のびたとブレイク

生き生きと第三の人生を歩んでいます
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連れて逃げてよ メロディに乗せて  小岩駅から柴又矢切の渡しへ

2019年04月07日 09時06分58秒 | うたごえ

鎌倉町と言うバス停がある 湘南の鎌倉では無い 葛飾区鎌倉町 隣は寅さんで有名な柴又の街でもある

私の独身時代 10年ほど 両親と共に暮らした街である

都営住宅だったが 平屋の家で それぞれ小さな庭もあった

住宅街はそこで途切れ 京成線高砂駅あたりまで 田んぼや畑 ところどころに爆弾池もある

近くの広場で ラジオ体操が有って夏休みは毎朝通った

時には 移動映画が有って この広場にスクリーンを張って 当時の活劇映画を見たものだ

 

江戸川を市川橋で渡って 対岸の里見公園まで行くと ここも遊び場になる

桜の名所だが 大きな窪地が有って そこには防空壕があり 斜面は樹の枝を折って滑り台とした

ここは 後に埋め立てられ 近代的な公園になって 現在もある

 

京成柴又駅 上り線 ここから旅に出る寅さんをさくらが見送った

 

初詣は歩いて柴又帝釈天に行ってお詣りだ

まだ 寅さんの映画も無い頃 普通の? 参道が続き 当時からある草もちを買って食べるのが楽しい

帝釈天には本堂の彫刻が周囲にあり 目の前に触れるほどだが 現在は金網で囲われ有料見学になる

 

とらやのモデルの店 予約席は渥美清さんが良く座っていた 私も数年前ここで写真を撮って貰った

 

3年ほど前亡くなった妹が ここに行って見たいと言い出した 近いから車で周辺を見たが面影は殆ど無い

信州の高遠の山奥に数年住んだ開墾した我が家の有った場所 ここも見て見たいと言う

私の車で10年前辺りに兄も誘ってドライブして見た そこには わずかに想い出が生きていた

 

まさか 私より先に逝くことが無いと思っていた妹 どこかで感じていたものが有ったのだろうか

田舎の暮らし ここでの両親など一緒に暮らした想い出を語る兄弟も 兄を除いてみんな向こうへ行った

私は 時にそんな想い出も載せて 小岩から柴又へ歩くことが有る

 

駅前からすぐの場所に 湯宴ランドというスーパー銭湯がある

温泉ではないが 月替わりの芝居も常設している ここを離れる頃から出来たので 何度も通った

娘が結婚した時は 今まで一緒に居たのに今日から居ない このサウナで思い切り汗と涙を流した

 

昨日も また想い出も辿りながら我が家が有った場所を通って柴又へ向かった

かなり道も再開発されて その時代に会った田んぼなんてどこにもない どこまでも住宅とになって居る

柴又帝釈天は 当時のままだ 変わったのは 寅さんで有名になったことである

 

 

参道を通り抜け 寅さん記念館 山田洋次ミュージアム 山本邸と江戸川まで続くが以前入ったので素通り

寅さんの撮影が行われた土手 対岸は矢切の辺り 櫻が満開で休日ともあり 賑わっている

矢切の渡し 昔からここにあり 花見シーズンは子どもの頃にも乗ったことが有る

 

山本邸 豪邸で庭も素晴らしい 中で珈琲や甘味が頂ける

寅さん記念館が この坂上にあり 江戸川の土手とも直結する

 

今は歌のおかげで 歌碑も出来て 舟に乗る方も多い

因みに対岸をさらに進むと 伊藤左千夫の文学館 野菊の墓 の碑もある

物語では ここから国府台に出て 征夫が東京へ行くシーンがあった

 

矢切の渡しの歌碑があるが 天候のせいか見にくい 昔は花見のシーズン 国府台まで渡れた

 

柴又から小岩駅まで バスに乗って戻った

更に都バスに乗り換えると 私のマンションの近くで停留所が有り便利なものである

新しく出来た小岩のスーパー サミットで仕入れた夕食も食べる この日の歩数は13000歩

 

最近の植栽 これから彩りの土手となろう さくらが所帯を持ったアパートもこのあたり

 

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