もう一度笑って

平成最後の秋に母が旅立ちました。
脳梗塞で倒れた夫をサポートする日々を記録する
のんびり主婦のブログ

ズボンがずり落ちているのに歩く母

2014-01-27 13:56:49 | 日々のこと
こんにちは ぽんたです。
おかげさまで、肋骨の痛みはほぼ全快しました。
アドバイスくださった方、ご心配くださった方
本当にありがとうございました。

今日の午前中、母が近所のコンビニへ行きました。
菓子パンとカップ麺のお買い物です。
「一緒に行くよ」と、言いましたが
薬の件もあって、うるさがり

「一人で行く」と、母一人で行きました。

こっそり見守りました。
家を出て、角を曲がって、あとはコンビニまで一直線です。
すでにコンビニの自動ドアが見えてます。
母は、ゆっくりゆっくり歩いていますが
ここまで来ればもう大丈夫でしょう。
私は家に引っ込みました。

約30分後
そろそろかなぁ~と思って母を迎えに家の前まで出てみて
こちらへ向かって歩く母を見て驚きました
ズボンがひざ下までずり下がってます。
アンダーシャツやパンツまで見えちゃってますよ。

もともと母の歩幅は狭く、しかもゆっくり歩いているので
不便は無さそうなのですが、危ないことこの上ないっっ!
老人が転んで骨折して寝たきりになったなんて話、よく聞きますよね。

私の動揺に気付かずに
母はヨチヨチ歩きながら、「ただいま~」

はいはい、おかえりなさい。 無事でよかったですよ。

母のズボンはウエスト総ゴムの楽なタイプなので
さてはゴムでも切れたかと点検しましたが異常なしです。
コートもセーターも異常なし。

コンビニのレシートも、買った商品もちゃんとあります。

?? 途中で母自らズボンを脱いだ??  何かに引っ掛かって脱げた??

それにしても
ズボンがずり落ちているって、気がつかないのでしょうか。
足のあたりがおかしいな、とか
腰のあたりが寒いなとか、わからないのでしょうか。

買い物にも付き添ったほうがいいような気がしました。
きっと母には、嫌がられるでしょうけどね
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母の服用を見張る

2014-01-21 21:10:49 | 日々のこと
こんばんは ぽんたです。
今日は暖かでした。

今日は母の通院日でした。
昨日は、健康保険証や予約票など用意して
着ていく服もテーブルの上にスタンバイさせて
母は行く気満々でしたが
今朝になって

「もう行かない」と、言い出しました。

なんですって? 病院はちゃんと行きましょうね

「先生が待ってるよ~」と、支度をさせますが
母本人は行きたくないせいか、ノタノタノソノソしてます。
予約時刻が迫っていますが
焦らせて、反抗されるのも困るので、作り笑顔で服を着せました。

予約時刻をすぎて、待ち時間が増えては大変なので
ワンメーターでもいいからタクシーで行ってもらいました。

母を送り出し
脱ぎ散らかしたパジャマやカーディガンを片付けていたら
病院から処方された大量の薬を発見しました。

飲み忘れです

毎食後に服用するよう薬が出ていますので
一日3回 「薬、飲んだ?」と、聞いていました。

母は 「飲んだ」 と、答えるので安心していました。
確認はしていませんでした。

私のミスです。
母が、本当に確実に薬を正しく飲んだのか見ていませんでした。
どんなに優れた薬をもらっても、飲まなければ意味はありません。

去年の、まだ暑い頃の日付の薬もありました。
あ~あ~も~、そんな前から飲んでいなかったのね
すべて処分しました。
そして
母の服用を見張ることにしました。
「見守る」のではなく「見張る」のです

帰宅した母に、さっそく宣言し実行しました。

1回分の薬を手渡し、私の目の前で全量キッチリ飲んでもらいました。
母はうるさがっているようですが、これからは見張りますよ。

それにしても
京都に行った時と比べて
少しだけ
スムーズにタクシーに乗れるようになった母です。
些細なことですが、ちょっと嬉しかったです。
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リハパン その後

2014-01-17 14:57:25 | 日々のこと
こんにちは ぽんたです。
寒さが続いています。
寒中お見舞い申し上げます。

京都日帰りお見舞い旅で、リハパン(紙おむつパンツタイプ)を使った母ですが
その翌日まで使っただけで、あとはまったく使ってません。

カサカサして嫌なんだそうで。

え~こちらとしては毎日使っていただきたいんですけどねぇ
また失敗して、スッポンポン姿は
実の娘とはいえ、遠慮したいです。

母の食事は
菓子パンとカップ麺なので
おやつを運ぶ時に母の部屋に入りますが
使用後と思われるリハパンがテーブルの上にありました

汚れていなかったのが幸いですが
常に見守っていかなければならない状態に近づいているのか
不安になりました。

そんなことになったら
私はどうなってしまうのでしょう。

去年から
友人からのランチのお誘いも
同窓会も断ってます。

介護をしていると知ると
友人知人・近所の仲良かった方も
遠慮からか疎遠になりつつあります。

確かに遠慮していただきたい部分もあります。
金銭的なこともありますし
長い時間、母と夫だけにしておくことはできません。

でも・・・なんだか寂しいです。
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母と京都へ行ってきた! その6

2014-01-14 19:33:39 | 母とおでかけ
こんばんは ぽんたです。
明日は関東でも雪が舞うそうで・・・マジで

帰りの新幹線の中は暖かく、疲れていた私は眠くなってきました。
母は、キョロキョロと車窓を楽しんでいたようですが
急に

「お弁当を食べる」 と、言い出しました。

「カップ麺食べるって言ってたよね?」 と、聞き返しました。

「だってお弁当買ったでしょ?」 と、母。

はい、買いました。
でも母の分は買ってませんよ。
カップ麺を食べるからいらないって言ったから。

車内で興奮されてはマズイと思って
私の分のお弁当を食べてもらいました。

ああ、私の懐石風弁当が~
京都の有名料理店のもので、すごく楽しみにしていたのになぁ

認知症に何を言ってもムダですが
母よ。
それは私のお弁当だぞ~と、ブログで叫んでおきます。

ヨレヨレになって帰宅すると
夫が出迎えてくれました。

「大変だったろう、おかえり」

後から聞いた話ですが
私は目の下にクマができていて、顔色も悪く
服も汚れていて、ひどい有様だったそうです。

だって頑張ったんだもん

母はいつものようにカップ麺を食べていましたが
やはり疲れていたのでしょう。
服を着たまま、すぐに眠ってしまいました。
母が買ったお菓子類は、起きてすぐにわかるように
テーブルの上に広げておきました。

買ってきたお弁当は
無事に、夫と息子が食べました。

翌朝、起きてきた母は
テーブルのお菓子が理解できていないようでした。

「あのお菓子、アンタが食べなさいよ」 と、母。

「ええっ? だって母が食べたくて買ったものばかりだよ」 と、言っても
「食べない」「いらない」と言い張り
全てのお菓子を私に押し付けました。

少しずつ箱を開けて、母のおやつにしましょう。

京都はとても寒かったので
母の体調を心配しましたが、風邪もひかず元気です。
京都なんて今度は一人で行けると、豪語しております。

私は、痛む肋骨をかばいながら行動したせいか
体中あちこちが筋肉痛です。
かなり疲れましたが
思い切って行ってよかったと思います。

母と京都に行った時のご報告は以上です。
いろいろな意味で
気がついた事がたくさんありました。
これも・・・いい思い出になるのでしょうね。
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母と京都へ行ってきた! その5

2014-01-13 19:39:25 | 母とおでかけ
こんばんは ぽんたです。
なんだかまだ疲れが取れません。

お見舞い予定時間を、大幅に遅刻して
やっと病院に到着しました。

母の顔にサッとファンデーションを塗って口紅をひいて
ちょっとおめかししてもらいました。

遅刻したせいで
母のご友人の付き添いの方はいらっしゃいませんでした。
私も廊下で待つことにして
母とご友人と、二人だけの時間を過ごしてもらいました。

長居して病人を疲れさせてはいけませんので
途中から私も加わって
キリのいいところで失礼させていただきました。

別れ際に
母とご友人二人から、泣いて感謝されました。

病院の玄関を出ると
お天気なのに雪が舞っていました。
風花(かざはな)と呼ばれる現象です。
どんなに仲が良くても
どんなに会いたくても
母とご友人は、もう二度と会えないでしょう。
なんだか胸がいっぱいになってしまいました。

再び苦労してタクシーに乗り込んで
京都駅に戻ってきました。

グッタリ疲れていたので、ちょっと一服
駅構内にあるお店で
抹茶と和菓子をいただきました。

母は若い頃、かなり上のレベルの茶道のお免状を取っています。
認知症になった今でも
とても美しい所作で、お抹茶を楽しんでいました。

お夕飯代わりにお弁当を買いました。
京都らしい懐石風弁当です。
母はどうしてもカップ麺がいいらしく
私達家族の分だけ買いました。

おまんじゅうやらケーキやら
母が望むものは全て買いました。
母はとても楽しそうでした。

大荷物を持ち、母を抱えて
上りの新幹線に乗りました。

さあ、おうちに帰りましょう。
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