ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の樹木の花(2)

2019-05-31 19:06:50 | 水戸

  どれも5月に見た木本の花々です。

 

マルバアオダモ(モクセイ科 茨城県立歴史館 緑町2-1-15)
 県立歴史館の下庭にある野草園で、マルバアオダモの花が咲いていました。一般にナンジャモンジャノキといわれるヒトツバタゴは同じモクセイ科で、花も似ています。(撮影5/3)

 

ニセアカシア(マメ科 偕楽園 常盤町1-3-3)
 国内で最大級の、偕楽園東口にあるニセアカシアが咲いていました。高いところに咲いているので甘い香りは届きませんでした。(撮影5/14)

 

ミズキ(ミズキ科 常照寺池脇 酒門町4842)
 ホタルの出る流れの脇にはえていました。ホタルの保存に努力しているピョンタ文庫は、ここに田んぼもひらいているようです。(撮影5/19)

 

マルバチシャノキ(ムラサキ科 善重寺 酒門町2096-2)
 善重寺ではナンシャモンジャノキといわれてきたようです。東日本では珍しい樹木なのでいわれたようです。撮影のときは咲きはじめでしたが、今日あたりは見ごろでしょう。秋には黄色い実がたくさんなります。(撮影5/25)

 

スダジイ(ブナ科 折居神社 塩崎町折居1)
 特有な匂いをふりまきつつ、花は今が盛りです。いまごろ水戸の斜面などで黄緑色に見える樹木が見えたら、スダジイの可能性が高いでしょう。(撮影5/26)

水戸の樹木の花(1)

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水戸の手水鉢(4)

2019-05-30 20:10:48 | 水戸

 今回は、角形の手水鉢を並べてみます。

 

笠原不動尊(千波町 笠原水源池上の高台)
 貞享5年(1688)、「奉上水露盤」と、5名の名前が彫られている手水鉢(ちょうずばち)です。徳川光圀の時代に奉納されたようです。笠原不動尊は、この地にあった銀河寺が建てたそうですが、斉昭の天保の改革で本尊は塩崎町・長福寺へ移され、建物は破却されたそうです。昭和になって復元されたそうですが、手水鉢がよく残っていたものだと思います。

 

福徳弁財天(渋井町)
 元文3年 (1738)と「奉上御霊前手水」などとある、引退した手水鉢です。現在使われている手水鉢は外にありますが、これもなかなか風格のある姿をしています。

 

魂崎稲荷神社(栗崎町 国道51号線百合が丘ニュータウン入口信号東南約80m道路沿い)
  慶應元年(1865)、「磯浜・魚商人中」とあります。街道沿いなので、水戸城下へ魚を売りに来た商人の信仰があったのでしょうか。

 

妙雲寺(見川2-103)
 文化11年(1814)に泉町の商人が奉納した手水鉢のようです。これも現役を引退した手水鉢です。

 

桂岸寺(松本町13-19)
 奈良時代からあるという古い模様の、「波に千鳥」をあしらった手水鉢です。このお寺は総じてデザインの華やかさが特徴のようです。

水戸の手水鉢(3)

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水戸の屋外アート

2019-05-29 20:19:36 | 水戸

百年百貨店(元台町1561)
 全体が一つの作品になっているようです。

 

壁画プロジェクト(三の丸1-1)
 HITOTZUKIによるストリートアートが、クラウドファンディングによってできたようです。水戸駅北口のペデストリアンデッキから写真を撮っている人をよく見かけます。

 

県営会神原アパート(見和3)
 昭和50年に建てられたアパート群のようですが、これは現代版・用の美とでもいった感じの建物です。

 

文化デザイナー学院(泉町1-3-22)
 廃物利用のオブジェのようです。繁華な地なので目立っているようです。

 

シャッター絵画(大工町3)
 落書きされたシャッターをきれいにしたいという第一中学校美術部に、現代美術の大森宏一が加わってできた絵画だそうです。シャッター絵画でも、もっといろいろなものが見ることができると楽しいでしょう。

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水戸のベニバナトチノキ

2019-05-28 20:36:48 | 水戸

  ベニバナトチノキは、北米南部が原産のアカバナトチノキと、ヨーロッパ原産のセイヨウトチノキの交配でできた品種だそうです。セイヨウトチノキはフランスではマロニエといわれていて、花は薄紅か白だそうです。渋抜きをしなければとうてい食べられないマロニエの実は、マロンといわれるようです。ベニバナトチノキはトチノキ科、クリはブナ科だそうです。
 ベニバナトチノキの花が今年もあちこちで見られました。そのいくつかをご紹介します。

 

水戸市植物公園(小吹町504)
 植物館2Fのベランダから、円錐形に咲くベニバタトチノキの花々がよく見えました。

 

わんぱーく水戸(大町3-4-30)
 多世代交流センター前の歩道に、国際ソロプチミスト水戸が、認証30周年記念に植樹したようです。

 

フランス菓子ルブラン(千波町370)
 フランスのイメージづくりか、マロングラッセを連想させるという感じなのでしょうか。

 

三の丸(柵町城東通り沿い)
 これは若木ですがこのまま大きくなると10m以上にはなるようです。

 

下入野町(高台の縁の方)
 こうして見くらべると、紅色がそれぞれに少しずつ違うようです。

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ぶらっと歩きの風景(31)

2019-05-27 21:00:40 | 水戸

南崖の洞穴(西野谷公園入口の東方)
 ぶらっと歩きをしていて、今まで見ていなかった神崎石を掘り出した洞穴を見かけました。少なくとも2つはあるようです。このあたりは、今と違ってあまり建物がなかった時代には、たくさんの洞穴が並ぶ風景が楽しめたのでしょう。正岡子規は「偕楽園の麓に数十の穴、同じ隔りに並びたるを見たり」と記しています。(水戸の穴(1)(3))

 

百年百貨店(元台町1561)
 かつての醤油蔵を利用して、古家具、古道具などを並べたアンティーク家具店です。こんな不思議な空間が水戸にあることを知ってびっくりしました。

 

石に生えた松(東照宮 宮町2-5-13)
 大きな石も植木鉢になるようですが、これからどうなって行くのでしょう。

 

本殿正面に懸魚(熊野大権現 谷田町4503)
 普通は、建物の脇(妻)になる懸魚(げぎょ)をつける面が、この神社の本殿では正面になっています。このような様式は、水戸では非常に少ないようです。

 

田んぼアート跡(川又町 常澄駅近く)
 田んぼアートは去年が最終回になったそうです。イベントには、見る側は楽しくても、それを支える人たちの苦労がたいへん大きいという側面があるようです。去年、そうしたことを聞いていただけに、やはりと思いつつもたいへん残念に思いました。写真は去年、田んぼアート会場になった田んぼです。

ぶらっと歩きの風景(30)

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