のびたとブレイク

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日蓮ゆかりの中山法華経寺を訪ねる

2013年12月17日 10時13分39秒 | ウォーキング
中山法華経寺の山門の横に大きな日蓮像がある
日本各地の寺に 弘法大師の像は良く見かけるが日蓮像は珍しい
ここは日蓮宗の大本山であり 日蓮はこの地で保護されていた



学校の歴史でも習った記憶があるが 日蓮は数々の迫害を受ける
鎌倉での辻説法や立正安国論が 言葉だけは今でも私の記憶に残る
それは法華経を唯一の宗教と捉え 他の教えは邪宗であると説く

時の執権北条氏にもこれを訴え 邪宗を受け容れれば国難が来ると迫る
当時は 浄土宗も大きな力を持ち 当然 これに対して猛烈に批判する
故に布教活動には 幾度も迫害を受け続け 流罪にも会う



日蓮を保護したのは 千葉氏に仕える富木常忍である
この地に法華堂を造営して 安息の場を与えた
彼は文吏でもあったために 紙筆が調達できるため 便宜をも図った

 

現在 国宝として この立正安国論も その他の執筆も保管されている
改めて ゆかりを見ていると 歴史がこの地で蠢いているのが感じる
境内は広く 数々の寺や塔頭もあり 厳粛な空気を漂わせている

 

参道の奥に茶店がある ペットの御守りも売られている
私が眼で探すのは きぬかつぎ である
それは 母と来た時代から いつ訪れても 必ず店頭にあった

あの つるっとした食感が特に印象的だ
未だに売られているのを見ると この何気ない味が愛されているのだろう
今回は食べなかったが みただけで何か心が安心したような気持ちになる



本堂ともいえる祖師堂の階段に大きなスロープが板で覆われていた
もう初詣の準備だろうか 新年には多くの善男善女がお参りする
特に宗教を持つ訳では無いが その前に立つと厳粛な想いになれる



国の重要文化財の五重塔が 凛として聳え立つ
建造物としても その姿は どこで見ても絶妙なバランスを持ち美しい
そばには平成になってから造営された大仏がある



境内には 台湾(中華民国)の蒋介石総統の胸像がある
日中共同声明に伴って 台湾との国交断絶がされた
これを憂いて当時の住職が 台湾との友好が続くよう願って建立された

 


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