shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

日課の散歩の2日め

2020-04-30 15:20:20 | 日記(雑記帳)
今日も医者からいわれた通り、30分の散歩に出かけた。
家を出たのは9時ちょうど、途中用事を済ませて10時に帰宅した。実質、30分余りの散歩だった。

今日は昨日とは違うコースを歩く。近場の児童公園でブランコで遊ぶ子供たちを見かけた。
空いている公園なので、外で遊ぶことはいいことだと思う。家に帰ったら、しっかり手を洗おうね。


昨日は足元のお花を探して歩いたので、今日は空を見上げて歩こう。
満開のツツジがきれいだ。けっこう大きな樹だった。


こちらはシャクナゲ。


カキの木の若葉が鮮やかだ。


ハナミズキはたくさん見かけた。


こちらは白花。


帰りは空が曇ってきたので、足元のお花を観て歩いた。
ナガミヒナゲシの群生。今日一番たくさん観たお花かもしれない。このお花、繁殖力がすごい。


今年初めて観たムラサキツユクサ。


やはり、今年初見のシラン。


こちらも今年初見のシロツメクサと、オニノゲシ。




コンクリートの隙間に咲くスミレと、三色スミレ(パンジー)。こぼれ種が芽生えたみたいだ。




同じく、コンクリートの隙間に咲くノースポール。


こちらは、近所のお宅のシャガとオオアマナ。そして、セラスチウム(ナツユキソウ)。






こちらは、公園で見かけたオオツルボ(シラー・ペルビアナ)とスパラキシス(スイセンアヤメ)。
スパラキシス(スイセンアヤメ)は、アヤメ科スパラキシス属の球根植物です。




最後は八重のヤマブキだと思う。いつも歩いているところなのに、ここに咲いているとは気づかなかったよ。ごめんなさい。


明日は、違うコースを歩いてみましょう。

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医者から散歩するようにいわれた

2020-04-29 11:47:09 | 日記(雑記帳)
6週間ごとにかかりつけ医に診てもらっている。
血圧を測って問診をして終わりなのだが、昨日は水を飲むことと、毎日30分歩くよういわれた。
ということで、本日より30分の散歩が日課に加わった。

マスクを着用し、カメラを提げて近所の公園を歩く。
遊具の側に、子どもの姿はない。


テニスコートには誰もいない。


広い野球場も閑散としている。ムクドリが数羽、地面に下りて餌を探しているが、このカメラでは撮れない。






公園を出て街を歩くが、人通りはとても少ない。
いつも通る、お花がきれいな交差点。今はハナミズキとツツジが満開だ。
パノラマ写真を撮ったら、何だか住宅デベロッパーのPR写真みたいに写った。


道端の草花を取りながら帰宅した。
■ブタナ


■ナガミヒナゲシ


■ユウゲショウ


■ハルジオン


■ホシノヒトミ(ずいぶん背が高くなった)


■ハルノノゲシ(?)


■ツツジにはミツバチとアリ(おまけ)
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薔薇・赤葡萄酒・ピアソラ

2020-04-27 17:23:09 | 日記(雑記帳)
薔薇が開いた。この花は漢字が似合う。
花びらの一枚いちまいが、複雑に絡み合い、妖艶さを演出する。


雨が降り出したことを幸いに、枝ごと切り取り花瓶に活けた。
赤葡萄酒が飲みたくなった。音楽はピアソラがどうだろう。
そんな気分にさせてくれる一輪の薔薇である。


花瓶に活けて、2~3日くらいが賞味期限です。こちらは翌朝の様子。




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ムラサキカタバミ

2020-04-26 14:17:15 | 侵入生物をきれいに撮る
ムラサキカタバミ(紫片喰、紫酢漿草)は、カタバミ科カタバミ属の多年草です。
Wikipediaには「南アメリカ原産であるが、江戸時代末期に観賞用として導入されて以降、日本に広く帰化している。環境省により要注意外来生物に指定されている。他にも、北アメリカ、オーストラリア、熱帯アジアなどに帰化している。 背丈は約30cm、地下に鱗茎があり、地上には葉と花柄だけを伸ばす。葉は三出複葉、小葉はハート形、裏面の基部に黄色い腺点がある。地下の鱗茎の下部から太いやや透明がかった牽引根を出す。この牽引根と鱗茎の間に木子(微細な小球根)をびっしりと付け非常に旺盛な繁殖をする。牽引根が夏場に縮み、木子を広げていく。日本では夏場になるとサビ病が多発してその後夏場は休眠する場合が多い。花は主に春~初夏に咲き、葉の間から伸び出した花柄は葉を越えて伸び、先端に数輪を散形花序につける。花は青みのある濃い桃色で花筒部奥は白く抜け、花の中心部に向けて緑色の筋が入る。植物体の栄養状態や環境に起因して花色が異なる場合もあるが、同じ環境で育ててみると殆どが同じ花色になってしまう。日本では本種は種子を付けない。繁殖は牽引根と鱗茎の間に無数に生じる木子で行われる」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「株元の小さな鱗茎を生じ、これが散らばって殖える。葉は根生、3小葉よりなり、茎面に毛を散生。葉名茎の頂端に数個の枝を出して花をつける。花は1.7cmほど、がく5個、花弁5個、淡紅色でやや濃色の脈あり。雄ずいは長短合計10個、雌ずい1個、花柱は5個あって外に曲がる。繁殖期は6、7月」とあり、国内移入分布は「関東~西日本」と書かれています。







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ハルジオン

2020-04-23 12:35:58 | 侵入生物をきれいに撮る
ハルジオン(春紫菀)は、キク科ムカシヨモギ属に分類される多年草です。
Wikipediaには「北アメリカを原産地とする。日本を含めた東アジアに外来種として移入分布している。牧草地や畑、道端など窒素分の多い場所を好んで生育する。花の時期は4~6月頃で、ヒメジョオンの6~10月頃よりも早い」とあります。
国立環境研究所の侵入生物データベースには「茎は直立、高さ30~80cm、淡緑色、あらい毛がまばらに生え、茎は中空。葉には両面とも柔らかい毛が多く、根生葉はへら形で花時にも残る。茎上の葉は基部が広がり無柄で茎を抱き、粗い鋸歯があり、へりと下面中央脈上には立った長毛がある。花序ははじめ茎ごと下向きに垂れる。頭花は径2~2.5cm、舌状花は白色~淡紅色で長い冠毛があり、150~400個程度ある。筒状花は黄色、花冠筒の先は5裂、長い冠毛を持つ。ヒメジョオンに似るが、茎が中空、花時に根生葉が残る、茎上の葉が柄を抱く、頭花がやや大きい、舌状花の幅が狭く長い冠毛を持ち数が多いという点で区別可能。変異が多く、ケナシハルジョオン、チャボハルジョオン、オオハルジョオンなどの変異品の報告もある」とあり、国内移入分布は「ほぼ全国」と書かれています。








ハルジオンとヒメジョオンの見分け方のひとつが、葉の付き方です。ハルジオンの葉は茎を抱くように付きますが、ヒメジョオンは抱きません。




また、ハルジオンの茎には真ん中に空洞がありますが、ヒメジョオンの茎には空洞がありません。
茎が太いほど、空洞がよりはっきり分かります。
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オダマキとスズランが咲き出しました

2020-04-22 11:28:06 | みんなの花図鑑
今年も、我が家の庭でオダマキとスズランが咲き出しました。


毎年変わらない日常と、変わっていく日常。


今年は、新型コロナウイルス対策で、自宅から出ない日々を過ごしています。
例年なら、春山を楽しんでいるころですね。溜まるのは鬱憤(うっぷん)とちょっとばかり山の遠征費用。
さあて、夏は少し豪勢に山に行きましょう。

※オダマキ(キンポウゲ科オダマキ属の多年草)
日本、アジア、ヨーロッパに約70種が自生し、日本にはヤマオダマキ、ミヤマオダマキの2種が山地から高山にかけて分布する。
また、園芸用に改良された品種も多い。
※スズラン(キジカクシ科スズラン亜科スズラン属の多年草)
君影草(きみかげそう)、谷間の姫百合(たにまのひめゆり)の別名もある。
スズラン属の日本在来種は、本州中部以北、東北、北海道の高地に多く自生し、北海道を代表する花として知られている。
一方、観賞用に栽培されているものの多くはヨーロッパ原産のドイツスズラン。日本に野生するスズランと比べると大型で、花茎が葉と同じ長さかそれ以上に伸びるという特徴がある。


おまけと言っては失礼ですが、こんなお花も咲いています。
クリスマスローズ(キンポウゲ科ヘレボルス属の多年草)




ミヤコワスレ(キク科ミヤマヨメナ属の多年草)


アジュガ(シソ科キランソウ属(アジュガ属)の多年草)


シラユキゲシ(ケシ科シラユキゲシ属の多年草)


ツルニチニチソウ(キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の多年草)


その他(おまけのおまけ)




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モッコウバラが咲き始めました - 我が家の庭(千葉県白井市)

2020-04-12 09:36:31 | みんなの花図鑑
昨年の台風で樹が倒れ、大きく剪定したモッコウバラです。
小さくなった樹に、去年より一回り大きく見えるお花が咲き始めました。嬉しいですね。






モッコウバラ(木香茨、木香薔薇)は、バラ科バラ属のつる性の常緑低木。
原産地は中国で、日本には江戸時代中期に渡来。
花期は初夏で一期性。花は白か淡い黄色で、それぞれ一重咲と八重咲がある。花径は2~3cmで、黄花の一重や白花には芳香がある。一般的にモッコウバラといった場合には、黄色の八重咲を指す。


<参考>昨年、春に花を咲かせたモッコウバです。


<参考>昨年、秋に剪定した後のモッコウバラです。


ついでに、今、咲いているお花のいくつかをご覧くださいませ。
■ミヤコワスレ(キク科ミヤマヨメナ属の多年草)・・咲き出したばかりです。


■オランダイチゴ(バラ科オランダイチゴ属の多年草)




■トキワツユクサ(ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草)・・咲き出したばかりです。




■ツタバウンラン(オオバコ科ツタバウンラン属の一年草または多年草)


■ヤハズエンドウ(マメ科ソラマメ属の越年草)




■ラベンダー(シソ科ラヴァンドラ属(ラベンダー属)の半木本性植物)


■シバザクラ(ハナシノブ科フロックス属の多年草)


■ノースポール(キク科フランスギク属(レウカンセマム属)の多年草)・・今朝は曇っていてお花が開いていません(泣)


昨日も今日も、近所での買い物以外、外へ出ていない日々です。
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ナシ (千葉県白井市)

2020-04-09 09:58:03 | みんなの花図鑑
市内の梨畑で一斉にナシの花が咲き出しました。
昨年まで写真を撮っていた駅前の畑が宅地転用され、今年は市役所や運動公園の近くの数ヶ所を買い物のついでに見て回りました。


梨は白井市の特産品です。市のホームページでもしろいの梨が大きくPRされています。

花が咲くと農家の人は受粉作業に大忙しです。


昨年同様今年も花の時期が早く、4月に入るとすぐに開花しました。


この時期の主な品種は幸水です。私には品種によるお花の違いは分かりません。
早生種・晩生種を織り交ぜることで、農家は作業を分散でき、私たち消費者は長い間新鮮な梨を楽しめます。


ピンク色が混じるお花は、品種が違うのかもしれません。


広々とした梨畑ですが、下草が刈られ、ナシは収穫などの作業がしやすいよう、枝を横に伸ばし、背丈を揃えて剪定されています。


ナシのお花は虫媒花です。農園では人工授粉や養蜂による受粉が行われています。
この日はハチを近くで観ることはなく、むしろ公園に咲いていたセイヨウタンポポにミツバチが多く集まっていました。


梨農家の受粉作業は、まだしばらく続きそうです。




こちらは昨年の梨畑の様子です。




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トップシーズン前の静かな大菩薩嶺を悠々散策

2020-04-04 15:26:23 | 山行・旅行
春は移動性高気圧が、足ばやに日本列島を通過します。
そんな中、確実に晴れると約束された昨日の午前中、山梨県の大菩薩嶺(2057m)を歩いてきました。


大菩薩嶺は、深田久弥氏が選んだ日本百名山の一つで、首都圏からのアクセスがよく、手軽に登れることから人気の山です。
また、江戸から甲州を結ぶ旧青梅街道(大菩薩峠越え)が通っていたことや、中里介山氏の小説「大菩薩嶺」の舞台としても大変有名です。
5月から11月までは、登山の拠点となる上日川峠(かみにっかわとうげ)まで車で行けますが、この時期はまだ手前の丸川峠分岐までしか行けません。
ハイカーで賑わうトップシーズンを前に、春の穏やかな半日をかけて、静かな登山道を歩いてきました。


昨日歩いたのは、丸川峠分岐→丸川峠→大菩薩嶺→雷岩→唐松尾根分岐→上日川峠→丸川峠分岐の周回です。


車を丸川峠分岐駐車場に停め、5時50分に出発。気温はマイナス3℃、体が震える寒さでした。




寝不足とあまりの寒さで食欲は全くなく、30分歩いて体温が上がってきたところで、あんパンとコーヒーの朝食を摂りました。


体が温まり、お腹も膨れて元気が出たので、気持ちよく歩いていきます。
途中、野鳥の鳴き声やキツツキのドラミングの音が聞こえてきました。




登山道は舗装道路並みに硬く凍結し、所々霜柱が立っています。


霜ばしら今日は幾たり踏みゆくか shu


40分ほど歩いたところで、右手の木々の間から富士山が見えてきました。この後、富士山は何度も顔を出してくれました。


歩き始めて2時間ほど(休憩含む)で丸川峠に着きました。


そして、振り返ると、富士山がド~ン。この日一番の富士山でした。
(残念ながら、この日はコンデジだけを持参、しかもUVカット、CPLフィルター持参せずでした。)




丸川峠では写真を撮っただけで休憩せず、大菩薩嶺に向かいます。
丸川峠から直ぐに登山道に雪が出てきました。事前情報ではここから先はアイゼン(またはチェーンスパイク)必須とありましたが、しばらくはつぼ足で歩きます。
登山道はほぼ尾根道ですが、樹々に覆われ見通しはあまりよくありません。
しかし、途中右手が開けたところから甲府盆地と南アルプスがきれいに見えました。先端の岩に上がって写真を撮ります。


写真を撮った後、足元を見ると目先は200mほどの崖下でした。慎重に岩から下りて登山道に戻ります。
標高1800m付近からは雪がつながり、つるつるに凍ったところも出てきたので、アイゼンを着用しました。
靴底全体でアイゼンを氷に蹴り込み、快調に標高を上げていきます。




陽の当る所では氷が解けてつららもできていました。つららは山では春の証です。


コメツガの森を抜けると間もなく山頂です。


足元が凍っているので、最後まで慎重に。


歩き始めて3時間55分、無事に山頂に着きました。ここまで、スタート直後に1人会った以外は、誰とも会わずに歩いてきました。






切り株に腰を下ろして、パンとコーヒーで昼食としました。20分ほど山頂を独り占めさせていただきました。


下りは雪がつながっていないので、アイゼン外して歩きました。


6分歩いて雷岩に着きました。


ここからの眺めは絶景です。






残念ながら陽が高く上がって、春霞も掛かり、写真はいまいちです。
次に行く際は秋の空気が澄んだ時に、カメラ機材も考慮して行きたいものです。
さて、この日は早めに帰宅したかったので、大菩薩峠には向かわず、唐松尾根を下りました。目の前は富士山、甲府盆地と南アルプスが広がる絶景です。


唐松尾根分岐まで1時間かけて慎重に下り、福ちゃん荘前で今日歩かなかった大菩薩嶺の主脈の写真を撮りました。
次回はこの尾根をゆっくり散策したいですね。




ここから上日川峠までは緩やかな散策路を歩きます。


上日川峠には大きな駐車場があり、宿泊できるロッジもあります。




ここからさらに冬期通行止めの車道を避けて登山道を歩きます。車道は昨年の台風で一部崩落しており、今は歩いても通れません。


途中、野鳥のさえずりを楽しみ、何度も立ち止まって聴きました。ここでも持ってくるべきカメラを間違えたことを後悔しました。
確認できた野鳥は、ウソ(つがいでいました)、コゲラ、(たぶん)コガラ。他にも何種類かの鳥の鳴き声を聞きました。
ここはバードウォッチャーにとっては、最高の散策路でしょう。
裂石(さけいし、登山口の地名)までの中ほどで、歩いてきた山の山頂付近が見えました。


この後、無事に下山し、アスファルトの道路に出たところで道を間違え15分ほどロスしましたが、13時に車に戻りました。


予定していた道の駅たばやまの「のめこい湯」が、新型コロナウイルス感染防止対策で使えなかったのが残念でした。
長々と書きましたが、最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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我が家にコゲラがやってきた(千葉県白井市)

2020-04-01 09:28:39 | 


我が家にコゲラがやってきました。我が家では初めて観る鳥です。
コニファーの幹に留まって、幹の周りを回りながら餌を探していました。


急いでカメラを用意し、リビングのガラス窓越しに撮りました。
コゲラは2羽飛来し、別々の木に留まりました。つがいかもしれません。2分ほどいて、やがて来た方向とは反対の方へ飛んでいきました。








Wikipediaの情報を抜粋し、要約して記載します。
・コゲラ(小啄木鳥 )はキツツキ目キツツキ科に分類される鳥類。
<形態>
・全長15 cmで、スズメと同じくらいの大きさ。翼開長は約27 cm。日本に生息するキツツキとしては最も小さい。オスよりメスがやや大きい。
・灰褐色と白のまだら模様の羽色をしている。雌雄の羽色の違いは後頭部にある赤い斑の有無(雄にある)程度だが、野外ではほとんど見えない。
<分布>
・日本では一部離島を除く全国の亜寒(亜高山)帯針葉樹林から亜熱帯照葉樹林まで広く分布する。
・基本的には留鳥だが、寒冷地に生息する個体は、冬季には暖地へ移動するものもいる。
<生態>
・天然林から雑木林や都市公園内の樹木など、木立のある場所ならば普通に観察される。
・本来は平地から山地の林に生息する鳥であるが、近年は都市の近郊にも定着している。
・つがいや家族がいっしょにいることが多く、お互いの確認をするため「ギー、ギー」という声を出す。
・20 ヘクタールほどの広いなわばりを持っており、一度繁殖を始めると同じ場所に生息し続ける。
・雑食だが、主に昆虫などの節足動物を捕食し、木の実を食べることもある。樹皮につかまり、縦横にこまかく移動しながら、表面からつまみとったり、つついて小さい穴を開け、長い舌を隙間や昆虫の掘った穴に差し入れて摂食する。
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