ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

コペンハーゲン、マルメ、フレンスブルク紀行(2014年7月~8月)(37)

2014-11-30 00:00:00 | 旅(欧州―英国・アイルランド以外)

本日このホテルをチェックアウトしてドイツを出国し(といってもパスポートチェックなどはなし)、デンマークを通過してスウェーデンのマルメに行きます。ここに2泊3日して、今回の旅は終了です。

ホテルの女性。英語話せますかと(ドイツ語で)聞いたら、少し話せるというので、ちょっと話をします。たしかにあまり上手な英語ではありませんでした。ドイツだったら英語は通じまくりと考えたら、案外そうでもない。一般人はともかく、ホテルの人でもそうです。この街のようなはずれのところや旧東独では特にそうなのでしょう。

ホテルの外観です。実は、このホテルの代金150ユーロ(75ユーロ×2泊)を現金で払ったら、私はユーロ現金がほとんどなくなりました。といいますか、そこから逆算して金を使ったのですが、しかしほんとほとんどなくなることになったので、追加請求されたら金を両替かなと考えていましたが、そういうことはありませんでした。1泊75ユーロという価格が税金その他込みで助かりました。サービス料の徴収があったかどうかについては未確認。

駅まで歩きます。真ん中の女性は私の好みです。

フレンスブルク駅です。

これに乗ります。

このような緑は、夏のドイツらしい、というべきでしょうか…。

あ、来ました。

車掌室です。

またデンマークの駅の終点で降りて、バスに乗り換えます。コールディングという駅までです。しかしこの女の子もすごい金髪だな。

こういうホテルに泊まる旅もいいですね。

コールディングの駅に到着します。

バス運行を説明する看板ですかね。

コペンハーゲン行の列車を待ちます。

典型的なデンマーク女性の雰囲気がある駅員さんです。なお、彼女は足首にタトゥーをしていました。白人て、なにげにこのような普通気な人でもタトゥーをしている人がいます。それもかなりの割合で。

 

これに乗ってコペンハーゲンに向かいます。

(つづく)

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コペンハーゲン、マルメ、フレンスブルク紀行(2014年7月~8月)(36)

2014-11-29 00:00:00 | 旅(欧州―英国・アイルランド以外)

港をさらに歩きます。

朝とかじゃなくて夕方というより、実際は夜ですが、ランニングする元気な女性たち。

まだ鉄道は走っているのかな? 未確認です。

内港独特といっていいのかな、なめらかな水面がきれいです。

いまにしてみれば、ビールを持っている男性、カメラ目線でちょっと怖いな。

近くには簡単な公園もあって、子どもたちが遊んでいました。

どうです、昔のオランダ絵画みたいできれいでしょう。

港を離れます。

だいぶ人通りも少なくなりました。

ホテルへ戻ります。

 9時ちょっと前ですが、この明るさなので、時間感覚がだいぶ狂いました。明日はこの街を去って、コペンハーゲン経由でスウェーデンのマルメへ行きます。

(つづく)

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某地方都市で見かけた夕焼け

2014-11-28 00:00:00 | フォトログ

たまたま某地方都市で見かけた夕焼けです。

人生たまには、こういうすごい夕焼けを見ることがあります。

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読んでいて、思いっきり不快な気分になるニュース

2014-11-27 00:00:00 | 社会時評

今日は読んでいて、思いっきり不快な気分になるニュースをご紹介。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141126-00050018-yom-soci(早くもリンク切れ)

>「知的障害者は抵抗しない」探してわいせつ行為
読売新聞 11月26日(水)8時49分配信


. 知的障害がある少女にわいせつな行為をしたとして、福岡県に住む無職友納義晴被告(66)が準強制わいせつ容疑などで逮捕、起訴されていたことが捜査関係者への取材でわかった。

 友納被告は「知的障害者は抵抗しないと思い、施設の周辺で探した」と供述。過去にも知的障害のある少女への準強姦(ごうかん)罪などで実刑判決を受け、今年6月に出所したばかりだった。

 捜査関係者によると、友納被告は10月上旬頃、知的障害者が利用する同県内の施設近くで、施設に通う10歳代の少女を無理やり車に乗せ、体を触るなどわいせつな行為をしたとして、わいせつ略取と準強制わいせつの容疑で同下旬に逮捕され、両罪で今月12日に福岡地裁に起訴された。

 少女が保護者に被害を訴え、保護者が福岡県警に被害届を提出。県警は少女の証言や手口などから、友納被告が関与した疑いが強いとみて捜査を進めていた。
.最終更新:11月26日(水)8時49分

こちらも。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20141126-00000033-jnn-soci

>服役・出所直後の男、知的障害の少女にわいせつ行為

TBS系(JNN) 11月26日(水)14時54分配信

 福岡県内で知的障害がある少女にわいせつな行為をしたとして、66歳の男が逮捕・起訴されていたことが分かりました。男は6年前に知的障害者に対する準強姦罪で服役し、出所したばかりでした。

 福岡市早良区の無職・友納義晴被告(66)は今年、福岡県内にある知的障害者の施設に通う少女を無理やり車に乗せ、わいせつな行為をしたとして、わいせつ略取と準強制わいせつの罪で今月12日、起訴されています。

 警察は、被害者保護のためとして友納被告を逮捕した事実を発表しておらず、犯行の詳細や供述についても明らかにしていません。

 友納被告は2008年に重い知的障害がある少女に性的暴行を加えた準強姦の罪で懲役6年の実刑判決を受け、出所したばかりでした。(26日11:39)

最終更新:11月26日(水)18時1分

どうです、みなさん。思いっきり不快になったでしょう。読売の記事の方が速攻で削除になったのは、やはり

>警察は、被害者保護のためとして友納被告を逮捕した事実を発表しておらず、犯行の詳細や供述についても明らかにしていません。

 からなんですかね。それで、上の記事を読んでいて私が気になったのがこちら。

>友納被告は「知的障害者は抵抗しないと思い、施設の周辺で探した」と供述。過去にも知的障害のある少女への準強姦(ごうかん)罪などで実刑判決を受け、今年6月に出所したばかりだった。

つまりは、常習犯だということですね。ほかにも

>県警は少女の証言や手口などから、友納被告が関与した疑いが強いとみて捜査を進めていた。

とありますから、まさに警察にもおなじみの要注意人物だったということです。

このブログでも何回かとりあげている人たち同様、この人物も明らかに病気ですね。刑務所に放り込んでもいっこうに矯正しない人間だということです。精神障害、あるいは知的障害もあるかな? そのあたりは詳らかでありませんが、こういう人間て、一体全体どうすればいいんですかね。

刑務所に入って懲りない人間というのは、やはり行政が治療のたぐいをする必要があるんですかねえ。人権侵害にもなりますが、本人も苦しむことですから、ある程度行政が介入したほうがいいかもですね。

この人も、今回はそれなりに厳しい刑を求刑され判決になるかと思いますが、また出所したら・・・という可能性が見えますね。厳しいといってもわいせつ略取と準強制わいせつだから、そんなに法定刑が長いわけでもないし。

こういう事件は、ほんと万人が不快になるし、被害者は死ぬまで苦しみますし、親その他関係者も深く傷つきます。救いがありません。

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聞き捨てならんニュース

2014-11-26 00:00:00 | スポーツ

私にとっては、聞き捨てならん(笑)ニュースを読みました。記事より。

>浅田真央 韓国人男性の間で「女」としての人気はヨナより上

NEWS ポストセブン 11月25日(火)7時6分配信

産経新聞ソウル駐在客員論説委員の黒田勝弘氏によれば、日本人の嫌韓感情の裏に、韓国に対する日本人の「剥奪感」(サムスンの好調や、スポーツでの韓国の好調っぷりへの複雑な感情)があるとしたら、それは韓国に対する過大評価だという。黒田氏が解説する。

 * * *
 端的に言って、韓国人は寿司屋のカウンターで日本の「サケ」やアサヒビールを飲み、握り寿司をつまみながら「安倍はケシカラン!」と反日の気炎を上げている。

 慰安婦報道や親韓史観が「良心的」として人気の朝日新聞とともに、アサヒビールも輸入ビールの中でトップ人気とは小憎い(?)が、日本統治時代から日本風ビールの味に馴染んだ韓国人にはいたし方ないだろう。

 村上春樹の新刊発売で書店に行列ができるのは海外では韓国だけだし、東野圭吾の作品はみんなベストセラーでソウル大図書館の貸し出しナンバーワンである。韓国人たちはハルキ・ワールドに憧れ、東野圭吾の推理世界にハマっているのだ。

 女子フィギュアのキム・ヨナなどはさしずめ「剥奪感」のシンボルかもしれない。浅田真央が最後まで勝てなかったのはキム・ヨナの?神がかり演技?のせいだが。しかし韓国男性の間では「女」としては真央の方が人気がある。「隣の芝は青い」というわけだ。

 韓国人はいわば「昼は反日、夜は親日」であり「男は反日で女は親日」「学校では反日で放課後は親日」「ニュースは反日(日本非難)で企画番組は親日(日本に学べ)」という見事な(?)二重構造になっている。

 筆者はそんな韓国、韓国人の不思議さの現状をナゾ解きしつつ、日本社会の過剰な反韓を戒め、その「対韓剥奪感」を癒す意味で新著『韓国人の研究』(角川学芸出版)を書いた。そこでは問題の「嫌韓ヘイトスピーチ」を「韓国への有名税」と断じた。日本もそうだったように韓国も大きくなれば国際的に「税負担」は増えるのだ。お互い興奮することはない。

※SAPIO2014年12月号

この記事については、ほかは(その内容が事実かどうかということについても)私は興味がありません。あるのは、こちら(笑)。

>女子フィギュアのキム・ヨナなどはさしずめ「剥奪感」のシンボルかもしれない。浅田真央が最後まで勝てなかったのはキム・ヨナの?神がかり演技?のせいだが。しかし韓国男性の間では「女」としては真央の方が人気がある。「隣の芝は青い」というわけだ。

 これ、ほんとなんですかね(笑)。

「SAPIO」を読めば、そのデータが掲載されているのかもしれませんが、当記事執筆時点で確認していませんのでわかりませんが、これはぜひデータを示してほしいですね。世論調査なりなんなりで、可能なら複数のデータがほしい。事実かどうか、実に興味深いというものです。

前にこのブログで、日韓ともども、親しみを持てる韓国人、日本人として、キム・ヨナと浅田真央がトップで挙げられているというデータを紹介したことがあります。

ちょっと面白い世論調査の結果(キム・ヨナは必ずしも日本人から嫌われているわけでもないらしい)

この記事で私は、2013年に行われた読売新聞の世論調査を紹介しました。

>日本人が最も親しみを感じる韓国人は、女子フィギュアスケートの金妍児(キムヨナ)選手(42%)、韓国人が親しみを感じる日本人のトップは浅田真央選手(26%)だった。金選手と浅田選手は、10年の調査でもトップ。

 これは、あるいは知名度が高い、ということが「親しみ」に転化しているのかもしれません。もちろんそれは悪いことではありません。ある意味当たり前な話です。

それにしても、日本人ならともかく、ほんとに韓国人男性の間で浅田真央のほうがキム・ヨナより人気があるんですかね。

>「女」としては真央の方が人気がある

ってあるけど、女としてなら、ぜったいキム・ヨナのほうがいいんじゃないんですかね。浅田真央なんかキム・ヨナの・・・なんて私の個人的な見解は別として、「かわいい」とか「幼い」というのならともかくとして、成人女性の魅力みたいな話をしたら、ヨナさんのほうがずっといいと思いますけどね。

まあこのあたりはまたデータが出てくるかもしれませんから、それを見つけたらまた記事にしましょう。

そもそも産経の黒田記者が「SAPIO」に書いた記事なんか信用できるかという意見もあるかもですが、いずれにせよ事実なら大変興味深い話です。私なりに興味をもっていきたいと思います(笑)。

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「最悪の誘拐殺人事件」の現場を歩いてみることにする(改題しました)

2014-11-25 00:00:00 | Weblog

前にこのブログで、非常にやりきれない誘拐事件についての記事を書いたことがあります。

 最悪の誘拐殺人事件

実はこの記事は、私のブログの中でもわりあいアクセス数の多い記事です。

で、その事件について、私は次のようなことを書きました。

>いつとはいえませんが、福山市に行って、この事件の現場を歩いてみようかなと思います。

それから2年以上、私はこの事件の現場に行くことはありませんでしたが、近いうちに現場を歩いてみることにしました。そんなに長い時間福山市に滞在できるわけではありませんが、子どもが誘拐された現場、犯人が逮捕された現場、殺害が行われて死体が発見された現場くらいは、顔を出してみたいと思います。そして、犠牲者の方を弔うために、手の1つも合わせてきます。

いつ行くかは書きませんが、この冬の間には行きます。行ったらすぐに記事にいたします。

2015年2月15日追記:この記事の原題は、

「最悪の誘拐事件」の現場を歩いてみることにする

でしたが、元の記事が「最悪の誘拐殺人事件」ですので、それに合わせて題を変更しました。

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コペンハーゲン、マルメ、フレンスブルク紀行(2014年7月~8月)(35)

2014-11-24 00:00:00 | 旅(欧州―英国・アイルランド以外)

夕暮れの港を歩きます。

パステル系の建物と、ややベタな広告がミスマッチかな?

捨ててあるのか、わざと置いてあるのかは不詳です。

車のナンバーの「FL」とはフレンスブルクのことです。

もうしばらく港を歩きます。

(つづく)

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コペンハーゲン、マルメ、フレンスブルク紀行(2014年7月~8月)(34)

2014-11-23 00:00:00 | 旅(欧州―英国・アイルランド以外)

さらに街を歩きます。

こういう光景はまさに欧州ならではというか、日本ではなかなかお目にかかれません。

けっきょく昨日と同じ店で食事をしてしまう進歩のない私。店のオーナーが、お、またお前かという顔をしました。アジア人で連日来る客というのも珍しいのでしょう。

食べるものまで同じです。おいしくいただきます。

こういう美女ウォッチもいいですね。

教会が夕日にきれいです。

私は全然知らない方ですが、こちらの方のようですね。同じレリーフの写真があります。

中を見てみたのですが、営業はしていないみたいでした。

いまにしてみれば、こういうピザ屋に行ってみてもよかったかもです。

昨日行ったアイスクリーム屋です。

またアイスクリームを買ってしまいます。そして写真を撮っていると・・・。

店のスタッフが写真を撮っている私をゲラゲラ笑って、写真を撮ってあげるよと言ってくれました。というわけで撮ってもらいます。ほんとは、誰かに頼んで、このスタッフと写真を一緒に撮ってもらえばよかったかなと。こういうのもタイミングで、一度外してしまうと難しいところがあります。画像処理かけりまくりでごめんなさい。ほんとは私の表情を読者の皆さまにも見てもらいたいんですけどね。

なかなかきれいな花です。前にも書いたように、花とかに、以前と比べると注目することが増えた私。

いかがわしい雰囲気の建物です。

門を出ます。また港に沿って歩くつもり。

(つづく)

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コペンハーゲン、マルメ、フレンスブルク紀行(2014年7月~8月)(33)

2014-11-22 00:00:00 | 旅(欧州―英国・アイルランド以外)

ホテルでしばらく休み、また夕方になって外に繰り出します。これはホテル近くの落書きか、正規のイラストかわかりませんが、良くかけています

とくに左側の女の子、すごい脚です。

路上カフェで、ビールを飲みます。

こちらは隣のカフェ。

なかなかおいしいビールでした。外国で飲むビールは格別です。

ビールというのは、グラスもそのビールのうまさが引き立つようにできています。だから、ビールの銘柄のグラスを使うことにもそれなりの意味があるわけです。

飛行機雲が見えました。

ここで金を払います。キャッシュオンデリヴァリーか、女の子に会計するのではないわけです。

いまの時代、あまり公衆電話というものも存在意義がないでしょうが…。これも個人的に好きな写真。

ドイツ語圏のチェーンレストランである「ノルドゼー」でちょっと魚のサンドをいただきます。魚系の料理を出すレストランです。軽食堂とでもいうべきかな。ファーストフード系です。

こういう服装の女の子、日本では見かけないなあ。

7

さらに街の探索を進めます。

(つづく)

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思いっきり欝になる事件

2014-11-21 00:00:00 | 社会時評

本日の記事は違う記事を用意していたのですが、急きょ記事を変更します。読者の皆さまもご存知であろう事件です。記事を。

>ミス・ホンジュラス、遺体で発見=誘拐・殺人容疑で男2人逮捕
時事通信 11月19日(水)23時20分配信

【サンパウロ時事】中米ホンジュラスの警察は19日、行方不明となっていたミス・ホンジュラスのマリア・アルバラードさん(19)と姉のソフィアさん(23)が遺体で見つかったと発表した。
 地元メディアによると、警察は姉妹を誘拐、殺害した疑いでソフィアさんの恋人の男ら2人を逮捕。遺体の運搬に使ったとみられる車も押収した。ほかにも事件に関わった容疑者がいるとみて調べている。
 姉妹は13日夕、同国北部サンタバルバラで行われたパーティーに参加後、知人が運転する車で帰宅途中に連絡が取れなくなった。
 マリアさんは4月にミス・ホンジュラスに選ばれた。ミス・ワールドのコンテストに参加するため、19日にロンドンに向かう予定だった。 

一部の報道によると、どうも姉さんのほうが他の男性と踊っていたのに激高したともありますね。こちらを。

>動機について、他の男性とダンスをしているのを見た姉の交際相手が逆上し、姉と、その場に居合わせたマリアホセさんの2人を撃ったと話しているという。

このあたりの報道が正しいのかどうかは分かりませんが、いずれにせよ2人も人を殺すような話ではありません。なーんで、こんなことで人まで殺すわけ、っていう気がしますね。世の中の殺人事件なんてそのたいていは実にどうでもいい理由で実行されるものなのかもしれませんが、姉さんのほうだってもちろん殺される理由なんかないし(これなら殺されるのも仕方ない、なんてことはそうそうめったにあるとも思いませんが)、妹さんにいたってはおそらくほとんど単なる巻き添え。気の毒で仕方ありません。

犯人の男から、姉さんへの暴力みたいなものがあったかどうかも気になるところですが、私はこういう事件を聞くと、前にも紹介した長崎県のストーカー殺人事件を思い出します。前にも引用したことがありますが、これは相当すさまじい事件ですので再度紹介します。

>三重県桑名市の無職筒井郷太被告は、千葉県習志野市で同居していた女性(三女(当時23))が、家族によって西海市の実家に連れ戻されたと思い込み、家族を殺害して連れ戻そうと計画。2011年12月16日午後6時ごろ、西海市の実家の敷地内にある別宅に窓ガラスを割って侵入し、祖母(当時77)を包丁で刺殺。さらに午後6時20分ごろ、実家に侵入し、母(当時56)を包丁で刺殺し財布などを盗んだ。そして二人の死体を、母のワゴン車に押し込んで隠した。
 2011年9~10月に習志野市内で女性の顔を殴るなどして約3週間のけがをさせたほか、2011年11~12月、三女の姉弟や同僚ら8人に「お前は必ず殺す」などとメールを送って脅した。

 三女と筒井被告はインターネットの会員制交流サイトで2010年9月に知り合った。2011年5月から三女の住む習志野市のマンションで同居を始めたが、筒井被告は三女のメールを先にチェックする、勝手に家族や友人たちと連絡をとらせない、勤務中の出来事について10~15分おきにメールや電話で報告させる、など厳しく束縛した。6月下旬以降、連絡や帰宅が遅れたといった理由で三女の頭や顔を殴る蹴る等の暴行を加えた。「俺から離れたら、絶対にお前の家族を殺す。先輩、友達も殺すし、みんな殺す」などと脅迫した。三女は逃げ出すことも、家族や警察に相談もできない被虐待女性症候群となった。そして三女は事実上の監禁状態にされた。
 2011年10月29日、三女の父親から相談を受けた長崎県警西海署が、千葉県習志野署に通報。30日、三女の部屋に長女、会社上司と習志野署員2人が突入。署員が筒井被告を傷害容疑で任意同行したが、「二度と近づかない」との誓約書を書かせて帰した。三女宅にはその後も筒井被告から電話があった。31日、父親が三女を西海市の自宅に連れて帰った。
 11月1日、父親は西海署に「傷害の被害届を出したい」と相談したが、「事件が起こった場所の警察署へ」と言われた。同日、習志野署は筒井被告に2回目の警告を行った。父親は4日、習志野署に「被害届を出したい」と電話をする。5日、西海署に「無言電話が続く」と相談した。8日、神族が習志野署に「三女の部屋に侵入の跡がある」と通報したが、同署は対応しなかった。13日頃から、筒井被告は三女の知人らに脅迫メールを送り続けた。21日、父親は西海署、習志野署に脅迫メールについて相談。両署とも「被害者の居住地の警察署に相談を」と言うのみであった。そこで父親は桑名署に脅迫メールを伝え「筒井の実家巡回を」と要求。同署は「西海、習志野署に確認する」と回答したものの、その後連絡はなかった。いずれの署もメール内容を詳しく確認しなかった。
 12月1日、三女が習志野署に「被害届を出したい」と電話し、生活安全課は「いつでもいい」と回答した。そこで6日、父親と三女が習志野署で傷害の被害届を出そうとしたが、応対した刑事課の係長は別事件の対応を理由に「被害届の提出は一週間待ってほしい」と伝え、捜査を始めなかった。その理由は、12月8日から10日まで、生活安全課長を班長とする当直勤務のグループ単位で行う北海道への慰安旅行に参加するためだった。他メンバーは刑事課の係長を含む4人、生活安全課、地域課、交通課から2人、警備課の1人で合計12人だった。
 7日、三女の知人が脅迫メールについて県警に相談をしている。8日、桑名市の実家に戻っていた筒井被告は家を飛び出し、翌9日、未明から三女宅のチャイムを鳴らしたりベランダを叩いたりした。父親は習志野署に通報したが、警察官は「顔を確認したのか」「逮捕はできない」と言って帰った。その後、女性の自宅に筒井被告の両親が来て「(息子を)早く逮捕してほしい」と訴え、女性の父親が署に連絡した。刑事課員が「逮捕状が出ていない。現行犯でない限り困難」と説明した後、筒井被告らしき男を自宅前で発見。追跡するも見逃した。刑事課長は筒井被告を電話で呼び出し署で事情を聴くが、暴行を否認。逮捕を検討したが、捜査を先送りして三女への事情聴取が始まっておらず不可能と判断。生安課へ引き継いだ。生安課係長は女性宅周辺を徘徊した人物を筒井被告と確認できず、ストーカー規制法による検挙も断念。警告だけで済ませ、迎えに来た筒井被告の両親に連れ帰るよう指示した。
 12日、習志野署は三女と父親から事情聴取を始めた。14日、習志野署はようやく被害届を受理した。同日夜、桑名市の実家に戻っていた筒井被告は、父親を殴り、母親の携帯電話を奪って家出した。筒井被告の父親が「息子に殴られた」と119番。署員が駆け付けた際には筒井被告の所在は不明となった。なお筒井被告の両親もこれまでに計3回、相談したり通報している。筒井被告は金を持って、長崎に向かっていた。三重県警から連絡を受けた千葉県警は三女の安全を確かめたが、長崎県警には筒井被告の動きを伝えていなかった。
 16日の事件当日、三女と父親は長女とともに東京にいた。午後9時ごろ、学校から帰宅した次男が、室内が荒らされている状況を知り、ワゴン車の荷台から2人の死体を発見した。
 家族らの説明から筒井被告が浮上。捜査員が17日午前9時20分頃、長崎市内のホテルにいた筒井被告に任意同行を求め、事情聴取し、同日、殺人、住居侵入容疑で逮捕した。この日、千葉県警は傷害容疑で筒井被告の逮捕状を取っていた。
 2012年1月、筒井被告を鑑定留置。4月24日、鑑定が終了し、26日に殺人、住居侵入、窃盗の罪で筒井被告を起訴。5月1日、長崎県警が傷害容疑で筒井被告を再逮捕。21日、脅迫容疑で筒井被告を再逮捕した。


この事件も、そこまでしなくていいだろうと思うし、日本は死刑制度があるから有罪なら確実に死刑判決になるわけで、お前そこまで自分の命を無駄にしなくていいだろうと思います(現在死刑判決をうけて、最高裁上告中)。調べた限りでは、ホンジュラスでは死刑は廃止されているということですので、この犯人(たち)も死刑にはならないにしても、有罪になれば仮釈放なしの終身刑のたぐいじゃないですかね。それは(もし真犯人なら)犯人の不徳のいたすところですが、自分のことをもう少し大事にしてほしいなと思います。自分のことを大事にできない人間は、他人のことを大事にすることもできません。

それにしても、このような事件はどうにもなりませんね。自分の身を守るといったって、こんなの事実上どうしようもないですよね。自分の運の悪さを呪う以外できることがありません。

お亡くなりになった姉妹のご冥福をお祈りいたします。

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