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指名手配の…おい小池容疑者。亡くなる

2012年10月21日 09時29分46秒 | 世間の話
仕事柄…警察に行く度…「おい小池」の指名手配ポスターを見つめていた。

ナゼかあのポスター…私にはすごく印象的なものであった。


その逃亡者小池容疑者が19日、亡くなった。

私は仕事柄…思っているのだが、この様な逃避行をする人や、過去に重犯罪を繰り返した人は、必ずと言っていいほど畳の上で死ぬことができない。

今回の彼もそうである。

いくら自宅で亡くなったとはいえ、変死体扱いの死亡である。

さて今回、問題になっているは…その変死体扱いされ、警察が検視を行っているのにも関わらず、偽名や手配の特徴を見抜くことができず、ただの病死扱いにしたことである。

そして、これを見抜いたのが葬儀業者だったこと。


これは警察の検視能力以前の刑事能力の欠如であろう。

ナゼなら同居人の女性が発した、「偽名だとはわかっていたが、まさか指名手配犯だとは思わなかった」との供述から明らかだから。

通常自宅にて人が亡くなった場合、その人の死を看取る人がその場にいなければ、必ず検視扱いになり、警察が出動することになる。

その際、病死、自殺、他殺などの状況を想定し、慎重な捜査が行われる。

第一発見者に対しては疑うのではないが、故人との関係や、その日の故人の様子や過去の病歴など、こと細かく聞き取りを行う。

それらは多岐にわたり、不自然な点はないか…その確認作業は1%の誤差も許されないものである。

しかし今回は、その誤差が大きく生じてしまった。



もし葬儀社が気づかなかったら…?

よほどの巧妙さがない限り、役所で発覚したであろう。


ナゼなら…何を隠そう…指名手配犯ではないが、私も似た経験をしたことがあるから。

その話は、もう時効であるから次回にしたいと思う。