ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)

映画、旅、その他について語らせていただきます。
タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。

ホーチミン、プノンペン、ソウル紀行(2013~2014)(29)

2015-05-31 00:00:00 | 旅(東南アジア―ミャンマー以外)

それでは、また午前中とは違った地区のチョロンを観光することにします。

何をねっころがっているんですかね。

おお、日本の重機ががんばっていますね。

このあたりは、袋とか縄などを商っている区域のようです。

思わず写真を撮ってしまいました。

いろんなビニールシートを商っているんですかね。

ハンモックのように寝ている人もいます。

バゲットの屋台があったので、ホーチミンというかベトナム初バゲット体験をしてみます。

眼鏡をかけている子どもは、ベトナムではあまりいません。

普通のが7,000ベトナムドンです。

女性が作ってくれます。

いい笑顔を見せてくれました。

このバゲットですが、食べてみるとものすごくうまい。調味料から、パン、中の具にいたるまで、ごくありきたりの屋台で食べただけなのにその味に感心させられました。ベトナムの食も侮れません。

(つづく)

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ホーチミン、プノンペン、ソウル紀行(2013~2014)(28)

2015-05-30 00:00:00 | 旅(東南アジア―ミャンマー以外)

手前の女性、もうこの市場に長くいるんでしょうね。

こういうのは、アジアの市場でよく見かけますね。

このユニフォームは、いろいろな人が着ていますね。水餃子を食べた店で赤ん坊にミルクをあげていた女性も着ていました。

ヘルメットをかぶっているということは、バイクで動いている人なんでしょうね。

これは個人的に好きな写真です。

それにしても東南アジアの市場って、手前の2人の女性のような、ちょっと気怠そうな人たちがいたりします。やはり暑いせいもあるのでしょうか。

うーん、なかなかおいしそうです。

なかなか迫力のある女性です。

こういう雰囲気もいいですね。だから私は、市場が好きなのです。

せっせと売上を記録しているんですかね。

ようやく市場を出ます。

そんなに遅い時間でもありませんが、だいぶ陽も落ちてきました。

手前の女性、なかなか豪快な笑顔を見せてくれました。ありがたいことです。

(つづく)

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ちょっと不幸がありました

2015-05-29 11:19:10 | Weblog

すみません、私の祖父(下の記事で登場した人)が、昨日(5月28日)急死しました。病院とかでなく、自宅で、しかも死んだ瞬間も確認できないので、検死だなんだで警察も来て、おまけに母その他子どもにも事情聴取があったりとけっこう大変だったようです。よって、明日と明後日の記事は、自動更新という形を取りますが、コメント欄はちょっと対応できないかもしれません。

年齢も年齢ですので、死んだのは仕方ありませんが、今月初めは、親類の結婚式にも姿を見せていたので(さすがに相当きつそうでしたが)、やはり死には驚きました。

 
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根本的な問題を逃げる男、荒木和博

2015-05-28 01:22:43 | 北朝鮮・拉致問題

すみません、またbogus-simotukareさんの記事からいただいたネタです。荒木和博の書いた記事です。

できない理由

(前略)

 「できない理由」、私は現職・OBの自衛官からさんざん聞かされました。拉致被害者の救出に自衛隊を使えないのか、と聞いたときの答えです。これまでも何度か書きましたが、「態勢ができていない」「憲法上の制約がある」「自衛隊法に任務が書かれていない」「訓練がされていない」、できない理由の羅列でした。

(後略)

いや、最大の理由は、そんなことじゃないでしょう。単に「拉致被害者の所在が確認できない」ということでしょう。

拉致被害者の所在が確認できなければ、自衛隊なんか出動させるなんて以前の話でしょう。そもそも論として、生死すら確認できていないんだから、所在以前の話ですが、荒木に話をした自衛隊の人たちは、荒木にそういう話をしないんですかね。あるいは、荒木は、そういうことを認識していないとか? どっちも現実にはあり得ない話でしょう。自衛隊の人だって荒木だって、そんなことは重々承知でしょう。

それにしたって、荒木だって「荒木さん、自衛隊を投入するって、どこに投入するというんですか?」とか質問を受けたことがないわけじゃないでしょうにね。ていうか、私が仮にそんな質問をしたところで荒木は適当に逃げるだけでしょうが、拉致被害者家族は、そのような質問をしないんですかね。しないのならなぜ、したのなら、荒木がその時どんな回答をしたのか多少興味があります。たぶん「それを調査する」くらいの回答でしょうが、昔から荒木(とその仲間たち)はさんざんそんな話をしていたわけで、今日にいたるまで拉致被害者の所在どころか生存の確認すらできていないんだから、そんなことは絶望にもほどがあるというものじゃないですかね。

私は部外者だから、荒木がどんだけ馬鹿なことをほざいたところで、「非常識な人間が非常識なことを今日もほざいている」としか思いませんが、当事者である拉致被害者家族は、そういうことでいいんですかね。私がその立場だったら、「そういう非現実的な話はやめて、もう少し可能性のある話をしよう」くらいのことを荒木に言っていると思いますが、そんな程度のことも言う人がいないんでしょうか。(文字通り)十年一日のようなことばかり主張している人たちだから(こちらの記事参照)どうだっていいのか。しかしそれでも、荒木が「拉致被害者たちの所在がつかめない」という程度の本質的な問題から逃げているのは、やはりそこを指摘されたら弱いということなんでしょうね。しかし自衛隊うんぬんというのなら、これこそが一番根本的な問題でしょう。

なにをいまさらながら、あてにならない人間です。例によってbogus-simotukareさんに感謝いたします。

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個人的な意見では、韓国の宿は、そんなに悪くないと思う

2015-05-27 00:00:00 | 旅(韓国)

bogus-simotukareさんのブログで、産経新聞の次の記事を知りました。

> 【ビジネス解読】トイレは故障、郵便受けでチェックイン、韓国あまりに酷い“ホテル”事情 中国人観光客でさえ「二度と来ない」(魚拓)

 朝鮮日報は、5月11日の日本語版サイトで、中国人観光客が韓国の宿泊施設に「がっかり」したという記事を掲載した。

 それによると、今年2月に中国の旧正月「春節」を利用して妻とソウルを訪れた中国人男性は、市内中心部のレジデンスに宿泊した。早速、トイレの便器が故障していたが、誰も修理に来なかったため、階下の商業部エリア内のトイレまで駆け込むはめになった。

 中国人が泊まった部屋は、個人がウエブサイトを介して自宅を貸し出した、いわゆる「無許可ゲストハウス」だったという。別の“宿泊施設”では、フロントのようなものがなく、部屋の鍵の受け取りは郵便受けになっている実態もあるという。

 つまりこれ「無許可ゲストハウス」の話であって、いわば触法(?)宿とでもいうべきものであり、韓国の宿一般がそうだっていう話ではありません。この記事自体は、朝鮮日報に載った記事とのことですから、産経新聞お得意の、事実かどうかすら怪しい記事ではありませんが、読者を誤解させる危険はあります。それがこの記事のねらいですけど(笑)。

で、私個人の意見を書きますと、韓国の宿で、そんなに不快な経験をしたっていうことはあまり記憶にないですね。私は、ソウルはもちろんいろいろな地方都市、最高級ホテルから、一般の高級ホテル、中級ホテル、安ホテル、モーテル、韓式旅館、外国人向けゲストハウス、チムジルパンの就寝スペースにいたるまで、さまざまな種類の宿を泊まりましたが、私が「おいおい」と思ったのは、木浦の安宿で、そこは水回りに不備がありました。また、深夜に楽しいことをしているカップルが大声をあげていたので「いいかげんにしろ」とは思いましたが、でもそれは宿泊施設の責任ではないしね(笑)。

でまあ、上にあげた程度の話は、安めの宿を泊まり歩いていれば、そういうことはありますよね。なければないに越したことはありませんが、世の中完ぺきではないから、そういうこともあります。引用した記事では、

>容易でない違法施設の取り締まり

 韓国の観光業界には宿泊施設の改善を図るべきだとの声は少なくない。朝鮮日報によると、ソウル観光警察隊も無許可で営業している宿泊施設の取り締まりを実施している。しかし、取り締まりは容易ではないのだという。

 朝鮮日報によると、韓国観光ホテル業協会のソン・ヨンソン事務局長は「旅行の基本となる宿泊に満足できなければ、観光客は再訪問しなくなるだけでなく、韓国に悪いイメージを持つことになる。関係機関は違法な宿泊施設や狭すぎる客室に対し、適切な措置を取るべきだ」と指摘している。

 日本の平成26年度の貿易収支は、中国人観光客らが国内で落とした外貨が黒字を押し上げた。観光はいまや貴重な主力産業であり、外貨獲得の重要の手段といえる。韓国は経済が失速気味で、中国観光客の力を頼りたいところだ。しかし、旅先でゆっくりくつろぎたい空間がこんなことであれば、楽しい旅行気分は台無しになる。中国人に限らず、多くの日本人だってたまったものではない。

とありまして、書いてある内容自体には賛同しますが、もちろん無許可ゲストハウスの存在はいろいろ問題がありますし、また韓国の安宿は、私の知る限り宿帳のたぐいの管理が日本ほどうるさくないなど(私は、韓国の安宿で宿帳を書いたことがありません。だから、火事とかで焼け死んだら、特に外国人はパスポートが焼けたら身元が判明するのは時間がかかりそうです)改善すべき点もありますが、しかしたいていの日本人旅行者は、それなりにちゃんとした宿に泊まっているんじゃないんですかね。無許可の宿に泊まる人は、それなりに韓国に慣れている人で、逆にそういう人は、そんなに宿自体にはうるさいことを言わないんじゃないんですかね。いや、もちろん例外はいるでしょうけど。

それで、同じ記事を紹介したと思われる記事に、このようなものがありました。

「韓国に二度と来なくなるだけでは済まない」と危機感、韓国観光業の問題点とは?―韓国紙(魚拓

>2015年5月11日、韓国・朝鮮日報は、韓国の無許可で営業するホテルに対する印象の悪さが中国人観光客のリピート率低下を招いていると伝えた。12日付で環球時報が伝えた。

実は、陳さんが予約していたのは許可を受けたホテルではなく、ネット上で自分が所有している住宅などをホテルとして貸し出す「無許可ホテル」だった。陳さんに部屋を貸した人物は「春節の間は私も実家に帰っていて、しっかりと管理ができなかった。申し訳ありません」と謝罪した。陳さんは納得したものの、やはり「不快だった」との評価を下した。

産経新聞の記事も、無許可の宿であることは(さすがに)書いてありますが、こちらのほうがそれをきっちりと書いているようですね。いずれにせよ、ふつうの宿だったら、旅行者もそんなに不快な目にはあわないと思います。あうこともあるでしょうが、そんなにしょっちゅうではないでしょう。

今回も、bogus-simotukareさんの記事からヒントをいただきました。感謝の言葉を申し上げます。

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エキストラ初体験

2015-05-26 00:00:00 | 映画

某日、生まれて初めてエキストラをやってきました。その作品のタイトルは・・・。

ぜひ書きたいのですが、書けません。すみません(苦笑)。この件の詳細をSNSで発表しないでくれといわれてもいますが、それ以前の問題として、題名その他を明らかにすることにより、私の個人情報がわかっちゃう可能性があります。それは私としては避けたいので、ご了解を願います。右翼その他から襲われてもいやなので。

というわけで、今日のところはきわめてあいまいな書き方ですが、エキストラを体験して興味深く思ったことを、また断片で書いていきます。

映画とは助監督次第であることを痛感する:映画の中で、私たちエキストラに対して複数の助監督がいろいろ指示をし、面倒をみてくれました。それで、ほかにもいろいろ助監督の方々の活躍をみるにつけ、あらためて映画とは助監督によって決まるんだなあと思いました。監督は、文字通り監督であって、細かい実務は基本的に助監督が担当します。優秀な助監督がいることが、いい映画のための大きな条件であることをあらためて理解しました。

そう考えると、素人監督が映画を撮れるのも当たり前だよなという気がします。優秀な助監督がつけば、映画はできます。伊丹十三はもともと映画には極めて強い人間ですが、同時期に素人映画監督としてデビューした和田誠も、まあいくら映画評論もこなす映画好きで、シナリオを書いたにしても、いい助監督がいなければ映画はつくれないし、いれば映画はできるわけです。

助監督次第だという話をスタッフの某女性(エキストラの相手をしてくれた女性)に話をすると、「はいそうです。本当に助監督さん次第です」という答えが返ってきました。そういうものなのでしょう。

俳優の存在感がすごい:ここでも誰かということを書きたいのですが、それも(当然)書けません。書いたら、そこから逆算されて、私の出た映画が推測されちゃうので。

私が参加した撮影は2日間でしたが、2日目に、名前を言えばだれでもすぐわかる大物俳優2人が来ました。やはり偉い俳優は最後に来るようで、やや遅い時間にきました。それで、とくにその1人の俳優が、後ろ姿からも、すごいオーラが私を突き刺しました。私も芸能人と無駄話をしたり、イベントで軽く話をした経験は何回もありますが、やはり本番中の芸能人の緊張感とその存在感はすごいですね。そういうのも想像はできますが、やはり実際に近くで見ていると、すごいなと思います。

で、その大物俳優2人が小声で話をしていました。私も近くにいたので若干話の内容を聞くことができました。内容は略しますが(断片的に聞いたものだし、さすがにそのような話を名前は出さなくても公表はできません)、こんなことが耳に入ってくるという経験も、やはりエキストラでもしなければなかなか私のような一般人ではありません。

このような食事をしていれば太る:ロケ弁を私もいただきましたが、いやはや揚げ物中心で、カロリーが高そうです。このような食事を連日続けていたら、それは太るなと思いました。実際助監督で太っている人もいました。やせている人は、体質的に太らないか、さもなければ自分で調整しているのでしょう。かなりのカロリーで、正直かなり大食いの私にも腹にずしりときました。

映画の撮影というのは肉体労働ですから(やってよくわかりました)、腹いっぱいになるものが必要なのはわかります。野菜ばかりでは、だめでしょう。しかしやはりあの弁当連日は、だいぶ健康にはよくなさそうです。ロケ弁ではありませんが、学生時代やせていた大島渚は、助監督で撮影現場の旅館で出された鶏ももをやたら食べたら太ってしまったという話を著書で書いていました。たしかこちらの本かな。実物がないので確認不可なのは乞うご容赦。

体験的戦後映像論

メイクの人が、エキストラの髪型にも気を使った:私が参加した作品はそれなりに金のかかっているものなので、スタッフの数もたくさんでした。そうしたらヘアメイクの女性(助手でしょうけど)が私の髪型をちょっと直してくれました。正直そこまでするのかと驚きました。私以外にも何人かの人が直されていました。そして、汗が出ていたらティッシュで拭うことまでしてくれました。低予算映画ではエキストラとかもあんまりお呼びでないでしょうが、それなりの規模の映画なら、そのようなものなのでしょう。

またやってみるかという気になった:私が参加したのは2日間、2日目は午前で撮影が上がったので、実質1日半というところでしたが、非常に面白かったですね。プロの俳優たちの演技もすごかったし、またエキストラとしてもいろいろ動きも指示されたりしてとても興味深かったです。これは、映画の公開が楽しみです。私がどのように写っているかということより、あの撮影がどのように編集されるかということに興味があります。シーン自体が削除されたらしょうがありませんが、たぶんそういうことはないと思いますので今からとても楽しみです。

余談:エキストラ経験がわりと豊富な方がいて、AKB48の某関係者は、態度が悪かったと言っていました。名前を書けば特に彼女らに興味がなくても誰でも知っている人ですが、その方の主観的な意見だし、またその日特に彼女が機嫌が悪かったという可能性もありますので、実名を出すのは控えます。ただ、私が大要「中原丈雄は大変腰の低い人だった」という話をしたら、その方は「そういうものですよね」といっていました。

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映画の出演者が「あの人だったら・・・」と想像するのは、最高の楽しみかも(5)(追記あり)

2015-05-25 00:00:00 | 映画

過日の記事の続きです。本日は、「卒業」の、ロビンソン夫人役とエレーン以外で、起用の可能性があった俳優を。

ベンジャミン役に、ロバート・レッドフォードにオファーがあったのは有名ですが、ほかにウォーレン・ビーティ(すみません、「ベイティ」はどうしても抵抗があるもので)も候補でした。するとですよ、「俺たちに明日はない 」がなければ、この映画でのビーティとフェイ・ダナウェイの共演の可能性もあったってこと? エレーン役には、ダナウェイもオファーされていましたから。これは、共演の可能性はなかったでしょうが、彼の姉であるシャーリー・マクレーンもエレーンの候補でした。

レッドフォードは、キャンディス・バーゲンのエレーンでオーディションを受けたそうです。ほかにチャールズ・グローディンブランドン・デゥイルドマイケル・パークスケア・デュリア(「2001年宇宙の旅」に出た人)、ロバート・デュヴァルハリソン・フォードジョージ・ハミルトンアルバート・フィニージーン・ワイルダー(この人も、「俺たちに明日はない」が映画デビューでした)、スティーヴ・マックイーンジャック・ナンスアンソニー・パーキンスロバート・ワグナージャック・ニコルソンバート・ウォードなどが候補でした。ウォードという人は、『バットマン』のロビン役をやっていた人です。

マックイーンなんか年齢的にどうよだし、ジョージ・ハミルトンじゃああまりにプレイボーイすぎる、ロバート・デュヴァルやジーン・ワイルダーはイメージが違いすぎるだろと思います。この中で私が面白そうだなと感じたのは、アルバート・フィニーですかね。ハリソン・フォードも、ダスティン・ホフマンにはかなわないでしょうが、しかし面白いかもです。

ロビンソン氏役としては、ジーン・ハックマン(うーん、「俺たちに明日はない」とキャスティングが重なっている)でほぼ決定していたのですが、作品が重複したのとやや若すぎる(1930年生まれ)という判断があって起用されるに至りませんでした。ほかにマーロン・ブランドハワード・ダフブライアン・キースジョージ・ペパードジャック・パランスフランク・シナトラウォルター・マッソーグレゴリー・ペックらが候補でした。実際に演じたマーレイ・ハミルトンよりだいぶ格が上の俳優が多いような気がしますが、アイディアの段階ですからね。余談ですが、ハワード・ダフという人は、ダスティン・ホフマンが主演した「クレイマー、クレイマー」で、裁判でのホフマンの代理人弁護士を演じた人です。またジョージ・ペパードは、前の記事でも紹介しましたように、エレーン役候補の1人であるエリザベス・アシュリーの当時夫でした。

 

ベンジャミンの父母に関しては、母役がスーザン・ヘイワードが想定されていました。彼女は、ロビンソン夫人役も候補でした。父役としては、ユル・ブリンナーカーク・ダグラスジャック・レモンロバート・ミッチャムカール・マルデンクリストファー・プラマー、あとロナルド・レーガンも候補だったとのこと。「卒業」が制作された1966年て、まだレーガンて俳優をやっていたんですね。しかしこれも、実際に演じたウィリアム・ダニエルズと比べると、みんなすごい大物ばかりじゃないですか(笑)。ユル・ブリンナーはいくらなんでも違うんじゃないのという気はします。

それにしても、前に記事にした「ワイルドバンチ」とオファーされた俳優がわりと共通していますね。同時代の作品だから当たり前かもしれません。こちらの記事で紹介したことを再掲しますと・・・。

>主人公のパイク・ビショップ(ウィリアム・ホールデン)は、ほかに候補となった俳優として、リー・マーヴィンバート・ランカスタージェームズ・ステュアートチャールトン・ヘストングレゴリー・ペックスターリング・ヘイドンリチャード・ブーンロバート・ミッチャムらがいました。ほとんどリー・マーヴィンに決定していたのですが、けっきょく彼は、違う作品に参加しています。

もとパイクの仲間で、パイクを追っかけるという因果な役柄のディーク・ソートン(ロバート・ライアン)は、リチャード・ハリスブライアン・キースグレン・フォードアーサー・ケネディヘンリー・フォンダベン・ジョンソンヴァン・へフリンが候補になりました。ベン・ジョンソンはパイクの仲間であるテクター・ゴーチをけっきょく演じています。ヘンリー・フォンダのソートンて面白そうだな。

パイクの片腕、絶対の信頼を得ている相棒ダッチ・エングストローム(アーネスト・ボーグナイン)は、ほかにスティーヴ・マックイーンジョージ・ペパードアレックス・コードロバート・カルプサミー・デイヴィスJr.、チャールズ・ブロンソンリチャード・ジャッケルが候補でした。

というわけです。ペック、ミッチャム、マックイーン、ペパードといった人たちが共通しています。

自分で書いていてこんなことを言うのも変ですが、この企画は面白いですね。またネタを仕入れて記事にします。今回は、「卒業」の英語版Wikipedia記事に全面的に依存していることをお断りします。また、ベンジャミンの母親を演じたエリザベス・ウィルソンは、つい先日、5月9日に94歳でお亡くなりになったとのことを、この記事を書いていて知りました。ご冥福をお祈りします。

同日の追記:当ブログが情報その他でいろいろお世話になっているbogus-simotukareさんのブログで、当記事をご紹介いただきました。

映画の出演者が「あの人だったら・・・」と想像するのは、最高の楽しみかも:関根勤『関根勤のサブミッション映画館』(1995年、社会思想社)

bogus-simotukareさんありがとうございます。

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ホーチミン、プノンペン、ソウル紀行(2013~2014)(27)

2015-05-24 00:00:00 | 旅(東南アジア―ミャンマー以外)

ではベンタイ市場へ入ってみましょう。エスカレーターまであるのがちょっと驚き。

わりと薄暗いので、写真を撮るのも大変です。

うーん、これもいかにも権利をクリアしていなさそうです。

スニーカーも品質は・・・?

東南アジアの市場だという気がします。

ここは、ほかほどごちゃごちゃしていない一角。

なかなかいいでしょ、この写真。

クッションなどを商っている店ですかね。

こういうところを無目的に歩き回るのも楽しいものがあります。

外国人もたまにはいますが、そんなに多くはありませんでした。私も外国人だけどね。

テント(?)がきれいです。

こういう光景も、典型的な東南アジアの市場の光景です。

(つづく)

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ホーチミン、プノンペン、ソウル紀行(2013~2014)(26)

2015-05-23 00:00:00 | 旅(東南アジア―ミャンマー以外)

前回の記事でも書きましたように、東南アジアでは、露店にこのような椅子が置いてあります。それを売っているわけですが、ここまで積み上げられるとやはり迫力があります。

仕事の合間に仲良く井戸端会議(井戸はないけど)ですかね。ところで左側の男性、虫に出も刺されたんですかね。

濃い顔の女の子です。

なかなかいい写真かも。

やはり大気汚染がはなはだしいのかもです。

いい笑顔を向けてくれる男性です。

(つづく)

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私もかつて、パルミラに行ったことがある

2015-05-22 00:00:00 | 旅(海外旅行一般 あるいは上以外の国々 旅行全般)

まったく個人的な話になってしまいますことをお許しください。昨日心配なニュースを読みました。

><シリア>ISがパルミラ制圧 世界遺産破壊の恐れ
毎日新聞 5月21日(木)10時58分配信


【カイロ秋山信一】イスラム過激派組織「イスラム国」(IS=Islamic State)は20日、シリアのアサド政権側との戦闘で、中部ホムス県パルミラを制圧した。ロイター通信が報じた。パルミラには国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録された古代遺跡がある。ISはイラク北部で古代神殿跡などの破壊を続けており、パルミラの遺跡も破壊される恐れが高まっている。


 ロイター通信などによると、ISは20日、北部からパルミラへの攻勢をかけて、アサド政権側の部隊が拠点としていた病院のほか、街全域をほぼ制圧した。政権側の部隊は撤退し、住民(内戦前の人口は約7万人)も政権の支配地域への避難を急いでいる。

 遺跡は市街地の南西約1キロの地域に点在している。シリア文化省は「遺跡から数百点の遺物を避難させた」としているが、神殿跡などは残っており、ISに破壊される恐れがある。

 内戦の戦況を調査する在英の民間組織シリア人権観測所によると、ISは今月13日にパルミラへの攻撃を本格化させた。周辺にある2カ所のガス田を制圧したほか、周辺の村落では政府職員の家族ら数十人以上を虐殺したとされる。

 アサド政権側は過去2年間、隣国レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラなどの援軍を受け、国土西側を中心に徐々に失地を回復してきた。しかし、今春以降は敵対勢力の攻勢に押され気味になっている。パルミラからの撤退は、3月に北西部イドリブ、4月に南部ダルアー県の国境検問所を失ったのに続く敗北で、態勢の立て直しを迫られそうだ。

 一方、ISは拠点とするシリア東・北部から西部地域への浸透を図っている。首都ダマスカス郊外や南部スウェイダ県で攻勢をかける上で、中継地点となるパルミラの制圧は戦略的な意味も大きい。

私は1度だけアラブ諸国に行ったことがあり、シリアとレバノンに行ったことがあります。他は、トランジットでヨルダンとカタールへ立ち寄ったのみです。それでシリアでは、ダマスカスとこのパルミラに行きました。。

パルミラへはバスで異動しました。ダマスカス市内のバスターミナルへ行くのも容易でなく、地元の人がターミナルへ行くのに「サルビス、サルビス」と言ったのが印象に残っています。シリアの「サルビス」(セルビス、とガイドブックなどでは書かれています)とは、乗り合いバンのことです。

バスに乗ったら、運転手から「パスポートを」と言われました。降りる際、(終点でなく、途中でした)、乗客がアラビア語で私に「ナントカ」といいました。何を言っているのかはわかりませんでしたが、たぶん「楽しんでこいよ」とでも言ってくれているんだろうなと思いました。

 現地では、客引きの男性に連れられて、とある宿へ行き、その人物をガイドにして観光しました。実際にはだいぶぼったくられたような気がしますが(気がするのでなく、ぼったくられたのですが)、しかし確かにパルミラを効率よく観光は出来ました。ちなみに私が泊まったホテルは、その翌年だかからは「地球の歩き方」にも紹介されていました。私が泊まった際は、オープンしたばかりだったようです。

私が忘れられないのが、パルミラで出会った女の子です。私が宿をチェックアウト後、街をちょっとふらふらしていたら、緑の服を着た女の子が、私のほうをちょっと物欲しげな表情で見ていました。普段ならなんとも対応できないのですが、多少アラブを旅して日数が経っていたので、もしやと思って、カメラを構えて、「撮ってほしいのか?」と身ぶりで聞いてみました。すると女の子は恥ずかしそうにうなずいたので写真を撮ってあげました。すると女の子は走ってその場を去りました。自分が望んだこととはいえ、やはり恥ずかしかったのでしょう。

しかしその後私はいやな予感がしました。もしかしたら女の子の親が、てめえ、よくも娘の写真なんか撮りやがったなと怒鳴り込んでくる可能性もあります。そうなったら救われません。ダマスカスに行くバスはすでに切符を買っていましたが、こんな街に日本人がそんなにたくさんいるわけもなく、トラブルが起きたら非常に危険です。どうにもなりません。

が、まさかチェックアウトしたホテルにもどって「かくまってくれ」と頼む気もせず、適当に時間をつぶしました。幸い、親その他が私に怒鳴り込むことはありませんでした。

あと覚えているのが、屋外カフェでコーヒーだかお茶だかを飲んでいたら、ネコがテーブルの上をゴロニャーゴとあがりこんで、ウェイターが怒ってテーブル(さすがにネコそのものではありませんでした)を蹴ったことです。まあネコがたむろるなんてのは、毎度おなじみなのでしょうが。

で、1泊してダマスカスに戻りましたが、バスで私の隣に座っていたのはアジア人の若い女性でした。日本人かどうかはわかりませんでした。一言も口を聞かなかったので。しかしシリアを一人旅していたのですから、なかなかのつわもの旅行者だったのでしょう。

それにしてもパルミラは、砂漠でしたので暑くても汗は全然出ませんでした。水は大量に飲みましたが、尿もろくに出ません。片端から蒸発してしまったわけです。しかし頭のあたりがだいぶ塩っぽかったような気が。

観光地としても、パルミラは最高の場所ですが、内戦中だからどのみち観光などできませんが、相当なダメージを負う可能性がありそうですね。それは避けられることを望みたいですが、しかしどうなるかはわかりません。

またパルミラにいつの日か行ければと思いますが、シリアの内戦もひどいものです。ホテルのオーナーや、ガイド、女の子、ウェイターその他、彼(女)らは大丈夫でしょうか。パルミラでなくても、私にとてもなついてくれたダマスカスのキリスト教地区の子どもたちは無事なのだろうか・・・と考えると本当に心配になります。

なお写真は、英語版Wikipediaからいただきました。

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