shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

庭に来るメジロの動画(30分 編)

2023-01-30 18:43:10 | 
先日、庭に来るメジロの動画を載せました。
すると「癒やされる~っ」と嬉しい感想をいただきました。
そこで、新たに動画を撮り直し、30分バージョンに編集しました。

お暇なとき、お時間がたっぷりあるときにご覧ください。

庭に来るメジロ(30分 編)


キャスト:メジロさん(2羽)
プロディース:shu
カメラ:shu
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スイセン2種 - 我が家の庭(千葉県白井市)

2023-01-28 05:30:09 | みんなの花図鑑
庭にスイセンが咲いています。
10日ほど前に咲き出したラッパスイセンの茎が伸びてきて、咲きそろいました。

ウィキペディアによると、ラッパスイセンは、リーキとともにウェールズの国花の1つだそうです。
えっ!リーキってネギでしょ!?  そうなんです。
ウェールズの人々は、日本人がサクラで春を寿ぐように、ネギとラッパスイセンで春の祝日「セント・デイビッドデー」を祝うようです。
(えっ!カモとネギの方がいいって? )
ちなみに、スイセンは全草が猛毒です。食べられません!


こちらはニホンズイセン。我が家では陽当たりのよいところで12月に開花します。
今咲いているのは、半日陰に植えたニホンズイセン。花持ちがよく、花の少ない時期に楽しませてくれています。


我が家では、これから3月にかけてさらにスイセンが咲いていきます。
よろしかったら、3年前の様子もご覧ください。⇒3年前のスイセンの様子

最後に、スイセン(水仙)は春の季語ではなく晩冬の季語になります。ちょうど今の季節です。
水仙や白き障子のともうつり 芭蕉
其のにほひ桃より白し水仙花 芭蕉
水仙に狐あそぶや宵月夜 蕪村
水仙の香やこぼれても雪の上 千代女
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オオハクチョウの60羽あまりが越冬中 2022-2023冬 定点観察⑩(1月下旬)

2023-01-26 05:29:53 | 
1月下旬、10年に1度と言われた寒波が襲来した。
数年前に気温がマイナス5℃まで下がったときは、池の大部分が凍りついた。
さて、この寒波で池はどうなっただろう。そして水鳥たちはどのようにしているだろう。

1月25日、午前8時に七次川調整池に向かった。
気温はマイナス2℃。思いの外低くないので、手袋はゴム製のものにした。
ところがこれが大失敗で、風が強くてとても寒い。指の先が凍える。

それより池の様子はどうかって?
結果は、動画でご覧あそばせ。

<2023年1月 七次川調整池の様子>


風が強くて寒いので、鳥の数を数える余裕(根性?)がなかった。
■オオハクチョウ
Whooper swan

カモ目カモ科
Cygnus cygnus
大白鳥/L140cm


■オナガガモ
Northern Pintail

カモ目カモ科マガモ属
Anas acuta
尾長鴨/L♂75cm、♀53cm


七次川調整池での定点観察は一旦今回で終了し、今後は不定期で撮影に出かけることとしたい。
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自宅に来るヒヨドリとメジロ

2023-01-25 05:30:28 | 
自宅にあるヤマボウシの樹に、以前からヒヨドリ、メジロなどの野鳥が来ています。
樹の下にミカンを置いたら、ヒヨドリとメジロが食べに来たので、その様子を動画に撮りました。スズメも来ましたが、スズメはミカンを食べませんでした。
お時間のあるときにご覧ください。


<ヒヨドリ その①(3分47秒)>


<ヒヨドリ その②(3分56秒)>


<メジロ(3分21秒)>

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1月22日は旧正月なので初詣に黒檜山大神を参拝(ハイキング)

2023-01-23 05:30:18 | 山行・旅行
今年の正月は、風邪をひいて寝込んでいた。そのため初詣どころではなかった。
では旧暦の正月はいつかと調べると、昨日がそうだった。
ならば初詣に出かけようと、黒檜山大神(黒檜神社)へ行ってきた。

同じことを考えた人が大勢いたのだろうか?
(多分、そんなことを考えた人は他にいないだろうが・・)
40台ほど駐まれそうな黒檜山登山口駐車場が、8時15分でほぼ満杯だった。運よく最後の数台に間に合って駐めることができた。
(下山時には、手前にある100台が駐められる大沼駐車場もほぼ満杯だった。)

8時32分、冬山装備を整えて駐車場を出発。 登山口でアイゼンを着用した。
ゆっくりペースでそのまま大沼が見えるところまで歩いた。
歩き出しこそ寒かったが、すぐに暖かくなり、ネックウォーマー代わりに着けていた目出し帽を外した。その後、手袋も3重から2重にした。
大沼を眺めながら1回目の休憩とした。


その後もう1回休憩し、目的の黒檜神社に10時14分に到着した。計画では2時間を見ていたが、ずいぶん早く着いてしまった。


今年は山の安全に加えて、孫の志望校合格を祈念してお詣りした。


神社付近から、この日は富士山も見えた。


続いて山頂へ向かう。


山頂は混雑していたので、数枚写真を撮って通過し、絶景スポットへ向かった。


絶景スポットも混雑していたが、邪魔にならない場所を探して休憩し、軽食を摂った。
その前に、ここからの展望をご覧いただきたい。
<上州武尊、尾瀬方面>


<谷川、越後方面>


<浅間、秩父、八ヶ岳方面>


<上州武尊山>


<谷川連峰>


<谷川連峰>


15分ほど休憩して絶景スポットを後にした。


いつもなら駒ヶ岳まで行くのだが、この日は初詣が目的なのでそのまま下山した。
登山口に11時26分に到着しアイゼンを脱いだ。駐車場には11時36分に到着した。
歩行距離:3.3km 獲得標高差:493m 合計時間:3時間3分 休憩時間:55分

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オオハクチョウの数がさらに増加 2022-2023冬 定点観察⑨(1月中旬)

2023-01-19 05:30:09 | 
2022-2023冬シーズンの七次川調整池では、11月上旬に姿を見せ始めたオオハクチョウが、年末には36羽まで数を増やし、1月6日には49羽となっていた。その後、観察の機会がなかったが、1月17日に65羽を確認できた。
(1月上旬の七次川調整池の様子は⇒こちらを参照。)
<オオハクチョウとオナガガモの混群、2023/01/18>


<池の上を飛翔するオナガガモ、2023/01/18>


1月中旬に観察したのは、17日(9時~9時20分)、18日(9時45分~10時15分)の2回であった。

17、18日に観た鳥は、冬鳥では、
 オオハクチョウ 65羽~67羽
 カモ類(オナガガモ、ホシハジロ、ヒドリガモ) 合計200~300羽(ホシハジロの数が減っていた)
この他に、
 カイツブリ、オオバン、ダイサギが観られた。

今回はオオハクチョウを中心に、動画でご覧いただきたい。
■オオハクチョウ
Whooper swan

カモ目カモ科
Cygnus cygnus
大白鳥/L140cm
<七次川調整池の様子、2023/01/18>
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自宅に来るヒヨドリを撮りました

2023-01-18 05:29:51 | 
寒い日が続いています。
野鳥にとって餌が少なくなってくるこの時期、自宅の木にミカンを刺しています。

早速ヒヨドリが来ました。


メジロも来ましたが、ヒヨドリに追い払われました。


今年もメジロのために、専用の餌かごを用意しました。早く食べに来て欲しいです。
シジュウカラは、ミカンに興味がないようです。この木の上の方に架けた巣箱を覗いていきました。営巣するのはまだ先のことです。
スズメも2羽来ました。スズメもミカンに興味がないようです。これまで食べるのを見たことがありません。

動画を撮ってみました。長いので飛ばして見てください。


おまけの写真です。
クリスマス前にいただいた、シクラメンがまだきれいです。風邪が治って、お酒を飲めるようになりました♪

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鳥と山を観ながら諏訪湖を2周(後半/カワアイサなど)

2023-01-16 05:30:00 | 
鳥と山を観ながら諏訪湖を2周(前半/ホオジロガモ、ミコアイサ)からの続きです。

釜口水門でホオジロガモとミコアイサを撮り終えたら、時刻は9時半になっていた。
気温はマイナス4℃になっていた。
次の撮影地の石彫公園(せきちょうこうえん)まで車で移動する。
車を駐めて、外に出ると目の前に真っ白な山が聳えて見えた。山の名前がすぐには分からなかった。


方向は北になる。すると北アルプスか?
だったらあの山の形は奥穂高岳だ! 整理できるまで時間がかかった。
地図で確かめてみて、間違いないことが分かった。
奥穂高岳の右が涸沢岳、さらに右が北穂高岳になる。左端のピークは西穂高岳だ。穂高連峰がこんなに近くに見えるのは驚きだった。


石彫公園は航空写真に記された地点では、RAKO華乃井ホテルと片倉館の間にある。近くに蒸気機関車D51も展示されている。

(Google Map)

さて、穂高に目を奪われて、水鳥がおろそかになってしまった。
湖面をカワアイサの行列が泳いでいた。島影に隠れる寸前に、行列の最後尾を撮ることが出来た。
その後、湖岸を歩くと別のカワアイサの群れに出会った。一番大きな群れでは54羽のカワアイサがいた。また、さらに別の場所でも小群に出会い、じっくり写真を撮らせてもらった。
カワアイサアは、♀が実にワイルドでキュートだと思う。でもヒトだったら、ちょっと近寄りがたいかもしれない。
■カワアイサ
Common Merganser

カモ目カモ科ウミアイサ属
Mergus merganser
川秋沙/L65cm


<カワアイサの♂>






<カワアイサの♀>






昨年3月にたくさんいたマガモとヒドリガモは、数が少なかった。カルガモも数羽を観ただけだった。
■マガモ
Mallard

カモ目カモ科マガモ属
Anas platyrhynchos
真鴨/L59cm










■ヒドリガモ
Eurasian Wigeon

カモ目カモ科マガモ属
Anas penelope
緋鳥鴨/L49cm


石彫公園の真向かいの湖上に八重垣姫の像がある。昨年来たときには、八重垣姫が担いでいる兜の上に、時間を隔ててカワウとハシボソガラスが止まっていた。
今年はそこにトビがいた。
■トビ
Black Kite

タカ目タカ科
Milvus migrans
鳶/L60cm




お昼に近づいたので車で反時計回りに湖を周り、鳥を探しながら、ラーメン店も探しながら走った。
途中、諏訪湖ハイツ付近や、岡谷湖畔公園にも立ち寄った。岡谷湖畔公園の沖合には、カンムリカイツブリが数百羽いたように見えた。
しかし、逆光になるので、まともな写真は撮れなかった。
結局、ラーメン店も見つからず、釜口水門まで来てしまった。
折角なので車を駐めて、再び水門から鳥の様子を伺い、その後付近を散歩することにした。

■カイツブリ
Little grebe

カイツブリ目カイツブリ科
Tachybaptus ruficollis
鳰/L26cm




■セグロセキレイ
Japanese Wagtail

スズメ目セキレイ科
Motacilla grandis
背黒鶺鴒/L21cm


■ハクセキレイ
White Wagtail

スズメ目セキレイ科セキレイ属
Motacilla alba lugens
白鶺鴒/L21cm


今年初めてモズの姿を観た。昨年3月に来たときはジョウビタキを観たが、今回はいなかった。
■モズ
Bull-headed shrike

スズメ目モズ科モズ属
Lanius bucephalus
百舌・鵙/L20cm




食事の後、再び石彫公園に戻り、湖岸を東へ向けて歩いた。
お昼の気温は、まだ氷点下だった。
少し風が出てきていた。湖がぎしぎし音を立て始めた。見ると割れた氷が幾重にもせり上げってきていた。
■湖岸の風景(iPhoneで撮影)




その後湖岸を散歩したが、特にめぼしい写真は撮れなかった。
ホテルのチェックインの時間となったので、早めにホテルに入り、温泉に浸かることにした。
翌日は、8時にホテルをチェックアウトし、次の目的地へ向かった。気温はマイナス4℃で、車のフロントガラスは凍り付いていたが、もう寒くはなかった。

1月12日に諏訪湖で観た鳥は、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ホシハジロ、ホオジロガモ、カワアイサ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、アオサギ、オオバン、セグロセキレイ、ハクセキレイ、モズ、スズメ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、トビの19種になった。
満足できる鳥果となったことは、言うまでもない。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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鳥と山を観ながら諏訪湖を2周(前半/ホオジロガモ、ミコアイサ)

2023-01-15 05:30:05 | 
◆プロローグ
1月12日に諏訪湖へ出かけてきた。
事前にカモが集まると教わっていた釜口水門に到着したのは午前7時。日の出前だった。
出かける前に、気象予報士が3月下旬並みだとか、4月上旬並みだとか言っていたので、さぞかし暖かいだろうと思っていた。
ところが気温はマイナス8℃。今冬一番の寒さだった。


機材を用意していたら陽が昇ってきた。湖面から霧が湧いてきていた。


とりあえずロケハンを目的に、手持ちカメラを片手に、撮影ポイントを探しに出た。
水門の前にはカンムリカイツブリが集まっていた。




ざっと数えて数十羽いるような感じだった。ほとんどが寝ていた。まるでサトイモの親芋のように見えた。
何羽か動き出したばかりの、カンムリカイツブリを撮ってみたが、朝の光ではうまく撮れていない。






続いて水門の上に立つと、ワカサギ釣りの人が竿を並べていた。
天竜川に水鳥の姿が見えるが、まだ暗くて撮影には適さない。
川岸に降りて雪を踏みながら赤鉄橋をくぐり、さらに下流の第二鉄橋まで歩いた。
赤鉄橋までの間に、ダイサギ、カワアイサ、ミコアイサなどがいることが分かった。群れの中の鳥はまだ暗くてよく分からなかった。赤鉄橋をくぐると、アオサギとホシハジロを見かけた。復路も同じ道を戻ったが、その際は川面の半分ほどに陽が当たるようになってきていた。
<アオサギは孤高の鳥だった>


<一方ダイサギは群れていた>


<カワアイサは番のように見えた>






<ミコアイサは♂の数が多いように見えた>






<ミコアイサの近くにホオジロガモが見えた>


<赤鉄橋の下流にホシハジロの番がいた>


手袋を二重にはめていたが、それでも指先が凍えた。
車に戻り、持参した保温水筒の湯でコーヒーを淹れた。湯気で指先の凍えを溶かした。
三脚を構えての撮影だが、旧水門の上と現水門の上の2個所を候補と考えたが、ホオジロガモが潜水をしている場所には現水門の方が近いので、現水門の上に三脚を立てて撮ることにした。
いよいよ撮影開始だ。

(Google Map)

◆撮影開始
■ホオジロガモ
Common Goldeneye

カモ目カモ科ホオジロガモ属
Bucephala clangula
頬白鴨/L45cm
<ホオジロガモの番。かなり急な流れの中で潜水していた>












<ホオジロガモの♂>










■ミコアイサ
Smew

カモ目カモ科アイサ属
Mergus albellus
巫女秋沙/L42cm
<ミコアイサの小群>






<ミコアイサの番>




<ミコアイサの♂>






<ミコアイサの♀>




■岡谷湖畔公園付近から見た八ヶ岳(iPhoneで撮影)


今回の撮影場所について、事前にran1005さんから丁寧に教えていただきました。ran1005さんありがとうございました。
後半ではカワアイサ、カイツブリなどをご覧いただく予定です。


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北印旛沼(後編・オオジュリン)

2023-01-14 09:13:11 | 
1月8日に出かけた、北印旛沼で観た鳥の続きです。
前編を水鳥、後編をその他の鳥で分けるつもりでしたが、その他の鳥でお見せできるネタは、オオジュリンだけしかありませんでした。
ということで、今回はオオジュリンです。

オオジュリンはユーラシア大陸北部で繁殖し、その南で越冬します。
日本では北海道と本州北部で繁殖し、冬には関東以南の本州、四国、九州などで越冬します。それで北海道と本州北部では夏鳥、関東以南の本州、四国、九州などでは冬鳥の扱いになります。
冬はヨシ原に好んで生息し、ヨシ(標準和名はアシ)の茎を割って中の虫を捕えて食べます。そのため嘴は太めで、噛む力も強いです。
数羽から十羽程の小群をつくっていることが多いようです。

■オオジュリン
Reed bunting

スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
Emberiza schoeniclus
大寿林/L16cm










少し近寄って観ました。採餌に夢中でそれほど警戒心は強くないようです。
白い眉斑、頬線があり、ホオジロに似ていますが、ホオジロより優しく見えます。
そして、ホオジロにはない胸元から脇腹などにかけての細い縦の斑があるので、オオジュリンで間違いありません。










地鳴きは「チュイリーン」と長めにのばした声で鳴き、これがオオジュリンの名前の由来だそうです。
実際はそれほど長くのばして鳴くように聞えませんでしたが、「チチッ、チチチッ」と鳴くホオジロとの区別はできそうです。










<参考>
■ホオジロ
Meadow Bunting

スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
Emberiza cioides
頬白/17cm
(撮影:2022/12/18 手賀沼畔)





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北印旛沼(前編・水鳥)

2023-01-14 05:29:31 | 
1月8日に北印旛沼を訪ねました。ここを訪ねたのは11月30日以来です。目当ては、2万羽が越冬しているというトモエガモでした。
前回訪ねたときもトモエガモが多数いましたが、遠くでよく見えませんでした。今回は風がないので、多少南側に寄ってきているだろうと、期待を持って出かけました。
湖畔に着くと、いました、たくさんのカモです。


群れの近くまで行きます。といっても群れからは、至近距離でも50mは離れています。
(この後たくさんのカモが出てきます。苦手な方は飛ばしてください。)


手前にいる大きめのカモはオナガガモのようです。この群れにはマガモはいなくて、小さめのカモがトモエガモのようです。


ズームアップして観ていきます。


ズームアップすると、トモエガモらしいことが分かりました。
■トモエガモ
Baikal teal

カモ目カモ科マガモ属
Anas formosa
巴鴨/L40CM


さらに画像をトリミングしてみます。はっきりとトモエガモだと分かりました。




東にいた群れが、西に向かって飛び立ちました。オナガガモも混じっていますが、ほとんどがトモエガモです。




数千羽単位で少しずつ飛んでいました。飛んだ距離は数百mほどだと思います。




ヨシガモが岸の近くにいました。11月に観た時と同じ場所です。
■ヨシガモ
Falcated duck

カモ目カモ科マガモ属
Anas falcata
葦鴨/L48cm




11月には観なかったミコアイサがいました。
■ミコアイサ
Smew

カモ目カモ科アイサ属
Mergus albellus
巫女秋沙/L42cm




カンムリカイツブリは潜水を繰り返していました。






他に、ホシハジロとヒドリガモを見ました。また、カワウ、アオサギも見ています。今回は沼の北側までは行っていません。
明日は、北印旛沼のヨシ原で観た鳥をご紹介したいと思います。
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別所谷津公園周辺を散策(千葉県印西市)

2023-01-13 05:30:19 | 
印西市の別所谷津公園は、新しく開かれた住宅地の中にあります。そういう意味では、私が定点観察している七次川調整池に似ています。
ここにオシドリの群れが来ていると報じられたのは、昨年12月11日のことです。
(出展:東京新聞2022/12/11
爾来1ヶ月が経過しました。まだオシドリがいることを期待して、1月8日に出かけてきました。

(出展:Google map)

下の写真は池を北側(印西市牧の原ホールの近く)から撮っています。この池は南北両方から全体が見えますが、南側から見た方が見やすいです。
最初に上げた航空写真で、「別所谷津公園」と記してあるところです。


南北のデッキから双眼鏡を使って観ましたが、オシドリは見えませんでした。いたのはマガモが数十羽だけでした。
池を取り囲んで散策路が整備されています。この池と、さらに道路を越えて北側にある池の周りを歩いてきました。
残念ながら散策路から池面は見えません。しかし池の周囲に天然の雑木林が残されていて、野鳥の鳴き声も聞こえていました。

歩き出してすぐにシジュウカラに出会いました。7~8mほどの距離で撮影できました。




2車線の道路を横断して、今度は北側の池の周りを歩きました。
池の西側には特に珍しい鳥は観られませんでした。高い樹の上に風見鶏のようにダイサギがいました。


自衛隊の飛行機が切れ間なく飛んでいました。この日は習志野空挺団の「降下訓練始め」がありました。関係があるのかもしれません。
 

北側の池の12時の位置まで進んで、復路は池を外れて林の中を歩きました。そこでカシラダカに出会いました。
■カシラダカ
Rustic Bunting

スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
Emberiza rustica
頭高/L15cm
カシラダカは、ユーラシア大陸北部の森林地帯に広く分布・繁殖していて、日本には冬鳥として渡来します。本州中部以南で越冬するので、本州北部、北海道では旅鳥として扱われるようです。




続いて観たのはホオジロでした。顔の黒色がはっきりしているので♂です。


最後に公園に戻る直前で、メジロに出会いました。樹の幹に止まって虫でも探しているいるようでした。




この後はトモエガモが2万羽越冬している北印旛沼へ向かいました。

※本日コメント欄を閉じています。
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植物クロスワード(31)『春の七草』の解答

2023-01-12 05:30:00 | クロスワードパズル


この記事の最後にクロスワード作成の様子と、裏話を記載しました。
ご興味があれば、ご覧くださいませ


■ タテのカギ
2 秋田県を中心に栽培されているイネの品種で、名称は小野小町生誕伝説にちなんでいる。
3 鍋全体に火があたる程度の火加減のこと。
4 春の七草のひとつの種名。
 
5 春の七草のひとつの種名。
 
6 島根県安来町(現・安来市)生まれで、2017年に亡くなった俳優は――恒彦。兄は同じく俳優の渡哲也。
7 ミズキ科の常緑低木。雌雄別株で赤い実をつける。
   
9 新潟県南魚沼市にある、JR東日本の駅名。上越新幹線と上越線の列車が停車する。
 
10 森進一が唄う曲で、一躍有名となった北海道の岬は――岬。♪――の春は、何もない春です。
12 アベノミクスでは財政政策。弓道では乙矢(おとや)という。
16 俗に、そのことに触れると人を怒らせる事柄。「彼女の――を踏む」。
18 ビールの主原料。
20 日本最長の川の新潟県内での呼び名。関東山地の甲武信 (こぶし) 岳に源を発し、越後平野を流れ、新潟市で日本海に注ぐ。
21 ある魚の皮のように乾いてざらざらした皮膚。
23 イスラム教の2大宗派のひとつ。もう一つはスンニ派。
25 和歌山県の西北端にある海湾。海釣りで有名。
 
27 昭和31年に発売された、20本入りの両切りたばこの銘柄。昭和35年のフィルター付きタバコ「ハイライト」の登場で人気が低下し、昭和49年に生産終了した。
29 春の七草のひとつの種名。
 
32 標準語では牛。
34 長野県松本市を流れるヨコ33は、奈良井川を合流させて以降、長野市で千曲川と合流するまでの間は、――川と呼ばれる。

■ヨコのカギ
1 単位にはヘクトパスカルが用いられる。
4 高知県いの町にある、JR四国土讃線の駅名。伊野駅と小村神社前駅の間にある。
 
8 江戸時最初期に水雲堂狐松子によって著された京都の観光案内書。これまで『京都検定』に複数回出題されている。
11 春の七草のひとつの種名は「コ――」。「コ」がないものは食用にならない。
 
13 春の七草のひとつの種名。
 
14 香り松茸、味しめじ。
15 農家で祭る田畑の守り神「三狐神」。なんと読む? ①サグジ ②ミグジ ③ミグザ。
17 クライマックス。
19 ♪包丁一本 ――に巻いて 旅へ出るにも 板場の修行・・。
22 大分県小野村(現日田市)生まれで、2008年に亡くなったジャーナリスト、ニュースキャスターは――哲也。
24 ――料理、――訛り、――っぺ大将。
26 自分の兄弟姉妹の娘。
28 アフリカにある国名。正式には――共和国。首都はアクラ。
30 昨年亡くなられた安倍元首相の、前の首相のうちの一人。
31 春の七草のひとつの種名。
 
33 北アルプスの玄関口、上高地を流れる川。
35 春の七草のひとつの種名。
 
36 幅に対して奥行の大きい湾。

クロスワード作成の様子と裏話です。
クロスワードの作成は、前回分の投稿が終わったら始めます。
今回は12月10日に始めました。いつも悩むのはテーマの選定です。今回は「春の七草」に決めました。
クロスに散りばめるキーワードを書き出します。
ここで、今回大きなミスをしました。コオニタビラコと書くべきところをオニタビラコと書いてしまいました。このミスに気づいたのは1月7日です。
既にやり直し出来ないまで進んでいましたので、カギ(ヨコ11)を工夫して(ごまかして)しのぎました。


クロスに散りばめるキーワードを先に書き入れて、黒マスを配置し、マスをワードで埋めていきます。
この時はgoo辞書、ウィキペディアなどが頼りです。できるだけよく知られたワードを使いたいのですが、うまくいかないこともあります。
今回は、京羽二重(ヨコ8)、三狐神(さぐじ、ヨコ19)がそうです。難しいワードは読者さまの推理力にお願いして先に進みます。


最後にマスに番号を付けます。単純作業ですが、けっこう間違いが多いところです。
ここまですべて手作業です。


最後にパワーポイントを使って、書式に整えていきます。
それをjpegに変換し、クロスは完成です。
次にタテとヨコのカギを作ります。
出来るかぎり読者さまに喜んでいただけるよう、楽しいカギにしたいのですが、なかなか知恵が及ばないところです。
歌の歌詞や、なぞなぞなどをいくつか入れるように心がけています。また、地名には地図を用意しました。
これからも、改善を重ねていきたいと思います。
どうぞ、皆さまのご意見や感想をお聴かせくださいませ。よろしくお願いいたします。

梓川について
今回のヨコ33は、梓川(あずさがわ)でした。梓川は、北アルプスの槍ヶ岳に源を発し、上高地を流れ、梓湖(奈川渡ダム)に注ぎます。松本市の島々(しましま)で奈良井川を合流させて以降は、タテ34の犀川と名前を変えます。そして犀川は長野市内で千曲川と合流し、新潟県に入ると名前をタテ20の信濃川と変え、日本海に注ぎます。

これまでの植物クロスワード(バックナンバー)について
これまでのバックナンバーは、カテゴリーの「クロスワードパズル」からご覧になれます。
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植物クロスワード(31)『春の七草』

2023-01-10 05:30:00 | クロスワードパズル
新年最初の植物クロスワードは、『春の七草』がテーマです。
写真をヒントに、春の七草の7種の植物の種名をクロスに入れていきましょう。
七草の中、セリ、ナズナは種名もセリ、ナズナですが、ゴギョウの種名はハハコグサ、ハコベラはハコベ、ホトケノザはオニタビラコ、スズナはカブ、スズシロはダイコンです。
また、今回は地名やJRの駅名が複数出てきていますので、ヒントとして地図を載せました。地図ファンの方にもお楽しみいただけると思います。
さらに、昭和のレトロな設問も入れてみました。
正解は1月12日にアップします。それでは、推理を働かせて、どうぞお楽しみくださいませ。



■ タテのカギ
2 秋田県を中心に栽培されているイネの品種で、名称は小野小町生誕伝説にちなんでいる。
3 鍋全体に火があたる程度の火加減のこと。
4 春の七草のひとつの種名。
 
5 春の七草のひとつの種名。
 
6 島根県安来町(現・安来市)生まれで、2017年に亡くなった俳優は――恒彦。兄は同じく俳優の渡哲也。
7 ミズキ科の常緑低木。雌雄別株で赤い実をつける。
   
9 新潟県南魚沼市にある、JR東日本の駅名。上越新幹線と上越線の列車が停車する。
 
10 森進一が唄う曲で、一躍有名となった北海道の岬は――岬。♪――の春は、何もない春です。
12 アベノミクスでは財政政策。弓道では乙矢(おとや)という。
16 俗に、そのことに触れると人を怒らせる事柄。「彼女の――を踏む」。
18 ビールの主原料。
20 日本最長の川の新潟県内での呼び名。関東山地の甲武信 (こぶし) 岳に源を発し、越後平野を流れ、新潟市で日本海に注ぐ。
21 ある魚の皮のように乾いてざらざらした皮膚。
23 イスラム教の2大宗派のひとつ。もう一つはスンニ派。
25 和歌山県の西北端にある海湾。海釣りで有名。
 
27 昭和31年に発売された、20本入りの両切りたばこの銘柄。昭和35年のフィルター付きタバコ「ハイライト」の登場で人気が低下し、昭和49年に生産終了した。
29 春の七草のひとつの種名。
 
32 標準語では牛。
34 長野県松本市を流れるヨコ33は、奈良井川を合流させて以降、長野市で千曲川と合流するまでの間は、――川と呼ばれる。

■ヨコのカギ
1 単位にはヘクトパスカルが用いられる。
4 高知県いの町にある、JR四国土讃線の駅名。伊野駅と小村神社前駅の間にある。
 
8 江戸時最初期に水雲堂狐松子によって著された京都の観光案内書。これまで『京都検定』に複数回出題されている。
11 春の七草のひとつの種名は「コ――」。「コ」がないものは食用にならない。
 
13 春の七草のひとつの種名。
 
14 香り松茸、味しめじ。
15 農家で祭る田畑の守り神「三狐神」。なんと読む? ①サグジ ②ミグジ ③ミグザ。
17 クライマックス。
19 ♪包丁一本 ――に巻いて 旅へ出るにも 板場の修行・・。
22 大分県小野村(現日田市)生まれで、2008年に亡くなったジャーナリスト、ニュースキャスターは――哲也。
24 ――料理、――訛り、――っぺ大将。
26 自分の兄弟姉妹の娘。
28 アフリカにある国名。正式には――共和国。首都はアクラ。
30 昨年亡くなられた安倍元首相の、前の首相のうちの一人。
31 春の七草のひとつの種名。
 
33 北アルプスの玄関口、上高地を流れる川。
35 春の七草のひとつの種名。
 
36 幅に対して奥行の大きい湾。

実はこのクイズは年末に作りました。その後、春の七草の投稿をしましたので、写真がかぶってしまいました。
春の七草についてのヒントは、こちら(1月7日の投稿)をご覧くださいませ。
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オオハクチョウの数が増加、カモはやや減少 2022-2023冬 定点観察⑧(1月上旬)

2023-01-08 05:29:54 | 


2022-2023冬シーズン、11月上旬に姿を見せ始めたオオハクチョウは、年末には36羽まで数を増やした。カモ類はおよそ400羽まで増えていた。
(12月下旬の七次川調整池の様子は⇒こちらを参照。)


1月に入って、3日(10時~10時10分)、4日(8時30分~8時40分)、5日(8時50分~9時5分)、6日(9時40分~10時)に現地に出かけた。
3日、4日は風がなく穏やかな天候だったが、気温は氷点下まで下がった。5日は寒く風も吹いた。6日は風が収まったが気温は低いままで、今冬初めて池の一部に薄氷が張った。
なお、今回ご覧いただく写真は、すべて1月6日に撮影したものである。

3~6日に観た鳥は、冬鳥では、
 オオハクチョウ 36~49羽(3日36羽、4日48羽、5日48羽、6日49羽)
 カモ類(オナガガモ、ホシハジロ、ヒドリガモ) 合計300~400羽
この他に、
 カイツブリ、オオバン、ダイサギが観られた。
池畔と池の周辺、上空では、
 セグロセキレイ、キセキレイ(6日のみ)、ヒヨドリ、スズメ、ハシボソガラスが観られた。
 カワセミは見かけなかった。

今回はオオハクチョウを中心にまとめてみた。

■オオハクチョウ
Whooper swan

カモ目カモ科
Cygnus cygnus
大白鳥/L140cm
<オオハクチョウの飛翔>
池面の一部が凍っている。池の西端にいたオオハクチョウの群れが、東へ向かって飛び出した。


















<オオハクチョウの着水>




体操競技の着地なら満点です(笑)


スキージャンプの着地なら、テレマークが入らないので減点です(笑)


■ホシハジロ
Common pochard

カモ目カモ科
Aythya ferina
星羽白/L45cm
<ホシハジロの群れ>
このフレーム内にオオハクチョウ1羽とホシハジロ63羽が見える。


こちらはオオハクチョウ、オナガガモとの混群。


■オナガガモ
Northern Pintail

カモ目カモ科マガモ属
Anas acuta
尾長鴨/L♂75cm、♀53cm
<オナガガモの飛翔>


■キセキレイ
Grey Wagtail

スズメ目セキレイ科セキレイ属
Motacilla cinerea
黄鶺鴒/L20cm


余談ではあるが、こんなものも飛んでいた。機体に大きくLufthansaと書いてある。3kmほど離れたところにある、海上自衛隊の下総航空基地から飛び立ったように見えた。
ドイツから自衛隊に何を運んだのだろう? あるいはドイツへ向けて何かを運ぶのか? その場合は国内キャリアを使うだろう??


【宣伝です】
1月10日は植物クロスワード(31)です。春の七草をクロスに散りばめました。

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