shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

久しぶりの筑波山ハイキング

2024-05-16 05:30:49 | 山行・旅行
5月15日、久しぶりに筑波山を歩いて来た。


薬王院コースの登山者用駐車場からスタートし、女体山(標高877m)、男体山(同871m)を廻って同じ登山口へ下山した。
また今回は登りの途中に意図的にコースを外れて、男の川の源流部(バリエーションルート)を覗いてきた。
距離7.5km、累積標高差825m、時間4時間54分(うち休憩50分)だった。

ここからスタート。


長く続く木段は何度来てもしんどい。
 

 

女体山御本殿に参拝。


男体山御本殿に参拝。


自然研究路で観た植物。
 
ニリンソウ(キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)の群落と名残のニリンソウ。既に葉が黄色くなっているものが多かった。

 
ユキザサ(ユリ科マイヅルソウ属の多年草)。

 
エンレイソウ(シュロソウ科エンレイソウ属の多年草)。

 
ギンリョウソウ(ツツジ科ギンリョウソウ属の多年草)。たくさん観られた。


ヤマブキソウ(ケシ科ヤマブキソウ属の多年草)だろうか。


オトコヨウゾメ(ガマズミ科ガマズミ属の落葉低木)だろうか。
 
ウツギ(アジサイ科ウツギ属の落葉低木)の仲間だろうか? (なつみかんさんからヒメウツギを示唆されました。)

 
ヤマツツジ(ツツジ科ツツジ属の半落葉低木)。

持参したカメラの調子が悪くて残念だった。
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植物クロスワード(47)『5月に咲く樹木の花』の答え

2024-05-12 05:30:00 | クロスワードパズル

 
タテのカギ
1 ムクロジ科カエデ属の落葉小高木。
 
2 トルコの通貨の単位。
3 ものごとの起こり。社寺の由来。 「信貴山(しぎさん)――」。
4 その時々の商品の値段。 鮨屋では鮮度の良い魚を日々仕入れており、その変動に合わせるため金額が一律ではないとのこと。
5 モクレン科――属の落葉高木。
 
6 歌などの旋律。また、旋律のひとくぎり。
9 着物の背の縫い目から袖口までの長さ。
11 葉ネギを若いうちに収穫したもの。小葱。
13 エジプト‐アラブ共和国の首都。東京都の小池知事はここの大学を卒業しているとか。
15 米国イリノイ州最大にして北アメリカ屈指の都市。米国内ではニューヨークとロサンゼルスに次ぐ人口を持つ。
17 その場で支払わないで、あとでまとめて支払う方法。いつもニコニコ現金払いとは真逆。
18 モクレン科モクレン属の落葉高木~低木。コブシは花の裏側に葉が1枚出るが本種は出ない。
 
20 我が国で2010年から2015年の間の――者はおよそ50万人。その後も農業従事者の減少が続いている。主たる原因は高齢化に伴うリタイア。
21 古流柔術の一派、大東流柔術の流れをくむ武術。関節の弱点を利用した押さえ技や投げ技を特色とする。
23 望遠鏡や顕微鏡の対物レンズは――レンズ。
24 ♪――時雨か 萱野の雨か 音もせで来て 濡れかかる (宮城県民謡)
25 ミカン科ミカン属の常緑高木。
 
26 ふつう横向きに歩行するが、前または後方に歩ける種もある。
27 ――科――属の落葉低木。
 

ヨコのカギ
1 マメ科――属の落葉高木。ニセアカシアとも呼ばれる。
 
6 マメ科――属のつる性落葉木本。
 
7 元素記号が U の元素。
8 沖縄方言で「縁起がよいこと」「めでたいこと」を表す語。――ウエア。
10 歯車。
12 「――を貸して母屋を取られる」とは、保護してやった相手に恩をあだで返されること。「庇を貸して・・」とも言う。
14 ミツマタ・コウゾ・ガンピなどの繊維を原料として、手漉 (す) きで作る日本古来の紙。
16 ツツジ科ツツジ属の常緑低木。著者が住む千葉県白井市の花。
 
18 インドシナ半島中央部を占める立憲王国。首都はバンコク。
19 いつもその医者に診察してもらっていること。「――医」。
21 2018年9月16日に40歳で引退した沖縄県出身の歌手は――奈美恵。
22 ――科――属の落葉小高木。
 
23 刃物を研ぐための石。著者のは我が家に唯一あるダイヤモンド製品(と言ってもホームセンターで売っているもの)。
24 今日のような天気(地域によります)。
27 後部に荷物を積めるようにした屋根付きの箱型の自動車。
28 ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木または小高木。
 

過去のクロスワードパズルは、このページ左にあるカテゴリー◆クロスワードパズルからご覧いただけます。


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植物クロスワード(47)『5月に咲く樹木の花』

2024-05-10 05:30:00 | クロスワードパズル
今月の植物クロスワードは『5月に咲く樹木の花』です。
これまでのshuの花日記に登場した記事から、5月に咲く樹木の花を選び、クロスの中に埋め込みました。
解答は5月12日にアップします。どうぞお楽しみくださいませ。

 
タテのカギ
1 ムクロジ科カエデ属の落葉小高木。
 
2 トルコの通貨の単位。
3 ものごとの起こり。社寺の由来。 「信貴山(しぎさん)――」。
4 その時々の商品の値段。 鮨屋では鮮度の良い魚を日々仕入れており、その変動に合わせるため金額が一律ではないとのこと。
5 モクレン科――属の落葉高木。
 
6 歌などの旋律。また、旋律のひとくぎり。
9 着物の背の縫い目から袖口までの長さ。
11 葉ネギを若いうちに収穫したもの。小葱。
13 エジプト‐アラブ共和国の首都。東京都の小池知事はここの大学を卒業しているとか。
15 米国イリノイ州最大にして北アメリカ屈指の都市。米国内ではニューヨークとロサンゼルスに次ぐ人口を持つ。
17 その場で支払わないで、あとでまとめて支払う方法。いつもニコニコ現金払いとは真逆。
18 モクレン科モクレン属の落葉高木~低木。コブシは花の裏側に葉が1枚出るが本種は出ない。
 
20 我が国で2010年から2015年の間の――者はおよそ50万人。その後も農業従事者の減少が続いている。主たる原因は高齢化に伴うリタイア。
21 古流柔術の一派、大東流柔術の流れをくむ武術。関節の弱点を利用した押さえ技や投げ技を特色とする。
23 望遠鏡や顕微鏡の対物レンズは――レンズ。
24 ♪――時雨か 萱野の雨か 音もせで来て 濡れかかる (宮城県民謡)
25 ミカン科ミカン属の常緑高木。
 
26 ふつう横向きに歩行するが、前または後方に歩ける種もある。
27 ――科――属の落葉低木。
 

ヨコのカギ
1 マメ科――属の落葉高木。ニセアカシアとも呼ばれる。
 
6 マメ科――属のつる性落葉木本。
 
7 元素記号が U の元素。
8 沖縄方言で「縁起がよいこと」「めでたいこと」を表す語。――ウエア。
10 歯車。
12 「――を貸して母屋を取られる」とは、保護してやった相手に恩をあだで返されること。「庇を貸して・・」とも言う。
14 ミツマタ・コウゾ・ガンピなどの繊維を原料として、手漉 (す) きで作る日本古来の紙。
16 ツツジ科ツツジ属の常緑低木。著者が住む千葉県白井市の花。
 
18 インドシナ半島中央部を占める立憲王国。首都はバンコク。
19 いつもその医者に診察してもらっていること。「――医」。
21 2018年9月16日に40歳で引退した沖縄県出身の歌手は――奈美恵。
22 ――科――属の落葉小高木。
 
23 刃物を研ぐための石。著者のは我が家に唯一あるダイヤモンド製品(と言ってもホームセンターで売っているもの)。
24 今日のような天気(地域によります)。
27 後部に荷物を積めるようにした屋根付きの箱型の自動車。
28 ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木または小高木。
 


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広瀬川河畔散策と前橋文学館訪問

2024-05-07 22:01:57 | 日記(雑記帳)
前橋市内で催された演奏会を聴くため同地を訪ねた。そして空き時間に市内を流れる広瀬川の河畔を散策し、川沿いに建つ前橋文学館を訪ねた。


広瀬川は利根川から取水し、赤城南麓一帯の農地を灌漑し、再び利根川に注いでいる。前橋市内にあっても流れは急だった。
前橋文学館付近は広瀬川「詩の道」と名付けられていて、河畔に多くの文学碑が立てられている。それらを見ながらゆっくり散策した。一部を紹介したい。


世界ぢゅうを泣きつくすには ヒトの一生ではとても足りない 吉原幸子(詩集「発光」より)

 


そこからどんな 清々しい空がひろがってゆくか 見えないどんな 生き物たちがそこに降りてくるか 渋沢孝輔




水底を覗くと しずかに 一輪の紅い蓮が浮いてくるところ 舟べりから手を伸ばして わが知らぬ想い出を折りとった 財部鳥子

 



厩橋まで歩いて橋を渡り、対岸を戻ってきた。ちなみに厩橋は前橋の語源となっているとのことだ。

前橋文学館の対岸に萩原朔太郎記念館がある。
 

そして、その横に「青春の碑」がある。少し長いが全文を引用したい。

青春  サムエル ウルマン

青春とは人生のある期間ではなく、心の持ちかたを言う。
薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、たくましい意志、ゆたかな想像力、炎ゆる情熱をさす。
青春とは人生の深い泉の清新さをいう。

青春とは臆病さを退ける勇気、安きにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する。
ときには、二十歳の青年よりも六十歳の人に青春がある。 
年を重ねただけで人は老いない。理想を失うとき初めて老いる。
 
歳月は皮膚にしわを増すが、情熱を失えば心はしぼむ。
苦悩・恐怖、失望により気力は地に這い精神は芥になる。
 
六十歳であろうと十六歳であろうと人の胸には、驚異に魅かれる心、おさな児のような未知への探究心、人生への興味の歓喜がある。
君にも我にも見えざる駅逓が心にある。
人から神から美・希望・よろこび・勇気・力の霊感を受ける限り君は若い。

霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ、悲嘆の氷にとざされるとき、二十歳であろうと人は老いる。
頭を高く上げ希望の波をとらえる限り、八十歳であろうと人は青春にして已む。

作山宗久 訳

前橋文学館は9時に開館する。一番で入館した。


文学館では萩原朔太郎について多くを学んだ。詩集『月に吠える』が我が郷里の文人室生犀星により発行されたのを初めて識った。
そう言えば金沢と前橋は、けっこう似ているところも多いように思った。
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満開のシャクナゲ 富士写ヶ岳ハイキング

2024-05-04 05:30:00 | 山行・旅行
律令制の時代の後期に越前国から加賀国が分割され、手取川以北の加賀郡と手取川以南の江沼郡の二つの行政区が敷かれた。
江沼の名は、大聖寺川(だいしょうじがわ)・梯川(かけはしがわ)・動橋川(いぶりはしがわ)の川を意味する江と、柴山潟・木場潟・今江潟の沼から付けられた。
江沼郡は後に北部が能美郡として分割され、江戸時代においては全域が大聖寺藩領となり、その中心地は大聖寺(現加賀市大聖寺町)であった。

大聖寺から一同に眺めることができる大日山(標高1368m)、富士写ヶ岳(同942m)、鞍掛山(同478m)を江沼三山と呼び、いずれもハイカーに人気がある。
特に富士写ヶ岳は、作家で登山家の深田久弥氏が登山好きとなるきっかけの山であり、日本百名山の愛好家からは「原点の山」「ゼロ番目の百名山」と呼ばれている。そのため地元のハイカーだけでなく、全国の百名山ファンが足を運んでいる山である。

富士写ヶ岳の遠景。(写真をクリックすると大きくなります。)


前置きが長くなったが、シャクナゲが満開の4月後半に富士写ヶ岳を登ってきたので、その様子をご覧いただきたいと思う。(地図をクリックすると大きくなります。)


登山口に立派な看板が設置されていた。ダム湖に架かる吊り橋を渡っていく。
 

吊り橋を渡り終えると、いく種かの山野草が出迎えてくれた。
(左)ホクリクネコノメ(ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草)。(右)サワハコベ(ナデシコ科ハコベ属の多年草)。
 

(左)ムラサキケマン(ケシ科キケマン属の越年草)。 (右)カキドオシ(シソ科カキドオシ属の多年草)。 サキゴケ(別名ムラサキサキゴケ、サギゴケ科サギゴケ属の多年草)。
 

数十メートル歩いて、ここからダム湖畔を離れて山に入る。いきなり急登だ。


同じ時期に登った荒島岳ほど花は多くない。しかし所々で観られる花が癒やしとなる。ニョイスミレ(スミレ科スミレ属の多年草)。
 

ユキザサ(ユリ科マイヅルソウ属の多年草)。
 

こちらは樹木の花で、ツクバネウツギ(衝羽根空木、スイカズラ科ツクバネウツギ属の落葉低木)のようだった。


再びニョイスミレ。影絵でミッキーマウスを映した。


ガマズミ(スイカズラ科ガマズミ属の落葉高木)の花が咲いていた。
ガマズミとコバノガマズミの違いは葉柄の長さで分かる。ガマズミの葉柄は1cm以上ある。この写真でお分かりだろうか。


ツバキの仲間もまだ咲いていた。北陸ではユキツバキも観られるが、これは鋸歯が鈍く細かいのでヤブツバキ(ツバキ科ツバキ属の常緑高木)のように思えた。


蘂がきれいなこの花はウワミズザクラ(バラ科サクラ属の落葉高木)だと思う。この花を観ながら1回目の休憩を取った。




ここから再び急登となる。足元にカンアオイの仲間を見つけた。花は観られなかった。


薄紫色のスミレはオオタチツボスミレ(スミレ科スミレ属の多年草)のようだった。荒島岳で観たようなスミレ類の大きな群落は観なかった。
 

ここで再びユキザサの群落を観た。


(左)この特徴のある樹皮はナツツバキ(ツバキ科ナツツバキ属の落葉小高木)のように見えた。(右)ナツツバキの3本の幹の間からヤマモミジ(カエデ科カエデ属の落葉高木)の葉が広がっていた。
 

チゴユリ(イヌサフラン科チゴユリ属の多年草)を見つけた。


ようやく中間地点に到着。ずいぶん時間がかかってしまった。


ミツバツツジの仲間が現れた。北陸で観られるミツバツツジの仲間はユキグニミツバツツジ(ツツジ科ツツジ属の落葉低木)で、雄しべは10個ある。
ユキグニミツバツツジはさらに標高が高いところでも観られた。




さらに進むとお待ちかねのシャクナゲが現れた。この山で観られるのはホンシャクナゲだ。本州の新潟県西部以西と四国山地に分布する。
花がきれいなものを選んで写真を撮った。
今年はシャクナゲが裏年に当たるらしい。それでもたくさん咲いていた。表年にはさらに花数が多いようなので、また行ってみたいと思う。














ホンシャクナゲは枝先にまとまって花をつける。このつぼみでは花数は8つあった。


シャクナゲの群落に見惚れていたが、足元にきれいなスミレの仲間が咲いていた。タチツボスミレの仲間のように思うがよく分からない。




こちらはさらに登ったところで観たスミレの仲間。


トクワカソウ(イワウメ科イワウチワ属の多年草)がまだ咲いていた。




ブナの森を歩いて行く。早春の積雪期にはどこでも歩ける場所だ。山頂まではもうすぐだ。


(左)タムシバ(モクレン科モクレンの落葉高木または低木)。(右)ムシカリ(ガマズミ科ガマズミ属の落葉低木または小高木)。
 

11時10分に山頂に到着した。コースタイムが2時間20分のところを2時間48分もかかってしまった。


山頂からかろうじて白山を眺めることができた。


山頂から少し南へ下った所に日陰を見つけ休憩した。
下りも同じ我谷コースを歩いて13時17分に下山した。下山中にも写真を撮ったので、幾枚かをご覧いただきたい。
クイズではないが、植物の名前を写真の後に書いたので、お楽しみいただければと思う。


ムシカリ、別名オオカメノキ。


ツルシキミ、別名ツルミヤマシキミの果実。


ツルシキミ。幹の基部が地上を這うのが特徴で、葉や花、果実などはミヤマシキミとほぼ同じ。


スミレの仲間。


タムシバ。


ホンシャクナゲ。


ユキグニミツバツツジ。


ユキザサ。


ガマズミ。


ヤマツツジ。


ウマノアシガタ(キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草)。ヘビイチゴ(バラ科キジムシロ属の多年草)。

シャクナゲ満開の富士写ヶ岳ハイキング(完)
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荒島岳で白山とイワウチワを観たの記(その③)

2024-05-02 06:26:17 | 山行・旅行
この記事は、荒島岳で白山とイワウチワを観たの記(その②)の続きです。
荒島岳の地図と登山ルートは下記をクリックするとご覧になれます。


シャクナゲ平で勝原(かどはら)コースと合流し、荒島岳へ向かう。さらに佐間コースが合流すると、その先にもちが壁という急登となる。急登ではあるが距離が短いのでゆっくり歩けば問題ない。
途中白山がよく見えた。


シャクナゲ平ではまだ蕾が固かったシャクナゲだが、ここでは開き始めた花が見えた。陽当りがよいからだろう。
この山で観られるシャクナゲはホンシャクナゲ(ツツジ科ツツジ属の常緑低木)だ。花の特徴として花冠が7裂するが、まだ開ききっていないので分からない。
 

もちが壁の急坂を登りながら、白山の写真を何枚か撮った。ちょっとした休憩になった。写真はいずれもさほど変わらない構図だが、ともかく白山がきれいだった。




咲き始めたばかりのムシカリ(ガマズミ科ガマズミ属の落葉低木または小高木)。


まだカタクリ(ユリ科カタクリ属の多年草)が咲いていた。


トクワカソウ(イワウメ科イワウチワ属の多年草)とショウジョウバカマ(メランチウム科ショウジョウバカマ属の多年草)が並んで咲いていた。


こちらではカタクリとショウジョウバカマ、さらにショウジョウバカマとトクワカソウ。
 

トクワカソウ(フラッシュ撮影)。


山頂近くから観た白山。


11時7分に山頂に到着した。山頂直下にまだ雪が残っていた。
大勢のハイカーが山頂を囲むようにして休んでいた。運良く木陰に場所を見つけて休憩した。
山頂から御嶽山、乗鞍岳、穂高連峰が見えていた。写真を撮ったが霞んでいたので、載せるのは止めにしよう。
 

20分ほど休憩して下山についた。下山中もカメラを首から肩にかけて、花の写真を撮った。
オオバキスミレ(スミレ科スミレ属の多年草)だろうか。


登りで観たときは花が閉じていたミヤマカタバミ(カタバミ科カタバミ属の多年草)は、どれも開いていた。






可愛いショウジョウバカマ。


イワナシ(ツツジ科イワナシ属の常緑小低木)。


トクワカソウ。




エチゴツルキジムシロ(バラ科キジムシロ属の多年草)だろうか。
ウィキペディアによると、エチゴツルキジムシロは、本州の秋田県、山形県、新潟県、富山県、石川県、福井県、京都府、兵庫県にかけた日本海側に分布し、山地のやや日当たりの良い斜面などに生育する。愛知県、岐阜県にも分布する。




キクザキイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)が咲いていた。


ミヤマスミレ(スミレ科スミレ属の多年草)。


ハルトラノオ(タデ科イブキトラノオ属の多年草)。


ヤマエンゴサク(ケシ科キケマン属の多年草)。


青花のキクザキイチゲが2ヶ所で観られた。




オオタチツボスミレ(スミレ科スミレ属の多年草)。


ニョイスミレ(スミレ科スミレ属の多年草)。




ニリンソウ(キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)を撮り終えて、ようやくカメラをザックにしまうことができた。










15時19分にクルマを駐めておいた場所に着いた。周りのクルマの数がずいぶん減っていた。

荒島岳で白山とイワウチワを観たの記(完)

撮影:2024/04/28
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荒島岳で白山とイワウチワを観たの記(その②)

2024-05-01 05:30:14 | 山行・旅行
この記事は、荒島岳で白山とイワウチワを観たの記(その①)の続きです。
荒島岳の地図と登山ルートは下記をクリックするとご覧になれます。


小荒島岳から荒島岳へ向かう道は、シャクナゲ平までは緩やかな勾配が続く。
その間にショウジョウバカマ、イワナシ、そしてイワウチワとトクワカソウがたくさん観られた。

ショウジョウバカマ(メランチウム科ショウジョウバカマ属の多年草)。




イワナシ(ツツジ科イワナシ属の常緑小低木)。




林床に広がるトクワカソウ(イワウメ科イワウチワ属の多年草)の群落。


こちらはイワウチワ(イワウメ科イワウチワ属の多年草)とトクワカソウが混じった群落。
あらためて書くと、イワウチワとトクワカソウは花の形はまったく同じで、イワウチワは葉の基部がくびれているのに対して、トクワカソウは円形に近い形をしている。


イワウチワ/トクワカソウ。












登山道に腹ばいになったりして、たくさん撮った(下の2枚はフラッシュ撮影)。




次はフラッシュなしで撮影。










ここまで観てきた中で、トクワカソウの数に比べてイワウチワの数が少なかった。




次の3枚は腹ばいになって撮ったもの。だいぶこの花を撮るのに慣れてきた。






シジュウカラが大きな虫を咥えていた。子育て真っ最中のようだった。


ブナの森もこの時期はまだ明るい。


林床まで光が差していた。


樹々の間から白山が見えていた。


ムシカリ(別名オオカメノキ、ガマズミ科ガマズミ属の落葉低木または落葉小高木)。


タムシバ(モクレン科モクレン属の落葉高木または低木)。


今回は小荒島岳からシャクナゲ平までの様子をご覧いただいた。この間のコースタイムは20分だが、34分もかかってしまった。
次回はシャクナゲ平から荒島岳山頂までの様子と、下山時に撮った花の写真をご覧いただきたい。

荒島岳で白山とイワウチワを観たの記(その③) に続く。
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荒島岳で白山とイワウチワを観たの記(その①)

2024-04-30 07:39:57 | 山行・旅行
4月28日は大型連休の前半で、唯一の晴天が約束された日だった。さてどこへ行こうかと思案して福井県の荒島岳を選んだ。
その理由は前日に宿泊していた場所から近いこと。登山口付近に広い駐車場があることに加え、山頂からの展望が優れ、その上お花も楽しめるということだった。荒島岳は高山植物も豊富だが、今の時期はスプリング・エフェメラルやイワウチワの仲間(イワウチワとトクワカソウ)が観られる。中でもこの山でのイワウチワの仲間は数が多いのが魅力だ。
荒島岳に登るのは2020年以来で、小荒島岳へは昨年6月以来であった。

作家で登山家の深田久弥氏が、福井県から選んだ唯一の日本百名山が荒島岳(標高1523m)である。
荒島岳に登るコースは4つあり、今回は昨年と同じく中出(なかんで)コースを選んだ。中出コースは山の北西側から登るので、気温が上がるこの日のような日には涼しくてよい。

中出コースは途中に小荒島岳(標高1186m)を経由する。前日かなり飲んでいて、睡眠時間も短かったので、万一体調が勝れないときは小荒島岳で引返そうと決めていた。


広い駐車場があると先に述べたが、6時40分にそこに着いたときには既に埋まっていた。地元の警察官が来ていて、指示に従って登山口のすぐ横までクルマを走らせて、そこに駐めた。お陰で歩く距離が400mほど短くて済んだ。


登山口から500mほどの間で目立ったのがヤマブキとカキドオシ、それにスミレの仲間だった。ヤマブキとスミレの仲間はさらに先まで咲いていた。
ヤマブキ(バラ科ヤマブキ属の落葉低木)。
 

カキドオシ(シソ科カキドオシ属の多年草)。
 

スミレの仲間。
  

登山口近くにはシャガ(アヤメ科アヤメ属の多年草)やセントウソウ(セリ科セントウソウ属の多年草)も咲いていた。
 

先へ進むと先ほどとは違う白色の小さな花を咲かせたスミレの仲間も観られた。
 

こちらのスミレの仲間は距が長い。帰って調べたらミヤマスミレのように思えた。


ミヤマキケマン(ケシ科キケマン属の越年草。)が咲いていた。後から次々と観られたのには驚いた。




こちらはヤマエンゴサク(ケシ科キケマン属の多年草)のように思う。スプリング・エフェメラルにまだ出会えたのが嬉しかった。この山の遅い雪解けのお陰である。




ネコノメソウ(ユキノシタ科ネコノメソウ属の多年草)の仲間が現れた。


登山道が何度か林道を横切り傾斜を上げていくと、ニリンソウ(キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草)の群落が現れた。天気は晴れだが朝の時間にニリンソウはまだ開いていない。帰りにじっくり写真を撮ることにしよう。


スミレの仲間も大きな群落を作っていた。




先にも述べたが、ミヤマスミレのように思えた。




ミヤマカタバミも出てきたが、ニリンソウ同様、この時間はまだ花を閉じていた。

ヤマエンゴサク。




ハルトラノオ(タデ科イブキトラノオ属の多年草)だろうか。




標高が1000mに達するまで、視界のどこかに常に花が見られた。一番多いのはスミレの仲間だった。
ところが標高が1000mを越えた辺りから、急に花を観なくなった。辺りはブナの森に入っていた。

緩やかになった道を進んでいくと、林床に探していたイワウチワ(イワウメ科イワウチワ属の多年草)の仲間が現れた。荒島岳で観るイワウチワの仲間は、イワウチワ(岩団扇、Shortia uniflora)とトクワカソウ(徳若草、Shortia uniflora var. orbicularis)である。
両者は花の形はまったく同じで、イワウチワは葉の基部がくびれているのに対して、トクワカソウは円形に近い形をしている。するとこの花はトクワカソウのようだ。
(今回の記事のタイトルでは、トクワカソウの名があまり知られていないためイワウチワと書いた。)




ショウジョウバカマ(メランチウム科ショウジョウバカマ属の多年草)も現れた。


さらに進んでいくと、すぐ近くから聞き覚えのある鳥の声が聞こえてきた。ジュウイチ(カッコウ科ジュウイチ属)だった。立ち止まり声のする方を探すと7mほど先にジュウイチがいた。
残念ながら撮れたのは後ろ姿だけだった。


小荒島岳がすぐ先に迫ってきていた。巻き道を進むと見覚えのある標柱に達した。標高1165mと記してあった。


分岐を左に折れ、小荒島岳の山頂に向かった。目当ては山頂からの白山の眺めだ。
荒島岳から眺める白山は、手前に別山を従えて聳えている姿が素晴しい。


白山のアップ。正面が御前峰(標高2702m)、その左が大汝峰(同2684m)だ。


別山(同2399m)のアップ。御前峰・大汝峰・別山を白山三山というが、ここから観ると別山は独立した山のように見える。
旧制福井中学を出た深田久弥氏が、日本百名山に選んだ福井県の山は荒島岳だったが、本当は別山も選びたかったのではないかと、この景色を見て思った。
(帰って確認したところ、別山は石川県白山市と岐阜県白川村、高山市の接点に位置し、福井県には接していない。)


さあそれでは荒島岳は向かおう。


荒島岳で白山とイワウチワを観たの記(その②) に続く。
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家の周りの道端の花

2024-04-28 05:30:00 | みんなの花図鑑
家の近くに咲いていた花をいくつか撮ってみました。

■キュウリグサ(胡瓜草、Trigonotis peduncularis、ムラサキ科キュウリグサ属の越年草)
在来種。






■ノヂシャ(野萵苣、Valerianella locusta、スイカズラ科ノヂシャ属の1年草〜2年草)
ヨーロッパ原産。ハーブとして栽培されていたものが逸出。大都市圏や市街の国道沿いなどで群落をこさえる。




ナガミヒナゲシ(長実雛芥子、長実雛罌粟、Papaver dubium L.、ケシ科ケシ属の一年草または越年草)






■ノボロギク(野襤褸菊、Senecio vulgaris、キク科キオン属の越年草または一年草)
ヨーロッパ原産(推定)。世界中の寒冷地 - 亜熱帯に分布する。日本では明治初期にヨーロッパから入り、北海道から沖縄まで全国に分布する。




■ノゲシ(野芥子、Sonchus oleraceus、キク科ノゲシ属の越年草)
ヨーロッパ原産。






■ヤハズエンドウ(矢筈豌豆、Vicia sativa subsp. nigra、マメ科ソラマメ属の一年草または越年草)
別名カラスノエンドウ。在来種。






オランダミミナグサ(和蘭耳菜草、Cerastium glomeratum、ナデシコ科ミミナグサ属の一年草)


撮影:2024/04/23

本日コメント欄を閉じています。
明日はブログの掲載を休みます。
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ドイツスズラン、ミヤコワスレ、ツルニチニチソウ、ローズマリー

2024-04-27 05:30:39 | みんなの花図鑑
我が家の庭のドイツスズランが咲き出したので、マクロレンズで撮ってみました。
ドイツスズランを撮ったのは夕刻で既に薄暗く、撮影データはf 8、ss 1/2 sec.でしたが、風がなくてどうにか撮れました。








昨日に続いて「庭の花」ですので、コメント欄を閉じています。

撮影:2024/04/23
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我が家の花

2024-04-26 05:30:05 | みんなの花図鑑
4月5日に『我が家の花』を投稿してから3週間となりました。
そこで、4月中旬に咲いた花をまとめました。半ば自分の記録のための投稿ですので、適当に読み飛ばしていただければありがたいです。

バラは赤いバラが先に咲いて、続いて黄色いバラが咲きました。ピンクのバラ(春芳)はまだ蕾です。


モッコウバラも咲き出しました。


オダマキがずいぶん増えました。






シラー・ベルビアナが3ヶ所で一斉に咲きました。ずいぶん強い植物だと思います。


ダッチアイリスも株が増えて、今年はほぼ一斉に咲きました。


ミヤコワスレが咲き出しました。ピンク色の株が増えて、青色の株は増えていません。




ラベンダーは上旬から咲いていますが、花数が増えました。


キンギョソウも上旬から咲いていてとても元気です。


シバザクラは終盤です。


シランが咲き出しました。


オランダイチゴは早いものは実になっていますが、花は今が盛期のようです。


コマツナに花が咲きました。種を採ってみようと思います。




ツタバウンランは増えすぎて、かなりの部分を刈り取りました。


カタバミの仲間も増えて困ります。4種類が育っています。






ビオラは長い間咲いています。


その他に上旬から咲いている花がまだきれいで、今がいちばん花が多いのかもしれないと思ったりします。
今日から関西へ出かけています。一応パソコンを持っていっておりますが、コメントのご返事は夜になりそうです。

撮影:2024/04/20

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手賀沼湖畔を鳥を観ながら散策

2024-04-25 05:30:22 | 
先日柏市内で用事を済ませた後、手賀沼へ立ち寄りました。
少しだけ歩くつもりが、いつの間にか2時間になってしまいました。

この季節、手賀沼湖畔では、ホオジロが近くで観られます。
早速、樹に止まって羽繕いをしているホオジロが観られました。
 

水辺の木陰にコガモが休んでいました。いつまでいるのでしょうか?


こちらではカルガモと、その向こうにコガモがいました。


再びホオジロです。チッチッという地鳴きで気づきました。


遠くを飛んでいるのはカルガモのようでした。
 

コサギが横切っていきました。


近くではアオサギが飛びました。


空にトビが舞い、田んぼではコブハクチョウが餌を探し・・
 

近くでムクドリがけたたましく鳴いていました。
  

近くでホオジロが囀っていました。こっち向いて!


くれました。


こちらでもホオジロが囀っていて・・


この♂は囀るときに尾羽を上下に動かしていました。すべての♂がそうするわけではなさそうです。


しばらく囀っていましたが、最後は反対を向いて・・


飛んでいきました。


さらにこちらでも大きな口を開けて囀っていました。
 

■ホオジロ
Meadow Bunting

スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
Emberiza cioides
頬白/17cm

こちらはアオジの♂です。まだいたのですね。




■アオジ
Black-faced bunting

スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
Emberiza spodocephala
青鵐/L16cm

湖にはカイツブリ。


遠いですが、こちらはカンムリカイツブリ。夏羽に変わりつつあるみたいです。


最後にもう一度ホオジロです。




2時間あまりで観た鳥は、ハシボソガラス、ムクドリ、ヒヨドリ、ホオジロ、アオジ、スズメ、ツバメ、カンムリカイツブリ、カイツブリ、オオバン、コガモ、カルガモ、コブハクチョウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、カワウ、トビの18種でした。


スギナ。


カラシナ。

撮影:2024/04/16

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安楽山 誓光院 観音寺の牡丹

2024-04-24 05:30:19 | 日記(雑記帳)
安楽山 誓光院 観音寺は千葉県柏市にある真言宗のお寺さんです。
境内は四季折々に咲く多くの花で埋めつくされており、今の時期はひときわボタンがきれいです。






 















ボタン以外のお花も観て行きましょう。お花の名前を後に書きます。

キモクレン(モクレン科モクレン属の落葉小高木)です。


リキュウバイ(バラ科ヤナギザクラ属の落葉低木)です。ウメザキウツギ、バイカシモツケ、ウツギモドキ、マルバヤナギザクラといった別称があります。


ヤマブキ(バラ科ヤマブキ属の落葉低木)です。




ギョイコウ(バラ科サクラ属の落葉高木)、別名ミソギです。オオシマザクラを基に生まれた日本原産の栽培品種のサトザクラ群のサクラです。
江戸時代に京都の仁和寺で栽培されたのが始まりとされています。
ギョイコウ(御衣黄)という名前は、当時の貴族の衣服であった萌黄色に近いことに由来しています。


ツツジや、新緑のモミジもきれいでした。










ドウダンツツジの大木です。




この花は分かりましたか?
カイノキ(ウルシ科ランシンボク属の落葉高木)、別名ランシンボク、カイジュ、クシノキ。トネリバハゼノキです。

カイノキ(楷樹、楷の木)は、直角に枝分かれすることや小葉がきれいに揃っていることから、楷書にちなんで名付けられたとされます。
クシノキ(孔子の木)の名は、山東省曲阜にある孔子の墓所「孔林」に弟子の子貢が植えたこの木が代々植え継がれていることに由来します。
一方ランシンボク(欄心木)は、成長すると幹の中心が腐って空洞になることから付けられたと言われています。

撮影:2024/04/16
コメント (10)
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国指定名勝 徳川昭武公園を訪ねました

2024-04-23 05:30:00 | 日記(雑記帳)
ソメイヨシノが散り始め、ツツジが咲き出した4月中旬に、松戸市にある「国指定名勝 徳川昭武公園」を訪ねました。
歩いた順にご覧いただきたいと思います。






徳川昭武公園の沿革等については下記の説明板をご覧下さい。説明板の上にもサクラの花弁が乗っています。クリックすると大きくなります。


訪れたのは平日の午前中で、園内は静かで、散策されている方を幾人か見かけました。






このツツジには雄しべが5個ありました。


サクラは散り初めていて、ひらひら落ちる花弁にも風情を感じました。








木の根元にはハナニラが盛りでした。




東屋庭園といわれる辺りにもツツジが咲いていました。






東屋庭園のいわれについては、下記の説明板をご覧下さい。クリックすると大きくなります。


一周して初めにご覧いただいた紫色のツツジのところへ戻ってきました。


クスノキのようでした。


松雲亭の茶室門です。松雲亭は茶会、句会ほか芸術文化活動で利用されています。


戸常邸です。戸常邸は明治時代の徳川家の住まいがほぼ完全に残る唯一の建物です。今回は時間がなくて中には入っていません。


ヤマブキの花が見送ってくれました。


撮影:2024/04/12
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2024年シジュウカラの子育て記 ①

2024-04-22 05:30:23 | 
今年も庭のヤマボウシに架けた巣箱でシジュウカラの子育てが始まった。
北陸から東北へかけての旅の途中、4月7日にシジュウカラが巣材を運んでいるとの連絡が入った。
自宅に帰った翌日の9日の朝には、♀が巣箱に出入りしている様子が観られた。何も咥えておらず、また出入りの頻度も少ない。
10日も同様で、抱卵に入っているのかもしれないと思った。

写真を撮り始めたのは13日。居間から窓ガラス越しに撮影した。
♀が巣箱の側にいて、♂も離れたところにいるのが観られた。

巣箱の近くにいる♀。




こちらは少し離れたところにいる♂。


再び♀。


巣箱に近づき中に入るかと思ったら入らず、近くの枝に飛び移った。


すると、その後巣箱へ入っていった。
 

その後7分後に再び巣箱から出てきて、木の枝にしばらく止まってから外へ飛び出していった。
近くに♂がいて、一緒にどこかへ行ったようだった。
 

このような様子が数日続いた。
続いての撮影は4月18日。♀が羽毛のようなものを咥えて枝に止まった。




そしてそれを咥えたまま巣箱の中へ入っていった。抱卵中に巣材を追加したのだろうか? それともまだ産卵前だったのだろうか?
 

その後4月21日まで様子は変わらない。
♂がやって来て近くで鳴いている。その声を聞いて♀が巣箱から出てきて、一緒にどこかへ行っている。長いときは1時間ほど帰って来ない。
初めは朝だけかと思ったが、夕刻にも同様に♂が来て鳴いて、♀が巣箱から出て行くのを見かけた。♂は帰って来た時もエスコートしていた。

その他のトピックスとしては、一度スズメが巣箱を覗いてすぐに去って行った。
メジロも来たが、巣箱には興味がないようだった。
 

アシナガバチが巣箱の周りに何度か来ていた。今のところ影響は出ていない。




この後は、シジュウカラが雛に餌を運ぶ様子が観られたら、紹介したいと思う。

撮影:2024/04/13、2024/04/18、2024/04/21
コメント (4)
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