仲良くしたり、逃げ出したりする→いろいろあって劉備、孔明をスカウト
参考文献:STOP劉備君(白井恵理子・角川書店)、史伝諸葛孔明(徳間書店)
で、どの辺が面白いの?
孔明がよいのですー。
作者の優しい人柄が表れてるような孔明です。
いろんな孔明像があると思います。
超人もいれば変態もいると思います。
そのようないろんな孔明に食傷気味の三国志ファンにも読んで欲しいです。
「カワイソウ萌え」の方にも。ぜひ。
他の三国志マンガなど
今だったら蒼天航路とかアニメであってますよね。
映画もあってるし。
三国志ブーム?の今こそ、もっと積極的に売ろうよ、小学館の偉い人!