ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸のお札(2)

2018-06-30 21:08:25 | 水戸

大井神社(飯富町3475)
 愛宕神社のお札で、五穀成就などと刷られています。大井神社(建借間命(たてかしまのみこと)を祀る)と愛宕神社(愛宕古墳は建借間命の墓)のつながりをあらわしているのでしょう。

 

筑地信号脇(筑地町)
 加波山神社のお札です。村内安全とあります。横にあるのは三角点です。

 

飯富町(日新塾北約300m)
 鹿島神社の沢山のお札が立っていました。何年も前のお札もありました。

 

成沢町の不動尊(成沢町970隣)
  ここには不動尊と鹿島神社のお札がありました。不動尊のお札には組中安全、火難消除、鹿島神社のお札には嵐難消除、五穀成就とありました。

 

中大野(圷大野区民館南東約200m)
 厚い和紙に刷られてた不動山のお札です。道路沿いにいくつか見られました。

水戸のお札(1)

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徳川光圀の酒(5)

2018-06-29 21:05:55 | 水戸

 18歳のとき、史記の伯夷伝(はくいでん)を読み、学問に精をだすようになったそうですが、遊郭で遊ぶ際にも右に盃、左に本を持っていたと自ら語ったそうです。

 

 御酒を助けましょうと、助け船をだすことを、非常にきらったそうです。酒の上でも、助けるという言葉を、武士として忌むべきこととしていたそうです。

 

 大雪の中を旅するとき、暖まるからといって酒を飲まないようにと語っていたそうです。ひそかに飲んだ者は凍傷にかかったそうです。

 

 今の日立市川尻浜でつくられた川尻肉醤(かわじりにくしょう)を、半年余り寝かせて水戸藩から将軍家に献上したそうですが、光圀も酒の肴として食していたようです。ちなみに肉醤は塩辛のことだそうです。

 

 隠居後の西山荘では、強(し)い酒などはせずに、心のままに飲んだそうですが、それでも、普通の上戸たちはみな沈酔し、光圀は儼然としていたそうです。人は酒に飲まれ、公は酒を飲まれたとも書かれているそうです。

徳川光圀の酒(4)

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水戸の不動(3)

2018-06-28 20:33:54 | 水戸

 不動明王の明王というのは、悪魔を調伏して仏経を守る守護神だそうで、そのうちの五大明王の中心が不動だそうです。好一対といってよいような、慈悲の地蔵と、忿怒の不動は、ともに一般の人の心をとらえたようで、広く信仰されたようです。不動は、修験道の本尊として山伏によって広まったということもあるようです。以下は独立した不動尊です。

 

塙不動尊(飯富町 藤井川へ下る崖の途中)
 崖の途中のわき水のある場所が、不動尊の敷地に選ばれたようでした。

 

成沢町の不動尊(成沢町 県道51号線沿い)
  不動の利剣が奉納されたようで、壁に沢山貼りつけられていました。

 

不動尊(飯島町 市道・河和田・飯島線沿い墓地)
 ここは信仰が途絶えてしまったのでしょうか、雨漏りがひどく崩壊も近くなってきていました。

 

下市不動尊(浜田2 利生山児童公園向かい)
  利生山薩埵寺(さったじ)の境内にあったようですが、現在はその寺はなくなり、この不動のみが残っています。建物を取り巻く石造物は見ごたえがあります。

 

羽黒山不動明神(下大野町 市道・常澄6-4号線沿い)
 下大野の古い道沿いに、下の菅谷不動と400mくらいの間をおいて建っています。このあたりは不動信仰が盛んだったのでしょうか。

 

菅谷不動尊(下大野町 市道・常澄6-4号線沿い)
 建物内には、たおれていて読めない木札が一枚あるだけで、ほかになにもありませんでした。

水戸の不動(2)

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水戸のイベント(2)

2018-06-27 17:58:44 | 水戸

 開催の情報なしに、ふつうにぶらっと歩きをしていて出会ったイベントです。4月から6月まででこれだけあるのですから、すごいものだと思います。
 先日、田植えの終わった田んぼアートを見に行ったところ、地元の人が、補助金が市や臨海線からはでるが、20人や30人でできる仕事ではなく、あまりに大変で、今年を最後にしたらという声もあるという話をしていたことを思いだしました。

 

あおぞらクラフトいち Spring in 水戸(水戸市芸術館 五軒町 1-6-8 )
 100人を越える作家が出店する展示即売会だそうです。水戸芸術館広場で4月28日-29日に行われました。

 

グローカルフェスタ いばらき 2018 in 水戸(水戸市三の丸広場)
 グローバルとローカルという言葉をジョイントした、世界と地域とのつながりをキーワードとしたイベントのようでした。5月13日に開催されていました。

 

スィートフェア '18(茨城県庁2階県民ホール  笠原町978-6)
 県内の代表的スイーツがそろっていて、水戸からは8店が参加していました。5月25日-27日の開催でした。

 

ル・カドー(茨城県近代美術館  千波町666-1)
 茨城県近代美術館が「美術館へのおくりもの」展(茨城県近代美術館に寄贈された作品を展示した企画展)にあわせて開催された、ル・カドー(贈り物)というマルシェ(市場)だそうです。6月2日-3日に開催されていました。

 

SENBAKO Café 2018(千波湖好文カフェ近くの岸)
 5月11日-26日の金・土曜日6日間に同じ場所で予約制のSENBAKO KAWADOKO NIGHT 2018が行われ、その後に開催されたイベントのようです。6月2日-3日でした。

 

水戸市環境フェア2018(千波公園ふれあい広場外)
 去年は三の丸広場で行われ、今年は50くらいの団体が参加して千波公園で行われたようです。6月3日に開催されました。

 

第3回茨城メロンメロンラン(千波湖)
 多少の雨はあったようですが、参加者はメロンが食べ放題とTシャツがプレゼントされるという、ランニング・ウォーキングイベントだそうです。メロン生産量日本一の周知を目ざしてもいるようです 。6月10日に開催されていました。

水戸のイベント(1)

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水戸にある私祭の神社

2018-06-26 21:11:47 | 水戸

    個人の家や、その一族でお守りしている、私祭の神社がよく見られます。普通の屋敷神より見ごたえがあるようです。神道を大事にした水戸藩の一つの特徴なのでしょうか。

 

御龍山井戸権現(見川3)
 ほかに地蔵菩薩や、満願記念御砂踏場などもあります。神社下の崖から龍頭の瀧というわき水が流れ出ていて、それをうたった、「岩たたく 龍頭(りゅうず)の瀧のせせらぎに もろびと救う 法(のり)の声聞く」という歌碑もあります。

 

地方神(酒門町 酒門共有墓地入口付近)
 ジカタガミと読み、その音から痔の病気などに霊験があると信仰されたそうです。ポヂガミサマといわれ、ボチという素焼きを奉納して満願を記念したそうです。戦中は、出征兵士が酒門神社の後にこの神社に千社札を貼って参拝していったそうです。

 

鷲の宮稲荷、稲荷三明神(大場)
 県道235号線沿い、大場小学校近くにある小山に祀られています。鉾(ほこ)神社の玉串もありましたので、鉾神社の神主さんが来てお祭りをしているのでしょう。

 

菊池神社(谷田町備前堀沿い)
 水戸では、「さんずいの菊池は違う」という言い方があるそうで、九州から移住してきたという菊池氏は一目置かれるようです。この神社氏子もその一族なのでしょうか。そういえば、那珂(なか 今の水戸はこの中に含まれていたそうです)初代の国造(くにのみやつこ)だった建借間命(たてかしまのみこと 伝・愛宕山古墳は墓)も北九州から来た人だったようです。時代を越えた人の流れがあったのでしょうか。

 

交通安全を祈る女神の祠(関鉄観光バス㈱水戸営業センター 住吉町348)
  昭和15年に、全国で戦闘機の墜落事故が相次いだのを悲しんだ22歳の女性が、当時陸軍航空通信学校だった現在の関鉄敷地内の井戸に身を投げて、安全を願ったそうで、その後、大空の女神と呼ばれたそうです。戦後になって、昭和40年に彼女の冥福を願うと共に、交通安全の見守りを祈念して祠が建てられたそうです。これはほかの神社と性格が違うようです。

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