ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

アイルランド・英国紀行(2015年9月)(18)

2016-02-29 00:00:00 | 旅(英国・アイルランド)

さらに街を歩きます。右手前のような短いスカートのきれいな女性もいました。

「ハープ」は、アイルランドのシンボルですが・・・。アイルランドのユーロ硬貨は、各国オリジナルデザインのところもハープなくらいです。

こういうホテルに泊まるのも面白そうです。

 

ようやく見つけた店に入ります。ちょうどラグビーワールドカップ、ニュージーランド対アルゼンチン戦をやっていました。

ビールと定食を注文します。

飲みかけの写真ですみません。このブランドは、昨日行ったパブでもありましたね。

ローストビーフをいただきました。

ラグビーの試合を見ます。娘が父親に甘えていました。

店を出ます。なかなかいい店でした。

駅に戻ります。ホーリーヘッド行きの列車に乗る所存です。

ホリーヘッド行きの列車は、見てお分かりの通り、それなりの本数あります。

 

列車が到着しました。

客車の中です。

そうこうしているうちにホリーヘッドにつきました。

 

 

 

ずっと手をつなぎっぱなしで、仲のいいカップルです。いや、それとも手を引っぱっているのかな?

深夜出発の便で早朝ダブリンにつくつもりだったので、そうすると外のパブかどこかで時間をつぶすつもりだったのですが・・・。

なぜか切符を買って、船に乗ってしまいました。そうすると、夜の12時くらいにダブリンにつくことになります。

船室でグータラくつろぎます。しかし、ダブリンについてどうしましょうか?

寝ている人が目立ちます。

ついにダブリン港に到着です。私はどうすればいいでしょうか?

というわけで、次回からついにアイルランド紀行になります。乞うご期待。

(つづく)

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アイルランド・英国紀行(2015年9月)(17)

2016-02-28 00:00:00 | 旅(英国・アイルランド)

またバスに乗るために歩きます。

やはり交通標識などもウェールズ語が上の表記ですね。

 

「京都」とありますが、日本というよりは中国ですかね。香港のかの有名な重慶大廈にも、「京都旅館」なる安宿があります。

それで突然場所が変わり、バンガーに戻ります。

これもウェールズ語の表記がありますね。

やはり日曜の夕方ということで、あまり人通りはありません。

夕食を食べようかと店を探して徘徊します。

いくらなんでもまだ寝るのは早いでしょう。

「英国赤十字」なわけですね。「Welsh Red Cross」じゃないわけです。

 

いまにしてみれば、ここでラグビーの試合みても面白そうだったな。

 パープルの色がけっこう強烈です。

(つづく)

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アイルランド・英国紀行(2015年9月)(16)

2016-02-27 00:00:00 | 旅(英国・アイルランド)

バスでカナーヴォンに到着します。ここには「カナーヴォン城」という有名な城があるわけです。

週末の夕方近くということもありましょうが、実に人がいません。建物はパステル系の色だったりしてけっこうカラフル。

広場がありました。これは、「キャッスル・スクエア」という名前の模様です。

一緒のバスに乗っていた人が、タクシーに乗って去って行きました。タクシーも、どれくらい乗る人がいるのかなあという気はします。

これが城です。もう閉鎖されるので、入ってもわずかな時間しか見学する余裕はありません。

銅像がありました。誰のかな?

ヒュー・オーウェンという方の銅像でした。ウェールズの教育者のようですね。オーウェンというのは、ウェールズ系の名字です。オーウェン・ウィルソンなどのように名前でもあります。

ロイド・ジョージの銅像もあります。彼がウェールズ出身であることは、何かで昔読んだことがあります。生まれはマンチェスターでしたが、ウェールズの伯父のもとに引き取られています。

では城に入ります。

時間がないので、急いで回ります。

芝生で子どもが遊ぶのは、いろいろなところで見かける光景です。

城からもなかなかいい眺めです。

 

買いもしませんが、みやげ物屋その他をのぞきます。このキャッシャーで、この女性ではないですが、男性から「おめでとう、よく(南アフリカにラグビーで)勝ったね」といわれました。よせばいいものをこの女性に、「ウェールズではラグビーのほうがサッカーより人気があるんですかねえ」とかつまらんことを聞いてしまいました。「そうかもね」との返答でした。ウェールズは、この後16年のサッカー欧州選手権に出場を果たしましたし、かつてもイアン・ラッシュとかマーク・ヒューズとか、GKのネヴィル・サウザールとか、すごい選手がいたんですけどね。そういうすごい選手が輩出した時代にワールドカップや欧州選手権に行けなかったというのも運の悪いことだったと思います。

城を出ます。

(つづく)

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産経新聞というところも、ご都合主義にもほどがあるところだ

2016-02-26 00:00:00 | 社会時評

産経新聞のこの社説には思わず苦笑しました。

>【主張】組み体操 一律禁止いかがなものか

(前略)

日本の教育現場は、そこまで信用が置けないのか。

(後略)

産経新聞てさあ、基本的に教育現場での教員の自己決定その他をやたら批判しているじゃないですか(笑)。どの面下げてこんなこと書いているんだか。

私はこちらの記事

なかなか明るいニュースだ(組み体操の中止)

で、

>私も中央官庁が教育の細かい点について口を出すのを好きな人間じゃありませんが

と書きました。いまの時代中央官庁が地方のいろいろな政策に対して強権的に指示したり無下に拒否する時代ではないでしょうし、また現実に文部科学省が都道府県区市町村のさまざまな教育方針に細かく口を出すということも、昔と比べればだいぶ減ってきていると思います。しかしこの組み体操の件は、自治体任せじゃいかんでしょう。実際任せていて、いろいろ事故が起きてしまったのだから。そして死者や重篤な後遺症が生じた事故もある。

だいたいこの記事を読んでいてもわかりますように、産経がこの件を批判するのは、別に自治体の教育委員会や個々の学校の意見・意志を尊重しようと考えてのものではない。単に産経が組み体操が好きだから続けてほしいだけです。だから、組み体操の問題というのは、個人的な好き嫌いで続行あるいは中止を論じてよいのかです。組み体操はあまりに事故が多く、そして死亡、後遺症の残る怪我をする危険性がある。さらにはこれはけっこう本質的な問題だと思いますが、競技の選択ができて、また参加が(基本的に)任意である放課後部活動などと違い、学校の授業の一環であり(事実上)参加を強要される組み体操は、その存在自体が非常にやばくないですかね。組み体操が安全、少なくともそんなに問題となるほどの事故が起きるものでなければ、世間だって文部科学省だってマスコミだって私だって、こんなに問題を指摘するわけではない。

それでこのような産経の主張も、いつものパターンですが、またひどい。

>徒競走でも、転べばけがをする。泳げば溺れる可能性がある。相撲や柔道などの格闘技はもちろん、野球やサッカーなどの球技でも負傷のリスクは常にある。

 極論をいえば、全てのスポーツは何らかの危険を伴う。

一般論としてスポーツの問題を議論しているのではなく、組み体操の特異な危険性を私たちは憂慮しているのです。また組み体操は現実に死者や後遺症の残る大けがが発生しています。また上にも書いたように、組み体操を児童は事実上拒否することができない。保護者(主に親)が学校に自分の子どもの不参加を申し入れるのも難しいし、そんなことをしたら子どもがいじめられる可能性があります。また柔道は実際に死者が続出していたので、競技する中学生などが激減していますし、柔道界も事態を重視、改善に努めています。他のスポーツだって、少なくとも事故続出であるにもかかわらず(事実上)何もしていないなんてことはない。熱中症に対する対応とか、いろいろ気をつけています。

それに対して組み体操は、そもそも事故の防止とかがきわめて難しいし(たとえば周りに教職員を配置しても、中から崩れたらどうしようもありません)、最悪頭を打って死亡もしくは一生寝たきりなどという重篤な後遺症となる場合があります。公立学校なら自治体だって莫大な賠償金(税金による支出です)を払うことになります。いいんですか、それで、です。自分の自治体(学校)(子どもたちの間)では、(統計学的に見て)そんな事故は起きない(であろう)ですか? お話にもなりませんね。

ただ産経新聞が、連中が絶対支持している安倍内閣の文科相の決定について異を唱えるというのも面白いよね(笑)。つまり組み体操というのは、好きな人間は本当にそこまで好きだということです。上にも書いたように、好き嫌いで済ませるには、「組み体操」はあまりに危険すぎますが、これ右翼とか左翼とかのイデオロギーとかの問題じゃなくて(組み体操に固執する学校関係者が、産経並の右翼とかあるいは逆に左翼イデオロギーの持ち主ということでもないでしょう)、見識と価値観というか、たぶん集団行動や集団示威行動への好みみたいなものがあるんでしょうね。日本の国民体育大会での(昔の)更新とか、旧社会主義国あるいは現北朝鮮とかの軍事パレードやマスゲームなどが共通しているようなものでしょう。それもどうかです。

そう考えると、私はもちろん橋下徹なんて人間は全く評価しませんが、彼が率先して組み体操への規制を言い出したことは、それなりに(あくまで「それなりに」ですよ)評価していいいんじゃないんですかね。大阪府・大阪市の教育行政というのも、公募校長の無残で無様な有様や、君が代斉唱の口の動きチェック、教育長の教育委員へのパワーハラスメント(! ていうかそもそも、教育長って教育委員に対してなんら指示監督命令権限なんかありはしませんが)とか、論外にもほどがあるような気もしますが、ほかはともかくこれは、それなりのものはあるかと思います。

いずれにせよ、前に私が書いた記事の題名を借りれば、

「感動」とは安全に優先するものではないと思う

ということです。子ども関係については、まずは子どもの安全・人権を最優先にしてほしいと思います。学校及びその近辺の不審者情報のような愚にもつかないことで一喜一憂している人たちが、「感動」とか自分の好み、周囲の思惑とかを優先させて子どもたちの安全をないがしろにしているのであれば、けっきょくのところこの人たちは、子どものことなんか何ひとつ考えてはいないんだなと思います。児相その他が「親権」をたてにされて保護している子どもを虐待親に引き渡して、それで親がまた虐待して最悪子どもを殺してしまう事例があります。尼崎の事件などはその一例です。親権というのは、子どもの人権のためにあるわけで、親の子どもへの恣意的な扱いを許す、あるいは認める物ではない。子どもの身体の安全などを、「感動」とかの名のもとに危険にさらしていたりしていては、論外にもほどがあるというものです。

この記事は、bogus-simotukareさんの記事からヒントを受けました。感謝を申し上げます。

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数年ぶりにスポーツクラブに復帰してみて

2016-02-25 07:09:56 | 身辺雑記

昨年8月末(8月29日)から、拙宅の近くにある某スポーツクラブに入会しました。そこは、前は数年ほど会員だったのですが、やや仕事が忙しくなって行かなくなったので退会したのですが、また仕事が落ち着いたので復活したのです。

で、私のことを覚えている人もいて声をかけられました。

女性「前、来ていた人ですよね」

私「はいそうです。またする気になったので」

女性「つづけたほうがいいですよ」

それで私が、9月に行っていたアイルランドと英国旅行でしばらく休んでいてまた復帰したら、彼女が私に言いました。

女性「あれ、もうやめたと思いました」

私「やめませんよ。しばらく外国に行っていたんです」

女性「あ・・・そうなんですか」

私の知る限り、彼女はほぼ毎日来ているみたいです。私はとてもそこまではいきませんが、まあ私なりに努力しているというところでしょうか。

それで、ちょうど(2月29日)、私が入ってから半年になります。で、私が半年のうちに何回くらい来ているかなと数えたら、60回をわずかに下回るというところです。週のうち営業しているのが6日で、年末年始の休みや、何らかの事情で臨時休業することもありますから、実際に営業していたのは150日くらいとして、営業日の4割くらい通っているということですかね。まあまあですが、やはりもう少し通いたいので、たぶん次の半年はもっと通うことになるだろうなと思います。

それでやっていて、やはり心肺機能とかは強化されたと思います。また筋肉の疲労もだいぶ無くなってきた。それなりに筋力が増えてきたのでしょう。けっこうなことです。

ほかにも、最近は関係がないのですが、前に仕事の関係で付き合いのあった人も常連さんで、やあどうもどうもとそれなりに旧交もあたたまります。

いずれにせよ私は、慢性的にストレスがひどい人間なので、こういうところに通うことでそれを発散させることも必要なのかもしれません。映画や旅行ばかりがストレス発散の手段というわけでもない。

半年続いたのだから、まあこれからも続けられるでしょう。というわけで、また今日もクラブへ通います。

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テッド・クルーズは、安倍晋三あたりとは話が合いそうだ

2016-02-24 00:00:00 | 社会時評

米国の大統領選挙予備選挙は、来月1日が、スーパーチューズデーになります。つまり選挙の前段階が佳境になるということです。そこで、2月21日の産経新聞記事を。

>2016.2.21 10:22

【米大統領選】
トランプ氏、サウスカロライナ州で勝利確実 米メディア報道 ルビオ氏やクルーズ氏突き放す

 【ワシントン=小雲規生】米大統領選に向けた候補者指名争いで、共和党のサウスカロライナ州予備選と民主党のネバダ州党員集会が20日開かれた。両党ともアイオワ州、ニューハンプシャー州に続く第3戦目。共和党では不動産王、ドナルド・トランプ氏の勝利が確実。民主党ではヒラリー・クリントン前国務長官がバーニー・サンダース上院議員に勝利した。

 サウスカロライナ州では午後7時(日本時間21日午前9時)に共和党予備選の投票が締め切られた。米メディアは7時半ごろから、相次いで「トランプ氏が勝利」と報じた。米CNNテレビによると、開票率6%段階の得票率は、トランプ氏が32・5%、マルコ・ルビオ上院議員が22・0%、テッド・クルーズ上院議員が21・5%、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事が9・9%、ジョン・ケーシック・オハイオ州知事が7・6%、元神経外科医のベン・カーソン氏が6・3%。

 一方、クリントン氏は午後6時15分からネバダ州内の選挙対策本部での演説で「これはあなたたちの勝利だ」と述べ、勝利宣言した。ネバダ州の民主党本部によると、全1714地区のうち84%の開票結果が出た段階で、クリントン氏への支持が52%、サンダース氏への支持が48%。米メディアは午後5時(日本時間21日午前7時)すぎから、相次いでクリントン氏勝利の見通しを示していた。

 これまでの2戦はそれぞれクリントン氏とサンダース氏が制しており、ネバダ州での勝利でクリントン氏が頭一つリードした。

このあとジェブ・ブッシュが選挙戦を撤退、共和党はトランプが現段階では有利ですかね。

民主党はというと、私はもちろん米国籍保持者ではないのでどうこう言うことでもありませんが、個人的にはサンダース氏に頑張ってほしいところですが、現実に選挙で勝てる候補はヒラリーさんでしょうね。というわけで、民主党はなんだかんだといってヒラリーさんが有利でしょうが、いずれにせよサンダース氏の人気がヒラリーさんの政策に影響がいい形で与えられれば、サンダース氏の健闘も、単なる健闘以上のものになります。

さてさて、共和党でも同じことが言えて、仮にトランプが共和党の候補になったら、大統領選挙本番はかなり共和党が苦しくなります。いわゆる浮動票と呼ばれる人たちは、トランプには大統領になってほしくない、だから民主党候補に入れるという有権者が多いと考えられるからです。極端な話、最悪トランプが独立系の候補として出馬したら、共和党の勝ち目はなくなります。もっともニューヨーク市長だったブルームバーグ氏が出馬したら、民主党候補は苦しくなるということもあり得ます。彼は共和党にも所属していましたが、本来的には民主党系の人間でしょう。

さて、今日の記事で注目したいのが、テッド・クルーズです。彼は、共和党の牙城テキサス州の上院議員です。inti-solさんの記事を引用させていただくと、

>テッド・クルーズもまた、トランプと大同小異の保守強硬派です。キューバからの亡命者の子どもということで、もし当選すれば米国史上初のヒスパニック系大統領ということにはなるのですが、キューバ系移民はヒスパニックと言っても米国内ではちょっと特殊な位置にいる※こと、その政治的主義主張がおよそヒスパニック寄りとは対極にあることから、ヒスパニック系とは言い難い。母語もすでに英語でしょう。

※米国では、カストロ政権への対抗上、キューバからの移民は「政治亡命者」であるとして、無条件に永住権を認めてきました。それ以外のラテンアメリカ諸国からの不法移民は厳しい取り締まりの対象なのに、キューバ人だけが特別扱いなので、他の国の出身者との間には軋轢があるようです。

ということになります。なおWikipediaによると、

>高校時代から保守系団体でフリードマン、ハイエク、ミーゼズ、バスティアらの著作に親しみ、1992年にプリンストン大学ウィルソンスクールを卒業。大学時代はディベートで活躍し、全米チャンピオンになった経験もある。卒業論文はアメリカ合衆国憲法の起草者で第4代大統領のジェームズ・マディソンと権力分立に関するものだった。卒業後はハーバード・ロー・スクールに進学し、1995年に上位10%に与えられるmagna cum laudeを得て修了[1]。在学中はハーバード・ロー・レビューの編集者を務めた。

卒業後は連邦控訴裁判所の調査官(ロークラーク)を経て、1996年に連邦最高裁判所長官ウィリアム・レンキストの調査官となったが、これはヒスパニック系では初めてのことであった。その後ワシントンD.C.の法律事務所に勤務し、ジョン・ベイナー下院議員(後の院内総務)の私的顧問を務めている。1999年からは当時大統領を目指していたジョージ・W・ブッシュの政策アドバイザーを務め、2001年に成立したブッシュ政権では司法省副次官に任命された。2003年から2008年まではテキサス州の訟務長官(Solicitor General)を務め、多くの重要事件を手がけて知られるようになった。
退官後は再び法律事務所に勤務した。また、この間2004年から2009年にかけて、テキサス大学ロースクールで連邦最高裁の訴訟について講じた。

というわけで、非常に優秀な人間です。ただ共和党の支持者は、彼のような優秀な人間を必ずしも好まないところはあります。

それにしても高校時代からフリードマンやハイエクの本などを読んでいるとは、なかなかすごいですね。大学生だって勉強家でなければ読むのは大変です。彼の支持層は、これまたWikipediaによると、

>主な支持母体は、ティーパーティー運動、キリスト教福音派、キリスト教右派。

とあります。そして、「政策」という項がなかなかすごい。引用しましょう。

>政策はキリスト教右派の影響を強く受けており、保守の中でもとりわけ過激な保守強硬派とされる。ティーパーティー運動の代表的政治家である。

・・・(苦笑)。いやあ、なかなかすごいですね。ずばり進化論否定論者で人工妊娠中絶反対論者、最低賃金の引き上げに反対ですからねえ。もっともinti-solさんもご指摘のように、
 
>イスラム国に対して絨毯爆撃の実施を主張している
シリア内戦等中東への軍事介入には反対

というのはかなり矛盾した政策です。彼の主張が矛盾しているのか、wikipediaの要約が誤っているのかは分かりませんけど。

というところではあります。もちろん彼が仮に大統領になったとして、こういった政策をみんなやれるわけではないですけど。しかし例えば、この人が大統領になったら、ニューヨーク⇔ハバナの航空路なんか開設されないかもな。

でもさあ、こういう人間って、どこかで見たことない・・・? そう、われらが首相、安倍晋三そっくりじゃないですか(笑)。

まあクルーズは勉強とかはものすごく優秀で、安倍は自他ともに認める馬鹿ですが、でも話をすればこの2人はさぞ話は合いそうです。実際のところクルーズは、内心では安倍なんか馬鹿にしまくりでしょうが(ていうか、安倍を馬鹿にしていない米国の政治家なんかいるんですかね?)、価値観とかは似たり寄ったりです。

いずれにせよこの2人が米国大統領と日本の首相として会談する姿なんかはあんまり想像したくないなと考えて、この記事を終えます。またこの記事は、上に引用させていただいたinti-solさんの記事を参考にしました。感謝を申し上げます。

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「午前十時の映画祭」の、新しいラインアップが発表された

2016-02-23 00:00:00 | 映画

このブログでもちょいちょい記事を書いている「午前十時の映画祭」の2016年4月~2017年3月までの作品が、19日に発表されました。ではその作品名を。順番は50音順。

愛と哀しみの果て

アマデウス ディレクターズカット

アラバマ物語

生きる

いまを生きる

浮雲

奇跡の人

ゲッタウェイ

恋におちて

午後の遺言状

七人の侍

砂の器

戦場のピアニスト

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗

追憶

ティファニーで朝食を

ドクトル・ジバゴ

バック・トゥ・ザ・フューチャー

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3

初恋のきた道

ハリーとトント

ポセイドン・アドベンチャー

マイ・フェア・レディ

めまい

モンパルナスの灯

山の郵便配達

旅情

ロシュフォールの恋人たち

なかなか充実していますね。私が楽しみなのは、別にオードリーのファンじゃないけど、やはり「マイ・フェア・レディ」ですね。そろそろこの作品が選定されるだろうなと考えていましたが、事務局の説明でも、

>ようやく上映が実現したオードリー・ヘップバーンの名作「マイ・フェア・レディ」。

とあったくらいなので、いろいろ障壁があったのでしょうね。事実、オードリー・ヘプバーンの作品の上映がある時も、この映画はあんまり見られる機会がないような気がします。あるいは私の誤解かな?

日本映画については、黒澤明の2大名作「生きる」と「七人の侍」が上映です。すると来年は、「用心棒」と「椿三十郎」のコラボですかね。それはそれで悪くはないかもです。

それで私は、いわゆる大家の日本映画としては、15年~16年で小津安二郎の映画(「東京物語」と「秋刀魚の味」)が取り上げられたので、次は溝口健二の映画かなと予想していたのですが、成瀬巳喜男新藤兼人でしたね。これはこれで渋い選択です。

ところで、大島渚の映画は、まだこの企画に登場するに至っていませんし、今後どうなるかもわかりませんが、出てくるとしたらやはり「戦場のメリークリスマス」かなあという気がします。「愛のコリーダ」は無理でしょうが、ATGの「絞死刑 」とか「少年」「儀式」あたりをやってくれれば面白いのですが、しかしこれは来年以降の話です。山田洋次の映画は、以前「幸福の黄色いハンカチ」が取り上げられています。

あとデヴィッド・リーンの映画が2本(「旅情」と「ドクトル・ジバゴ」)があって、どちらも以前上映されているので、どうせするのなら「インドへの道」をやれという気もしますが、やはり作品のスケールが小さいということなんですかね。

あと「アラバマ物語」の上映はうれしいですね。この映画も当然候補だと思っていましたが、やはりこの映画をスクリーンで見ることができるのはありがたいと思います。

また「ポセイドン・アドベンチャー」もついに、ですかね。この映画を上映したら、次は「ジョーズ」か「大空港」の上映を期待したいところです。「タワーリング・インフェルノ」はすでに上映されていますので。

個人的には、「ゲッタウェイ」をやるのなら、ペキンパーの違う作品をやれと思うのですが、これはたぶんスティーヴ・マックイーンの出演作品を取り上げるということなのでしょう。また「バック・トゥ・ザ・フューチャー」についていえば、1作目以外は上映する価値あるんかよと思いますが、このあたりは興行上の問題ですかね。

それから・・・・。これは私としては、待っていました!!! と何回「!」マークを繰り返してもいいのですが、ついに世界映画史上最高の美女姉妹(デ・ハヴィランド姉妹より上でしょう)であるドルレアック姉妹の共演作「ロシュフォールの恋人たち」が上映されます。15~16で「シェルブールの雨傘」が取り上げらえていたので、たぶんその流れでしょう。フランソワーズ・ドルレアックは、この映画への出演・公開からまもない1967年6月に、不慮の事故で亡くなっています。拙ブログにも、この映画の宣伝の一環として発表されたと考えられる姉妹の対談記事を翻訳しましたので、未読の方はぜひお読みになってください。

フランソワーズ・ドルレアックとカトリーヌ・ドヌーヴの対談(1966年)(1)

フランソワーズ・ドルレアックとカトリーヌ・ドヌーヴの対談(1966年)(2)

こんな話を書いていると一向に終わらないのでやめますが、「ハリーとトント」のような、ファンでないとよく知らない作品も上映されますので、これはなかなか貴重です。というわけで、今回もパーフェクト鑑賞を目指します。15~16は、「東京物語」を見れば全作品を見ることとなります。

 なお、残念ながら今回から入場料が1,100円になりました。毎月1日の映画が安い日が1,100円になっているので、そろそろかなと思っていましたが、私のような貧乏人にはやはり残念です。

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本当に事実なら、とんでもない話だ

2016-02-22 00:00:00 | 社会時評

丸山和也が超問題発言をしました。毎日新聞の記事より。

>丸山議員奴隷発言

止まらぬ失言…自民、緩みっぱなし

毎日新聞2016年2月18日 22時14分(最終更新 2月19日 01時50分)

丸山議員は委員辞任 選挙戦略への影響懸念の声も

 自民党の丸山和也参院議員は18日、オバマ米大統領を念頭に「黒人の血を引く。奴隷ですよ」などと発言した責任を取り、参院憲法審査会の委員を辞任した。谷垣禎一幹事長らが引き締めに躍起になっているのに、同党議員の失言は止まらない。安倍晋三首相が描く選挙戦略への影響を懸念する声も出始めた。

 (中略)

丸山和也氏の17日の発言要旨

 例えば日本が米国の51番目の州になることについて憲法上、どのような問題があるのか。そうすると集団的自衛権、日米安保条約も問題にならない。拉致問題すら起こっていないだろう。米下院は人口比例で配分され、「日本州」は最大の選出数になる。日本人が米国の大統領になる可能性がある。例えば米国は黒人が大統領だ。黒人の血を引く。これは奴隷ですよ、はっきり言って。当初の時代に黒人、奴隷が大統領になるとは考えもしない。これだけダイナミックな変革をしていく国だ。

(後略)

そもそも論として、オバマって奴隷の子孫じゃないじゃん(ケニア人留学生の父と白人の母との間に生まれています)という突っ込みがそこらじゅうで生じたのは当然として、しかしめちゃくちゃな発言ですよね。初め私この報道を聞いて、

>オバマ米大統領を念頭に「黒人の血を引く。奴隷ですよ」などと発言

という話と

>日本が米国の51番目の州になることについて憲法上、どのような問題があるのか。

という話がどうつながるのかさっぱりわからなかったんですが、そういう話だったんですか・・・。妥当性は論外として、現実性もない意見ですよねえ(呆れ)。自分のサイトとか雑誌あたりでで意見を語るのならまだしも、国会でこんな発言しますかねえ。しかも憲法審査会なんてところで。志賀直哉のフランス語の話を思い出してしまいました。

余談ですが、彼は米国のロースクールにも行っていたくらいで、時代錯誤な米国崇拝みたいなものがあるのかもですね。どうしようもない弁護士出身者の国会議員です。だいたい

>拉致問題すら起こっていないだろう。

ってそういう話じゃないでしょう。北朝鮮が日本で拉致をしたのは、歴史的な経緯と地理的特性、あとは北朝鮮の軍事政策において日本人への利用価値があると判断したということであって、日本が米国領だったら拉致がないなんてことはおそらくない。

以上論外にもほどがある話だ、というので記事をおしまいにしてもじゅうぶんですが、とんでもない話を知りました。私がいろいろ情報をいただいているbogus-simotukareさんのブログから知ったことです。記事を読んでいて私が驚いたのが、私が何回か批判しているジャーナリスト高世仁ブログにこんな記述の紹介があったのです。

>そもそも閣僚の面々が軒並みむちゃくちゃな言動をし、国会議員の非常識さがワイドショーのかっこうのネタになる今日この頃、丸山議員の発言などかわいいものだが、実はこの人物は以前からスキャンダルまみれだった。

ある女性ディレクターが、彼を取材に行ったところ、部屋に閉じ込められてレイプ一歩手前までいったと私に訴えてきたこともある。

これほんとですか・・・。事実なら、論外の沙汰じゃないですか。警察に逮捕されたって文句は言えない、当然でしょ、これ。

ていうか、そうならなんでこれ高世なんかに話したんですかね。警察、放送局上層部、大手マスコミ、弁護士に伝えるべき話でしょう。いや、もう話したのかな? そしてその結果は? 握りつぶされたとか?

この記事は18日発表とありますが、この記事を執筆中の21日夜現在、まだ削除されているにはいたっていません。一応魚拓をとっておきました。それともこれ、私が驚いているのがどうかで、世間では全くの公然の話なんですかね。世間一般ではそうでなくても、詳しい人たちの間では公然の秘密とか?

なんとも見当もつきませんが、無視しておいていい話でもないと思いますので、記事にしました。bogus-simotukareさんの上の記事と、inti-solさんの記事を参考にしました。ありがとうございます。またこの記事の記述は、inti-solさんのブログにしたコメントの引き写しの部分が多くあることをご了解願います。

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アイルランド・英国紀行(2015年9月)(15)

2016-02-21 00:00:00 | 旅(英国・アイルランド)

コンウィの駅に戻り、列車を待ちます。

「Holyhead」とはあくまで英語の地名であって、ウェールズ語では違う地名ということですかね。それは確かに、「holy」も「head」も英語ではあります。

数分遅れで列車が到着しました。

車内販売もあります。どうでもいい話ですが、日本では、男性が車内販売をする姿って、あんまりないよね?

灰色の空と海は、なんとなく札幌⇔小樽間の海を思い出しました。

そうこうしているうちにバンガーの駅に着きます。ここは、大学の街でもあります。Wikipediaによると、

ウェールズにある6つのシティの1つである。2001年の国勢調査によると、学生でない住人の46.6%がウェールズ語を話すが、グウィネズの中で、その割合は少ない方である。

とのこと。

バスターミナルまで歩きます。やはり通りの標識も、ウェールズ語優先ですかね。

やはりウェールズ語ですかね。

年を取ったせいか、花に注目してしまいます。

このあたりは、バンガー大学の施設かと思われます。

なかなかいい建物です。私こういう建物が好きなんです。何の建物かは確認しませんでした。

ショッピングセンターの近くにバス乗り場がありました。

「ペンキ塗りたて」の注意がきもわざわざウェールズ語が上に表記されています。

親子がバスを待っていました。子どもの写真は危険ですが、性懲りなく撮る私。

バスが来ました。これに乗り、次なる目的地へ向かいます。

(つづく)

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アイルランド・英国紀行(2015年9月)(14)

2016-02-20 00:00:00 | 旅(英国・アイルランド)

コンウィ駅です。上にウェールズ語で注意書きがあることに注目。

公共の場では常にウェールズ語が英語より上に表記されています。ウェールズでウェールズ語(らしき言語)が話されているところをついに見聞することはありませんでしたが、このように地元の言語を優遇する政策は、いろいろ見習うべき点はあろうかと思います。

昼食を食べるためにレストランを探します。

なかなかすごいポストです。電話ボックスとか郵便ポストというのも、だんだん時代遅れのものになっています。この記事を仕上げてから気づきましたが、後ろの表記は英語のほうが上ですね(下はたぶんウェールズ語でしょう)。

いくつか店をのぞいて、とある店に入ります。黒板に書いてあった料理を注文します。味は悪くありませんでした。

真ん中の店です。コンウィに行かれる際は・・・って、あまりそのような人はいないですよね。

レストランの前は広場です。

警察署ですか。ずいぶん小さいですね。

ベンチでちょっと休みますが、アイスクリームがこぼれいて気楽に座れませんでした。

海の方へ歩いてみます。

観光客と地元の人が混然としています。

ウェールズでモレッティのビールのパラソルを見るのも、ちょっと「?」な気がします。

不幸があったですかね。お若い死だったようです。お気の毒です。

人がいじめないのか、鳥も堂々としていました。

写真をばしばし撮れます。

 駅へ戻ります。そろそろ列車(電車にあらず。未電化です)が到着します。

(つづく)

コメント (2)
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