今回のお題は「いじめをなくそうというスローガンを無くそう」でした。
「太田光の私が総理大臣になったら」という番組の話ですけど。
今週も総理は熱かった(^^;)
太田総理のマニフェスト提出理由としては
・いじめがあるという事実をまず認めないと問題は解決しない
・いじめはいけないってスローガンは「いじめられっこの存在そのもの」を否定しているように聞こえる
みたいなことでした。
各議員で印象に残った意見をあげます。あくまで「印象」だから、間違ってるコトもあるかも・・・
松本議員(反対派)
・いじめられる子が変な子とは限らない。ちょっとした理由でいじめられる。いじめられた子が学校をかわらないといけないのはおかしい。学校には癌がいる、その癌も子どもだから保護しなければいけないけど、やはりいじめは取り締まるべき。
秋野大作議員(反対派)
・いじめという「悪」or「負」の部分は取り除くべきだ。・自分は虐待にあっていた。今でも思い出すとフラッシュバックする。目標がもてたこと「虐待する相手」を相手にしなくなった。
秋野ようこ議員
・小学生の頃吃音があり全くしゃべれなかった。小学生の時、演劇を進めてくれた先生がいて今のように変われた。変われた1番のきっかけは、先生の見つめてくれているという感じかな。
今村議員(反対派)
・実際に自殺しようとしてる子に言葉は届かない。取り締まることでもいじめは変えられない。ポンっと発想を変えてあげることが現役教師の役割だと思っている。
そして太田議員
・「いじめをやったことない人っているんですか」「いじめとしっかりと向かい合うことが大切です」「この世の中は強い奴だけのものじゃない」(←おまえはルルーシュかよ)「変わり者だって居場所があるんだってわかって欲しい」「好きなものが出来ること、人を好きになるということは自分も好きになることだ」
後、金議員は前回苛められっこに対して「強くなりなさい」と発言したのですけど。そのことについての太田議員の言葉にほろりときました・・・
「金さんは弱いんです。だから弱いのが怖いんです」
☆ ☆ ☆
太田総理は偏ってるのかもしれませんけど・・・
太田総理の語る「いじめられっこ」は、大衆にまぎれない子(ちょっと変わってる子)を重点に指してるようです。
太田総理自身の中のテーマがその辺なんでしょう。
でも太田総理のその視点は好きです。
どんな人間でもいていいんだって言いたいのかなって思ったり・・・
強い子も弱い子も変わった子も普通の子も。
うちの子は体が弱くって、「ちいさい・おおきい・よわい・つよい」という育児雑誌を真剣に読んでたことがありました。無意識のうちに弱いことは負けだって思っていたのかも。だから、よけいに太田総理の言葉が胸に響きます~。
面白い番組ですねー
http://mougen.seesaa.net/article/28214472.html