nabe語録-スペシャルティコーヒー専門ショップ サーカスコーヒー

京都北山にオープンしたスペシャルティコーヒーショップ「サーカスコーヒー」の熱い日常をご案内します!

コーヒー屋店主が考えるディープなコーヒーのこれから

2020年12月13日 20時52分24秒 | サステイナブルコーヒー
こんにちは。

今日は久々のゆっくりしたお休みで

朝から朝市にいって

旬の野菜を仕入れて来ました。

「仕入れ」といっても

家族分ですが5人分となるとそれなりの量です笑

今朝は、

大原の朝市と

静原の朝市といってきました。

大原の朝市は

結構有名で多くの方がこられていますが

静原の朝市は

地元感が強く

とって味わいのある朝市です。









よりディープな京都を楽しみたい方にはお勧めです!


さてさて

先日はテレビで

コーヒーのトレンドが話題になっていましたが

より深いコーヒーのトレンドを

最近感じることがあります。

それは

「コーヒー生豆の流通」です。

いわゆる「コーヒーのサードウェーブ」ということで

この10年ほど前から

コーヒーの産地に焦点があてられて

「コーヒー農家さんの努力」が

消費者に伝わるようになってきました。

今、私のコーヒー業界で進んでいる流れとして

コーヒーの流通です。

コーヒー生豆の大きな流通の流れとして

大きな食品商社が

世界各地の生産国から

コーヒー生豆を取りまとめて

コーヒー生豆専門商社に分けられ

焙煎業者に届けられていました。

コーヒーの専門的な知識、

各国の生産地とのコミュニケーション、

輸出入の手続きも大変ですし

なかなか個人でできるようなものではありませんでした。

ちなみに

サーカスコーヒー の生豆を

メインで取りまとめてくださっている方は

元大手の商社さんにおられた方で

世界各国の生産者さんたちと

個人的なコミュニュケーションをとり

信頼関係を作られている中で

世界からコーヒーを集めて

ご紹介いただいています。

他にもいくつかの商社さんと取引させていただいていますが

全ての方が

生産地とのコミュニュケーションを大切にされている方々です。

私たちサーカスコーヒー は

消費国の日本で

たくさんの方に選んで飲んでいただけるよう

味創りやデザインやお店の運営に注力しています。

そして、

それぞれの仕入れ先さんが

世界のコーヒー生産者の方々と

信頼関係を作ってくださっています。


コーヒーを作る生産者さん、

コーヒーを日本に運んでくれる商社さん、

コーヒーを焙煎して

消費者の方に届けるサーカスコーヒー 


それぞれ専門家が信頼関係の元に

バトン渡しならぬ、コーヒー渡しが行われることで

世界各国からの美味しいコーヒーが

生産地から遠く離れた日本の各家庭や職場、カフェで

コーヒーが飲めるというサイクルになっています。

結局のところ

「信頼関係がすべて」

ということが

真実だということを感じるようになりました。

コナンくんも言っているように

「真実はいつもひとつ!」

なかなかコーヒーの流通はわかりにくいですが

今回、コーヒーを仕入れさせていただいた

カトラッチャさんの「コーヒーの流通」の形は

一般の方にもとってもわかりやすい形です。


また

この数年で

タイ、

インドネシア、

メキシコ、

イエメン、

カトラッチャさんのホンジュラス

東ティモールもそうだと思いますが

そのように

個人や会社で生産者さんと関係を作った珈琲生豆を

日本に伝える方とお会いすることが

多くなりました。

これからの新しいコーヒーのトレンドになっているように感じます。


若い方がドンドン海外で活動されて

世界の方々と信頼関係を築いて

コーヒーハッピーサイクルを

広げていきたいですね。