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ゆめと(ttm21)です。所感、エピソード等を気ままに綴ってみたいと思います

ある株主総会にて

2012年06月29日 | 雑文
 会社人間を卒業してフリーになってから かって在籍していたD社とそのライバル会社のT社の株主総会に隔年

で出席しています(もちろん小口株主ですが)。土産と業界情報がお目当てす。今年はT社の番です。株主が

「世界的な経済不況の渦中にあり 従業員の雇用も聖域とせずに 痛みを伴うリストラも積極的に進めて増収を

はかるべきではないか?」との質問に 社長が「工場や事業所の統廃合には積極的に取り組むが 当社の従業

員はその専門分野も広く質的にも間違いなくトップだと確信している。もちろんD社も当社と全く遜色ない

立派な人材を有しているが・・・・。業績向上にはこの従業員の力が欠かせないので。従業員を解雇する

ようなリストラは考えていない。」と回答しました。



 私はこの回答に大いに満足しました。特にD社のくだりは そのOBとしてほほえましく拝聴致しました。

やはり日本人には醜いネガティブキャンペーンは合いません。現役中に「世間的には我々が業界1という

ことになっているが 真の実力はT社の方が上だ 絶対に気を抜くな!」と常にはっぱを掛けられていたのを

思い出しました。よきライバルとして競い合い共に業界における世界1、2位まで上り詰めたのもお互いに

目標とし合い、リスペクトする姿勢を忘れなかったこともその1因ではないでしょうか? かってはライバル

であったT社に同じ業界人としての親しみを感じる日となりました。
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