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ゆめと(ttm21)です。所感、エピソード等を気ままに綴ってみたいと思います

その人の目の前にいるということが一番大切なんです(ロジャーズ)

2020年09月15日 | カウンセリング

 キャリアコンサルティング協議会技能検定部長 庄子芳宏先生の

セミナーから引用しました。

 表題はロジャーズが 晩年に語ったという言葉です。カウンセラーにとって最も大切なことを1つだけあげるならばそれは「presence(目の前にいる)」であるということです。「全ての理論や、技巧を超越して クライエントという一人の人間の前に ひたすらその話を聴くだけのために一人の人間として存在すること」


シンプルではありますが 実に味わい深い言葉です。

その他興味く感じた先生のコメントは
・講演の名手はスピーカーとして磨かれるため、カウンセラーとしては技量が落ちる
・本当の共感は難しい(実現はほとんど不可能であり努力目標)、むしろ違和感(共感できない部分)を大切にした方が良い
 違和感を伝えることは時に、本当に傾聴して理解したという伝え返しとして相手に受け取られ、真の自己一致につながる
・ピアカウンセリング(仲間内で行うトレーニング)はライブ(架空のモデルではなく実際の悩み)で行った方が勉強になる
・シンクロ(呼吸や姿勢、話す速度等を相手に合わせる、真似すること)はクライエントとの距離を縮める

等です。


 


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有難きは愛のムチ!(巨匠ジョン・ウイリアムズ誕生秘話)

2020年09月01日 | 雑文

 <ららら🎵クラシック>NHKブログからの引用です。

 「1932年にニューヨーク州で生まれたジョン・ウィリアムズ。クラシックのコンサート・ピアニストを目指してジュリアード音楽院でピアノを学びますが、教師に才能を認めてもらえず、ソリストへの道を断念。その後映画の都ハリウッドに向かい、映画スタジオのピアニストとなります。
 当時全盛期だった大オーケストラによる音楽に触れて映画音楽の作曲家になったウィリアムズは、1970年代にスティーブン・スピルバーグ監督の「ジョーズ」で世界を驚かせます。そしてスピルバーグの紹介でジョージ・ルーカスと出会い、宇宙を舞台にした大活劇「スター・ウォーズ」の音楽を任されることに。
彼が描いたのはオーケストラが壮大に鳴り響く音楽でした。敬愛する過去の作曲家の音楽をヒントにして新しい音楽を生み出す。ジョン・ウィリアムズが書く音楽とは、オーケストラの最先端を行くものなのかもしれません。

 ジョン・ウィリアムズが書いた映画音楽は100作以上。「スター・ウォーズ」以外にも「E.T.」や「ジュラシック・パーク」、「ハリー・ポッター」などさまざまな作品で思い出深い音楽を残してきました。さらに1984年に行われたロサンゼルス・オリンピックでも記憶に残るファンファーレを書くなど、まさにアメリカを代表する作曲家なのです。」

 

  さらに加えますとアカデミー賞5回、グラミー賞18回等世界的な数々の賞を総なめにし、今だ現役を続ける88歳のスーパーおじいちゃんなんです。私が痛快だったのが憧れのクラシックソロピアニストの道を、恩師の指導できっぱりと断念させられたことです。それがなければ4流無名のピアニストとしての人生を送った可能性が高いと思います。

 ここで思い出したのがあのIPS細胞の山中博士です。優れた頭脳と豊かな情熱を持ちながらも、指先の不器用さゆえに、幼いころから憧れた外科医の夢をあきらめざるを得ませんでした。恩師のアドバイスによる基礎医学への転身がなければ、4流の外科医としての人生が待っており、世界の医学界に光をもたらしたノーベル賞の研究は生まれなかったのではないでしょうか?

 指導者が心からの真情をもって振る愛のムチは、生ぬるい温情に勝るとの感慨を深くしました。

 

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