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ゆめと(ttm21)です。所感、エピソード等を気ままに綴ってみたいと思います

怒りについて 2 キレかかったときの対処法

2023年04月27日 | 健康法

 前回はキレないための予防法でしたが、今回は怒りがこみ上げ、キレかかったときにどう対処するかを取り上げたいと思います。

 アンガーマネジメントでは、怒りのピークは長くても6秒といわれています。つまり怒りが全身を貫いても、6秒我慢すれば比較的冷静に対処することができるということです。この6秒を乗り切るための、具体的な対処法をを挙げておきます。

*気持ちを抑え、時計を見て6秒数える。

*とりあえずその場を離れる。

*深呼吸して、「大丈夫たいしたことない、落ち着こう」と自らに呼びかける。

*「へのへのもへじであっぷっぷー」とかの唱える呪文を決めておくと、馬鹿馬鹿しくなって、怒りが消える。

*複雑な計算問題や難解なクイズ・パズルに挑戦するなどで気持ちをそらす。

*キャンデーやチョコレートなどの甘いものを食べる。

*二刀流大谷選手の満面の笑顔をイメージする(特に女性ファンには効果的)

 

 等々ご自分に合った対処法を試してください。

 

 

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怒りについて 1 キレないための予防策

2023年04月02日 | 健康法

    コロナ禍やウクライナ紛争等の世相に加え 後期高齢者の仲間入りをしてから早4年 いささか切れやすくなっている自分に愕然とすることがあります。そこで心理学者の榎本博明先生の「心を強くするストレスマネジメント」を再読して 自戒を込めて皆様にも キレない予防策の要約をご紹介することにしました。

 

  • ストレスの発散

キレるのは、鬱憤が積み重なり、いわば「満水」状態になっているからこそ起こるものです。「満水」にならないように適時放水をしていれば、キレる可能性はぐっと低くなります。

発散の具体策としては、カラオケやスポーツ、ショッピング、甘いものを食べる等々自分に合ったものを選びましょう。

 

  • 状況や、ものごとのとらえ方を変える(肯定的な意味づけ志向)

 同じ現実であってもとらえ方を変え、ポジティブな意味を見出そうとすれば、意味づけが変わり、悲惨な状況であっても前向きにとらえることができます。

 この経験が役立つ時が来ると考えたり、自分が鍛えられていると考えるだけで、現実への対処は違ってくるはずです。自身が抱えている困難を、改めてとらえ直す時間を持つのもよいでしょう。

 

  • 問題解決志向で行動する

 ストレスとなる状況や問題を解決するために、できる限りのことをしようとする方法です。

 具体的には、家族関係や職場の人間関係を変え、働き方を見直すといったことになるでしょう。そのためには、現実の冷静な把握が非常に重要になってきます。ただ現実はなかなか複雑で、一朝一夕には代えられません。

 ただそういった場合でも認知を変えることで状況が変わります。つまり、仕事の環境そのものが変わらなくても、仕事で何を重視するかを変えることはできるということです。例えば、上司に認められることを優先順位の上位にしたならば、上司との関係は極めて重要です。しかし出世に価値を置かず、自分の成長に価値を置いたり、職場の仲間との付き合いを活発にしようと考えれば、これまでと違った課題が発見できるはずです。そのためには内面の成熟に心を傾ける努力が必要になるのです。

 

  • ネガティブな思いを反芻しない

 報われない状況を思い出しては、ネガティブな気分になるといったことを繰り返していれば、マイナスの思いをどんどん蓄積させていきます。結果として、キレる危険性を高めてしまいます。変えられない現実に対しては、ネガティブな感情を棚上げして、仕方ないと事実を受け止めることも大切です。

 

 

 

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