9月4日(日)船橋出身の泥鰌首相が誕生した。
両国橋を隅田区側に渡った処に泥鰌を食べられる店桔梗屋がある。
ここの骨抜き泥鰌は旨い。
娘も2ヶ月ほど前 上司に連れられて泥鰌を食べたらしいが
恐々小さいのを一尾食べたが飲み込んだので味は分からないという。
食べ過ぎると翌日必ず下痢になる。
泥鰌首相というより見た目は豚骨首相のようだ。
幹事長になった御仁も鶏がらに見える。
どちらもラーメン屋で豚骨スープ 鶏がらスープで人気があるが
私の年齢だと豚骨は胃袋に重い、鶏がらスープを好む。
2種のスープを混ぜ合わせたらどのような味になるのだろうか?
民主党も極右から極左まで揃え、お坊ちゃん、世襲、サラリーマン家庭
その他、出自階層が多様なので纏め上げるのに苦労している。
「水清ければ魚棲まず」。
互いに制御仕合いながらもえげつないない争い止めて
窒息状態の国民を助けてほしい。
先日の新聞報道にオリンパスの内部通報者への報復人事訴訟判決があった。
一審敗訴、高裁逆転勝訴
真面目サラリーマンの苦悩と悲哀が読み取れる。
私も26歳の時 上司の不正を部長に訴えたが
逆に喫茶店で皿洗いをさせて辞めさせようとした。
6年間に及ぶ屈辱と辛抱を経て勝利した。
好き好んで告発したわけではない、オリンパスの社員にとっても
身に降りかかる火の粉を防ぐためには致し方なかった。
私もそうだった。
その後、労組書記長として会社と対峙したが身動きの取れない報復人事
その時は会社への信頼と失望で退社した。
社内コンプライアンスは形式があっても今後も機能しないだろう。
公益通報者保護法もあるが社内正義 社内倫理が優先され
又 窓口担当者も一般社員である以上
今後の社内位置、昇進を勘案すれば自ずと社会正義、倫理観はしまい込む。
会社への罰則ではなく窓口部署の担当者に法的罰則を設けない限り
内部告発制度は形骸化する。
コンプライアンス担当者が資質的に歪んでいれば、犯罪と認識していないで
法律的に罰せられない。
正義も世の中の倫理も逸脱したパーソナリティーが歪んだ
人間が権力を持った無知として
社内コンプライアンスを取り仕切れば公益通報者保護法は
逆作用することなる。
サラリーマン社会には理不尽な報復が表面化せず泣き寝入りする人々が多数いる。
当時 労組書記長を任命されたのには裏があった。
上部団体から労働組合の組織合一を約束していた
委員長はその状況を知らない私に合一の履行をさせることだった。
しかし私は反対の立場をとった。
お人好しと勘違いして、意のままになると思った書記長が
全く意のままにならず逆らうのに戸惑い、
その考えを知った委員長は上部組織に通報したのだった。
その直後から上部団体の介入が始まった。
書記長としての戦いは本社の意向に影響された当事者能力の無い経営陣
組合執行部役員の嫉妬、OBの裏切りと通報、組合上部団体との対立
支持は組合員の大多数を占める女子従業員だけだった。
30年前 8月 異端者は排除されたのだった。
昭和46年1月北アルプス白馬岳