僕の詩集

「人間・人生・生きる」をテーマに、色々な角度から人間を描写し、格言詩を目指しております。
読みやすく解りやすい詩です。

僕の詩集No.806【 酒 ( 2 ) 】

2016-03-10 09:39:59 | 
   酒 ( 2 )

       にのみや あきら


止めろと言われて
止められるものではない
俳人で僧侶の山頭火も
酒を好んだらしいが
僕も同じだ
晩酌をしない日なんて考えられない
休肝日なんてとんでもない
禁酒なんてもってのほか
酒と離れたら空しい
酒に棄てられたら寂しい
酒をこの世から無くされたら
死ねと言われたも同然
銘柄は問わない
酒であればなんでもいい
蔵元の職人さんヨロシク
なぜこの透明な液体に
こんな魔力があるのだろう
酒は魔物だ
でも魔物に冒されても本望だ

晩酌は
何があっても
止められない
僕の最大の楽しみだから
肝臓が悪いと言われても
問題ではない
肝臓を悪くして
早く死ぬか
楽しい晩酌を続け
人生を楽しむか
勿論、早死にしてもいいから
酒を続ける方を選ぶ
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