徒然スキーヤー日記

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2022シーズンモデルのスキー板,試乗レポートその16…OGASAKA Keo's NS + SR585

2021-07-06 02:04:05 | スキー板試乗
ということで.

スキー道具が次々死に絶えていく,
スキー用具劣化加速能力装備のSkier_Sです.

…ホントに,スキー道具って寿命が短い(泣)
毎シーズン買わなくて済むのは,ウェアの
ジャケットとストックぐらいですね(涙)

我が家はリビングのテレビも
10年モノのの,古い35インチの小さい
テレビだし.
冷蔵庫も10年超えてるなぁ…
私のデスクトップPCは7年以上,
PCのモニタは12年,
妻のノートPCも10年以上使ってるし.

…もしかしたら,スキー道具以前に
買わなくてはならないものがいっぱい
あるのでは…??

と,妻の顔を見ながら思ったことは
ナイショにしておこう…

ってなことで.
本日も2022シーズンモデルのスキー板の
試乗レポート.
今日はオガサカ編です.
では,どうぞ~!

○OGASAKA Keo's NS SR585 165cm









基礎オールラウンド.

オガサカのKEO'sシリーズは,
サンドイッチ構造のN○シリーズと
ツインキールのA○シリーズがありますが.
こちらは今シーズンモデルチェンジした,
N○シリーズのトップモデル,NSです.

長さ165cmですが,R=15mとミドルっぽい
ラディウスで,小回りよりもオールラウンド
性を狙った板です.

この板は,
・SR585プレート
・FM585プレート
・プレート無し
が選べますが.
今回試乗したのは,一番強いSRプレート
付きです.




滑ってみると…
お!!これはいい感じ!!
エッジグリップはしっかりしていて,
荒れたバーンでも板が流されず,
叩かれず,しっかり雪面を捉えていく!

そして.
TC-STと全く違って,
すごいオートマチックにターンができる!
板を動かしてたわみを作っていかないと
ターンしないTC-STに対して,
何もしなくてもサイドカーブに乗って
楽にターン始動していきます.

R=15m の板にしてはよく回り,
谷回りでトップがグリップしてからの
旋回力も強いです.
谷回りでオートマチックに板が捉えて
回り始め.
板が回り始めると,強いグリップと
旋回力で気持ちよく回っていきます.
すごい楽です.
165cmだと,ミドルターンから
ショートが気持ちいいかな.
緩斜面でも,レールターン的に簡単に
カービングに入って行けます.
R=15だけど,小回りまで問題なく
行けますね.
ロングもやりたいなら,170cmがいいかも.

普通にゲレンデで履くなら,
TC-STよりこっちの方がよっぽど
気持ちよくて,楽に滑れます.
楽な板だから,スピード耐性が弱かったり,
グリップが甘いのでは?と思うでしょうが.
そんなことはありません.

プレートが強めのSRプレートというのも
あるのか,かなり強めのグリップで,
スピードを出してもしっかりガッツリ
カービングで気持ちよく回っていきます.
山回りの仕上がりもいい感じ.
適度な張り・強さがあり,かなり
スピード耐性も高いです.
急斜面での安定感もいいです.

あ,OGASAKAの板なので,低速で板を
動かして行った時の操作性も,当然のごとく
極めて高いです.

どちらかというと板を動かして
行かないといけないTC-STよりも,
エッジがカッツリグリップして,
エッジの方向に走ってくれる
KS-NSの方が,荒れた斜面で
スピードを出した安定性が高く感じる…

荒れた斜面やコブ斜面でも安定感があり,
スピードを出しても気楽にエッジに乗って
キレていってくれて,
切り替えも谷回りもオートマチックで
楽です.

サイドカーブに乗って,スピードを出して
ガンガンカービングで滑りたい…
という上級レジャースキーヤーには,
私はTC-STよりKS-NS+SRプレートの方を
勧めます.絶対こっちの方が楽です.
かといってカービング特化マシンじゃ
なくて,低速ズラシでも何でもできて,
万能性は高いです.

板をしっかり動かして,技術選で点が
出せる滑りを1本や2本決めたい…ってなら
TC-STの方がいいでしょうが.
私はKEO'Sの方が好きだなぁ…
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