shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

セージ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2018-08-28 12:30:04 | みんなの花図鑑
セージは、シソ科アキギリ属(サルビア属)の宿根草です。

地中海原産で、サルビアに近縁であり、名前の由来は、ラテン語のサルビアが転訛したものだそうです。
広義には、セージもサルビアもアキギリ属全般を指し、また、アキギリ属を、サルビア属とも呼ぶようです。

我が家にあるのは、いただいたもので、サルビア・ガラニティカ(アニスセンテッドセージ)という品種のようです。

お花に近づくと芳香がします。葉はそのままだと匂いませんが、手で軽く揉むととても良い香りが漂います。
一枝を切り、室内に活けてみました。夏の暑さが、幾分か緩和しそうな香りしています。

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ルリマツリ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2018-08-26 11:21:24 | みんなの花図鑑
ルリマツリ(瑠璃茉莉)は、イソマツ科ルリマツリ属の低木です。

この樹が我が家に来てから13年になります。
毎年、8月ごろに青く輝くお花をたくさんつけますが、今年はお花の数が少ないように思います。
花芽がまだたくさんあるので、これから咲いてくれることを期待しています。

今朝は月に1度の町内のクリーンデー(清掃活動)でした。暑いので係の方も「熱中症にならないよう早めに切り上げてください」とのこと。20分で終了になりました。






リンク⇒昨年の投稿です。
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アサガオ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2018-08-25 08:24:53 | みんなの花図鑑
アサガオ(朝顔)は、ヒルガオ科サツマイモ属の一年草です。

原産地については、ヒマラヤ、ネパールから中国にかけての地域、熱帯アメリカ大陸の諸説があるようです。
日本への到来は、奈良時代末期に遣唐使がその種子を薬として持ち帰ったものが初めとされています。

我が家では十数年前に初めて種を播き、赤、青、白の花が咲いていました。
現在のものは、その時の園芸種が交雑したもので、花色は白だけになり、花径も小さくなりました。花期も遅く、毎年8月後半になり小さなお花を咲かせます。

特別に世話をしていないので、他のグラゥンドカバーの植物と混じって目立たない存在ですが、小さな白いお花はけなげです。
私には、この小さなアサガオがお気に入りです。
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マルバハッカ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2018-08-21 10:08:11 | みんなの花図鑑
マルバハッカ(丸葉薄荷)は、シソ科ハッカ属の多年草です。一般には、英語名のアップルミントの名で流通しています。

フルーティーなハッカの芳香があり、料理用ハーブやグラゥンドカバーとして、普通に用いられています。

東西ヨーロッパから地中海地域西部に分布し、アメリカ、アジア、ヨーロッパ、アフリカを含む世界の多くの地域で、千年に渡って薬草として用いられてきています。

マルバハッカの茎は、直立し高さ30~80 cm程度まで成長し、茎は四稜型です。走出枝によってクローンの集団を形成します。
葉は明緑色で対生、狭卵型からやや卵型、無柄で、長さ3~5cm、幅2~4cm、上方ではところどころ毛深く、鋸葉を持ち綿毛に覆われます。
花序は穂状で長さ4~9cm、白や薄紅色の花を多数輪生状に構成します。夏期は盛夏から晩夏です。

我が家には十数年前に植えた株が増えて、庭のあちこちに生えています。大半は雑草扱いで引き抜きますが、一部はハーブとして香りを楽しんでいます。
アップルミントの他にスペアーミントも我が家にはあって、こちらの方はミントティーとしてよく利用しています。

今朝は曇っていたので、久しぶりに庭の芝刈りをしました。仕事を終えて庭を眺めてみると、アップルミントが咲いていました。
一輪とって小さなグラスに活けると、室内がミントの爽やかな香りに覆われました。

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ウメバチソウ - 赤城山・地蔵岳

2018-08-20 07:43:18 | みんなの花図鑑
ウメバチソウ(梅鉢草)は、ニシキギ科ウメバチソウ属の多年草です。花が梅の花を思わせることから名づけられました。

北半球に広く見られ、日本では北海道から九州に分布します。
山地帯から亜高山帯下部の日の当たりの良い湿った草地に生え、地域によっては水田のあぜにも見られるようです。

根出葉は柄があってハート形。高さは10~40cmで、花茎には葉が1枚と花を1個つけます。
葉は、茎を抱いています。花期は8~10月で2cmほどの白色の花を咲かせます。

昨日、赤城山を歩いてきました。赤城山はツツジの種類が多く、5~6月はツツジ目当てのハイカーで賑わいます。7~8月は暑いので敬遠がちですが、漸く涼しくなってきたので出かけてみました。
「地蔵岳」「小沼」「荒山」「銚子の伽藍」などを周回し、7時間近く歩きました。良い運動になりました。




ツリガネニンジン(地蔵岳)


アキノキリンソウ(地蔵岳)
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オリヅルラン - 我が家の庭(千葉県白井市)

2018-08-15 09:53:35 | みんなの花図鑑
オリヅルラン(折鶴蘭)は、キジカクシ科オリヅルラン属の常緑多年草です。

葉は根出状で、細長く大株になると4、50cm程になります。色は緑色で、柔らかく艶がありません。
ある程度成長すると細長い花茎を高くのばし、白い花がまばらに咲きます。その後花序に不定芽ができて花柄はランナー(匍匐茎)となり、新しい株を作ります。この株の様子が折り鶴に似ていることからオリヅルランと名付けられました。

我が家では鉢植えを玄関先に置いていて、季節によって置き場所を変えています。お花の少ないこの時期には、玄関の一番目立つところにこのお花が来ています。


今日は、子供たち、孫たちが来てくれて、午後は芝生の上でバーベキューです。
設営、準備は私の役目ですが、今年は孫が手伝ってくれました。

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タマスダレ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2018-08-14 12:38:52 | みんなの花図鑑
タマスダレ(玉簾)は、ヒガンバナ科(クロンキスト体系ではユリ科)タマスダレ属の球根草です。

昨秋、ご近所のお花好きな方からタマスダレの球根をいただき我が家の庭に植えました。

リンク⇒ 昨年の写真です。

今朝、そのタマスダレのお花が咲きだしました。風の強い日が続いたせいか、花弁が少し傷んでいます。
昨年タマスダレを植えたのは5か所ですが、お花が咲きだしたのは、いずれも半日陰になっているところです。
さらに日当たりのよいところに植えた他の3株も元気に生育していますので、この後お花が咲きだすのが楽しみです。
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タカサゴユリ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2018-08-06 21:17:58 | みんなの花図鑑
タカサゴユリ(高砂百合)は、ユリ科ユリ属の球根植物です。

台湾固有種で、19世紀にイギリスに導入され、日本では1924年に園芸用に移入された帰化植物として全国に分布します。

テッポウユリに似ますが、茎が比較的太く丈夫で、丈が1.5m ほどに生長するものもあります。
花期は7~9月、花長は 15~20cm、直径は5cmより大きめと、テッポウユリよりも大型になります。
また葉が細く、花は白を基調とするものの薄い紫色の筋が入り、花被片は6枚で(根元がつながっている)、外側の花被片は橙褐色になり、花は横向きだが少し下に傾くことが多いとされます。

本種はテッポウユリとの交雑種が多く、また変異も起きやすいと考えられています。
種子を多くつけ、風で運ばれて分布を拡げます。水はけがよく明るい草原や荒地などに到達すると根付いて葉を伸ばします。
初年度は茎や花を出さずに数枚の葉を出すだけで球根を太らせ、球根が充分太ると翌年度以降に茎を伸ばして大型の花をいくつも咲かせるようです。

わが家にこのお花が突然やって来たのは4年ほど前です。駐車場の一角に咲きだし、今や10株にも増えています。
初めはテッポウユリだと思いましたが、調べてみるとタカサゴユリの特徴が近いように思います。テッポウユリとの混雑種かもしれません。
植栽したお花ではありませんが、我が家の庭の一員になっています。




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ミヤマシシウド - 白山・南竜水平道

2018-08-05 21:11:28 | みんなの花図鑑
ミヤマシシウド(深山猪独活)は、セリ科シシウド属のシシウドの高山種です。

中部以北の高山の草地や砂礫地に自生します。 草丈は100~150cmです。
葉形は2~3回羽状複葉で葉縁に鋸歯があります。花色は白で、花径は10~30cmあります。

白山の草原の中で、ひときわ目立つのが背の高いミヤマシシウドです。

今回の白山山行は、気の置けない仲間とのグループ登山で、のんびり歩くことができました。写真を撮るたびに待っていてくれた仲間に感謝申し上げます。
これまでに掲載したお花の他にも、たくさんのお花を観ました。そのうちのいくつかを、まとめて上げさせていただきます。
ご覧いただき、ありがとうございました。

コイワカガミ


クロユリ


コバイケイソウ


ハクサンコザクラ


ハクサンフウロ


イブキトラノオ


ゼンテイカ(ニッコウキスゲ)


ヨツバシオガマ


トンビ岩でのshu

(写真はいずれも7月31日に撮影)
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ミヤマキンポウゲ - 白山・トンビ岩コース

2018-08-05 20:39:18 | みんなの花図鑑
ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)は、キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草です。

北海道~中部地方以北の亜高山帯~高山帯の湿り気のある場所に生え、雪渓が解けた跡に大群落をつくることが多いです。

高さは10~50 cm。葉は大きく3つに裂け、裂片はさらに細かく裂けています。
花期は7~8月。花は黄色い直径2cmほどの5弁花で、丸みを帯びています。

ミヤマキンポウゲは、室堂平、お池めぐりコース、トンビ岩コース、南竜道など、白山のあちらこちらで見かけました。

※8月5日にこの投稿をした際、間違った写真を選択してしまいました。
 ご親切にコメントでご指摘いただき、感謝申し上げます。
 本日写真を入れ替えました。

また、間違えて掲載しました、ミヤマキンバイの写真は下記のものです。自戒を込めて残しておきます。




白山では、この時期、黄色い丸いお花がたくさん見られました。ミヤマキンポウゲ、ミヤマキンバイの他には、シナノキンバイ、ミヤマダイコンソウ、ミヤマタンポポなど。

ミヤマキンバイは、イチゴのような葉が特徴です。ヘビイチゴも同じキジムシロ属です。






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イワツメクサ - お池めぐりコース

2018-08-05 20:22:44 | みんなの花図鑑
イワツメクサ(岩爪草)は、ナデシコ科ハコベ属の多年草です。

高さ5~20cm。葉は細長く3cmほど。
花期は7~9月で、径1.5cmほどの白い花を咲かせます。真ん中に深い切れ込みが入っているので花弁が10枚あるように見えますが、5弁花です。

白山では御前峰の山頂近くのガレ場(砂礫地)に多くの群落が見られました。


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チングルマ - 白山・お池めぐりコース

2018-08-05 20:12:05 | みんなの花図鑑
チングルマ(珍車、稚児車)はバラ科ダイコンソウ属の落葉小低木です。高山植物を代表するお花の一つです。

白山の雪解けの遅いところでは、チングルマのきれいなお花がたくさん見られました。
今回歩いた範囲では、お池めぐりコース、トンビ岩コースで群落を見ました。

一方、雪解けの早いところでは、チングルマはすでに風車(集合果)になっていました。

(7月31日に撮影)
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イワギキョウ - 白山・お池めぐりコース

2018-08-05 20:04:51 | みんなの花図鑑
イワギキョウ(岩桔梗)はキキョウ科ホタルブクロ属の多年草です。

北東アジア~北アメリカの亜高山帯~高山帯に分布します。日本では、北海道~中部地方の高山の砂礫地や草地に群生するのが見られます。
高さ10cmほど。葉は束生で細長く、1.5~3cm。
花期は7~8月。草丈の割には大きな青紫色の花を横~上向きに咲かせます。

イワギキョウは、白山のあちらこちらで観られます。
表紙の写真はお池めぐりコースで撮りました。

早朝のお池めぐりでは、山頂に朝陽が当たった御前峰がきれいでした。

(7月30日に撮影)
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チシマザサ - 白山・観光新道

2018-08-05 19:49:55 | みんなの花図鑑
チシマザサ(千島笹)は、イネ科ササ属の植物です。

主な分布域は、朝鮮半島、日本列島(四国愛媛県、本州鳥取県以北の日本海側、および、東北地方、北海道)、千島列島南部、樺太(サハリン島)です。

山地に群生し、笹としては大型の高さ1.5~3m、稈の上部でのみ枝分かれします。
花は穂状で、約60年に一度とめったに咲きませんが、咲くときは群落全体が咲き、結実後、枯死します。

白山では、標高1500mを超える付近で多く見られ、最近繁殖地が拡大しているようです。特に弥陀ヶ原一帯はかつては広大なお花畑でしたが、今は笹薮になっています。

さて、約60年に一度しか咲かない、珍しいササのお花を見かけました。
場所は観光新道の蛇塚(じゃづか)から黒ボコ岩に向かう付近。登山道に沿って数十メートルに渡って咲いていました。



(7月30日に撮影)
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シナノオトギリ - 白山・観光新道

2018-08-05 06:42:58 | みんなの花図鑑
シナノオトギリ(信濃弟切)は、オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草です。

分類上はハイオトギリ(這弟切)の亜種にあたり、中部地方の高山に生育します。

高さは10~30cm位。葉は対生し、長さ1.5~3cm、幅1~1.5cmの卵状楕円形です。ふちに黒点、葉面に明点があります。
花期は7~8月、花径1.5~2cmほどの黄色の5弁花を咲かせます。蕾は赤色を帯びます。

観光新道の馬のたてがみ付近や、南竜水平道で見かけました。

(7月30日に撮影)
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