ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

いらいら(2)

2010-07-31 07:58:41 | 美女探求
すいません、私の趣味でやっている「いらいら」です。書くと笑うかもしれませんが、でもこれけっこう写真を見つけるのが難しいんですよ。だってたいていの写真はあからさまな写真ばっかりですので。それはこのブログの趣旨に反するので…。


























どうです、みなさん、いらいらさせられましたでしょうか。

また気が向いたらやります。お楽しみに。

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がんばって、でも気をつけて

2010-07-30 00:03:49 | 美女探求
このブログの昨年12月の記事で、オランダ人のヨット少女の記事を書きました。こちらの記事です。

で、そのオランダ人ヨット少女、ラウラ・デッカーがヨットで世界単独一周に挑戦するそうです。



写真は7月27日、オランダ南部ブローウェルスハーベンでの彼女です。ついでに彼女の英語版wikipediaの記事と彼女のHPもリンクしておきます。

記事はこちらより。

14歳少女、海へ=ヨット単独世界一周挑戦―オランダ
7月29日8時47分配信 時事通信

ブリュッセル時事】ヨットによる単独での世界一周航海の最年少記録を更新しようと、オランダの14歳の少女ラウラ・デッカーさんが8月上旬にも、ポルトガルから「グッピー号」で出港する。
 これまでの最年少は、今年5月の17歳の誕生日3日前に世界一周を達成したオーストラリアの少女とされている。デッカーさんも、2012年9月に17歳の誕生日を迎えるが、最年少記録の更新を目指して帰還を目指す。
 当初は昨年出発する計画だったが、オランダの政府機関が児童保護の観点から強く反対、1年近く足止めされた。しかし同国の裁判所は27日、デッカーさんに対する保護監督期間の延長申請を退け、政府機関も28日になってデッカーさんの挑戦を容認する姿勢に転じた。 


私は前の記事で

>でもいつの日か、彼女は世界一周を成し遂げるのでしょう。それを私なりに応援したいと思います。

と書きました。ただこんなに早く彼女の挑戦がおこなわれるとは思いませんでした。

私はヨットとは何の縁もないし、正直そんな危険なことをしなくてもと思いますが、チャレンジするのならぜひ頑張ってほしいですね。

しかしやっぱり死んでしまっては困ります。ぜひ無事に帰ってきてください。

私も読者も彼女のことを忘れたころ、たぶん彼女は世界一周に成功するのだと思います。成功したら、お祝いにこのブログで彼女についての記事を書くこととしましょう。

というわけで、彼女には残念ながら伝わりませんが、私から一言。

がんばって、でも気をつけて。
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(もしかしたら)最後のソウル紀行(5)

2010-07-29 06:48:10 | 旅(韓国)
昨日このブログのアクセス数がよく、どうしたんかなと思ったら、「グロリア・ヒロコ・アベ」という検索でこのブログに遊びに来ていただいたみたいです。ジョン・レノンを殺したマーク・チャップマンの(元?)奥さんということで、チャップマンがまた仮釈放を申請したために検索してこのブログのこの記事のアクセスが多かったということです。グロリアさんについての記述なんてほとんどないんですけどね。

そういう形で遊びに来てくださったのなら、ほかの記事も読んでみてください。あるいは面白い記事があるかも。

では旅行の記事へ。



とりあえず鐘路方面に歩きます。



これも昼間に何回も見ていますが、ライトアップされるときれいです。



ヘジャンククで有名な清進屋へ行きます。ここは24時間営業です。





濃厚な味です。



ごはんを入れていただきます。



結構な交通量があります。



金曜だったせいか、彼のように動けなくなったり仲間に介抱されている人を見かけました。

(続く)
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(もしかしたら)最後のソウル紀行(4)

2010-07-28 04:58:24 | 旅(韓国)


深夜という時間になってきました。ソウルの街をてくてく歩きます。



この辺の路地に宿があるらしいので、中へ入ってみます。そして宿を見つけて声をかけたのですが…。

30くらいの男性が流ちょうな日本語で話しかけてきました。

男性「今日は満室です」

そんなのありかよ。

宿からのメールにあった予約の再確認だってちゃんとしたし、遅い時間に到着することだってちゃんと書いておいたぞ。

じゃあしょうがないら、ソウル駅近くのチムジルパンへ行こうかと思いました。でもタクシーじゃなくて徒歩か…と宿を去ろうとしたら、男性が私に言いました。

男性「待ってください。ここでなく本館のほうです」

そうか、それならよかった。私の勘違いでした。男性が途中まで案内してくれるといいます。親切な人です。

私「こんな遅い時間にわざわざありがとうございます」

また長い距離を歩きます。





路地をしばらく歩き―





宿に到着しました。とても簡素な部屋です。一泊20,000ウォンは、ソウルではかなりの安さでしょう。お母さんが迎えてくれました。



かの有名な大元旅館です。Elekt_ra さんもお泊りになっています。再開発で取り壊し時間の問題(たぶんもう取り壊されているかも)なのと韓国へ行くのを断念するため、最後の想い出に泊まりたいと思ったわけです。宿の女性は、わざわざ近くの仁川空港行きのバスの停留所の場所まで教えてくれました。親切な方です。柄にもなく感動してしまいました…というより、この遅い時間にそこまでしていただかなくてもと思います。でもこの宿について書かれている記事を読むと「親切」という表現が頻出します。ほんとに親切な方々なんですね。ありがたいことです。

それはそうと、私はずいぶん無駄に歩いていたということになりますが、しかしそのおかげでサッカーのパネルを見ることができたのだから(翌日以降はたぶんあの道はあるかなかった公算が高い)、それはそれで悪くなかったというものでしょう。

もうかなり遅い時間ですが、ここはソウルです。深夜の街に足を運ぶことにしました。

(続く)
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(もしかしたら)最後のソウル紀行(3)

2010-07-27 05:39:08 | 旅(韓国)
すいません、一向に話が先に進みませんが、ソウル紀行です。前回はこちら

世宗大路を歩いていたら、世宗文化会館前にパネルがありました。





ワールドカップの韓国代表の写真のパネルです。



これはギリシャ戦ですね。



かなりたくさんの写真がありました。たっぷり楽しませてもらいます。



アルゼンチン戦は韓国は惨敗でした。



これは2002年の際のソウル市庁舎まえです。すごいですね。



1986年のメキシコワールドカップの際の写真です。プラカードを持った女性が美人です。



これは78年の大会の際の予選の写真ですかね。日本はこの時は韓国に完敗しました。



70年代半ばごろの写真を見ると、白黒でもスタジアムの雰囲気が暗いのがわかります。今の豊かな韓国とは大違いです。



この写真もすごいですね。





たっぷり楽しませていただきました。まさにワールドカップ開催中のみの展示であり、運が良かったなと思いました。このような偶然の出会いがあるから旅はやめられません。
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こんなインタビューがあった

2010-07-26 08:04:21 | 北朝鮮・拉致問題
産経新聞につぎのようなインタビュー記事が掲載されました。

>井上元首相秘書官が語る「対北極秘交渉の舞台裏」
2010/07/26 01:17更新

■「あと何人出せば…」とミスターZ

 安倍晋三元首相の秘書官として、北朝鮮との交渉にかかわった井上義行氏が、産経新聞のインタビューに応じ、秘密交渉の舞台裏を語った。(阿比留瑠比、尾崎良樹)

 大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫(キム・ヒョンヒ)元工作員の来日では、日本政府の目的が見えてこなかった。

拉致被害者家族に、少しでも心の支えができたとすればよかったという半面、金元工作員は多くの方を殺害した犯人だ。韓国遺族の気持ちなども考えたやり方だったか。VIP用ヘリコプターでの“遊覧”飛行までやる必要があったのか。

 菅直人首相は今回、「拉致の真相究明、被害者の一日も早い救出につながることを期待している」と第三者のような言葉を発した。なぜ「私自身の手で被害者を取り戻す」という言葉が出てこないのか。拉致問題への認識が少し薄いのか。

 拉致問題は生半可なことでは解決はできない。一番必要なのは覚悟だ。

 私は平成15年12月20~23日と、16年1月17~20日の2回、極秘訪朝した。目的は14年10月に帰国した拉致被害者5人の家族の帰国であり他の拉致被害者を取り戻すことだった。

 安倍官房副長官の秘書官当時に始まった極秘プロジェクトで、メンバーは安倍氏、中山恭子内閣官房参与(拉致問題担当)、谷内正太郎内閣官房副長官補と私の4人。私の訪朝はこのメンバーと小泉純一郎首相など、政府のごく限られた人しか知らなかった。

 ■経費はポケットマネー

 当時、表向きは動きのなかった拉致問題。だが北朝鮮からはさまざまなアプローチがあった。ルートを精査し、最後に一人の人物「ミスターZ」が残った。その人物と会うために訪朝した。経費は中山氏と私のポケットマネー。妻には怒られた(笑)。

 Zとの会談場所は平壌の高麗ホテルの豪華な特別室。大きな液晶テレビがあった。訪朝前にも電話やFAXではやりとりしていたが、驚くほど日本語が流暢(りゅうちょう)で、日本のあらゆる情報を知っていた。朝鮮人民軍と朝鮮労働党の両方に籍がある人物らしく、金正日総書記の秘書官のような立場だったかもしれない。

 年齢は45~55歳、身長は私と同じ162センチくらい。体形はふっくら。会談中、何げなく部屋の壁にかかっている若いときの金日成国家主席の肖像画を見て驚いた。Zの容姿が肖像画にそっくりだったからだ。

 Zは「自分はトップから日本に対する権限をすべて委任された。高麗ホテルの特別室が使える人間だと言えばわかる」と言った。Zはわれわれの知らないことまで知っていた。日朝間の文書の存在や取り交わされた経緯、日朝平壌宣言の語句の解釈など。少なくとも、金正日氏と直接話ができる人物だったと思う。

 ■幻に終わった仮文書

 最終的には、3項目を仮文書にしようというところに至った。(1)日朝両政府は(14年9月の)平壌宣言を有効と認識し、履行することを再確認する(2)北朝鮮は日本に帰国した拉致被害者5人の家族を日本に帰国させる。5人の拉致被害者については相互理解が不足していたことに、日本として遺憾の意を表する(3)拉致被害者の家族の帰国後、直ちに日朝国交正常化交渉を再開し、他の拉致問題の解決も含め、日朝正常化の実現を図る-というものだ。

 会談は順調で合意の感触があった。子供たちの帰国は「(ジェンキンス家を除き)大丈夫だ」と言っていた。だがZは途中から「少し時間をかけてやりましょう」と言い出し、私は帰国した。

 2回目の訪朝時は、平壌宣言の解釈など国交正常化交渉の中身に踏み込んだものに変わっていた。平壌宣言の経済協力の中に「慰安婦問題も入っている」などと言ってきた。私のレベルを超える内容で、外務省と話すべきだと答えた。

 当時、北朝鮮は公式には「拉致問題は解決済み」としていたが、Zは「拉致とはどこまでの範囲を指すのか」「あと何人出せば解決したことになるのか」と聞いてきた。私は「特定失踪(しっそう)者も入る」と応じ、安倍氏の代理として文書に署名するには至らなかった。

 ■「小沢氏は裏切った」

 Zから日本の政治家の評価も聞いたが、いまだにわからないのが民主党の小沢一郎前幹事長のことだ。(2年に訪朝した)金丸信元自民党副総裁との関係があるので、小沢氏は評価されているのかと思っていたが、「彼はわが国を裏切った」とのことだった。金丸氏と北朝鮮側の何らかの約束を小沢氏が履行しなかったのかどうか…。

 なぜか鳩山由紀夫前首相は非常に評価が高かった。河野洋平前衆院議長、野中広務元官房長官、鈴木宗男元官房副長官も評価されていた。

 その後、Zとの連絡は途切れたが、17年10月に安倍氏が官房長官に就任し、私が政務秘書官に就くと再び「会いたい」と言ってきて、18年9月の安倍内閣発足後は接触が増えた。私はZに拉致被害者の「生存者リスト」提出を求めたが、18年10月の北朝鮮による核実験で交渉は複雑化し、「リスト」は出てこなかった。Zは自分に不利なときには黙り込むが、一度もうそをついたことはなかった。

 ■安倍氏退陣で連絡消滅

 19年7月の参院選後に再交渉することでは合意していたが、自民党が敗北し、安倍氏が退陣表明するとZからの連絡はなくなった。(参院選で勝利していれば)拉致被害者は間違いなく帰ってきた。北朝鮮側は安倍政権が長期政権になると思っていたし、拉致被害者を帰国させれば国交正常化までいくわけだから。

 核やミサイルなどいろんな問題がある中で拉致問題の比重をどう考えるか、時の首相はいつか決断しなければならない。場合によっては、首相辞任も考えなければいけない。被害者全員を帰国させたら、それで辞任してもいいという覚悟を持ってやらないと向こうは動かないだろう。北朝鮮はそれを見ていると思う。

 いのうえ・よしゆき 昭和38年生まれ、47歳。神奈川県出身。高校卒業後、国鉄(当時)に就職し、日大経済学部(通信制)を卒業。旧総理府(現内閣府)に移り、安倍晋三元首相が官房副長官、官房長官、首相に就いた際、それぞれ秘書官として支えた。


記事の筆者の一人が阿比留氏なのも興味深いですね(笑)。

個人的には、

>(参院選で勝利していれば)拉致被害者は間違いなく帰ってきた。北朝鮮側は安倍政権が長期政権になると思っていたし、拉致被害者を帰国させれば国交正常化までいくわけだから。

というところは、え、そこまで言える!? って気がするんですけど。また井上氏が北朝鮮を相手にするに際して的確な力のある人なのかという疑問も生じます。

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どこの馬鹿右翼の発言だよ

2010-07-25 00:24:05 | 社会時評
増元照明氏のお馬鹿な発言を記事にしたところ、この記事のはてなブックマークでbogus-simotukareさんが

>ネウヨぶりが半端ないな

と評されていました。ほんと、夫婦別姓と拉致問題がどうかかわるのか私のような凡人には理解不能ですが、増元氏にとっては譲れないところなのかなとは思います。

しかし政治活動家とwikipediaでは紹介されている増元氏ですが、実際には氏は政治に関しては素人に毛が生えた程度の人物です。それに対してこの男はほんとひどい。

上にリンクした記事にも追記したように安倍晋三も増元氏と同じことをほざいています。

>安倍氏は、千葉氏が選択的夫婦別姓制度導入などを推進していたことも批判し、「選挙区である神奈川県民の良識が示された」と主張した。

いやー、最近の安倍って、発言の馬鹿ぶりがかなり極端になった気がします。もともとこの男は根本的に頭が非常に悪い上、首相をきわめて屈辱的な形で辞任したことがさらに頭の悪さを極端にしたように思います。すくなくとも首相在任時には、ある程度自分の行動も世界で通用するものにしようと考えているふしもありましたが、どうも最近はそんなことも通用しないようです。

これは前にも書いたですが、

>差し迫った問題は尖閣諸島です。上陸されたら大変なことになる。いったん取られたものを取り返すことは、戦争を決意したいとできない。自衛隊が上陸阻止訓練や、上陸された場合に取り返す再上陸訓練をマスコミにも公開し、取られたら取り返すというサインを送るのが大切です。

一応安倍の名誉(馬鹿)のために書いておきますと、これは極右の人たちの集会での発言です。基本的に彼(女)らへのリップサービスです。それにしてもね。常軌を逸しています。

>全国学力調査は民主党政権になって、(日教組の反対で)全校調査がやめになり、サンプル調査になりました。これでは意味がありません。

その理由は? そもそもこの種の調査で全部調べる必要性なんかないじゃない。統計学とかさまざまな調査手法が研究され、それなりに精度は高くなってきているんだから。

だいたい世の中、全数調査する調査なんかそんなに多くないでしょ。

なお、bogus-simotukareさんは、産経新聞にむかって

>まさか日教組が全数調査に反対してるからだとか言い出さないでしょうね?

とお書きになっていますが、安倍はそのような主張をしていたということです。ただ、これも安倍の名誉のために書いておくと、かっこの中はこの発言を採録した人による補注ですので、あるいは安倍の真意は違う可能性はあります(たぶんないけど)。

>子供手当は天下の愚策です。子育ては社会や国でなく、家族が行うのが基本です。子供手当は財政をゆがめるだけでなく、家族を崩壊させ、社会や国を崩壊させる、そういう毒が入っています。

まず自民党のやってやよろずのバラマキをてめえどう考えてんだよということもさることながら、

>子育ては社会や国でなく、家族が行うのが基本です。

なんていう頭の悪い右翼がよろこびそうなことを言ってるんじゃねえよというところです。あ、安倍も頭の悪い右翼か。

なお、私は子ども手当というのはそんなに評価はしていません。

で、この発言。

>(前略)われわれのグループ(創生「日本」)が平沼さんや山田さんたちと連携することが民主党を倒すことにつながるなら、さまざまな形で連携すべきだと思います。(後略)

実際には、これはあんまり役には立たなかったみたいですが…。民主党が票を減らしたのも彼らの不徳のいたすところというか、自爆だし。

それにしても櫻井よしこのこの発言もほんと、救いのない馬鹿ですね。

>保守の議席を増やすには小異を捨てて大同につくことが必要です。例えば、東京で平沼さんと山田さんが同じ選挙カーに乗って演説する。そこに安倍さんが乗れば自民党を除名されるかもしれませんが、いずれにしても、それくらいの協力をすれば(保守は)勝てるのではないかと思うのですが。

…一言。馬鹿。

でも、これやったらおもしろいですよねえ。安倍がそんなことして自民党を「除名」(爆笑)になったら、私にとってはこんなに笑えることはありません。まあ、安倍もさすがにこんな提案には乗らなかったし、そこまではしませんでしたが。でも、安倍のこの集会での発言て、自民党内部で処分されたって文句が言えるようなものではありません。

あ、それから櫻井ねえ、仮にそれくらいの協力なんかしたって、「保守」(ていうか、極右だけどね)は勝てないよ。これは、この間の「たちあがれ日本」とかの比例代表の票数をみればわかるでしょう。

まあこれもリップサービス発言ですけどね。

さてこの集会を安倍は次のような発言でまとめています。

>同時に、自民党の中で健全な保守的な考え方を持つ議員が主流派になっていくことが求められています。我々のグループが党を引っ張っていくようにしたい。

やっぱり安倍は、将来的にはまた自民党の総裁になり、再度首相になることを夢見ているんでしょうね。すごいね、ここまでの馬鹿ぶりは尋常ではない。

ぜひ死ぬまで見果てぬ夢を見続けてください。
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そんな発言してもらったってしょうがない

2010-07-24 00:53:43 | 北朝鮮・拉致問題
金賢姫が、拉致被害者家族にこんなことを語ったそうです

>拉致被害者「生きている」=外国人は処刑しない―金元工作員、家族に強調
7月22日20時15分配信 時事通信

北朝鮮による拉致被害者の家族9人が22日午後、東京都内のホテルで来日中の金賢姫元北朝鮮工作員と面会した。家族らは終了後に記者会見し、金元工作員が「必ず生きています。希望を持って頑張ってください」と何度も繰り返したことを明かした。
 増元るみ子さん=失跡当時(24)=の弟で、家族会事務局長の照明さん(54)によると、金元工作員は生存を確信する理由について「北朝鮮は外国人を処刑することはなく、きちんと待遇する」「制度上死亡したことにさせられている可能性が高い」などと説明。「北朝鮮はめちゃくちゃな国なので、ある日突然すっと表に出すこともある」とし、「どうやって引き出すかは、国が戦術、戦略をもってやらないといけない」と話した。 


だから金賢姫がそんなこと発言したってしょうがないでしょ。1987年に国を出た女性がいまさら何を知っているわけでもないし、ましてや彼女は立場上そんなことしか言えるわけもないし。

ともかく問題なのは、2002年に北朝鮮側が死亡したと発表した人たちについて、まともに信頼できる生存情報が何一つないし、その消息を語る人も誰もいないということです。

常識的に考えて、これは状況は絶望的に厳しいというものではないでしょうか。何回も私は書きますけど、拉致被害者の方々が存命の可能性はとても少ないでしょう。

普段から「リアル・ポリティクス」とかなんとか言っている人たちの中で、なーんか拉致被害者は生きているとやたら主張している人がいますが、彼(女)らだってそんなお人よしではないでしょう。ただ拉致問題は利用価値があるからそう主張しているだけで。

実際に処刑があったかどうかは分かりませんが、たとえば北朝鮮側は横田めぐみさんは自殺したと発表しています。真相はさっぱりわかりませんが、でも横田さんが自殺したとして、それはぜんぜん不可解ではありませんよね。むしろ想定の範囲内でしょう。

そして次のような記事です。

>金賢姫元工作員、4日間の滞在を終え帰国へ 拉致事件解決に向けての新情報や証言はなし
7月23日6時32分配信 フジテレビ

来日している大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫(キム・ヒョンヒ)元工作員は22日夜、中井拉致問題担当相や平沼赳夫拉致議連会長らとの夕食会に参加した。
22日、平沼拉致議連会長は「北朝鮮と付き合っていくためには、対話も必要ではないかという意見は言っていた」と述べた。
参加者によると、22日の夕食会で、金元工作員は「拉致被害者は生きていると確信している」と述べたほか、ヘリコプターでの遊覧飛行の際、「上野と浅草はどちらなのか」と質問したことなどを明らかにしたという。
また、参加した中井拉致問題担当相が、金元工作員の子どものためにゲーム機や筆箱などをプレゼントしたという。
夕食会は、およそ1時間半にわたって行われ、金元工作員は中華料理を食べながら、日本語と韓国語を交えて会話をしていたという。
政府の特例措置で来日した金元工作員は、4日間の滞在期間を終えて、23日午後、帰国することになっている。
この間、金元工作員は、拉致被害者の家族らと面会したが、今のところ、拉致事件解決に向けての新しい情報や証言はもたらされていない。
最終更新:7月23日6時32分

彼女がいまさら何か有益な情報を提起してくれるわけがないのは明白です。そんなのは子どもだってわかります。

さて、こんな記事もありました。

>金・元工作員帰国へ、「失踪者調査会」は不満も
7月23日15時20分配信 読売新聞

 大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫(キムヒョンヒ)・元北朝鮮工作員(48)は23日午後、羽田空港から日本政府のチャーター機で韓国に帰国し、3泊4日の滞在を終える。

 最終日の同日は前日から宿泊している東京・千代田区の「帝国ホテル」にこもったままで、公の場に最後まで姿を見せないという点でも異例の来日になった。

 一方、政府が認定している17人の拉致被害者(うち5人は帰国)以外に、北朝鮮に拉致された疑いがある「特定失踪(しっそう)者」の情報収集をしている「特定失踪者問題調査会」の荒木和博代表(53)は22日夜、同ホテルを訪問。特定失踪者約400人分の写真を金元工作員に確認してもらうよう、政府に要請したが、拒否されたという。

 荒木代表は「拉致被害者の家族と面会するだけでなく、特定失踪者の調査のためにもっと時間を割いてほしかった」と話した。

 中井国家公安委員長は23日の閣議後会見で、金元工作員が都内をヘリコプターで移動したことについて、「一生外国に出られないかもしれないので、東京を上空から見せてあげたかった。非難されることではないと思う」と話した。金元工作員は22日昼、本来、ヘリなら約10分間で到着する東京・調布飛行場から東京ヘリポート(江東区)までを約40分かけて移動、「遊覧飛行」と批判が上がっていた。 最終更新:7月23日15時20分


金賢姫がそんな写真見たってしょうがないと個人的には思いますが、荒木からすれば見てもらえれば大いにプラスだし、断られたらそれはそれで悪くはないという考えもあったんでしょうね。特定失踪者の問題も、拉致問題引き延ばしの手段としては悪いものではありません。

さらに次のような記事も。

>「のんびり食事、許されるのか」特定失踪者の調査団体代表


産経新聞
2010/07/23 01:00
来日中の金賢姫元北朝鮮工作員(48)をめぐり、北朝鮮による拉致問題を調査している民間団体「特定失踪者問題調査会」の荒木和博代表は22日、東京都内で記者会見し、「政府が(元工作員に)失踪者の写真も見せず、一緒にのんびり食事をしているのは本当に許されるのか。憤りを感じる」と厳しく批判した。

荒木代表は同日夜、元工作員と中井洽拉致問題担当相らが会食する都内のホテルで、失踪者の写真などを元工作員に確認してもらいたいと要望。しかし、荒木代表によると、担当相は「自分がやるから」と伝言し、拒否したという。

 会見で荒木代表は「失踪者の死亡情報でもほしいという家族が、これまでに何人も亡くなっている」と涙ぐみ、「軽井沢へ行って時間を浪費する必要はないし、ヘリコプターの遊覧飛行は話にならない」と憤った。さらに「世論喚起の効果は認めるが、政府認定の被害者家族と会うだけの今回のようなやり方では駄目だ」と述べた。


荒木も語るとおり、今回の金賢姫の来日は世論喚起のためです(めずらしい!! 私と荒木の意見が一致した!!!)。

>世論喚起の効果は認めるが、政府認定の被害者家族と会うだけの今回のようなやり方では駄目だ

確かにそうですね。でもこれは荒木は賛成しないでしょうが、別のやり方というのなら、何度も語るように横田夫妻がお孫さんに会うとかある程度日本側から動かないとね。北朝鮮崩壊を待つなんていう態度ではぜんぜん駄目ですね。
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空を飛ぼうとする青年の飛翔と挫折

2010-07-23 02:13:03 | 映画


今日(7月23日) まで新宿武蔵館で、「バード★シット」をやっています。ロバート・アルトマンの1970年の映画です。

映画の紹介するんなら終了する日じゃなくてもっと早くしろよという気がしますが、拉致問題とかいろいろ重大な問題があったのと、私の体調が悪くて記事を書くのがいまひとつ厳しいところがあります。ご容赦ください。



たぶんに「M★A★S★H マッシュ」を意識した映画と思われ、ポスターもそのような宣伝をしています。



内容をきわめてかいつまんで要約すると、つまり空を飛びたいと願う主人公が、さまざまな困難を乗り越えて最後には空を飛ぶ映画です。



というと、きわめてロマンティックというか幻想的な映画かと誤解しそうですが、もちろんアルトマンの映画ですから、そんなロマンや幻想などとは縁のないきわめてブラックなユーモアと不条理に満ちた映画です。

細かいシーンの説明はネタバレになるし(バラしてつまらん映画でもありませんが)、この映画はやはり直接見てほしいのでそんなに詳細には書きませんが、主人公はこの間記事にしたバッド・コートです。

コートは「M★A★S★H マッシュ」でアルトマンに気に入られてこの映画に出演したのですが、ほかにサリー・ケラーマンも登場します。彼女はいうまでもなく「M★A★S★H マッシュ」でホット・リップスを演じた人です。




そしてこの主人公、どう見てもいじめられっ子にしか見えないんですが、ものすごく強いんですね。主人公を恐喝しようとした悪徳警官などひとたまりもありません。



そしてコートと恋に落ちる女性を演じたのがシェリー・デュヴァル。彼女は日本では「シャイニング」でジャック・ニコルソンの奥さんをやったことで知られているかもしれません。そういえば「シャイニング」、ずいぶん長く見ていないな。また見よう。



彼女は、この映画で女優デビューをしました。実際に映画がロケされたヒューストン在住だったそうで、たまたまスタッフの目にとまりこの役を得たわけです。

この映画はテキサス州ヒューストンが舞台でアストロドームが映画のキーポイントになります。なぜアストロドームが登場するのかは、映画を最後まで見ればわかります。

このアストロドームの地下室みたいなところ(時代錯誤な言葉をつかうと「アジト」なんていう表現がぴったり)にバッド・コート演じるブルースター・マクロード(この映画の原題です)がすんでいます。彼はここで得体の知れない研究をしたり懸垂をしてせっせと体を鍛えています。そして彼は女性にももてるらしく、支援者みたいな女性が複数います。ケラーマンもその一人です。

で、間の細かいところは私はあえて紹介しません。奇怪なこの映画を楽しんでください。ていいますか、紹介しても限界があるからです。なぜ鳥についての講義が挿入されるのか、鳥のフンは何なのか、なぜ多くの人が死ぬのか、なぜあの登場人物はあそこで自殺するのか、ケラーマンはなぜあそこまでして主人公を助けるのか、どうもよくわかりません。わからないからいいんだけどね。

シェリー・デュヴァルはアストロドームの案内嬢みたいなことをしていて、観光客が嬉々としてついてきます。こういうのを見ると、当時のアストロドームって米国の名所だったんだなと思います。この球場が落成したのは1965年、99年には大リーグのアストロズも撤退してしまい、いまは宗教関係の集会に使われているそうです。

前に球場の記事を書いていて感じたんですけど、日本の球場は築50年がひとつのポイントみたいですね。後楽園球場広島市民球場などもだいたいそのくらいが寿命です。広島市民球場は来月だったかで使用中止です。米国もビートルズがコンサートをしたので有名だったメッツシェイ・スタジアムも取り壊されちゃいましたからね。ポール・マッカートニー(いや、ウィングスか)がコンサートをしたシアトルのキングドームもあっけなく取り壊しです。けっこう米国の球場もあっけらかんと壊されちゃいます。

話が飛びました。ごめんなさい。でもこんなことを書いているのがいちばん楽しいんだよね。

ブルースターは前出のシェリー・デュヴァルと仲良くなります。で、よせばいいものを自分が重大犯罪をおかしていることを告白します。さすがにこわくなったシェリーは(元)恋人に相談、そんなこんなでついに警察がブルースターを追いつめます。



そしてラスト、警察に追いつめられた主人公は、ついに羽で空を飛びます!

バッド・コートが空(っていいますか、アストロドームの中ですけど)を飛ぶシーン、すばらしいですね。おもわず感動しちゃいます。このシーンとくらべたら「E.T」の自転車が飛ぶシーンなんて比較の対象にすら・・・いや、たぶん「E.T」のほうが好きな人が多いでしょうから、今日はこのへんでやめておきます。

で、このシーンでアストロドームがこの映画の舞台の理由がわかります。つまりこのシーンを撮影するためですね。

CGの時代ではありませんからワイヤーで撮影したんでしょうけど、ほんとうまく撮影されています。バッド・コートは必死に身体をばたつかせて空を飛びます。その代償が彼が殺したり彼のせいで自殺した(っていっていいのかな)人たちだというのはあまりにどうかと思いますが、しかしそんなむちゃくちゃな比較を霧散するような美しさを感じないではいられないシーンです。

そして彼は墜落します。死んだんでしょうか。死んでいなくても、彼にもはや明日はありません。なんとなくバッド・コートのその後の人生を暗示するような…。

という最後でまたどんでん返しがあるのですが、これは書きません。興味のある方は映画を見てください。

それにしてもラストのバッド・コートの姿…。なんとも痛々しく感じました。

それにしてもこのような映画って、ほんと普通の人間には絶対つくれませんね。やはりアルトマンは天才なのかな。

この再公開を機にこの映画が日本でもソフト化されるかどうかわかりませんが、奇々怪々な世界を追体験するにはいい映画です。もう金曜までで終わっちゃうみたいですが、でもほかの映画館でも公開されるでしょう(たぶん)。ぜひどうぞ。

最後に、私がこの映画を見ようと思ったのは、ogatさんの記事を読んだからです。ogatさんに感謝を申し上げます。ありがとうございました。
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金賢姫が来たが・・・

2010-07-22 00:00:00 | 北朝鮮・拉致問題
金賢姫が日本に来て、拉致被害者家族の方々と面談していますが、なんだかちょっと来る意味合いが乏しいですよねえ。

単純に拉致被害者家族の方々が金と話をしたいというのなら、こんな面倒なことをしなくても韓国に行ったほうがてっとりばやいし、また現実問題として横田めぐみさんについて彼女から話を聞いても「昔そんなことがあった」という以上のことにはなりそうにありません。

さてさて、横田夫妻が次のようなことをおっしゃっています

>「会えることになり感慨深い」=金元工作員との面会前に―めぐみさん両親
7月21日11時9分配信 時事通信

北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさん=失跡当時(13)=の父滋さん(77)と母早紀江さん(74)は21日午前、新潟県新発田市で記者団の取材に応じ、同日夕にも長野県軽井沢町の別荘で行われる金賢姫元北朝鮮工作員との面会について、早紀江さんが「やっと会えることになり、感慨深い」と述べた。
 滋さんは「もしかしたら初めて聞く話もあるかもしれない。めぐみのことだけでなく、拉致問題が解決に向け少しでも動くきっかけになれば」と期待感を示した。


彼(女)らは立場上そのようなことしかいえないわけですが、しかし

>拉致問題が解決に向け少しでも動くきっかけになれば

といわれても拉致問題が解決へ動かないのは当然でしょう。このブログでも何回も紹介しているように(これは重大な問題だと思うので、これから何度でも私はこのことを書きます)安倍晋三は、首相在任時の2007年2月に首相官邸に横田夫妻を呼び

>同時に安倍は、横田滋・早紀江夫妻に会い、「めぐみさんが生きている可能性は九九%ないが、政府としては”生きている”という前提で北に圧力をかけるから同調して欲しい」と求めたという。拉致被害者家族を長年取材し、官邸にもパイプをもつ新聞記者の証言である。

と依頼したというがあります。

この会話が実際にあったかどうかは不明ですが、でもこの記述に(私の知る限り)安倍も横田夫妻も反論もしくは抗議をしていませんから、たぶんそのような会話はあったと私は(勝手に)考えています。

いずれにせよ横田めぐみさんが存命の可能性はきわめて低いと私は思います。生きていたらそれは大変な強運というものでしょう。なにはともあれ現実的に物事を考えれば、彼女の現状はとても悲観的にならざるをえません。

日本政府だって本気では考えていないことを北朝鮮に要求したって、先方から相手にされるわけがありません。そんなことは、失礼ながら誰だってわかります。

だから私は、このブログで何回も書いているように「横田夫妻は、お孫さんに会いに行ったほうがいいんじゃないの」と思います。横田夫妻がお孫さんに会いに行かない理由は、北朝鮮に対する復讐やいまさら引っ込みがつかないという思い、あるいは他の拉致被害者家族やさまざまな支援者への遠慮などいろいろあるでしょうが、いいじゃないですか、そんなこと。北朝鮮に対する復讐の思いはどうにもなる話ではないですが、支援者や他の拉致被害者家族への遠慮などは、正直言って横田夫妻からすればどうだっていいことでしょう。いまさら彼(女)らに義理を欠いたところで世間もとくに非難はしないでしょうし、逆にいいじゃないですか、非難されたって。そんな非難なんかなんでもないでしょう。非難するやつには勝手にさせればいい。どうしても北朝鮮に横田さんたちが行くのがいやなら(たぶんいやなのでしょう)、北京なりウィーンなり東南アジアなり、北朝鮮の顔が立つところで会えばいい。そのくらいは交渉の余地はあるでしょう。

というようなことを書くと、部外者のお前がそんなことを言うなという人がいるでしょう(ほとんどの人がそうかな)。でも部内者の人たちは(本音はいざ知らず)ぜったいこのようなことは言いませんからね。それなら部外者が言うしかありません。

ていいますか、部内者の増元照明氏などは、

>ヘギョンさんと横田夫妻が面会するのは、めぐみさんと一緒に日本で面会するときだ。

とまで言う始末。いくらなんでもこりゃ人間性すら疑いたくなるようなものです。そんな実現しっこないことをいうもんじゃありませんよ、増元さん。人間どんな状況になっても、ここまでにはなりたくないね。

たぶん彼(女)らの本音は、「横田夫妻は利用するだけ利用しつくす」とか「北朝鮮が崩壊したら会いに行けばいい」というようなものではないかと考えます。ついでに増元氏には、「あんたたちの抜け駆けは許さん」みたいな気持ちもあるかも。私見では、横田夫妻は十分すぎるくらい反北朝鮮勢力に協力したと思います。そして北朝鮮が崩壊する日なんていつか分かりはしませんし、崩壊したときに横田さんたちがお孫さんに会えるかどうかは分かりません。たぶん難しいでしょう。

本来なら政権交代が話が進むチャンスだったんですが、民主党政権は逆に高校無償化問題で朝鮮学校を除外するとか言い出しています。そんな行政訴訟をおこされたら政府側が勝てそうにないようなことを主張してどうしようというのでしょうか。このくらいのこと、北朝鮮側に日本の度量(笑)をみせてやればいいじゃん。

もちろんこれは政治家や官僚たちだけの責任ではありません。何回も私が指摘しているように、拉致被害者家族たちもものすごく態度が悪い。増元氏も横田早紀江さんも勘違いした言動がとても多い。そして彼らの支援者たちは最低の連中がほんと多い。しかし、ともかくいろんな人が言うように、お孫さんの存在が確認されている横田夫妻にも時間がありませんからね。金賢姫なんかと話をする時間があるのなら(ここで突然愚にもつかないことを思い出しました。増元照明氏は

>ましてや、政治家としての責務を放棄し、老齢の横田夫妻に訪朝せしめようとするなどもってのほかである。早紀江さんがどれだけお疲れになっているのかを考えずに訪朝まで促していることに、政治家として無責任であると言われても仕方あるまい。


書いていましたが、ここ数日の報道によると早紀江さんは講演にいそしむくらいの体力はあるみたいですよねえ。平壌(でなくてもいいけど)くらい行けるんじゃない?)、悪いことはいわないからお孫さんに会ったほうがいいんじゃない? 同じことを何回も書くと、会って損はしないし得はほんとたくさんあるんだから。めぐみさんについてのいろいろな話が聞けるし、夫妻もたぶんそれなりの覚悟がつくんじゃないかな。ご夫妻にとっては本当に苦しい瞬間でしょうが、残念ながら世の中乗り越えなければいけない壁もあるのでは。すくなくとも安倍とかみたいな馬鹿に義理を立てるより、そっちのほうがずっと有益ではないかと思いますけどね。もちろんご夫妻は、お孫さんに会えば最終的な引導を渡されることは十分認識しているからお孫さんに会いたくないのでしょう。でもね、現状のままでお亡くなりになったらやっぱりそっちのほうがずっと気の毒です。

とくに夫の滋さんのほうは、ほんとにお孫さんに会いたいみたいだという話を聞いたことがあります。彼も体調が悪いですからねえ。現実問題としては、私は夫妻がお孫さんに会うのはとても難しいと思いますが、ほんとは日本政府が会うのを斡旋したっていいくらいなんだけどね。「そんなむちゃくちゃな」と思うでしょうけど、そのくらいしないと横田夫妻はお孫さんとは対面できないでしょう。私が今書いたことを「馬鹿な」と思う人は多いでしょうけど、横田夫妻がお孫さんに会えないという現状のほうがよっぽど「馬鹿な」ですよ。
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