ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸のねじれ(1)

2019-08-31 19:37:32 | 水戸
 
カラスウリ(熊野権現 谷田町450)
 これだけねじれればたいしたものです。からまるものがないとこうなってしまうのでしょうか。
 
 
 

縄文模様(埋蔵文化財センター 塩崎町1064-1)
 縄文時代の遺跡は、大串や十万原(じゅうまんぱら)等、水戸市内各所にあるようです。出土する縄文時期土器の模様は、ねじったりした縄を土器の表面に転がしてつくるそうで、ねじりの美は昔からあったということのようです。写真は解説のための展示です。
 
 
 

アートタワー(水戸芸術館 五軒町 1-6-8)
 チタン製の三角形パネルを貼って組み立てられた100mの塔ですが、しっかりとねじれています。
 
 
 

新神輿(黄門祭り 南町)
 今年お披露目された新神輿です。本体を、担ぎ棒に形だけのようですが固定させる飾り紐は、一本が何重にもねじってありました。金糸の中に見える青色がきれいでした。背後に同じねじれのアートタワーが見えます。
 
 
 

ネジバナ(谷田町公園 酒門町609)
 自然の妙といえる、ラン科ネジバナのねじり具合は、見ても心地よいものです。
 
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水戸の虫こぶ(1)

2019-08-30 21:02:10 | 水戸
 見たところあまりきれいな姿ではありませんが、散策していると虫こぶをよく見かけます。虫こぶのことを「-ふし」というようで、寄生する昆虫によってできるそうです。
 
 
 
 
ケヤキ(若宮団地入口信号付近 若宮)
 虫こぶの名前をケヤキハフクレフシ、寄生しているの虫をケヤキヒトスジワタムシというようです。ケヤキのあと、ササに移動するそうです。(撮影日 5月11日)
 
 
 

ハルニレ(水戸市植物公園 小吹町504)
 虫こぶの名前をハルニレハフクロフシ、寄生している虫をオカボノクロアブラムシというそうです。大温室の外にある庭のハルニレの葉にたくさんあります。(撮影日 6月9日)
 
 
 

シロダモ(素鵞神社 大串町137)
 虫こぶの名前をシロダモハコブフシ、寄生している虫をシロダモタマバエというそうです。一つの虫こぶに一匹の幼虫がはいっているそうです。(撮影日 6月19日)
 
 
 

エゴノキ(偕楽園公園)
 虫こぶの名前をエゴノネコアシフシ、寄生している虫をエゴノネコアシアブラムシというそうです。虫こぶの形が猫の足のようなのでいうようです。これはよく見かけます。(撮影日 7月6日)
 
 
 

イスノキ(百樹園 元吉田町2618-1)
 虫こぶの名前をイスノキハタマフシ、寄生している虫をヤノイスアブラムシというそうです。吹くと笛のように音が出るのでイスノキを「ヒョン(という音の出る)ノキ」ともいうそうです。(撮影日 7月10日)
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水戸の飛び石(2)

2019-08-29 18:00:46 | 水戸
 
弘道館(三の丸1-6-29)
 料金所へ行って弘道館へはいる道筋と、退出する道筋にある飛び石です。なんとなくハート形に見えます。
 
 
 

何陋庵(かろうあん)(好文亭 常磐町1-3-3)
 これは何陋庵の待合(写真中央奥)に向かう路地の飛び石です。これも含めて、何陋庵に向かう路地にある飛び石は、形や種類がいろいろあって、目を楽しませてくれます。
 
 
 
 
カフェギャラリー ゆずり葉(米沢町432-1)
 庭を見ながらカフェに向かう道にあるいい感じの飛び石です。
 
 
 

光円寺(酒門町52)
 参道から外れた寺の脇を通る道に飛び石が使われています。この道を進むと、戦災で焼け残ったモチノキがあります。(モチノキを見る場合は寺の了解を得てからにしてください)
 
 
 

有賀神社(有賀町1032)
 神社から神職の住まいに向かう道です。縦だけでなく、横にも置かれた石があったりして、飛び石として意識して整備されたようです。
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水戸の農具(2)

2019-08-28 20:48:47 | 水戸
 
脱穀機(大塚農民館 大塚町1223-2)
 このあたりの農具になると、実際に使われているところを私は見たことがあります。
 
 
 

箕(み)(別春館 元吉田町327)
 おもに、米、麦、大豆などの実と殻を分けることなどに使われたようです。箕→万石→唐箕と進化していったのでしょう。でも箕は多用途なので、もしかすると今でも使われているのでは。
 
 
 
 
万石(まんごく)(だいだら坊像1F 塩崎町1064-1)
 一万石でも選別できるという名前でしょう。江戸時代にできたようですが、当時は画期的な道具だったのでしょう。
 
 
 

唐箕(とうみ)(東前町)
 中国で開発された風力選別機だそうです。右上の投入口が逆さに乗せられています。これは東前町で見ましたが、この倉庫はその後取りはらわれたので、唐箕はもうなくなっていることでしょう。ただ、なぜか唐箕は水戸ではときどき見かけます。
 
 
 

田下駄(茨城県立歴史館 緑町2-1-15)
 ぬかるみの湿田が多かったようで、いろいろな田下駄の形があるようです。昭和30年くらいまで使われていたそうです。
 
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ぶらっと歩きの風景(35)

2019-08-27 20:44:12 | 水戸
 
すずも提灯展(文化デザイナー学院 泉町1-3-22)
 今年の黄門まつり(8月3日、4日)では、提灯が主題の一つになったようでした。そのうちの一つのイベントである提灯展が文化デザイナー学園で行われていました。すずもは、鈴木茂兵衛商店(袴塚1-7-5)の通称のようです。写真は、鳥の形をした提灯の骨組みがわかりやすいように展示されている様子です。とうぜん従来型の古い木型も展示されていました。
 
 
 

薬師堂(上国井町辻の内)
 「薬師堂の民間信仰資料群」として、水戸市地域文化財に指定されたそうで、地域として力を入れているようです。神社前に芝がすでに植えられていたり、近くにある那珂川堤防上の歩道から降りて来る道路が設置される計画があったりするようです。御田植え祭や花祭りが行われたり、大数珠などが保存されているそうです。
 
 
 

完成間近の大手門(三の丸2-9)
 見学会が25日に開催されました。屋根に鬼瓦(三葉葵猪目)やしゃちほこ瓦が、横の妻側にはかぶら懸魚が、大棟の棟積には輪違いの模様がと、今までご紹介してきたものをたくさん見ることができました。門扉は片方だけで900kgあるそうです。
 
 
 

天皇即位植樹(鹿島神社 森戸町)
 時機を失してしまいましたが、森戸町・鹿島神社の境内に、6月に植樹された天皇即位記念のサカキがありました。
 
 
 

ゴルフボールの香炉(中河内の共同墓地)
 よほど好きなのでしょうか、ゴルフボールをかたちどった香炉が墓前にありました。常照寺の墓地では石のサッカーボールを見かけました。
 
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