町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

宮城交通撮影

2017年09月01日 | 東北地方の地下鉄・路線バス

列車を待っている暇な時間に、市営バスと共に仙台都市圏に路線を展開する宮城交通も撮影してみました。同社は1970年10月に、宮城バス・宮城中央バス・仙南交通の三社を統合して発足した事業者です。1975年3月より名古屋鉄道が経営に参加している関係で、1980年から名鉄に準拠した現在のカラーになり、名鉄バスから移籍して来た車両に関しては側面が名鉄時代のまま手直しされずに運用されている他、近年導入の新車で名鉄共同購入分は塗り分けが同一になるなど、グループ会社であることが窺える一方で多数の中古車や自動車メーカーの所謂「サンプルカー」を大量に導入しており、車両の陣容が極めて多彩である事でも知られています。

先ずは泉中央駅バスターミナルで。首都圏でも増殖中の、いすゞエルガQDG-LV290N1(2016年式)です。2015年より仙台営業所を皮切りに続々導入が始まりました。

程なくして三菱ふそう・エアロスターのノンステップ車KC-MP747(1999年式)も姿を見せました。KC-規制のエアロスターノンステップバスは都営バス・京王電鉄バスからの車両が存在し、写真の車両は京王電鉄バスからの移籍組です。座席のモケットは交換されていますね。

日野自動車のブルーリボンKC-HU2MMCA(1999年式)は名古屋市交通局からの移籍車両です。HIMR仕様車であった為、低公害車であることを示す表記が側面に貼り付けられていますね。中4枚折戸は片方を締め切り扱いとして、車内側には手すりを設置しています。

場所を変えて長町駅ねて。日野自動車のKC-HU2MLCA(1999年式)、グライドスライド方式の前扉から分かる様に東京都交通局の都市新バス仕様です。写真のように、中4枚折戸の移籍車両は全て片方しか開かないようにされてしまっています。

 

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