shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

シロヤシオ - 赤城山(荒山、鍋割山)

2018-05-29 07:56:39 | みんなの花図鑑
シロヤシオ(白八汐)は、ツツジ科ツツジ属の落葉樹です。

東北から近畿、四国までの太平洋側の落葉広葉樹林帯(ブナ帯)に生育し、ツツジの中では最も大きく成長し、時に高さ5-6m、直径数十cmの大木となります。枝先に5枚の葉が輪生状に付くことから、別名としてゴヨウツツジ(五葉躑躅)とも呼ばれます。
花は5-6月に咲き、白く大柄で、花弁が浅い三角に出るので、花全体としてはやや五角形に見えます。

赤城山ではシロヤシオが各地で見られます。お勧めは小沼周辺で、覚満淵や長七郎山、地蔵岳を巡るハイキングコースがあります。
土日は駐車場が混みあいますので、お出かけは平日がお勧めです。
(写真はいずれも5月25日に撮影。)


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クサタチバナ - 赤城山(荒山、鍋割山)

2018-05-28 05:28:15 | みんなの花図鑑
クサタチバナ(草橘)は、ガガイモ科カモメヅル属の多年草です。

本州の関東地方以西、四国に分布し、山地の草地や、やや乾いた林内に自生するとのことです。

茎は直立し、分枝せず、高さは30-60cmになります。葉は卵形から長楕円形で、長さ5-16mmの葉柄をもって茎に対生します。
花期は6-7月で、茎の上部の葉腋(葉と茎とのまたになった部分)から花柄がでて、その先に花序を多数つけます。花冠は白色で5裂し径2cmほどです。また、副花冠(花冠の内部にある花冠状のもの)は淡黄色を帯びています。

赤城山の鍋割山の山頂付近に、毎年クサタチバナが咲きます。2年前に見たときより群落が拡大していたように思います。また、荒山の登山道脇にもクサタチバナを見ました。5弁花で萼も5弁ですが、4弁のものもありました。
鍋割山のヤマツツジは、そろそろ見頃を終えますが、クサタチバナはこれから見頃を迎えます。

田中澄江さんは「新・花の百名山」で赤城山を代表する花として、このクサタチバナを記しています。
(写真はいずれも5月25日に撮影。)




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アサギマダラ - 出会った思い出のまとめ

2018-05-27 08:13:20 | 昆虫・クモ
5月25日に赤城山でアサギマダラに出会いました。よい機会ですので、これまでに出会ったアサギマダラたちとの思い出をまとめてみました。


(2018年5月25日 群馬県赤城山荒山)


(2017年8月27日 群馬県日光白根山)


(2016年7月7日 富山県大鷲山)








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ヤマツツジ - 赤城山(荒山、鍋割山)

2018-05-27 07:36:16 | みんなの花図鑑
ヤマツツジ(山躑躅)は、ツツジ科ツツジ属の半落葉低木です。

北海道南部、本州、四国、九州に分布し、低山地の疎林内、林縁、日当たりのよい尾根筋、草原などに生育します。日本の野生ツツジの代表種で、日本の野生ツツジでは分布域がもっとも広いとのこと。

ヤマツツジの名所は全国にあり、西日本では大和葛城山(標高959m)、東日本では気仙沼の徳仙丈山(同710m)などが有名だと思います。
赤城山は首都圏から日帰りで行けるツツジの名所で、アカヤシオ、シロヤシオ、ムラサキヤシオ、トウゴクミツバツツジ、ヤマツツジ、レンゲツツジなどが咲き乱れます。

5月25日に赤城山の荒山、鍋割山にヤマツツジを観に出掛けてきました。姫百合駐車場(同1020m)から荒山(同1572m)と鍋割山(同1332m)を巡るハイキングコースです。
荒山周辺のヤマツツジはちょうど見頃で、鮮赤色のお花も多く見事でした。一方、鍋割山には朱色のお花が多く、すこし満開を過ぎていました。
いずれにしても、好天とたくさんのお花に恵まれ、気持ちの良いハイキングとなりました。
(荒山高原のヤマツツジ)


(荒山登山道脇のヤマツツジ)


(鍋割山登山道脇のヤマツツジ)


(荒山登山道から鍋割山と手前の竃山を望む)


(竃山南斜面のヤマツツジ群落)




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カマツカ - 赤城山(荒山、鍋割山)

2018-05-26 05:41:49 | みんなの花図鑑
カマツカ(鎌柄)は、バラ科カマツカ属の落葉小高木です。

本州、四国及び九州の低山や丘陵地帯に自生し、最近は庭木としても使われています。

材が非常に堅く、鎌の柄に使われたことからカマツカと名付けられたとのことです。
また、別名をウシコロシ(牛殺し)と言い、この材で牛の鼻木を作ったためとする説、これを用いて鼻輪用の穴を開けたとする説、枝と枝の間に牛が角を入れると抜けられなくなるためとする説など様々あるようです。

花は白い五弁で、20個ほどがまとまって枝先に咲きます。 また、秋になると直径1cm弱の楕円形の赤い実をつけます。実は甘酸っぱく、食用となります。

昨日、赤城山の荒山、鍋割山を歩いてきました。目当てはヤマツツジでしたが、カマツカの白いお花が目を引きました。
爽やかな五月晴れで、平日にもかかわらず幼稚園の遠足から年配の方まで、多くのハイカーで賑わっていました。
また、幸運なことに、今年初めてアサギマダラに出会え、写真を撮ることもできました。



(ヤマツツジに挟まれるように、カマツカが咲いていました。)


(今年初めてアサギマダラに出会えました。)
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タチアオイ - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2018-05-24 14:42:35 | みんなの花図鑑
タチアオイ(立葵)は、アオイ科ビロードアオイ属の多年草です。

日本には、古くから薬用として渡来したといわれています。ちょうど梅雨入りの頃に咲き始め、梅雨明けと共に花期が終わる(花茎の頭頂部まで開花が進む)ことになぞらえて、「ツユアオイ(梅雨葵)」という別名もあるようです




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ムラサキツユクサ - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2018-05-24 14:13:21 | みんなの花図鑑
ムラサキツユクサ(紫露草)は、ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草です。

原産地は北アメリカですが、世界各地で鑑賞用として栽培され、野生化しています。

草丈は50cmほどで、花径2~3センチの紫色の三弁花を茎先につけ、鮮やかな雄しべがきれいです。
花は早朝に咲いて午後にはしぼむ一日花ですが、次々と咲き続けます。

近所の散歩道で、道路わきに咲くムラサキツユクサの大群落に出会いました。

ムラサキツユクサは、名前の通り、梅雨の時期が似合います。
平年の関東地方の梅雨入りは6月8日ごろとのこと。さて、今年の梅雨は早いのでしょうか。


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カシワバアジサイ - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2018-05-22 07:41:35 | みんなの花図鑑
カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)は、アジサイ科(ユキノシタ科)アジサイ属の落葉低木です。

原産地は北アメリカ東部で、日本では葉の形がカシワに似ていることから、この名が付いています。
別名として、ピラミッドアジサイ、ソフトクリームアジサイ とも呼ばれているようですが、なるほどと思います。

樹高は2m程度になり、葉には大きな切れ込みがあります。花は円錐状をしており、花色は白色です。

近所の散歩道のカシワバアジサイが見頃となっています。近寄って観るとまだまだつぼみがたくさんあります。

濃淡ある、薄緑色の世界がとても素敵です。




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アジサイ - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2018-05-21 08:04:05 | みんなの花図鑑
アジサイ(紫陽花)は、アジサイ科アジサイ属の落葉低木です。

原種は日本に自生するガクアジサイで、萼(がく)が大きく発達し装飾花となり、花序の周辺部を縁取るように並びます。これは園芸では「額咲き」と呼ばれます。一方、ガクアジサイから変化し、花序が球形ですべて装飾花となったアジサイは、「手まり咲き」と呼ばれます。

我が家にも手まり咲きのアジサイを植えていて、お花(萼)が色付いてきていますが、近所の散歩道ではすでに見頃を迎えたアジサイが幾輪も見られます。

日本気象協会の予報では、白井市の予報は今日も一日を通して晴れ。アジサイが似合う季節にはもう少しかかりそうです。
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タイサンボク - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2018-05-20 07:42:12 | みんなの花図鑑
タイサンボク(泰山木、大山木)は、モクレン科モクレン属の常緑高木です。

北米、中南部の原産で、花期は5~7月頃。葉の表面には光沢があり、裏面は毛が密生して錆色に見えます。
日本では公園樹としてよく植栽されています。

我が家から数分歩いたところの、中木戸公園の小道にタイサンボクが植えられています。
昨年、大きく剪定して、低いところの枝がなくなりました。
お花は天高く見上げる位置にあり、気づかずに通り過ぎる人が多いと思います。

タイサンボクのお花は、つぼみの時は蝋燭のように見えます。
開き始めるとモクレンのように膨らみ、その後20cmほどに広がります。

今朝は、軽井沢にワープしたかのような、清々しく少し肌寒い気候になりました。
真っ青な空を背景に純白のタイサンボクがきれいでした。


(参考)昨年6月撮影のタイサンボク

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ブラシノキ - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2018-05-19 20:20:14 | みんなの花図鑑
ブラシノキは、フトモモ科ブラシノキ属の常緑小高木です。

オーストラリア原産で、観賞用に栽培されます。5-6月頃に開花し、花弁は緑で小さくて目立ちませんが、赤の長い花糸が目立ちます。

近所でも西白井駅前のロータリーをはじめ、あちらこちらで見かけるようになりました。
初めて見たときは驚きましたが、今では初夏の彩として定着したように思います。ただし、我が家の庭には合いそうもありません。


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オルレア - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2018-05-19 07:06:05 | みんなの花図鑑
オルレアは、セリ科オルレア属の一年草です。

ヨーロッパに自生し、本来は多年草ですが、夏の暑さに耐えられず枯れるようです。しかし、こぼれダネから繁殖するので、毎年同じところで群生します。

同じくセリ科のニンジンによく似た葉と、レースのような純白のお花が特徴です。

住宅地を少し外れた近所の散歩道で、オルレアがきれいでした。
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スターチス - 近所の散歩道(千葉県白井市)

2018-05-19 07:05:20 | みんなの花図鑑
スターチスは、イソマツ科イソマツ属の多年草です。

原産地は、地中海沿岸他の世界中の海岸、砂漠、荒れ地とされ、初夏から秋にかけて、茎頂に円錐花序をだし、萼片の目立つ花を咲かせます。
萼片は紫色や青色、藤色、ピンク色、黄色、白色などがあり、花弁は小さく白色です。花後も萼片は色あせしないで残るので、ドライフラワーにも利用されます。

近所の散歩道で、萼片の色が紫色と青色のスターチスを見つけました。切り花ではよく見かけますが、花壇で見かけたのは初めてのように思います。


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シロツメクサ - 十余一公園(千葉県白井市)

2018-05-18 13:38:08 | みんなの花図鑑
シロツメクサ(白詰草)は、シャジクソウ属の多年草です。クローバーとも呼ばれます。

原産地はヨーロッパで、日本には明治時代以降、飼料用として導入されたものが野生化したようです。

千葉ニュータウンにある十余一公園には大きな広場があり、一面が見事にシロツメクサに覆われています。中にはピンク色のお花も混ざっています。

子供の頃には、このような広場が近所にあり、学校帰りにランドセルを下ろして遊んだ記憶があります。さて、今はどうなっているのでしょうか。
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スイレン - 白井運動公園他(千葉県白井市)

2018-05-18 13:05:14 | みんなの花図鑑
スイレン(睡蓮)は、スイレン科の水生多年草です。

日本に自生するスイレン属は、ヒツジグサ(未草)のみで、睡蓮という字はヒツジグサの漢名ですが、一般にスイレン属の水生植物の総称として用いられています。

近所で見かけるスイレンは、品種改良して作出された園芸種のようで、白花、赤花が見られます。

今日は、いつもテニスをする白井運動公園の池と、やはり市内の十余一公園の池を巡ってきました。
どちらもスイレンが見頃でしたが、人影はほとんどなく、運動公園ではアオサギが餌を捕り、十余一公園ではカメが甲羅干しをしていたのが印象的でした。


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