「この展開は描くのをやめようかとも思いましたが、結局当初の予定通り描くことにしました。おつきあい頂ければ幸いです。」
・・・
柱に書いてあった先生のコメントですけど。。。
・・・
・・・
『描くのをやめようと思いましたが』・・・って
・・・それって、どういう意味なのでしょうか・・・
・・・不安なんですけど
☆ ☆ ☆
・SPを投げ飛ばす三好先生
「大事なもの握りつぶされて使い物にされてくなければ言いなさい」
・・・。
怖すぎます
未来に青木がもし三好先生と結婚しても、浮気はできないな
っていうか、少なくともこちらの『背の高い男』はSPだったのですね。
すがちゃんと買い物中の人もそうだったのかは、はっきりしませんけど。
・悪人顔の滝沢幹生警視。
『復職決定辞令
科学警察研究所法医第九研究室勤務を命ずる』
帰ってきた滝沢~~~
いかにも悪人顔なんですよねー
なんかやな奴
「実際には入院自体が偽装でオレはその間別の特殊任務についてたとしてそんな経歴に残らないような任務について正直にあんたに話すと思うか」
「これからはお前に忠誠を誓いおまえの手足となって働く」
などと言っとります。
いかにも怪しい・・・気もするし。
でも、どこか言葉に「真実」が混じってるような気がしたり・・・微妙です。
薪さんの手をぐいっとひっぱたりなんかしてて、「あんた、あれ・・・貝沼の跡継ぎなんじゃね?」って突っ込みたくもなります
たっきーも貝沼脳を見てるはずですよね~・・・
でも、滝沢の胡散臭さの出所は『カニバリズム事件の後に第九に来た』ってトコにあるので・・・???貝沼事件は関係ないのだろうか???
鈴木さんは滝沢を信頼してたんですね。
薪さんのことを一番に心配してくれて鈴木が信じてるなら、たっきーは薪さんの味方になりうる人なのかなあ???
わからなーい。
てか、そうはおもえなーい
そして滝沢の語る薪さんはイメージと違いました。
『表面上ニコニコ』だって。
私はてっきり、昔の第九の薪さんは周囲をある程度信頼してる、割と普通の人だったのだと想像していました。
今の第九の存在の方が、薪さんにとって安心できる場であると思うと。
なんかしんみりします。
・今回いろいろ危うい青木・・・(というかフライトプランしてる青木)
「薪さんにいる世界はまだ まだ狂ってないんですね?」
舞ちゃんを抱く青木を見て、もう・・・誰を疑っていいやら、信じていいやらわからなっていましまいました。
いつも健全な感じで、頼みの綱だった青木が・・・
え?って感じでした。
カメラワークの機微で、読者として混乱させらててしまったというか。
えーっと。
先月号で、影が青木姉宅二階のドアを開けるところで、電話が鳴っていました。
ラストの場面でやはり電話がなっており、着信表示が青木だったので。
初めの電話のシーン⇒ラストのでピンポンを外で鳴らしてる青木のシーン(電話を何回しながら姉宅へ到着)・・・と思い犯人はもちろん別人と思っていました。
ところが今月では青木は舞ちゃんを抱っこしてて1階のベビーベッドに戻すシーンから始まります。
なんかですね。
印象のトリックで影が青木でそのまま舞ちゃんを抱いて2階から降りてきたように思えたりします
先月号で青木が姉宅に入るシーンで、靴の足跡が玄関に向かってるので・・・
犯人は青木が入る前に出て行ったのだと思いました。
でも、青木が舞ちゃんを抱っこしてる時、靴下になってるのが気になるんですよね
慌ててたら靴で入らないかなあ・・・警察の人も「血痕が」と言ってるし。
血の付いたローカをわざわざ律儀に靴を脱いで上がったのか?青木!(いや・・・青木なららそれもアリか・・・)
青木が靴で入ってたら、「青木の靴跡はない=青木の靴に血はついてない」ってことが視覚的に青木の無実が証明されてることになるので、こんなに心配しません。
でもわざわざ靴下にしてるトコが
怖いよー
来月、玄関にある青木の靴に血がべっとりついてたらどうしよう・・・
しかもさー。
大人二人があっけなく一撃で殺されてる感じなんですよねー
状況的になんか、青木に不利っぽく描かれてるっていうか・・・
(顔見知りか、よほど突然の出来事?)
・・・冷静に考えれば、青木が犯人ってありえない・・・と思うのですがね。
でも、柱の言葉が脳内でリフレインされます・・・
「描くのをやめようと思いましたが」
なんかバッドエンド的な話になるのかーー???
ってことは青木もどうかしちゃってるの???
・・不安です。
フライトプランって映画があるのですけど。
だんだん何が真実かわからなくなっちゃうのですけど。
私も青木に引きずられてわからなくなってしまいました。。。
それで、電話して薪さんに縋る青木がよくわかる気がしました。。。
その辺が「うまいなあ」っと。
・やっぱり薪さん・・・
今回、後半は完全に青木目線で読んでいました。
なので、青木の切実な気持ちが移ってしまい・・・
薪さんが世界の中の唯一の真実の人っていうか。
薪さんの存在だけが信じられるっていうか・・・
いつもは、線の細い薪さんを心で応援しまくっていて、「マンガの世界に行って助けたい」「なんでもいいから役に立ちたい」って考えてて、内心ちょっと薪さんをヒロイン扱いをしてた気がします。
でも、今回は読んでて、不安で薪さんだけが唯一正しい人のような存在に感じてしまったっていうか・・・薪さんがヒーローに見えた。
それがなんか悲しいのです。
薪さんはどんな状況でも折れない人な気がするんです。
折れてしまえば楽なのかもしれないけど、折れないからこそ、どれだけ苦しむんだろうって考えてしまいます。
いろいろ背負って一人でも戦うであろう薪さんが悲しいです。
なんか、今後どんどん薪さんが孤独になったらどうしよう・・・とか思います。
岡部さんとも引き離されたらどうしよう・・・
今回敵がいろんな意味で強大な感じがするんですよね・・・
そして、あのヘンな滝沢だけが残ったらどうしよう・・・それはイヤなんですけど・・・
わーん
それとも味方なんですか?
今後の展開がとても気になります。
・犯人の目的って・・・
何なんですか?
情報漏えい。車の爆破。一家惨殺。カニバリズム事件。コピーキャット。
いろいろ混じっててわからなくなっちゃいました・・・
☆ ☆ ☆
マンガとしてはこんなに面白くっていいのかって思ってしまいます。。。
だんだん加速度的に見せるマンガになってきたような・・・
すばらしいです。
でも面白ければ面白いだけ、ハッピーエンドを望んでしまいます。
どうか、どうか・・・
そうですね、、。この先どんな事があっても青木と薪、岡部の絆が切れなければ乗り越えられると思います。もし切れたら、、、と考えると、恐ろしいですが。
乗り越えてぜひ、みんなに幸せになってもらいたいです(涙)