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ゆめと(ttm21)です。所感、エピソード等を気ままに綴ってみたいと思います

平成の竜馬よ出でよ!

2011年05月22日 | 政治経済
 このところの政治動向には失望しています。管総理を全面的に支持しているわけではありませんが、今は国を挙げて国難に立ち向かうべき時だと思います。
 
 しかしながら、そのリーダーたるべき政治家たちは国政の王道(国民の生活を第一に考える)をほったらかして、毎日政争、政局にあけくれる体たらくです。特に自民党は 管おろしに狂奔すべき時ではありません。万年野党に甘んじる気がないのなら、現政権に協力すべきは協力して、まずはしっかりと国家復興に向けての実績を作るべきではないでしょうか? そして今回の福島原発事故の最大の要因たる従来の原子力行政の誤りを明確に国民に謝罪し、これからの日本のあるべき姿、かの竜馬が描いたごとき国民を結集しうるような、将来に希望が持てるような壮大なビジョンをを提示して欲しいと思います。

 管総理からの閣内協力を「責任を転嫁されてはかなわない」と拒否し、民主党よりもはるかに経験豊かにして豊富な人材をこの非常事態に国政に活用することなく温存し、責任のない、ぬくぬくとお気楽な環境の中で、評論家集団と化し、拙いなりに必至で取り組む現政権のミスをあげつらい、敵失による棚ボタ的政権奪還を夢見るがごときいやしい姿勢は、かって小泉政権時代に自民党を熱烈に支持した私には寂しい限りです。

 国際的にも嘲笑を浴びるような政党間、政党内の足の引っ張り合いは、もうやめましょう。税金泥棒たる政治屋・政局屋はもういりません。

 薩長同盟を仲介し我が国を近代国家に導いた竜馬のごとき真の政治家の出現を切に望みます。
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ドナルド・キーンさんの覚悟に思う

2011年05月04日 | 雑文
 ドナルド・キーンさん(88)が日本に帰化し、日本に永住する。震災で決心したという。26日には米コロンビア大学で最終講義をし、「愛する日本で余生を過ごすという私の

決断が、人々を勇気づけられればうれしい」と語った。希代日本文学者がこの時期のこの国を終の棲家(ついのすみか)に選んだ新しい覚悟は、誰の胸をも打ってやまない。


・・・・以上4月29日の日経「春秋」より

 まことに感動的なお話です。今回の大震災で、私たちの多くはテレビ画面を通して、想像を絶する大惨事に衝撃を受けました。しかし、一方で自らの命を顧みず、最後まで津波か

らの避難を呼びかけ続けた災害対策本部の女性職員、個別家庭への避難呼びかけで殉職した警察官、中国研修生達を無事避難させた後消息を絶った民間人、福島原発事故の終焉に向

けて決死の作業を続ける自衛官、消防官、東電並びに協力企業の人々等々・・・の姿は我々に感動を与えました。このような危機においてこそ人間の本性が明らかになります。

我々一人一人が今何ができるのか、何をなすべきかを問うべき時だと思います。
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