ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の奉納額(4)

2017-09-30 21:47:50 | 水戸

 ぶらっと歩きで見ていると、そうとうたくさんの絵馬が水戸には残っているように思われます。少し前までは、柳田民俗学がこうした方面に光を当てていたようですが、最近はあまり顧みられなくなったようです。水戸の奉納額や絵馬を研究する人が現れてこないかなと思います。そうなれば、奉納額の保存などの新しい形も見えてくるような気がするのですが。

 

 大井神社(飯富町3475)  勇ましそうな馬です。明治9年は午年(うまどし)ではありませんから、神馬として奉納したのでしょうか。

 

 大六天(酒門町2607-1)  全体が見えないのでよく分かりませんが、サクラの満開のもと、武将が馬に乗っています。

 

 鷲神社(千波町1945-1)  元治2年(1864)に奉納された、登ると龍になるという鯉の滝登りのめでたい図です。たまたま拝殿清掃の日だったようで見ることができました。

 

 笠原神社(文京2-5-21) 戦闘を開始するときに射られるという、音の出る鏑矢(かぶらや)が奉納されています。

 

 東光寺(大場町1369) 水戸市指定文化財の算額です。写真を撮らせていただいたのですが、まったくだめでした。読み下しを見て下さい。私にはさっぱりわかりませんが。

 

 春日神社(下国井町1574)   和歌の奉納額もありました。

水戸の奉納額(3)

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水戸の神輿(3)

2017-09-29 21:34:08 | 水戸

 多くの神社には神輿(みこし)があって、祭礼のときには氏子によってかつがれているようですが、神社によっては氏子の高齢化などもあって、だんだん神輿庫に保存されるようになってきているようです。神様としては、渡御して世の中を見て歩きたいでしょう。水戸黄門まつりでは10基ぐらい見ることができますが、何かの機会にもっと多くの神社の神輿がそろった姿を見みることができたらいいなとも思います。

 

 大井神社(飯富町3475)  絵馬殿と同じ建物の神輿殿にありました。

 

 鹿島神社(全隈町255)  しめ縄がはられていました。

 

 笠原神社(文京2-5-21)  神輿庫にありましたが、ほかの境内社にも神輿がありました。

 

 天聖院稲荷・八坂神社(東桜川8)  お祭で外に出されていました。

 

 別雷皇太神妙義神社(酒門町 バス停谷田組近く)  きらびやかではありませんが、存在感のある神輿です。

水戸の神輿(2)

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水戸の農産物直売所(2)

2017-09-28 20:45:34 | 水戸

 農業もネットの時代にはいりつつあるようですが、農園で直売する形式の農家もまだまだたくさんあるようです。取りたての新鮮果物が安価に手に入るというイメージが主流なのでしょうが、高級品種や稀少品種などを販売する農家もふえているようです。

 

 早川ぶどう園(千波町657 029-241-6157)  ぶどう、なし  3代目のぶどう農家だそうです。

 

 石島葡萄園(木葉下647 029-254-3548)  ぶどう、なし  木葉下の信号脇にあります。

 

 小林果樹園(加倉井町1401-7 029-251-8472)  ぶどう、りんご  市道堀・加倉井線沿いです。

 

 うつぎざき梨園(河和田4470-91 029-252-9377 )  なし、りんご  いかにも古い農家らしいお宅です。

 

 岩根町ブルーベリーガーデン(岩根町1368)  ブルーベリー  無農薬栽培だそうです。

 

 原田いちご園(小吹町2932 029-241-5356)  いちご ケーズデンキスタジアムの直近です。

 水戸の農産物直売所(1)

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水戸市森林公園でみた秋の実

2017-09-27 21:03:52 | 水戸

 高低豊かな林の中にある森林公園は、のんびりと散策するのにはもってこいの地です。木々の秋の実などをながめてきました。

 

 ガマズミ(レンプクソウ科)  今の園内で一番多くてめだつ実でした。

 

 クサギ(シソ科)  なぜかいつもてるてる坊主を連想します。

 

 ゴンズイ(ミツバウツギ科)  実が開いて種が出ているのだそうです。

 

 ハギ(マメ科)  あまり豆っぽくないですが、よく見ていると豆のようにも思えてきます。

 

 ハゼノキ(ウルシ科)  これからロウソクができるという実感はわきません。

 

 ホオノキ(モクレン科)  花も葉も大柄な木ですが、種はそれほどでもないようです。

 

 ヤマグリ(ブナ科)  イガが割れはじめていました。

 

 リョウブ(リョウブ科)  若葉も花も食べられるそうです。

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水戸のお手植え樹木(1)

2017-09-26 21:36:59 | 水戸

 藩主お手植えといわれる木々ですが、どれも、徳川光圀か斉昭のどちらかということのようです。ただし、当時の木が今に残っているのか、二世などなのかは判断して下さい。少なくともお手植え伝承は残っているようです。

光圀お手植え


 サカキ(吉田神社 開江町499)  平成7年に市指定保存樹になっています。写真中央の垣根の中の木です。

 

 シダレザクラ(見川小学校  見川2-96-3) 光圀の奥女中・高尾の一周忌に光圀が植えたといわれているそうです。かつて、この小学校は高尾の墓がある隣接する妙雲寺の敷地だったそうです。

 

 アカマツ(報仏寺 河和田町887)  根元が臥龍のように大きく曲がったマツです。「水戸黄門公御手植」の碑がたてられています。

 

 

 イチョウ(中根寺 加倉井町595) このイチョウも光圀お手植えと言われているそうです。昭和52年の市指定保存樹で、指定時推定樹齢が250年となっています。樹勢が衰えて養生中のようです。写真は平成25年撮影のイチョウです。

 

斉昭お手植え


 ヤマザクラ(見川町丹下田園都市センター 見川町2131-165) 良い馬を育成させようと、一(丹下)から三までの牧をつくったそうですが、周囲の土塁に斉昭がサクラを植えたので、桜野牧といわれたそうです。

 

 ウメ(弘道館鹿島神社 三の丸1-6-4) 斉昭は鹿島神社のご神木として3本のウメを植えたそうですが、その内の一本だそうです。シラウメで、名前を鈴梅というそうです。

 

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