ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の石(4)

2020-11-30 20:32:18 | 水戸

地蔵前石積み(円通寺 千波町1227)
 お経の文字を一つの石に一字ずつ書いて地中に埋めるという信仰が室町時代から江戸時代にかけてあったそうです。そのようにして写経されたものを一字一石経というそうです。山門をはいってすぐにある、地蔵の前あたりにあります。

 

和田平助旧墓石(神応寺 元山町1-2-64)
 廟の中に納められた、剣豪だった和田平助の墓石です。名前を反対に読むと、「助平だわ」となるということから、花柳界なを中心に信仰を集めたそうです。ご利益(りやく)があるということで、墓石をけずって持ち帰ることが行われたために、このようになってしまったそうです。今は、別に新しい墓石が隣りに建てられています。和田平助は苦笑いしているのでしょうか。

 

石仏前の石積み(河和田町  36°22'00.3"N 140°25'11.3"E)
 石仏の前に小石が沢山置かれているのを時々見かけます。亡くなった子どもが冥土(めいど)にある三途(さんず)の川の河原(賽(さい)の河原)で、父母の供養に小石を積もうとすると、鬼がそれを壊してしまうそうです。それを地蔵が救ってくれるといわれているそうで、その河原の石をイメージして置かれるのでしょう。ですから地蔵が祀られているところに石を置くことが多いようです。

 

つるされた石(水戸芸術館 五軒町 1-6-8)
 磯崎新アトリエによる作品だそうです。石に向かって噴きだす水は水戸をイメージしているようです。石は笠間産稲田石で、重さは26tあるそうです。本当はいけないようですが、夏は子ども達の水遊びの場になっているようです。

 

陸橋(百合が丘団地 百合が丘町)
 どっしりとした迫力ある百合が丘通りの石橋(風)で、いかにも日本のよき時代に作られたという感じがします。百合が丘通りの東西にある団地をつなぐ道が石橋の下を通っています。

水戸の石(3)

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水戸のイチョウの黄葉(4)

2020-11-29 19:54:49 | 水戸

 今回のイチョウは、少し遅めに黄葉する木々です。浄安寺以外は、昨日撮りました。

 

河和田小学校(河和田町1019)
 校庭でのびのびと育っている、まだ若そうなイチョウです。

 

中根寺(加倉井町595)
 徳川光圀お手植えといわれるイチョウだそうです。まだ少し緑が残っていました。樹齢は300年とあります。

 

東光寺(大場町1369)
 ここもまだ青い色が混じっています。薬師堂脇にあり、樹齢は300年だそうです。

 

浄安寺(緑町1-13-22)
 去年の12月14日に撮ったイチョウです。本堂裏手の墓地にあります。戦災では、かろうじて助かったようです。

 

東前(東前町1115-1)
 落ちる枝による被害があるということで、イチョウが伐採されている最中に出くわしました。この後、上半分を伐って下半分は残すそうです。費用捻出のため何年もかかったということでした。下はおととし今ごろの黄葉したイチョウです。樹齢は300年だそうです。

水戸のイチョウの黄葉(3)

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水戸の縁起物(2)

2020-11-28 20:02:50 | 水戸

厄除けちまき(城東)
 蘇民将来が家に立ち寄って、茅の輪(ちのわ)を腰に下げると疫病から守るといったのは、牛頭天王ともいわれるようです。武塔神(むとうのかみ)ともいわれるようですが、牛頭天王はそれが変化した神のようです。茅の輪は、茅(かや)を束ねたものだそうで、それが茅巻(ちまき)に通ずるので、ちまきを飾るようになったそうです。

 

鬼瓦(堀町)
 厄除けのために屋根のに置かれる鬼瓦を、門前にも置いているようです。

 

リス(小吹町)
 栗鼠葡萄紋(りすぶどうもん)という昔からの吉祥(きっしょう)模様があるそうで、たぶんそんなこともあって、縁起物として飾られるのでしょう。招き猫型のリスもあるようです。

 

シーサー(住吉町)
 沖縄のシーサーも最近門口によく飾られるようになってきたようです。シーサーは悪霊をはらう魔除けだそうで、獅子の沖縄方言だろうという説もあるようです。

 

節分祭の縁起物(水戸八幡宮 八幡町8-54)
 これは去年の節分祭で見た縁起物を売る屋台です。

水戸の縁起物(1)

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水戸の切り株(4)

2020-11-27 19:59:58 | 水戸

鹿島神社(河和田町1641)
 これは巨木といってよいくらいの大きな杉の切り株です。ウロが見えないので、神社修築の費用にでも充てられたのでしょうか。

 

見川稲荷神社(見川2-91)
 境内に70本余りの枯れ始めた杉を伐採して新たにヒノキを植樹したという、平成8年に建立された碑があります。ヒノキの林の中に、点々と杉の切り株が見えます。

 

吉田神社(河和田町(かわわだちょう)2895)
 伐採したご神木の切り株を残そうというのでしょう、腐らないようにトタンがかけられていました。

 

木戸房池(きどっぽいけ 栗崎町 36°20'37.2"N 140°30'37.8"Eあたり)
 切り株の周辺・維管束のあたりにドーナツ状にコケが生えていました。まだ水分が吸い上げられているのでしょうか。

 

七軒町児童公園(本町1-1)
 何本かの庭園内の若いスズカケノキが、倒木の危険性から最近伐採されたようでした。これなどは、中心部が完全に空洞になっているようです。

水戸の切り株(3)

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水戸の井戸(7)

2020-11-26 20:26:28 | 水戸

信田銃砲火薬店(酒門町178)
 茶庭などで時として見られる角井筒(つのいづつ)という形式の石組み井戸がありました。店の入口脇にありますが、風流なお宅のようです。

 

杉崎町墓地(36°22'54.8"N 140°20'51.3"E)
 墓地には必ずといっていいほど井戸が掘られていますが、ここはつるべ井戸です。こういう井戸は、風景になじんで快いものです。

 

赤塚製あん所(大足町1284-2)
 大きな丸井戸です。もし現役なら、井戸の中にポンプが設置されているのでしょう。

 

空手 修賓館(青柳町542-2)
 練習場の入口付近にありました。手こぎ井戸と、電動ポンプの蛇口との両用のようです。

 

七ツ洞公園(下国井町2243)
 七ツ洞公園は、フォリーという英国式の人工的廃墟を配置する形式でつくられているそうです。北側入口下の洞窟風地下にある井戸もその一つだそうです。下を那珂川から取り入れた水が流れているそうです。

水戸の井戸(6)

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