もう一度笑って

平成最後の秋に母が旅立ちました。
脳梗塞で倒れた夫をサポートする日々を記録する
のんびり主婦のブログ

障害者施設の事件と、母の面会

2016-07-29 15:09:08 | 日々のこと
こんにちはぽんたです。
関東もようやく梅雨明けしました。
さっそくの夏の日差しに、クラクラします。

凄惨な事件が起きてしまいましたね。

亡くなられた方々のご冥福と
怪我をされた方々に、お見舞い申し上げます。

つい先日、退院後初めて、母の面会に行ってきました。

母の名を呼んでも
母の顔を見つめても
背中をさすっても

「こんにちは」 と言ったら 「こんにちは」

「元気だった?」と言ったら 「元気だった?」

母との意思の疎通はできません。
母の中で、私の存在はありません。
手を握っても、握り返してくれることはなく、目はどこか泳いでいます。

私の体調が万全ではないので
短時間の面会になりましたが
スタッフさんによると、認知症が進んでしまった感があるようです。

私にもそのように見えました。

調子良い時は、自分でご飯を食べることができますが
悪い時は、『食べる』という行為がわからないそうです。

波があって、良い時と悪い時を繰り返しながら
悪化している状態だそうです。

スタッフさんの手を借りて
ただ食べ、飲み、排泄して、眠る・・・それの繰り返しだそうです。

私の入院で、一ヶ月以上面会できなかったからなぁ。
一ヶ月って長いですね。 短いようで長いです。

認知症の方や、重度の障害の方は、意思の疎通ができない人もいます。
私の母のように、ただ生きている『だけ』の人もいるでしょう。

それでも

家族は、私は、生きていてほしいのです。
生きていてくれる…それが嬉しかったりするのです。

今回の事件を知って
認知症や障害者の方の中には、ショックを受けた方もいらっしゃるかもしれません。

大丈夫です。
いつものように
穏やかにお過ごしください・・・と、自分自身に言い聞かせてみる私がいます。
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介護者の通院

2016-07-20 09:01:07 | 私のこと
おはようございますぽんたです。
関東の梅雨明けも秒読みかしら?

退院後、2回ほど通院して
私の胆のうポリープは、完治ということになりました。
手術して取っちゃった・・・だけですが完治は完治です。
体力も戻っていないし、まだ痛いけど
もう病院とはオサラバなのです。

夫の介護や、真夏のような暑さを考慮していただいて
診察は、2回とも午前の早い時間を予約してくれました。

とても助かったのですが
通勤の方々が多く、道を歩くのにも気を遣いました。

まだ傷は痛いし、ヨチヨチ歩きなので
他人様の迷惑にならないよう、歩道の端を後ろのほうから
ゆっくり歩いていましたが
次々と足早やに歩く方々に恐怖でした。

いつもなら気にもしない段差や階段が
痛みや疲れを倍増させました。

退院後一週間の初めての診察で
傷のバンソーコーはまだくっついていましたが
童顔主治医の

「う~ん…自然にはがれるのもいいけど、もう取っちゃいましょうね」

ええっ? ちょっと待って! 早すぎない??

看護師さんが、少し困ったような笑顔で
バンソーコーをピッピとはがしてゆきます。

まだ血がにじんでいる! 傷を塗った糸がモロに見えてる!

え?え? 大丈夫なの?

「は~い、消毒しますね~」

私の不安な視線を跳ね返し、笑顔の看護師さんがチョイチョイと消毒して終了です。

「あの…傷も痛いし、お腹も痛いような気がするし…」 と、訴えましたが

「うん、3カ月は無理しないほうがいいですね」 と、童顔主治医。

その後血液検査と、MRI撮影で、この日は終了です。
2回目の受診で、血液検査もMRIも異常無し。
精密検査に出したポリープも良性だったので
治療終了です。

摘出した胆のうを画像で見せてもらいました。
一部分が異様に膨れ上がり、変色してて

童顔主治医も

「今のうちに取っちゃって良かったと思いますよ」 とのことでした。

お腹が痛いのは、時々ある症状らしいです。(摘出後症候群?)

入院費も支払い、我が家のお財布はボロボロなので
早くパート仕事に復帰したいですが、体が思うように動かず
先日、3時間ほど働きましたが
もうヘロヘロで帰宅途中で倒れるかと思ったほどでした。

まだ無理ができないようです。
少しずつ、頑張ろうと思います。
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介護者の入院 その6

2016-07-11 20:19:47 | 私のこと
こんばんはぽんたです。
暑いですね~!
今年は猛暑って言ってるけど
毎年言っているような気がします。

退院の日。

トイレの回数と尿量をきっちりカウントしているので
自分のリズムが少しわかってきました。

これって、とても良いことですよね~。

起床時の体温も血圧も異常無し!
傷はまだ痛いし、点滴針が刺さっていたところも痛いけど
めでたく退院です。

朝食は 食パン
    オムレツ
    アスパラと人参のマヨ和え
    ピーナツクリーム
    牛乳

食パンが軽く蒸してあって
小麦の甘さが引き立って、すごく美味しかったです。

自宅でも真似したいです。
食パンに水をパパって振って、レンチンしたらどうかしら。

退院は10時。
ホテルのチェックアウトと同じだね。

荷物をまとめないといけないのですが

預けていた薬の返却
新しく処方された薬の受け取り
退院後の受診の予約
入院費について
童顔主治医の最後の回診
担当看護師さんの挨拶等々

なかなか忙しく、あっという間に10時になってしまいました。
夫が来てくれて、重い荷物をどうしようかと思っていたので
とてもありがたかったです。

ナースステーションに挨拶して
夫とタクシーで帰宅しました。

タクシーの揺れが、傷口にダイレクトに響いて痛かったです。

久しぶりの自宅は

『なんだこりゃ~!?』な部分もありましたが
男二人が頑張っていたのだから、まぁこんなもんでしょうか。

取りあえず洗濯しました。

洗濯機のフタを開ける・洗剤を入れる…等
手を伸ばす動作が辛かったです。

ちょっとした家事の動作一つ一つが
傷に響いて辛かったですが
これもリハビリだと思って頑張りました。

ドタバタの入院の記録ですが
胆のうの手術をなさる方に少しでも参考になれば幸いです。
   
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介護者の入院 その5

2016-07-09 17:13:37 | 私のこと
こんにちはぽんたです。
水不足が少しは解消されたかな?

手術3日後。

起床前の、5時ころ。
コンビニの自販機へと急ぎました。

もう外は明るいので
看護師さんとすれ違っても、お咎めはなく
朝の挨拶をして終了です。

ところが・・・
自販機のスイーツ類は売り切れでした。

あーあ。

これは、『まだ食べてはならない』ということなのでしょうか。

スムージーとロイヤルミルクティーを買って退散しました。

朝食は、やっと普通のご飯が登場しました!
    アジの干物
    大根の味噌汁
    厚揚げの煮物
    ほうれん草の和え物

血液検査とレントゲン撮影は無事にクリアしました。
貧血もなく、腹部レントゲンも異常無しです。
本格的に退院に向けて動き出すようです。

退院後の食生活・日常生活について説明を受けました。

昼食は ご飯
    鮭のムニエル
    きゅうりの酢の物
    カブの味噌汁
    生パイナップル

退院後の入浴について説明を受けました。
しばらくはシャワーのみだそうです。
シャワー室に移動して、実際にシャワーを浴びました。
腹部はスポンジやタオルでごしごしこするのは厳禁で
石鹸をたっぷり泡立てて、優しく撫でるように洗うそうです。

半透明のバンソーコーの下に
生々しい傷口が見えて、怖くて手で撫でるのが精一杯です。
なんとなく痛い気もするし。

久々のシャワーで疲れたのか
夕食まで爆睡してました。

夕食は ご飯
    マーボー豆腐
    小松菜の和え物
    佃煮
    中華風卵スープ
    ゴマプリン

久しぶりに完食しました。
でも食べるのにかなり疲れました。

この夜も爆睡です。
シャワーがこんなにも疲れるものだなんて
普段は気が付きませんでした。
 
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介護者の入院 その4

2016-07-08 16:08:59 | 私のこと
こんにちはぽんたです。
蒸し暑いです。
まだ梅雨明けってしてませんよね。

手術から2日後。

寝汗をかいて目が覚めました。
足や腰が痒いです。
よく見たら赤いプツプツが!
アセモ?
童顔主治医の回診時に痒み止めをお願いしました。
微熱が続いていますが
体が回復しようとしている証拠なので
問題無いそうです。

朝食は全粥
   刻み野菜の煮物(大根・にんじん)
   小松菜の味噌汁
   ヨーグルト

このくらいになると少し余裕が出て来て
某コンビニの自販機が気になります。

魅惑のロールケーキが私を呼んでいる!!
お粥が食べられるんだから
ロールケーキもOKよね~と勝手に決めて
点滴台とお財布を握りしめ
ヨチヨチヨロヨロ、エレベーターで自販機へ向かいます。

廊下を歩いて、自販機が見えてきました。
ここでやっと気が付きました。

コンビニの自販機は
外来棟寄りにあって
入院患者よりは元気な患者さんたちがたくさんいるのです。
小さな子達も多く、
ぶつかったりしたら、激痛間違いないです。

ガヤガヤしている外来棟をヨチヨチ歩く勇気はなく
静かな入院棟の売店で、プリンを買って病室に戻りました。

プリン! 美味しいっっ!
味がものすごく濃いように思えました。

昼食は全粥
   蒸し鶏のトマトソース
   マッシュポテト
   バナナ

歩いたせいか、夕方にお通じがありました。
まだ傷が痛いので、怖かったけど
力むことなく、スルリ~っと出ました。
色が異様に黒く、看護師さんに報告しましたら
手術の影響で心配はいらないみたいです。

腸が正常に動き始めたのを確認できたので
退院は翌々日となりました。

えええ~?? まだこんなに痛いのに??

あとは日柄ものらしく
日ごと日ごとに治っていくそうです。

点滴も終わって、点滴針からも点滴台からも解放されました。

夕食はうどん
   里芋とがんもの煮物
   小松菜の煮浸し
   ジョア プレーン

体力はまだ戻っていないせいか
夕食後にすぐ寝てしまいました。

そして

夜中に目が覚めました。
ロールケーキへの未練が捨てられません。
今なら、自販機前も無人のハズ!!
こっそりと病室を出ます。

真夜中の病院は怖いと聞きますが
ロールケーキへの情熱は、恐怖を凌駕するのです。

廊下をヨチヨチ歩いていましたら
あっさりと、見回りの看護師さんにみつかりました。

「あらあら~? 病室に戻りましょうね」

素直に病室に戻りました。
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