のびたとブレイク

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線路に人 助けて轢かれた女性 痛ましい愛

2013年10月02日 09時50分53秒 | うたごえ
昨日 JR横浜線の踏み切りで 男性を助けようと走った女性が居た
たまたま父親の車で踏み切りで停まった時 線路内の男性を見た
助けなきゃ 父親の制止を振り切って 助手席から降りて線路まで行く

迫り来る電車 男性を助けたのが精一杯で 自らの命を絶った
父親の見ている前での惨事である
悲痛な父親の言葉は せめて男性が助かったのだからと語っていた

なんとも痛ましく 聴いていても胸に迫る思いだ
瞬間に判断して 助けに行き 迫り来る危険を顧みなかった心が尊い
まだ40歳 人生半ばのこの女性に 神様が手を差し伸べてくれるだろう



これに似た経験が私にもあって 今でもその時の映像が目に浮かぶ
20数年前 私はある人の車の助手席にいた
JR中央線の国立付近の踏み切りで警報が鳴り車は停まった

電車を見ることは好きな方だから 車の中から上り電車が来るのを見た
まだ200mくらい先だろうか 特急あずさと型で分る
その時 運転席から うわっと 悲鳴とも言えない叫びがあった

見ると私の車の横から前方へ50歳くらいの男性が遮断機をくぐっている
バカヤロー 何するんだぁっ~ 戻れ~ 無駄な叫びを上げただけだ
線路まて5mくらい それは数秒の出来事である

電車の警笛が聞こえてきた 特急だから時速は100キロくらいだろうか
ひょうひょうと歩いていって 直前に振り返って手を振ったように見えた
まるで グッドバイ そう言っている様にも見えた

轟音が眼の前を通り過ぎていく
私たちは悲痛に眼をつぶっていた 
数秒の出来事 それでも忘れることが出来ない映像が浮かんで来るのだ

もう数秒あったら 私は助手席から飛び出して 助けに行っただろうか
多分 電車の姿は見えていて 判断だけでも数秒要しているだろう
あの女性は 咄嗟に判断して飛び込んで行った 

結果は哀しいけれど 称賛に値するものであり その心に感銘を受けた
人を助けたい 気持ちは私たちにもあるが ここまで昇華された愛は無い 
安らかなる眠りを神様に祈り 残された父親にも恵みのあらんことを・・・

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