shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

越後三山の最高峰・中ノ岳、利根川水源の山・大水上山を巡る山旅 ①(十字峡~日向山)

2021-08-30 23:14:43 | 山行・旅行


8月27、28日、越後三山の最高峰・中ノ岳(標高2085m)から、兎岳(標高1926m)を経由して、利根川水源の山・大水上山(標高1831m)、さらに進んで丹後山(標高1809m)を巡る1泊2日の山旅を、山の師匠と一緒に楽しんできた。

中ノ岳へのアクセスは、関越道の六日町インターから三国川(さぐりがわ)沿いに15kmほど東に進むと、三国川ダムの先の十字峡登山口に着く。


三国川ダムは、1992年に完成したロックフィル式のダムで、高さが119.5mあり、魚野川の流域では最大の規模である。
このダムの完成のお陰で、十字峡登山口までの道路も全線が2車線の立派な舗装路となっていて、車でのアクセスは極めて良かった。

さて、今回の山行だが、1日目は十字峡を出発して中ノ岳に登頂後、頂上直下の避難小屋で泊る。
出発地点から山頂までの標高差は1629mある。途中の日向山(標高1561m、中ノ岳5合目)までを、先ずはご覧いただくことにしたい。


5時30分、十字峡登山センター脇の駐車場に到着。
休日には満車になることもあると聞いていたが、平日のこの日は3台が停まっていた。


軽く朝食を摂って、5時54分、登山センター前の、越後三山登山口入口(標高456m)から登山開始。
いきなりコンクリートで固められた急坂を登っていく。


しばらく進むと地面は土に変るが、急坂は変らない。


風はなく、とにかく暑い。
前夜も熱帯夜で、十分な睡眠が取れなかったのが応える。
6時36分、1合目に到着。周辺は藪で、この辺りはやや平らになっている。
ちなみに、この登山道は5合目までは見晴がない。1合、2合と順に石標があるのが救いである。


1合目を過ぎると、さらに傾斜が急になった。顔や首の汗を手ぬぐいで拭いながら登る。


ホツツジ(ツツジ科ホツツジ属)が咲いていた。この先かなり上の方までホツツジは見られた。


急登が続くが、花を見ると本当に癒される。


崩れやすい岩場。鎖が設置されていた。


急登は2合目の直前まで続いた。


7時44分、2合目に到着。寝不足と暑さでふらふらになり、横になって5分ほど休んだ。
写真は余裕の山の師匠。


2合目を過ぎると傾斜が緩やかになった。順調に高度を上げていくが暑さが身に応える。

実をつけた樹木が現われる。見たことはあるが、名前が分からない。
なつみかんさんからコブシではないかと教えていただきました。図鑑を見るとコブシかタムシバのようです。なつみかんさん、ありがとうございました。




師匠はこんな写真も撮っていた。




8時37分、3合目を通過。
ナナカマド(バラ科ナナカマド属)の実も色づき始めていた。


この樹木も名前が分からない。
なつみかんさんからアブラツツジではないかと教えていただきました。なつみかんさん、ありがとうございました。
アブラツツジはツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木で、本州の中部地方以北に分布します。中ノ岳周辺の山々でも確認されています。
花期は5~6月で、枝先から長さ2~3cmの総状花序が垂れ下がり、白い花を5~10個つけます。
果実は蒴果で、長さ4~5mmの楕円形をしています。



9時22分、4合目を通過。
こちらはリョウブ(リョウブ科リョウブ属)だと思う。
日本に自生するリョウブ属は1種で、南北アメリカやアジアには60種ほどが知られているとのこと。
目立つ木ではないので、花が咲いていないと見逃すだろう。


道端にオニアザミ(キク科アザミ属)が現われた。この先、たくさん現れた。




そして、10時43分、ようやく5合目の日向山に到着した。
ここで休んでいた先行者に追いついた。
ザックを下ろして大休止とする。朝ごはんに食べる予定だった海苔巻きの残りを食べ、昼食に用意したおにぎりは晩ごはんに回すことにした。
水分は適宜摂っていたが、2.5L持ってきた飲料水が足りるか心配になる。


5合目で、初めて目指す山、中ノ岳が見えた。中ノ岳から右には、翌日歩く稜線が長々と続いていた。


越後三山の最高峰・中ノ岳、利根川水源の山・大水上山を巡る山旅 ②(日向山~池の段)に続く。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

越後三山の最高峰・中ノ岳、利根川水源の山・大水上山を巡る山旅(予告編)

2021-08-29 16:50:02 | 山行・旅行


8月27、28日、越後三山の最高峰・中ノ岳から、利根川水源の山・大水上山を巡る1泊2日の山旅を、山の師匠と一緒に楽しんできました。
絶好の好天に恵まれ、山の絶景とまだまだ咲いていたたくさんの高山植物を、思いっきり楽しんだ2日間でした。

<中ノ岳山頂にて>




ただ今は、撮った1000枚を超える写真(2人分)を整理している最中です。
・・ということで、今回は予告編とさせていただきます。

<大水上山・南峰にて 正面 中ノ岳、左奥 八海山、右奥 越後駒ヶ岳> 


<丹後山避難小屋>


<歩いた稜線>


<見かけた花々>








































コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヘチマ - 我が家の庭

2021-08-20 07:57:50 | みんなの花図鑑
庭に植えたヘチマ(ウリ科ヘチマ属)の花が、10日ほど前から咲き出している。
今日は久しぶりに晴れたからか、5,6輪が開いていて、朝日を受けて輝く様は実にきれいだ。




こちらは室内から撮ったもの。




虫もたくさん集まってきている。


おまけの写真は、数日前に撮ったもの。雨に当たった花も美しい。
アサガオ(ヒルガオ科サツマイモ属)。


ペンタス(アカネ科クササンタンカ属)。


サボテン(エキノプシス・ツチフロラ、花盛丸)(サボテン科エキノプシス属)。




サボテンは、満月とは関係なく咲くようだ。まだ蕾があるので、この後もお花が楽しめそう。
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百花繚乱の飯豊山を満喫(その3・最終回、切合小屋~飯豊山山頂~御沢キャンプ場)

2021-08-14 05:31:23 | 山行・旅行
百花繚乱の飯豊山を満喫(その2、三国小屋~切合小屋)からの続きです。





2日目の朝は4時に目覚めた。
身支度を整えて外へ出ると、すでに東の空が明るくて、朝焼けがきれいだった。
空は次第に赤色を増し、テント泊・小屋泊まりの客に加えて、朝食の支度を終えた管理人さんも出てきて、皆がカメラを構えていた。

4時50分、太陽は蔵王連峰の南の端から昇った。どこからともなく歓声が上がった。
地平線付近に雲はなく、地面から湧き出てきたような日の出だった。

朝食は5時少し前に用意された。ご飯は薪で炊いたもの、生玉子は管理人さんが歩荷で運んでくれたものだという。
ありがたくいただいて、5時12分に山頂へ向けて小屋を出た。60Lのザックは変りないが、すぐに使わないものは小屋にデポしたので、中味は大きく減っている。
今日も暑くなりそうで、服装は半袖にした。


ヨツバシオガマ(ハマウツボ科シオガマギク属)。


モミジカラマツ(キンポウゲ科モミジカラマツ属)。




アオノツガザクラ(ツツジ科ツガザクラ属)。


チングルマ(バラ科チングルマ属)。




ミヤマリンドウ(リンドウ科リンドウ属)。1株しか見ていない。写真は帰路に撮影。


アカモノ(ツツジ科シラタマノキ属)の花が残っていて嬉しかった。


道中、唯一観たコバイケイソウの残花。他の場所では、既に果実(蒴果)がついているものが多かった。
近くにシラネアオイも見かけたが、花は終わっていた。


右手に見えた蔵王連峰。上空の雲がまだ赤味を残していた。


振り返ると切合小屋が見えた。その先の磐梯山は姿形が良い山だ。


マルバシモツケ(バラ科シモツケ属)。


オニアザミ(キク科アザミ属)だと思う。


草鞋塚を5時45分に通過。


今回の山行で唯一撮ったパノラマ写真。健脚の女性に追い抜かれた。


ここで突然ホシガラスが登場。イワヒバリも見かけた。


ヒメシャジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)。


ヒメシャジンとハクサンオミナエシ(スイカズラ科オミナエシ属)。


姥権現を6時2分に通過。付近にはハクサンボウフウ、ハクサンフウロ、ハクサンオミナエシ、タカネマツムシソウ。


女人禁制の飯豊山に登ろうとした女性が、ここで石と化してしまったという伝説。全国の修験の山に同じような伝説がある。


御秘所を6時7分に通過。ここからは岩場の痩せ尾根となり、慎重に歩く。


オヤマノエンドウ(マメ科オヤマノエンドウ属)を見つけた。日本固有種で日本アルプスと御嶽山、八ヶ岳、飯豊山に分布している。




こちらは帰路に撮った。


御前坂に6時26分に到着。いよいよ飯豊山が近づいてきた。


急坂を登る途中にミヤマウスユキソウが現われた。花の見ごろは過ぎていたが、放射状に広がる白い総苞葉がきれいだった。




マルバコゴメグサも現れた。この植物は月山、朝日連峰、飯豊連峰に分布する固有種だ。


急坂を登り終えていよいよ山頂かと思ったが、ここはまだ本山小屋からも離れた所だった。
オンタデ(タデ科オンタデ属)が咲いていた。


進むとテント場で、水場の案内があった。


6時58分、本山小屋を通過すると、いよいよ飯豊山の山頂が近づいた。


ここから山頂までは穏やかな稜線で、お待ちかねのイイデリンドウ(リンドウ科リンドウ属)がたくさん咲いていた。
イイデリンドウは飯豊連峰の固有種だ。






そして、山頂には7時14分に到着した。祠に向かって登頂の感謝をする。
切合小屋から2時間2分かかった。やまふくのコースタイムより13分短く、山と渓谷社のそれよりも2分長かった。


山頂から西に見えるのは、御西岳(標高2013m)と、その奥に飯豊連峰最高峰の大日岳(同2128m)。


北西に目を移すと、北股岳(標高2024m)。


東には歩いてきた道、そして本山小屋が見える。遠くに見えるのは恐らく吾妻連峰、右の独立峰は磐梯山だ。


飯豊山山頂では、この日に百名山登山を完遂した人と出会った。私より8歳若いらしい。私も10年早く山登りを再開していたらと思った。
そして、一緒に喜びの場に居合わせたことがとても嬉しかった。

下山は来た道を引き返し、切合小屋で昼食を摂った。そして、すべての荷物をザックに詰めて、再び来た道を引き返した。
下るにつれて暑さが身に応えたが、順調に下山し、御沢登山口には14時13分に到着した。
安全に下山できたことを感謝した。


40年来の夢が叶った。そして、もう一度この山に登りたいと思う。今度は最高峰の大日岳にも足を伸ばしたい。
その時もきっと素敵な山行になるだろう。それを確信できる山旅だった。
コメント (22)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百花繚乱の飯豊山を満喫(その2、三国小屋~切合小屋)

2021-08-13 05:18:55 | 山行・旅行
百花繚乱の飯豊山を満喫(その1、御沢キャンプ場~三国小屋)からの続きです。

三国小屋では小屋の外の日陰に腰を下ろし、コーラをゆっくり飲んで休んだ。
爽やかな風が吹いて、汗が引いていった。

それにしても、ここから見る景色は実に素晴らしい。
雪渓が残る稜線、岩肌を露わにした大日岳からは、アルプスの風格が感じられた。


盟主の飯豊山はというと、これから越えていく1700m級のピークの向こうに、ようやく僅かに山頂部が見えた。


十数分休んでザックを担いだ。先ずは急坂を下っていく。アップダウンが多いのがこの道の特徴だ。
嬉しいことに次々とお花が現われる。

センジュガンピ(ナデシコ科マンテマ属)。絶滅危惧Ⅱ類の植物だと覚えている。白山高山植物園で観て以来だと思う。


ハクサンボウフウ(セリ科カワラボウフウ属)。


シロバナハナニガナ(キク科ニガナ属)。


ミヤマコウゾリナ(キク科ヤナギタンポポ属)だと思うが自信がない。


振り返ると三国小屋が見える。
樹々の間は風がなく、抜けると陽射しが強い。いずれにしても暑さが身に応える。手ぬぐいを濡らして首に懸けているが、それでも暑い。


ミヤマアキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)。


アカモノ(ツツジ科シラタマノキ属)の果実は上向きに生る。


ノリウツギ(ユキノシタ科アジサイ属)は数が多い。


タテヤマウツボグサ(シソ科ウツボグサ属)が現われた。日本海側の高山でよく目にする花だ。


梯子を難なく越えていく。


ゼンテイカ(ニッコウキスゲ、ワスレグサ科キスゲ属)が斜面に咲いていた。


シロバナハクサンシャジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)だと思う。この先でもたくさん見られた。


ミヤマクルマバナ(シソ科トウバナ属)の数も増えてきた。


再びタテヤマウツボグサ。


この花もミヤマコウゾリナだと思うが、やはり自信がない。茎や総苞に毛が多く生えている。


ヨツバヒヨドリ(キク科ヒヨドリバナ属)。


ミヤマクルマバナの群落。


隣にはミヤマキンポウゲ(キンポウゲ科キンポウゲ属)の群落に、シロバナハナニガナが混じっている。


ムカゴトラノオ(タデ科イブキトラノオ属)も咲いていた。花穂にムカゴがつくのが特徴。


シロバナハナニガナ。


ムシカリ(オオカメノキ、スイカズラ科ガマズミ属)も果実をつけていた。後ろはミヤマナナカマド。




ノリウツギを前景に大日岳。素敵な稜線だ。
それにしても暑いので、何度かザックに入れていた水を出して、首に懸けた手ぬぐいを濡らした。


ミヤマキンポウゲ、シロバナハナニガナ、ミヤマクルマバナ。


モミジカラマツ(キンポウゲ科モミジカラマツ属)、ハクサンボウフウ、後ろにはゼンテイカがきれい。


ヤマハハコ(キク科ヤマハハコ属)。


コバギボウシとしたが、オオバギボウシ(共にキジカクシ科ギボウシ属)かもしれない。モウズイカさんから教えていただきました。


こちらは少し下の方で撮ったギボウシの仲間(8/13 写真を追加)。


ハクサンシャジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)。


ウメバチソウ(ニシキギ科ウメバチソウ属)が出てきた。


シロバナハクサンシャジンは頻繁に観られた。




タテヤマウツボグサも数が多い。


暑さの中、お花に元気付けられながら種蒔までやって来た。本日のゴールの切合小屋までは1kmだ。


飯豊山も大きく見えるようになってきた。さあ、もう少しだ。頑張ろう!


オヤマリンドウ(リンドウ科リンドウ属)が出てきた。


陽が差していても花冠がこれ以上開くことはない。


イワイチョウ(ミツガシワ科イワイチョウ属)。


こちらは帰路に撮影。トンボが留まっていた。


タカネマツムシソウ(スイカズラ科マツムシソウ属)。この先、数が多かった。




12時34分、切合(きりあわせ)避難小屋に到着。


三国小屋を出発してから2時間10分、御沢キャンプ場を出てから7時間20分を要した。
やまふくのコースタイムより40分、山と渓谷社のそれよりは10分の遅れだった。暑い中休憩を多く取ったのでまずまずのペースだろう。
受付を済ませてビールを購入、飲んだ後散歩に出た。荷物がないのは、まるで身体に翅が生えたような気分だ。

これからは、お花の写真を一気にご覧いただく。
先ずは、ミヤマアキノキリンソウ。


タカネマツムシソウ。留まっているのはウラギンヒョウモンのようだ。


セリ科の植物。


ヤマハハコ。


オヤマリンドウ。


ゼンテイカ。


ハクサンフウロ(フウロソウ科フウロウソウ属)。


ヒメサユリ(ユリ科ユリ属)。




アザミ(キク科アザミ属)の仲間。
日本のアザミDB記載の、東北地方の山地に生える,大きな頭花を下向きに咲かせる特徴より、オニアザミと推定。


ミヤマシシウド(セリ科シシウド属)。


遠くに積乱雲が発達していた。


夕食を済ませた後、雪解け直後の雪田植物が観られるかもしれないと思い、雪渓の傍まで行ってみた。
途中で見たウサギギク(キク科ウサギギク属)。


こちらが雪渓。


そして傍で咲いていたイワカガミ(イワウメ科イワカガミ属)。


イワイチョウの群落。


ハクサンコザクラ(サクラソウ科サクラソウ属)


2時間ほど歩いた中で、たくさんの高山植物に出会えた。明日は飯豊山に登頂して下山だ。この先、どんな花に出会えるだろう。
イイデリンドウは観られるだろうか。
百花繚乱の飯豊山を満喫(その3)に続く。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

植物クロスワード(14)の解答

2021-08-12 05:30:08 | クロスワードパズル
植物クロスワードの第14回の解答です。


■ タテのカギ
1 ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物。日本で最も発達した園芸植物。古典園芸植物のひとつでもある。
 写真はソライロ━━。
 

2 忙中━━あり。
3 井上雄彦による日本の漫画作品。原作は吉川英治の小説『宮本武蔵』。単行本は37巻まで刊行されている。
4 日産自動車が1966年から2004年まで製造・販売していた大衆自動車。
5 TOKYO2020のスノーボード女子パークで、12歳の開心那(ひらき・ここな)が獲得したメダルの色。
6 ユリ科━━属の多年草。山地の森林に多く自生する。
 
8 日本の在来種の血を半分以上継いでいる鶏。
10 「よく━━よく遊べ」はイギリスのことわざの翻訳。小学校時代によく言われた。
12 映画のこと。
13 オカ━━はサクラソウ科オカ━━属の多年草。
 

15 小~高等学校で、教頭の上司に当たる人。
17 キク科━━属の一年草の植物。種は食用となる。
 

19 ユリ科ユリ属の多年草。日本特産で日本を代表するユリのひとつ。
 

21 二人組はデュオ、三人組は?
22 小原庄助さんが朝寝・朝酒と共に好きだったもの。
24 1985年に公開された日仏合作の歴史映画。監督は黒澤明、主演は仲代達矢。

■ ヨコのカギ
1 写真のユウゲショウは━━科マツヨイグサ属の多年草。
 

4 ラン科━━属の湿地性の多年草。
 

7 京都━━は京都府の14市をホームタウンとするプロサッカークラブ。
8 安倍晋三氏が首相在任中に2回行ったこと。
9 フランスで最も有名な赤ワインの産地。
10 新型コロナウイルスに関する首相の発言には━━をひそめることが多い。
11 1983年4月から1984年3月まで放送されていたNHK連続テレビ小説。最高視聴率62.9%は、テレビドラマの最高視聴率記録。
13 ━━の真理ちゃんは、1973年4月から同年9月までTBS系列局で放送されていたバラエティ。毎回ゲストが天地真理たちに絡むのがパターン。
14 細長い敷地に建てられた京町家は「うなぎの━━」 と呼ばれ、間口が狭く奥行きが深い。
16 シダ植物の1種で酸性土壌を好む。日本の代表的な山菜のひとつ。
17 タテ2を平たく言うと。
18 TOKYO2020の柔道個人戦で、共に金メダルと取得した阿部兄妹の妹の方。
20 算数の問題です。1000-999×━━=1000-999÷━━。
21 海水浴や潮干狩りに適した海の地形。
23 溺れる者がつかむもの。
25 ━━よ今夜も有難うは、1967年3月に公開された石原裕次郎主演の日本映画。同名の主題歌もヒットした。
26 水を沸かしただけで何も入れていない湯。
27 ━━科━━属の多年生植物。キキョウと共に秋に咲く代表的な花。
 写真はエゾオヤマ━━。
 

28 ユリ科ユリ属の多年草。日本では北海道から九州の平地から低山で普通に見られる。
 

■ おまけのクイズです。
今回のクイズのヨコ27の答えはリンドウでした。そこで、shuの花日記からいくつかリンドウの写真を探してみました。
では、クイズです。これらのリンドウの名前は何でしょう。選択肢の中から選んでみてください。回答は後刻コメント欄に記載しておきます。
① 2018年7月1日の記事から。
 
② 2018年6月7日の記事から。
 
③ 2020年8月20日の記事から。
 
④ 2020年10月2日の記事から。
 
⑤ 2020年9月6日の記事から。
 
⑥ 2021年8月7日の記事から。
 
<選択肢> ハルリンドウ、タテヤマリンドウ、ミヤマリンドウ、エソオヤマリンドウ、イイデリンドウ、トウヤクリンドウ

 植物クロスワードは、毎月10日に掲載しています。前回の問題はこちらをクリック。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

植物クロスワード(14)

2021-08-10 05:30:07 | クロスワードパズル
残暑お見舞い申し上げます。
植物クロスワードの第14回です。
今回は、TOKYO2020と、昭和の匂いがする設問を織り込みました。
解答は8月12日にアップします。どうぞお楽しみくださいませ。



■ タテのカギ
1 ヒルガオ科サツマイモ属の一年性植物。日本で最も発達した園芸植物。古典園芸植物のひとつでもある。
 写真はソライロ━━。
 

2 忙中━━あり。
3 井上雄彦による日本の漫画作品。原作は吉川英治の小説『宮本武蔵』。単行本は37巻まで刊行されている。
4 日産自動車が1966年から2004年まで製造・販売していた大衆自動車。
5 TOKYO2020のスノーボード女子パークで、12歳の開心那(ひらき・ここな)が獲得したメダルの色。
6 ユリ科━━属の多年草。山地の森林に多く自生する(8/10 写真を取り換えました。)。
 
8 日本の在来種の血を半分以上継いでいる鶏。
10 「よく━━よく遊べ」はイギリスのことわざの翻訳。小学校時代によく言われた。
12 映画のこと。
13 オカ━━はサクラソウ科オカ━━属の多年草。
 

15 小~高等学校で、教頭の上司に当たる人。
17 キク科━━属の一年草の植物。種は食用となる。
 

19 ユリ科ユリ属の多年草。日本特産で日本を代表するユリのひとつ。
 

21 二人組はデュオ、三人組は?
22 小原庄助さんが朝寝・朝酒と共に好きだったもの。
24 1985年に公開された日仏合作の歴史映画。監督は黒澤明、主演は仲代達矢。

■ ヨコのカギ
1 写真のユウゲショウは━━科マツヨイグサ属の多年草。
 

4 ラン科━━属の湿地性の多年草。
 

7 京都━━は京都府の14市をホームタウンとするプロサッカークラブ。
8 安倍晋三氏が首相在任中に2回行ったこと。
9 フランスで最も有名な赤ワインの産地。
10 新型コロナウイルスに関する首相の発言には━━をひそめることが多い。
11 1983年4月から1984年3月まで放送されていたNHK連続テレビ小説。最高視聴率62.9%は、テレビドラマの最高視聴率記録。
13 ━━の真理ちゃんは、1973年4月から同年9月までTBS系列局で放送されていたバラエティ。毎回ゲストが天地真理たちに絡むのがパターン。
14 細長い敷地に建てられた京町家は「うなぎの━━」 と呼ばれ、間口が狭く奥行きが深い。
16 シダ植物の1種で酸性土壌を好む。日本の代表的な山菜のひとつ。
17 タテ2を平たく言うと。
18 TOKYO2020の柔道個人戦で、共に金メダルと取得した阿部兄妹の妹の方。
20 算数の問題です。1000-999×━━=1000-999÷━━。
21 海水浴や潮干狩りに適した海の地形。
23 溺れる者がつかむもの。
25 ━━よ今夜も有難うは、1967年3月に公開された石原裕次郎主演の日本映画。同名の主題歌もヒットした。
26 水を沸かしただけで何も入れていない湯。
27 ━━科━━属の多年生植物。キキョウと共に秋に咲く代表的な花。
 写真はエゾオヤマ━━。
 

28 ユリ科ユリ属の多年草。日本では北海道から九州の平地から低山で普通に見られる。
 
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百花繚乱の飯豊山を満喫(その1、御沢キャンプ場~三国小屋)

2021-08-08 17:18:55 | 山行・旅行


飯豊連峰を初めて見たのは、朝日連峰の大朝日岳からだった。
それは数々の山塊の中でも極めて長大で、威厳があった。そしていつかこの山に登ろうと思った。

あれから40年が経った。
東北エリアにある日本百名山14座(燧ヶ岳は北関東・尾瀬・日光エリアに入っている)のうち、未踏は飯豊山と吾妻山だけになっていた。
今年の夏はこの2つに登ろう。コロナ禍の中ではあるが、何となくそう決めていた。


飯豊山に話を絞る。飯豊連峰の最高峰は大日岳(標高2128m)だが、古来信仰登山の対象となってきたのは飯豊山(飯豊本山、標高2105m)である。
飯豊山は、福島、新潟、山形の県境にあり、山頂付近とそこに至る登山道は福島県に属する。地図で見ると臍の緒のように福島県の領地が北西に伸びていることが分かる。このことは福島の人々による飯豊信仰が相当に強かった証だろう。


今回の登山ルートと標準コースタイムである。
このコースは飯豊信仰登山の表登山道と呼ばれる道であり、深田久弥氏の日本百名山でもそのことに触れている。
コースタイムは「山から始まる福島の旅やまふく」から引用(一部加工)した。また上記地図は山と渓谷誌のコピーである。若干コースタイムに差があり、私が歩いた実感では山と渓谷誌の方が近いように思われた。
1日目: 御沢キャンプ場 -[10分]- 御沢登山口 -[2時間10分]- 横峰 -[1時間45分]- 三国小屋 -[1時間30分]- 切合小屋(小屋泊)
2日目: 切合小屋 -[30分]- 草履塚 - [1時間30分] - 飯豊本山小屋 - [15分] - 飯豊山 - [15分] - 草履塚 - [20分] - 切合小屋 - [1時間30分] - 三国小屋 - [1時間35分] - 横峰 - [1時間50分] - 御沢登山口 -[10分] - 御沢キャンプ場

私が御沢キャンプ場に着いたのは、5日の午後4時過ぎだった。駐車場に10台ほどの車があったが、キャンプ客の姿はなかった。
周囲はアブが無数に飛び廻っており、車に音を立てて次々と追突するような中、とてもテントを張って泊まる気にはならなかった。そこで車中で一夜を過ごした。
6日午前5時14分、御沢キャンプ場を出発。アブを払いながら林道を登山口まで進む。




10分ほどで登山口に着き、傍らの石仏に一礼して長沢尾根に取りつく。500~700mごとに下十五里、中十五里、上十五里を過ぎていく。十五里というのは一里歩くのに平地を十五里歩く苦労がいるということらしい。風がなく暑い。手ぬぐいで汗を拭きながら進む。






ちなみに標柱があるところは平らだが、それ以外はずっと急登だ。写真を撮るような花もなく、標柱ごとに水分補給のため休んだ。


ブナの木の根もとが曲がっているのは、豪雪のせいだ。豪雪地帯のブナやダケカンバは、たいてい根もとが曲がっている。


笹平を7時23分に通過、横峰には7時44分に着いた。やまふくのコースタイムより20分遅れだが、途中何度か休憩したのでまずまずのペースだろう。


ちなみに本日の装備は60Lのザックに小屋泊まり装備。水はスポーツドリンクを含めて3L。夕食、朝食を小屋で食べるので、食料も2食分と行動食のみだ。


横峰付近からお花の姿がちらほら現れ癒された。
ツルアリドオシ(アカネ科ツルアリドオシ属)。


ノリウツギ(アジサイ科アジサイ属)。ノリウツギはこの後たくさん観られた。


この辺りで山小屋の管理人さんに出会った。荷揚げの歩荷の途中でケータイに電話が入ったらしい。
この後すぐに水場があることを教えていただいた。ザックに入れていたボトルの水1Lで手ぬぐいを濡らし汗を拭き、残りは捨てた。

10分ほどでお待ちかねの水場に到着した。管理人さんもここで水を補給していた。ちょろちょろとしか流れていないが、冷たくておいしかった。
飲み物はスポーツドリンクを水筒に入れていたので、1Lだけ汲んでザックに入れた。


水場からさらに15分ほど歩くと地蔵山下分岐に着いた。地図を取り出しルートを確認する。


しばらく進むと前が開き、飯豊連峰の主脈らしい山並みが始めて顔を出した。




しかしそれは間違いで、聳えているのは三国岳(標高1644m)から疣岩山(いぼいわやま、同1654m)に続く稜線のようだった。
これから越えていかなければならない高さだ。

標高を上げるとお花の数が増えてきた。
ミソガワソウ(シソ科イヌハッカ属) ミヤマクルマバナ(シソ科トウバナ属)。この花は標高1800m付近までたくさん咲いていた。モウズイカさんに教えていただきました。


左手に磐梯山がよく見えた。


その右は那須連山だろうか。


右手にはヨツバヒヨドリ(キク科 ヒヨドリバナ属)。


ノリウツギが目立って増えてきた。


ピンク色の花も。




道は岩場に変わった。特に危険なところはないが、どうしても通過に時間がかかる。


高い樹が無くなり、ミヤマナナカマド(バラ科ナナカマド属)が果実をつけていた。


この辺りからは岩場が続く。


この花は下の写真と同じ花なのでコメツツジ(ツツジ科ツツジ属)のようだ。




岩場がまだ続く。岩場は楽しいが時間がかかるのが欠点。


剣ヶ峰の標柱があるところに着いた。ここまでは特に危ないところはなかった。


鎖場が現われた。一枚岩はホールドが少なく、鎖を使うのが良さそうだった。


もうすぐ三国岳だ。


最後の岩場。暑さに加え緊張するとのどが渇く。


10時11分、三国岳山頂にある三国小屋に到着した。やまふくのコースタイムより2分遅れ、山と渓谷誌のそれからは3分早い到着となった。
コーラありますの看板に飛びつき、すぐに注文した。


ここに来て初めて飯豊連峰最高峰の大日岳と、主稜線が見渡せた。


百花繚乱の飯豊山を満喫(その2)に続く。
なお、8/10~12は植物クロスワードを掲載するため、百花繚乱の飯豊山を満喫(その2)は8/13に掲載の予定です。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百花繚乱の飯豊山(予告編)

2021-08-07 16:57:06 | 山行・旅行
8月6~7日、飯豊山(標高2105m)に出かけました。ただ今は、地元喜多方市内のホテルにチェックインしたところです。


本編は8月8日からご覧いただこうと思いますが、本日はさわりの部分だけでもと思い、パソコンを開きました。
先ずは、この朝焼けをご覧ください。蔵王連峰の真上が真っ赤に焼けました。こんなに焼けた朝焼けを観るのは初めてでした。


そして、百花繚乱の花々については、本編でご覧いただきますが、先ずはイイデリンドウ、ヒメサユリ、そして青空に映えるニッコウキスゲを選びました。






飯豊山の標高は2105mですが、途中のアップダウンが激しく、登山口から山頂までの累積標高差は2000mを越えるようです。
今シーズン最高の登山でしたが、いささか疲れました。
今夜はこれから喜多方ラーメンをいただいて、ゆっくり休ませていただきます。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする