最初にお断りしておきます。今日の記事はヌードの写真が多いので、女性の裸が嫌いな方、苦手な方はこの記事を読まないでください。
ヴァレリー・カプリスキーは、日本では1980年代にわりと知名度があった女優です。1962年にフランスで生まれた女優さんで、もうすぐ50歳になります。
名前からして彼女が東欧系の血を引いていることはわかりますが、他にも父方がトルコ、アルゼンチンの系統だとか。カプリスキーという名字はポーランド系の母方からです。
「美女探求」で取り上げますが、彼女はどちらかというと美女というよりも個性的な顔立ちというべきでしょう。このブログに登場するわりと古典的な風貌の美女たちとくらべると、だいぶ系統がちがいます。
だから、正直好き嫌いがはっきりするかも・・・。彼女のような顔は苦手という人も少なくないと思います。
日本で彼女のことを知っている人は、たぶん「ブレスレス」という映画でリチャード・ギアの相手役を勤めたというので記憶に残っている方が多いと思います。「ブレスレス」という映画はゴダールの「勝手にしやがれ」のリメイクなのですが、根本的に違う映画です。
彼女はこの映画で大胆なヌードになっています。が、映画の出来が悪くて、彼女もアメリカでその後活動するにいたらず、フランスに戻ることになりました。
そして英国人の映画監督クリストファー・フランクの「サロメの季節」に出演します。
ベルナール・ジロドーやカロリーヌ・セリエなど、キャストもなかなか見栄えのするこの作品で、彼女は男たちを手玉に取りながらも本命からは決して相手にされない少女(といってもすでにこの映画撮影時彼女は成人していますが)クリスを演じています。
私の勝手な考えでは、たぶんこの映画が彼女の映画女優のキャリアとして頂点だったと思います。
フランスを代表するヴァカンスの地であるサントロペでロケーションされていまして、美しい南仏の景色を楽しむのにもいい映画です。
余談を書かせていただきますと、私2002年にサントロペに遊びに行きまして、泊まったホテルの従業員の人から「あの映画は隣のホテルでロケしたんですよ」なんて話を聞きました。ただ、カプリスキーはあんまり活躍していないわねという(予想通りの)厳しいコメントもいただきましたが。
海岸でのシーンは、ほとんどトップレスというかなりすごい演技です。ヌードに寛容なフランス映画でも、ここまで見せるのはそんなにないかも。
ただ、この映画での彼女は、正直母親役のカロリーヌ・セリエに負けてしまっています。セリエは40ちょっと前くらいにこの作品に出演していますが、なーんかジロドーが娘より母親を選んじゃうのも納得できちゃうような・・・。年の功というべきかどうかわかりませんが、いまひとつカプリスキーは女優としても魅力に欠けるところがあったんかななという気がします。
しかしそうすると、この映画の趣旨には反するわけで、ヴァレリー・カプリスキーという女優さんの限界でもあったかなと思います。
この映画が公開された後、彼女の作品は長い間日本では公開されていないみたいです。1996年にジャン=ユーグ・アングラート主演の「世界でい一番好きな人」で顔を見ました。30すぎでした。2006年には「アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵」で彼女の姿を見ることができました。が、そのときの彼女の姿を見たとき、普通の女性という印象しか受けませんでした。映画女優の持つ華やかさみたいなものを感じることができませんでした。
現在でも彼女はそれなりに映画出演をしています。むしろ50ちょっと前の難しい年齢にしては積極的に顔を出しているところでしょうか。そして彼女は、結婚はしていません。
最近の彼女の姿です。この写真を見ると、それなりに華やかです。
最後の写真は、昨年の6月にモナコで行われたモンテカルロ・テレビ・フェスティヴァルでの彼女です(撮影されたのは6月6日)。
女優さんとしては、そんなに大成功をおさめたとは言いかねますが、また彼女の出演作品が日本で公開されることもあるでしょう。その時は私もぜひ劇場に足を運びたいと思います。
ヴァレリー・カプリスキーは、日本では1980年代にわりと知名度があった女優です。1962年にフランスで生まれた女優さんで、もうすぐ50歳になります。
名前からして彼女が東欧系の血を引いていることはわかりますが、他にも父方がトルコ、アルゼンチンの系統だとか。カプリスキーという名字はポーランド系の母方からです。
「美女探求」で取り上げますが、彼女はどちらかというと美女というよりも個性的な顔立ちというべきでしょう。このブログに登場するわりと古典的な風貌の美女たちとくらべると、だいぶ系統がちがいます。
だから、正直好き嫌いがはっきりするかも・・・。彼女のような顔は苦手という人も少なくないと思います。
日本で彼女のことを知っている人は、たぶん「ブレスレス」という映画でリチャード・ギアの相手役を勤めたというので記憶に残っている方が多いと思います。「ブレスレス」という映画はゴダールの「勝手にしやがれ」のリメイクなのですが、根本的に違う映画です。
彼女はこの映画で大胆なヌードになっています。が、映画の出来が悪くて、彼女もアメリカでその後活動するにいたらず、フランスに戻ることになりました。
そして英国人の映画監督クリストファー・フランクの「サロメの季節」に出演します。
ベルナール・ジロドーやカロリーヌ・セリエなど、キャストもなかなか見栄えのするこの作品で、彼女は男たちを手玉に取りながらも本命からは決して相手にされない少女(といってもすでにこの映画撮影時彼女は成人していますが)クリスを演じています。
私の勝手な考えでは、たぶんこの映画が彼女の映画女優のキャリアとして頂点だったと思います。
フランスを代表するヴァカンスの地であるサントロペでロケーションされていまして、美しい南仏の景色を楽しむのにもいい映画です。
余談を書かせていただきますと、私2002年にサントロペに遊びに行きまして、泊まったホテルの従業員の人から「あの映画は隣のホテルでロケしたんですよ」なんて話を聞きました。ただ、カプリスキーはあんまり活躍していないわねという(予想通りの)厳しいコメントもいただきましたが。
海岸でのシーンは、ほとんどトップレスというかなりすごい演技です。ヌードに寛容なフランス映画でも、ここまで見せるのはそんなにないかも。
ただ、この映画での彼女は、正直母親役のカロリーヌ・セリエに負けてしまっています。セリエは40ちょっと前くらいにこの作品に出演していますが、なーんかジロドーが娘より母親を選んじゃうのも納得できちゃうような・・・。年の功というべきかどうかわかりませんが、いまひとつカプリスキーは女優としても魅力に欠けるところがあったんかななという気がします。
しかしそうすると、この映画の趣旨には反するわけで、ヴァレリー・カプリスキーという女優さんの限界でもあったかなと思います。
この映画が公開された後、彼女の作品は長い間日本では公開されていないみたいです。1996年にジャン=ユーグ・アングラート主演の「世界でい一番好きな人」で顔を見ました。30すぎでした。2006年には「アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵」で彼女の姿を見ることができました。が、そのときの彼女の姿を見たとき、普通の女性という印象しか受けませんでした。映画女優の持つ華やかさみたいなものを感じることができませんでした。
現在でも彼女はそれなりに映画出演をしています。むしろ50ちょっと前の難しい年齢にしては積極的に顔を出しているところでしょうか。そして彼女は、結婚はしていません。
最近の彼女の姿です。この写真を見ると、それなりに華やかです。
最後の写真は、昨年の6月にモナコで行われたモンテカルロ・テレビ・フェスティヴァルでの彼女です(撮影されたのは6月6日)。
女優さんとしては、そんなに大成功をおさめたとは言いかねますが、また彼女の出演作品が日本で公開されることもあるでしょう。その時は私もぜひ劇場に足を運びたいと思います。