ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の三葉葵(1)

2017-05-31 20:51:15 | 水戸

徳川ミュージアム(見川1-1215-1)
 ウマノスズクサ科のフタバアオイからデザインされたのが三葉葵紋だそうですが、ミツバアオイという植物はないそうです。南庭にありました。徳川ミュージアムには、徳川光圀所用と伝えられ、テレビのモデルになったという三葉葵紋の入った5段の印ろうが展示されています。

 

東照宮(宮町2-5-13)
 戦災で再建された現在の社殿ですが、いたるところ、三葉葵の家紋が見られます。お参りにいったときにいくつあるか数を数えるのも面白そうです。

 

祇園寺山門扉(八幡町11-69)
 祇園寺は、光圀が招いた心越禅師を開山とした、曹洞宗寿昌派本山だった寺(現在は道元派)だそうです。戦災の時、水戸城薬医門は祇園寺にあって助かったそうですが、今の門はその形を部分的にとどめているようです。

 

常照寺本堂前門(元吉田町2723)
 光圀が最後に手がけたものの、完成前になくなってしまったという寺だそうです。ここには吉田松陰がたずねたという光圀の筆塚もあります。

 

車止め(お杉山下小公園 三の丸2-10)
 車止めの上に三葉葵の紋がほどこされていました。

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水戸の実と種(1)

2017-05-30 21:13:15 | 水戸

アメリカフウロ(本町)
 ゲンノショウコの仲間(フウロソウ科)で、種がとぶと、はがれた覆いが尖った先に丸まって残り、面白いながめです。

 

ウメ(偕楽園 常磐町1-3-3)
 去年は平年の一割しか採れなかったそうです。偕楽園を見て回った限りでは、実の収穫後のような眺めで、今年もだめのようです。花の咲くときに寒くなるといけないと聞きました。

 

オウレン(水戸市植物公園 小吹町504)
 もうすでに種は出てしまったようです。キンポウゲ科がそうですが、そういえば、同じ科で最近野生化しているクロタネソウの花もオウレンの花に何となく似ています。

 

スミレ(白梅)
 きれいに種があらわれました。ぶらっと歩きの風景(7)で紹介したスミレです。

 

ナガミヒナゲシ(日吉神社 見和2)
 上のフタが落ちると種がこぼれだします。すっかり野草として定着したようです。

 

ダイオウショウ(常照寺 元吉田町2723)
 普通のマツボックリの何倍もある大きなものです。このマツは大正天皇即位の記念に植えられたダイオウショウ(大王松)だそうです(碑)。本堂前に敷かれている落葉もみごとです。

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水戸の椅子(5)

2017-05-29 20:58:28 | 水戸

 屋根のある椅子を集めてみました。

 

 桧皮葺(ひわだぶき)屋根のついた贅沢な椅子(偕楽園もみじ谷)

 

 三方向へ飛び出した椅子(平須町・おけさ池児童公園)

 

 那珂川を展望できる椅子(水府町・黄門さんの漫遊さくら堤)

 

 飛田穂洲・一球入魂の碑脇椅子(大場町県道40号線沿い)

 

 庭園内コンクリート製あずまや内にある石の椅子(水戸市植物公園)

 水戸の椅子(1) (2) (3) (4)

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水戸の水飲み場(2)

2017-05-28 20:55:19 | 水戸

住吉町第2児童公園 これが水飲み場の原点なのでしょう。

 

十軒町児童公園(東台1-11) 合理的に小型化される前のもののようです。

 

笠原町八ツ無地第6児童遊園 丸くてかわいい形をしています。

 

逆川緑地 二人分の水飲み場は、たぶん水戸ではここだけでしょう。

 

千波公園 冬の凍結を心配しての禁止なのでしょう。

 

笠原水道栓(笠原水源池) 笠原水道源流の水道栓です。水量が少なくなっているようですが、くんでゆく人たちがよく見られます。

水戸の水飲み場(1)

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水戸のお茶(1)

2017-05-27 20:16:36 | 水戸

 

お茶の水(徳川ミュージアム 見川1-1215-1)
 かつて徳川光圀は舟で別邸である今の徳川ミュージアムの地にあった高枕亭に訪れていたそうです。入口の崖下(徳川ミュージアム南門内)に湧いている水で、茶をたてたそうです。

 

 

お茶の水湧水(八幡町)
 水戸藩の重役などが巡視に来て、馬口労町、松本などで休憩した折りに、この水で茶をたててもてなしたことから名づけられたそうです。このあたりの崖下には湧水が連なっています。

 

 

何陋庵(かろうあん 好文亭 常磐町1-3-3)
  論語にある「何陋之有」(何の陋(ろう)かこれあらん:粗末であってもなんのいやしいということがあろうかといった意味だそうです)から徳川斉昭が命名したものだそうです。水戸の茶の湯は、儒教的色彩が強かったそうです。

 

 

出張お茶サービス社(スケジュール表に従って色々な地を巡回しているようです)
  保和苑でみました。お茶の移動販売車で、今流の売茶郎(ばいさろう)といったところでしょうか。中国茶や紅茶が多いようでした。もちろんお茶もありました。

 

茶筅塚(ちゃせんづか 常照寺 元吉田町2723)
 水戸の茶道は石州流が主流だそうです。この塚は、明治になって茶道の衰えをうれえた人たちが斉昭の何陋庵にちなんで水戸何陋会を設立したそうです。その100周年記念として平成20年に建てたもののようです。

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