BBの覚醒記録 

無知から覚醒に至る一つの記録です。「是々非々」がモットーで必要なら、
支持する政治家や弥栄を願う皇室への批判も厭わず。

新元号の周辺を巡って

2019-04-02 | 皇室問題

新元号の意味するところと現実との余りもの乖離に、無邪気に祝う気にもならず。「生前退位」という掟破りを発端とした異例の天皇陛下存命中の元号変えから生じる混乱と煩瑣さに、西暦一本化に絞る企業があることを危惧するのは先に述べたとおり。
事前の報告も、事後のそれも伝える相手は今上陛下と皇太子殿下と二手に分けねばならぬ煩瑣ぶりは、上皇と上皇后、天皇と皇后と二つの権威が並行する時代の、象徴的先触れだったでしょう。


テレ朝のおなじみ玉川某が決定前に、今度は国書から選ぶべしという意見に対して「保守が言っているのがおかしい」と喚いていてその理由が「保守なら漢籍から選んで来た伝統を守れ」と、言いたいらしいのですが中国が尖閣諸島を狙い、南京大虐殺というフィクションで日本をかくも激しく日本を貶めてきたのは近年のこと。今は外交の力学で両者折り合っているにせよ、心根に日本の領土への野心と反日が核にあるわけで、今までの倣いを大事にする時代はもう去った、ということです。万葉から取ったとはいえ「令和」のルーツは中国古典なのだから、目に角立てるほどのこともなし。原典は漢書だとわざわざ大声で触れ回ることもないけれど。新元号に文句を言う人達が、そもそも「生前改元」が生前退位という憲法違反、皇室典範無視に端を発したことであるのに、シーンと黙っているのも、奇妙な眺めです。
それにしても、この男保守が嫌いでたまらないようで、「天皇制反対」が本音でしょうが、身は安全圏に確保したまま、核心周辺をギャーギャー難癖の糞を垂れながらつつきまわり、うるさいばかりで頭の悪い雄鶏のような男です。

これから5月の即位に向けて、皇后賛美、雅子妃賛美、ついでに今上陛下と皇太子上げ、かたわら秋篠宮家激下げで次期天皇にはいかがなものか、という世論に誘導するパターンで、メディアの報道は更に強力になります。

 

各週刊誌最新号を見回したところ、どうやら「女性自身」と「週刊新潮」がその双璧。「週刊新潮」の筆致がジャーナリズムにあるまじき安手のこじつけによる秋篠宮家貶めであり、ここまではさすがに妙だと感じ同社内部の情勢に詳しい人に尋ねてみたのですが、どこからかお金が出ての記事に見せかけた一種の「広告」の可能性が疑われる、と。要するに外部による記事ではないか、と。編集部ではあのことも、このことも知っているのに、おかしい、と。


広告臭と言えば「女性自身」の記事はもっとプロパガンダ臭ふんぷん。
【美智子さま戦慄! 佳子さま「自由な恋愛結婚を!」姉妹共闘宣言へ「涙の苦言」】というものものしいタイトルに、どうせ左翼誌女性自身と思いつつ斜め読みしてみたら、これが想像以上に酷く、美智子様は戦慄もしていらっしゃらないし、涙の苦言も呈していらっしゃるわけでもなく、完全にライターの想像、ないしは都合のいい妄想。
秋篠宮家に国民の疑念と危惧の視線を向けさせるなら、何だって書いてやる、というあられもなさでした。

読まなくても、新聞の広告欄にこんな文言がでかでかと踊れば国民の脳裏には「あの慈愛の皇后陛下を泣かせる不埒な秋篠宮家の二人の娘」として刷り込まれてしまいます。一体誰がお金を出して、こんなヨタ記事を書かせているのやら、とこれは記事の余りの酷さに脳裏をよぎる想像であり、確証は無論ありません。

それにしても、秋篠宮家支持者ともともと貶めたい一派とが、その発言の動機は全く異なるながら、同じ苦言を佳子さまと秋篠宮殿下に申し上げねばならないのが、情けないことです。そういう意味では週刊誌のあからさまな佳子さま非難が、秋篠宮家と佳子さまご本人の目に触れるのは、お諌めという意味では必ずしも悪いことではないのかもしれない、と思うほど佳子さまの文書回答の内容でした。

悪意動機の週刊新潮の記事は、秋篠宮家のお子様方の教育について触れられこんな調子では、将来の天皇である悠仁さまへの帝王学は大丈夫なのか、と書かれこれも実情を知らない読者が「そのとおり」と頷かせるに十分の内容で、秋篠宮家支持派もこの点に関しては何も言えません。

やっと反論するならその帝王学を施す教師さえ、秋篠宮家は雇うお金も与えられていないのだ、ということぐらいです。眞子さまの発言は、世上の娘が父親に反旗を翻したというレベルにはなく、反抗した相手は「皇嗣殿下」だということを、佳子さまは知るべきでしょう。

と書きつつ、「佳子さま発言に戦慄し、涙の苦言を呈した」(大嘘ではありますが)皇后陛下が、果たして佳子さまの回答文言に目を通されなかったのだろうか、という疑念が兆します。
天皇陛下のスピーチ文すら事前チェックをなさっていることが、この間の慰霊祭の式典で明らかになりました。本来、宮家の内親王の文書回答をチェックするのは宮内庁宮務課の役目なのですが、それがなされた形跡はなく、あるとすれば皇后陛下の事前点検ではなかろうか、というのも想像範疇でしかありませんが。ことは天皇陛下の裁可の是非にも抵触することなので、あるいは・・・と。マスコミ批判の箇所は特に、佳子さまご本人の言葉なのか、と。

天皇陛下ご発言は、やはり皇后陛下の作文なのか?( 転載ご自由に)

しかし、そう妄想させるほどにも佳子さまの「姉の結婚」に対するご発言は余りにも放恣でけじめがありません。それにご両親に真っ向から歯向かう内容であり、その発言をいかにマスコミがご両親の評判を更に落とす記事に利用するか、ひいては将来の天皇陛下でいらっしゃる弟君の評価まで落とすか、それすら解らないほど愚かしくいらっしゃいましょうか。

真相がどこにあるのか知れず確言は出来ませんが、新聞にでかでかと載る広告の見出しは目に触れるのではないでしょうか。いかに悪意を動機の記事でも、向けられた言葉自体は間違ってはいません。これをしも記者団への文書回答にあったようにマスコミって、という批判のみで捉えられるのでしょうか。ノーコメントで通すことも出来た小室報道を批判する言葉が、マスコミにいかに反感を持たれるか、予測もつかれなかったのでしょうか。あの佳子さまが? という思いはまたある疑念へと行き着き堂々巡りなのですが。

記事は秋篠宮殿下の心身の不調にも触れ、宮内庁病院で診察を受けられたとのことで、それをしも眞子さま佳子さまの「宣戦布告」宣言にあると記事はほのめかしていますが、当たらずと言えとも遠からずの要素もあるのではないでしょうか。

記事は秋篠宮殿下貶めのために、大嘗祭縮小発言にもぬかりなく触れていてこれについては、殿下の真意は宮中祭祀を暴力的なまでに潰そうとする勢力に向けてのご発言だと忖度する有識者もいますが、しかしそれにしては舌足らずで説明不足、誤解を招くのは当然の結果でした。とこの部分に関してと、家庭内のお子様たちの教育についてはいかがなものか、とあたかも貶め勢力と同じことを申し上げねばならないことが残念です。

秋篠宮家支持派ではありますが、そこは基本姿勢で是々非々の立場にあり、秋篠宮殿下を100%正しいなどとは言い張りません。あくまでも、東宮夫妻と比べれば100倍マシであるということです。

 

来年4月の「立皇嗣の礼」が果たして秋篠宮殿下の皇位継承順位1位であることを、堅固に保証するものになるかどうか、天皇の「お気持ち」一つで憲法と典範とがやすやすと無視されたことを思うと、安心は出来ません。

 

週刊新潮の秋篠宮殿下貶め記事の最たる箇所は「宮内庁関係者」とやらの言葉です。
いわく「皇位継承順位1位の秋篠宮殿下が、皇統の大切さを新天皇・新皇后と共有なさりながら、しっかりお二人をお支えするというお姿を、次代では国民の広い層にお示しにならねばなりません」

余りといえば余りな言い草に、絶句。
支えるも何も、本来は東宮夫妻がなさるべきことを秋篠宮両殿下がこれでもかと担われ続けて来たではありませんか!予算が呆れるほど乏しい貧乏所帯で! よくもまあ、図々しいことを言い放てたものです。新潮が伝える秋篠宮殿下のおやつれと、時に見せるという放心も、眞子さま佳子さまのことだけではなく、びっしりとひきもきらぬ公務のお務めにもよるのではないですか。

記事の結びは「次代の皇嗣家では、よもや『私』がまかり通ることになりはしないか・・・・」です。

雅子妃の入内以来、延々と『私』を通してきたのは、公務の大半を秋篠宮家に押し付けたまま、ホテルを借り切って豪勢な静養スキー旅行を楽しまれた皇太子ご夫妻でしょうに。

皇太子の象徴である剣璽同座の天皇皇后両陛下の伊勢神宮行きにも同行せず、スキーをなさっていたのが皇太子殿下ご一家でしょうに。その間、皇居をお守りになっていたのは秋篠宮殿下でした。

 

皇室を変質させてきた「聖公会」の存在に触れたことで、皇室が抱える問題点についてはこの数年間で全てを網羅、過去記事の復刻以外に新しい記事を書くことはもうないだろうと思っていたのですが、予知的な意味でこれからマスコミが報道していく方向について触れておくほうが、僅かながらでもブレーキの役目にはなるだろうか、と書いてみました。

 

余談ですが、各週刊誌に目を走らせている間に「週刊朝日」の表紙に目が止まりました。おじさんたちが読む週刊誌の表紙になぜ、薄っぺらい美青年なのかと不思議でひょっとして、これ韓国の男? と思って確かめたら案の定で、パク・ボゴムという日本人のほとんどが知らない韓流歌手で、これから日本で売り出すのだそう。表紙に加えて、いきなり巻頭カラーグラビアが羽生結弦を二番手に押しのけて4ページも。おまけに、3ページものインタビュー記事。
これこそ、どこからか(おそらくは韓国国家)からお金が出ての提灯記事でしょう。まだあの国は、韓流の復活を夢見ているらしくBTSにも文在寅大統領が絡んでいましたね。
コンビニに行けば、置かれてあるフリーペーパーの表紙に韓国コスメの特集記事。懲りない勘違い国家です。

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