町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

東京モノレール1000形未更新車両

2017年09月24日 | モノレール・新交通システム

新形式10000形の登場で順次置き換えられる事が発表され、既に廃車も出ている東京モノレールの1000形ですが一部編成は2015年度より再リニューアルが施行され、塗装の再変更や座席の更新が行われ今暫くの活躍が約束されました。現在の1000形はリニューアル塗装に2000年から登場した青とオレンジの2代目塗装、登場時旧塗装、旧型車をイメージした紅白塗装の4種類を見ることが出来ます。そこで、近いうちに見られなくなるであろう2代目塗装と登場時のリバイバル塗装編成を出勤途中に撮影して来ました。

現在も依然として主力車両として活躍する1000形ですが、以前の旧型車両は比較的代替のサイクルが早めでしたが、既に営業開始から28年目を迎えています。この塗装も初登場から17年が経過しており、すっかり定着しました。

1989年の登場から2000年まで纏っていたクリームに赤と黒のカラー。東京モノレールでは初となる6両固定編成に流線型のスマートなスタイルで沿線に新風を吹き込みました。上の2代目塗装も軽快で良いですが、やはり1000形はこの塗装のイメージですね。

オールクロスシートの車内設備。台車が収まるスペースの関係で大きな段差が出来ていますが、この部分は荷物置き場とし、先頭の車両では前向き座席を配置して先頭からの景色を楽しめるようにしています。片開きのドアも関東地方の通勤電車では今や珍しい存在になりましたね。

ワンマン化改造時に設置された路線図式の車内案内表示器とドアチャイム(上部のスピーカーより開閉時に鳴動)です。かつて営団地下鉄01系・02系が採用していた物に似た方式ですが、モノレールも現在は液晶画面やLED表示の設置が当然になり、この設備も時代を感じさせる部分になりました。

 

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