のびたとブレイク

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鹿児島の 食の歴史を ガイドから  仙巌園のガイドさんがてんがらもんラジオゲスト

2019年06月01日 09時11分34秒 | うたごえ

残念なことに 木曜日の鹿児島・FM銀河『てんがらもんラジオ』 聴くことが出来なかった

そして再放送は 来週月曜日 午前10時からあるものの うたごえ会場抽選に行くのでダメ

https://fmplapla.com/fmginga/ FM銀河 公式アプリ

誰が どんな話をされたんだろうと 気かがりであった

 

居ました 私よりしっかりとメモを取り 完璧に話をまとめて そして伝言板に寄せられました

ブロ友の なつめさん 有難うございました 以下はそのまとめ全文です

皆さんの知っている鹿児島の名品の数々 これからも愛して下さい

 

ゲストは地域歴史研究家 池田さんのピンチヒッターで、永留かすみさん(自然と山登りが

大好き)の三人です 鹿児島の歴史と食べ物についてお話をしてくれました 永留かすみさん

仙厳園のガイドさんです 食べ物が次々出てきます、そして歴史的バックも語られました

 

・『さつま揚げ』 鹿児島では「つけ揚げ」(沖縄の天ぷら・ちき揚げが元です)と言いますが、

全国に広がるときに『さつま揚げ』として知られる

・『さつまいものきんつば』 きんつばは小豆あんで出来ていますが、鹿児島では琉球から

入ってきた「唐いも」で作られます、「唐いも」は長崎と鹿児島に同時期に入 ってきましたが

薩摩のお殿様が推奨して植えさせたので全国に広まりました

 

 

・『タケノコ(孟宗竹)』も貴重な食べ物でしたが、こちらもお殿様によって全国に広まった

(鹿児島は竹林面積全国一です)

 ・『落花生』 鹿屋から入ってきてお殿様によって全国へ 【「唐いも」も「落花生」も荒れた

土地ゆえ、お米がとれないことで面積が広がった】

 【鹿児島の男は大柄? 当時の平均身長は155㎝ですが、西郷さん・大久保さん

・小松さん・斉彬さんも170㎝~180㎝ぐらいと大きい、その理由はイモ・ナタマメ・にんにく

・らっきょ・ねぎ・海の幸・そして豚肉という栄養豊富なものを食べていた】

【「豚肉」が当時あったの? ありました、京都や江戸藩邸へ塩漬けにして送っていたのを

豚汁にして食べていた・・そして、あまりの美味しさに徳川慶喜さんがブタ・豚と要求が激しく

陰で豚一(ぶたいち)様とか豚将軍と呼ばれていた】

 

 

・『両棒(ジャンボ)餅』 小さい餅なのにジャンボ? これは武士の太刀と脇差になぞられて

必ず2本がセットです(中国語の両⇒2がリャン⇒ジャン⇒ジャンボ)

江戸時代は磯の 慈眼寺の名物でした

・『軽羹(かるかん)』 島津斉彬によって作らせた白砂糖があったので出来たお菓子

(良質の山芋とうるち米のあらびき粉に白砂糖を使った蒸し菓子)で、カルカンができる前は

鹿児島の名物はカステラでした

 ・『いこ餅』 むかしは作れないと嫁に行かれないと言われた・・この日、前迫さんが造って

スタジオに持ってきました(作り方は、ちどりさんのブログで見てください)

 

・『春駒』 村田新八のお爺さん(高橋さん)が作ったと言われ、小豆ともち米の蒸し菓子で

棒状の形と色から「うまんまら(うまのいちもつ)」とよばれていました、

ある日16代藩主 島津重豪から名を問われ、答えに窮した家臣がとっさに「春駒」と答えて

今に名を遺した・・というのと、島津久光公がつけたという説がある

・『奉行めし』 島根・石見銀山にあった鶏飯や奄美大島の鳥めしに似ているところから、

交流があった 汁かけごはんで、鶏の出汁に鶏肉・人参・錦糸卵・オクラ・海苔などで作る 

 ・『酒ずし』 島津義弘さんが宴会で振舞った食べ物、飲み物を一緒にして台所に置いて

いたところ、翌日には発酵してよい香りを漂わせていたのを全部混ぜたのが起こり

(材料が上等なものだったので美味しかったでしょうね)

・『灰汁巻き』 あくまき 干した竹の皮でもち米をくるんだ「ちまき」のことで、灰汁にもち米を

一晩漬けるので日持ちが良く、秀吉の朝鮮の役で島津軍はこれを持参したと言われ、

郷土食の一つですが今の若い人たちは食べる機会がない

 

 

・『がね』 さつまいも・ゴボウ・ニラ・人参の千切りを米粉・そば粉・砂糖の衣で揚げる 揚がった姿がカニに似ていることから付いた

・『芋焼酎』 島津斉彬公が米焼酎をさつまいもで作り、芋焼酎にした

 【さつまいもの食べ物は、芋焼酎に合う】

・『黒酢』 福山港に米が沢山集まってきたので、調所広郷(ずしょひろさと)が酢にしようと

作り始めた

【五代友厚さんは紅茶を持ち込んだ】 ・『ケセンの葉』 鹿児島では庭先に「けしんの木」が

植えてある、鹿児島シナモン(シナモンより優しい香り)として、お茶やお菓子に利用

・『辺塚ダイダイ』 佐多あたりに成り、レモンのように使う

・『桜島小みかん』 今は種無し品種が出来ている小さいみかんで、1本の木から

2万4千649個(ギネス認定)できた

・『桜島大根』 体に良い成分があるので、最近注目を浴びています

 

以上、お三人の食べ物に対する熱意が感じられる有意義な楽しいお話でした

 

 

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コメント (9)
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