息子の(小中高等)学校は脱皮中~ホワイトPTA目指して~

PTA問題に目覚めてしまい活動を始めたのは2015年。
私立高校でも、県立高校でもPTAが…。終わらないな。

夏休みプール問題のその後~2017年③~

2017-09-08 23:32:37 | プール問題
KKです。
夏休みまで後数日という段階で
問題が発覚しました。

私が入会している子ども会の
地域に子ども会非会員家庭が
います。
昨年は前教頭先生のお陰で
他の子どもと同じように
プール使用をしました。
いろんな家庭の事情があり、
プール監視は難しい家庭と
思われます。
詳細は控えます。

昨年プール使用した事に
納得しない保護者が出てきて
紛糾。
子ども会会長や私は何とか
非会員家庭の子どもが監視
なしでプール使用出来るように
話します。

しかし、あのPTAから配布
された文書を盾に反対。
泣きたくなりました。

だから言わんこっちゃない。
あんな文書では意図が全く
通じない。
PTA文書なのに学校文書と
勘違いしている人もいました。

学校の立場を説明して差別は
出来ないと言う人の意見も
受け付けない。
非会員家庭は監視がなければ
使用認めないスタンス。

こちらが校長に連絡すると、
子ども会会長がOKなら皆従う 
のでは?な返答をされました。

くじ引きでなった会長に権限等
ありません。
職場のように上下関係がないから
言うことを聞かない人もいる。
同じ保護者同士で上下関係がある
訳ない!!
配慮が必要な家庭事情が出てきても
スルー。

やむなく子ども会非会員家庭に
こちらから連絡してみたが
連絡が取れず、困り果ている旨を
校長に伝えました。

そんな事を言ってる子ども会は
お宅だけ、と校長が子ども会会長に
言ったと聞き呆れました。

うちの子ども会会長は立派な人で
あり、失礼な言い方をしないで
欲しい。
親の属性で差別はいけないと
考え動いた人です。

私も校長に連絡をしたら、
そんなに言うならお宅の子ども会
だけプール使用やめますか?な
話をされ、腹が立ちました。

そうなるとPTAへの開放をすべて
やめるのが筋。
それでうちの子ども会への開放を
やめると言えばいいでしょ!
と言い返しました。
学校がプール開放やめると言って
くれた方が解決するな、
と感じました。

こんな事態を引き起こしたのは
学校がPTAにきちんと話を
しなかったからだ。
問題が予め予想出来て私が指摘した
のに適切に対処しなかったからだ。

そして私自身も詰めが甘かった事を
大変後悔し反省した。
校長と話し合った場で、訂正文書を
配布しないならば今年のプール開放は
中止、と強く言うべきだった。
私の生温い対応が問題でもあった。
今でも苦い思い出として心苦しく
感じます。


さて、話を戻します。
夏休みのプール開放を希望する
保護者は恐らく一部です。
何かのついでで話すと、監視当番が
負担でプール開放が嫌だと言う人が
かなりいます。
渋々監視する保護者が相当数いる
印象です。
今年こそプール開放が中止になるかと
期待したのに継続されガッカリした、
と話した人もいました。
今年も去年も違う人から聞きました。
以上保護者のリアルな声でした。

では、プールに話を戻します。

校長は、プール開放中止は最後の
手段のように言った。
最初から毅然とした対応をせず、
PTAにも私にもいい顔した。
中途半端な態度が保護者に伝わった
のだろうと感じます。

校長が切り札を早く使い、学校長の
権限として非会員家庭の子どもを
差別するようなプール開放は、
学校として認めない。中止する。
すべての子どもが利用出来るように
しなければ今後も開放しない、
と言えば解決したのではないか。

もし実行した場合、一部の保護者
から強烈に嫌われ悪口をこれでもか、
という位散々言われる事でしょう。
しかし、やろうと思えば出来たのでは
ないか。
確か小学校に通う子どもの事を
自分の子どものように思っている、
と以前私は校長から聞いた。
そんな気持ちがあるならば子どもを
守る行動をしたのではないか。
あれは何だったのか。
そんな気持ちが今でも私にあります。


2年前、前校長に電話で直訴した
やり取りが思い出されます。
記事はこちらです。

その要求は飲みかねる!

と言われました。
今までの人生で後にも先にただ一度の経験です。
あんな言葉を人から掛けられたのは初めてで
あんぐりしましたし強烈に腹が立ちました(笑)。


結局校長が交代してもやり方や考え方は
変わらないのか。
そんなやるせない気持ちでいっぱいに
なった。

話を戻します。

週末に問題が発覚した為校長への
連絡が週明けとなりました。
プール開放まで刻一刻と迫り
子ども会会長と私は不本意ながら
決断をしました。

校長への連絡より先に非会員家庭に
連絡を試みました。
手紙を子ども経由で渡し、
プールについて連絡したいと
思っている。
こちらの連絡先を知らせ都合を
尋ねる手紙でした。

手紙とは別に自宅に行きましたが
不在で会えませんでした。
何度か連絡をしますがすべて不調
となり、週明けを迎えました。


以前プール開放時に、校長や教頭が
様子を見に来ると言われていた事を
私は覚えていた。
思い切って校長に伝えた。

保護者の代わりに見守りをして欲しい。
このままでは子ども会非会員家庭の
子どもはプール使用が出来ない。
これは大人による子どもへのいじめだ。
詳しくは書きませんが必死に訴えました。


校長が了解し、子ども会非会員家庭への
プールについての連絡も依頼した。
私たちでは個人情報を入手する術はなく
学校から連絡して貰うしかなかった。

校長に了解されたと思ったものの、
短時間で覆されます。
通じた!と思っても見事に期待を裏切って
くれます。
やはり、私には理解が難しい人です。
校長は私の事を分かったように言って
いましたが、そんな事はないのでは
ないか。
分かりあうのは非常に難しい。

校長がどう覆して来たか気になる事
でしょう。
しかしまだ続くので今回はここまで。
続きは次回!






夏休みプール問題のその後~2017年②~

2017-09-06 22:30:46 | プール問題
KKです。
前回は一昨年、昨年までのプール
開放についてのやり取りと今年PTAが
配布したプール使用についての
文書についてでした。
下記の一文に驚愕した私でした。


PTA非会員のお子様の
プール使用は必ず保護者か責任者の
付き添いのもとお願いします



正直な感想は、
何じゃあ、こりゃ~!!(-.-#)
PTA非会員や子ども会非会員の
子どもを差別するのだな。
子ども会からはプール開放期間中、
1回監視するだけなのに、非会員は
毎回監視をさせる気なのか。
いろんな理由があって保護者は
PTAや子ども会非会員になって
いる。
任意加入の団体に非会員が行動を
強制される筋合いはない。


PTA行事である以上、親の属性に
関わらず、等しく子どもを支援
出来ないならPTAを名乗るのは
おかしい。

また校長に連絡して抗議をしない
といけない。
いい加減にして欲しい、でした。


早速校長に連絡をして、今年の
プール開放についてやり取りを
しました。

今年からプール使用のルールが
変更されたそうだ。
昨年まではプール使用の許可は
各学校長がしていた。
しかし、今年から市教育委員会
施設課に必要な書類を提出。
そこで可否を判断するそうだ。


プール開放は各学校の手からある意味
離れてしまった。
在住市の学校で夏休みプール開放を
している(小)学校は約半数と校長から
聞いた。
半数の学校が開放していないのなら
無理に開放する必要はない。
学校の為に保護者がプール監視をして
やっている、と勘違いをしている人が
いますが決してそうではありません。
あくまでも学校の好意で開放して貰って
いただけ。
学校は夏休みプール開放をやめても、
全く困りません。


さて、問題の一文ですが、あくまで
お願いベースである。
非会員家庭の子どもがプール
使用出来ないとは書いてない
ような話をされました。
私は、はあ??としか思いま
せんでした。


少なくない年月を生きてきました。
必ず~お願いしますな文書を配布
されて、それがあくまでもお願い
にしかすぎず、強制や禁止事項では
ないと言われても保護者の何割が
正確に理解しますかね!
今でも疑問です。

問題のPTA文書を学校で配布した
が配布前に校長が目を通していない
事が分かった。
確か出張があって時間がなかった
ような言い方だったと記憶している。
(※もし、私の記憶違いだったらまた
ご指摘下さいね。校長先生)

学校には教頭やPTA担当の教員もいるが
そこもスルーし配布された。
管理職がPTA文書に問題がないか確認を
しないまま各担任に文書が回された場合、
配布を止めようがないのが現状。
PTAの自主性は当然尊重すべきですが、
人権侵害や差別行為をしていないか等の
確認は最低限必要だと私は思います。
これはPTAへの内部干渉ではないはず。


話が逸れたので戻します。

文書配布以前にPTAや各子ども会の
プール開放の担当者を集め会議を
した。
その場に校長と教頭も同席した。
その中で出た話から今年の文書が
作成された、と説明された。

私は、文書の言葉が会議で話した
内容、本意が受け取った保護者に
伝わらない。
昨年記載された各子ども会毎の
時間割がなくされてしまった。
子ども会は子ども会非会員家庭の
個人情報は保持しない。
子ども会非会員家庭も子ども会
役員の個人情報を保持しない。
(私が入会している子ども会は)
改正個人情報保護法に則った運営
をしている。
(他の子ども会の様子は不明。
法改正に対応していない所も
あるようだ)

クラスの連絡網で子ども会非会員
家庭の電話番号を知っているや
調べたら分かる場合でも、
非会員家庭の同意がない以上は
使用出来ないし使用したくもない。
連絡手段がないのだ。

子ども会非会員家庭は、近所の
子ども会のプール使用日時を
どうやって知ることが出来るのか。

つまり、子ども会非会員家庭は
実質プール使用を禁止されている
のと変わらない。

PTAが配布した文書は何重にも問題が
あり訂正した文書を配布して欲しい、
と私は校長に伝えるが良い返事を
しない。

子ども会非会員家庭の監視は強制
ではなく使用出来るがPTAからの
訂正文書の配布は難しいだろう。
校長からPTAに話をすると言われた。

こちらから子ども会非会員家庭に
プール使用日時の連絡をする、
と私は校長に言った。


振り返ると、子ども会会長の裁量で
何とかなる位にしか校長は考えて
いなかったように思われる。
私も校長がきちんとPTAに働きかけ
をするので日程を子ども会非会員
家庭に知らせれば何とかなる、
と安易に考えていた。
この詰めの甘さが後々問題になる事を
この段階で私も校長も気付いて
いない。


後で知る事になるのだが、校長は
プール担当の保体部長に連絡を
したが、PTA会長や各子ども会
担当の本部役員に連絡をして
いなかった。


校長室を後にして、近所の店に行った。
何とPTA会長がいるではないか!
こんな偶然は二度とない。
意を決してPTA会長に近づき
声を掛けた。

私の名前を名乗りPTA非会員だと告げた。
非会員ではある為日頃のPTA活動のお礼や
協力出来る範囲が少ない現状を伝えた。
本題の夏休みのプール開放について文書が
問題であり、さっきまで校長と話した事を
伝えた。

校長から連絡がないか尋ねたが
ない、と言われた。
校長(先生)に連絡して下さいね、と
私は言った。

PTA会長と個人的に話した事はなく、
初めましてから挨拶した。
私はPTA会長を知っているがあちらは
私を知らない様子だった。
PTA非会員(退会)のやり取りは前PTA会長
時代だから面識はなかった。

PTAについてや改正個人情報保護法の話も
した。
PTAとして特に法改正に向けた取り組みは
しておらず、在住市P連から特に指示や
連絡がないのが分かり愕然とした。
これは恐らく資料提供なり協力が
出来ると確信をした。
後日資料提供や協力の申し出をし資料と
いろんな意見を書いた手紙をPTA室に
届けた。受け取った連絡はあったが、
それっきりだ(笑)。


肝心なプール開放については残念な返答を
PTA会長からされた。以下要約。


・今後非会員が増えた際、会員のリスクが
 大きくなる。
・PTAがプール使用の許可を取り、
 PTA(会費)から警備員を雇っている。
・会員への配慮で非会員に対して一文を
 載せた。
・差別をするつもりではない。
・任意団体からするとおかしいのは
 承知している。
・皆忙しい中活動している。
・会員の子どもと非会員の子どもで差別が
 ないよう折り合い付ける為ご理解下さい。


一般的な回答だと思います。
PTA会長の苦しい胸の内は私も理解は
します。
しかしPTAは互助団体ではなく、社会教育
団体でありすべての子どもを支援するのが
活動根拠のはず。
この返答では納得は出来ません。

プール開放はPTAが子どもに対しての
支援であるはずです。
しかし、PTA会員への配慮で一文を載せ
たとなると、PTAは支援対象の子ども
ではなく、PTA会員にしか目を向けて
いないのではないか。
子どものために、という活動目的は
どこかに行ってしまったようにしか
見えません。
わずかな人数かもしれませんが、
はじき出される子どもが出てくる
事は問題ないのでしょうか?
すべての子どもを支援しない活動は
PTA活動なのか?


プール使用の許可は最終的には学校が
教育委員会に取るのではないかな?と
感じた。機会があればまた情報公開室に
行き、公文書公開請求しよう。


その後、PTAの子ども会担当役員から
プール使用について子ども会会長に連絡が
あるが行き違いがあり、非会員も入れると
解釈してしまった。
校長が解決してくれたのだと私は勘違いし
たまま夏休みが近づいてきた。


長くなったので今回はここまで。
では、次回!






夏休みプール問題のその後~2017年①~

2017-09-03 07:13:08 | プール問題
KKです。
毎日暑いと思っていましたが、
気付けばお盆が過ぎ夏休みが
終わり9月になりました。
ブログを書いては途中で中断
が続いていました。


2015年から毎年夏休みのプール
開放について学校側に働きかけを
しています。
3度目の夏になります。
過去のブログはこちらです。

毎年しつこく追いかけています。
PTA行事でありながら、PTA傘下の
各子ども会が監視など実際の運営を
しています。
2年前までは子ども会非会員の子ども
のプール使用はお控え下さい、
と記載されたPTA文書が配布されて
いました。
子ども会非会員はプールに入れない
不当な慣例でした。

2年前に前校長や前PTA会長と
やり取りをし子ども会非会員の
子どももプールに入れるように
なりました。
しかし、実際はPTA側の事務手続き
が間に合わず、プールに入れない
まま終わってしまいました。
前校長に何度も電話をしたり、
出来る限り動いたのですが
私の力が及ばず残念な結果で
終わった2年前の夏でした。

昨年は前教頭先生に連絡をして
子ども会非会員の子どもに対す
る一文を削除し、各子ども会毎
の時間割を載せた文書がPTAから
配布されました。

子ども会非会員の子どももプール
使用出来るように改善されました。
PTA行事でありすべての子どもが
支援対象であり、親の属性で差別が
ないように配慮されました。
前教頭先生に夏休みのプール開放が
来年も問題なく出来るように話を
しており、次(今年)も大丈夫だろうと
私は油断していました。


この春、教頭先生が異動してしまい、
新しい教頭先生が赴任されました。
きちんと事前にプールについての
経緯を話をすべきだった、と後悔
しています。

今年PTAから配布されたプールにつ
いての文書を見て驚きました。
昨年記載された各子ども会毎の時間
割がなくされていました。
見慣れない一文が追加されていました。
下記の通り要約します。


PTA非会員のお子様の
プール使用は必ず保護者か責任者の
付き添いのもとお願いします



う~ん、ため息が出てしまいました。
PTA非会員とありますが、実際は
子ども会非会員家庭に影響があるの
ではないか、と感じました。

監視当番は各子ども会で名簿を基に
作成します。
子ども会非会員家庭の個人情報は
当然子ども会は保持しません。
また子ども会非会員家庭は子ども
会役員や子ども会会員の個人情報
を当然保持しません。
PTAと子ども会は別団体のため双方
の非会員情報を共有出来ません。
お互いの非会員を特定し共有している
ならば関係性をよく考えないと
いけません。
改正個人情報保護法が既に施行され
ていますよね。


話が逸れましたが今年PTAから配布
された文書は改悪されたようにしか
見えませんでした。
変えるように求めても簡単に変えな
いのに、昨年の文書はいとも
簡単に変えたのはなぜなのか…。


昨年子ども会非会員の子どもが
プールを使用した事に対して
納得しなかった保護者が少なからず
いて、PTAや学校が適切に対処しな
かったからだと私は考えます。
去年のPTA文書を配布する前に子ど
も会役員やPTA本部役員や保体部で
経緯を共有しなかったからでは
ないか、と感じます。


納得しなかった保護者が不満に感じ
る理由は、その人達も嫌々ながらも
子どものために活動をしている。
監視をせず楽をして恩恵を受ける事
が許せない。
会費を払わず様々な当番をしない事
への反発だと思います。
子ども会に入会しない以上子ども会が
関係する行事には一切参加しないのが
当たり前、という気持ちもあるように
見えます。


保護者がPTAの趣旨を正しく理解して
いない故に起きた問題です。
昨年から校長が、PTAは任意加入や
任意団体と言っています。
しかし活動の趣旨までの詳しい説明が
不足している結果だと思います。
過去のブログで言及していますが、
任意加入と言っても理解出来ない人も
います。
噛み砕き丁寧な説明や具体的な例を
提示しないと伝わりません。
ただ周知すれば良い話ではありません。
改善をぜひして欲しい点です。


今年が過去3回のやり取りの中で
一番残念でありながらも、一番
収穫があった年だったように
感じています。

今回はここまで。
詳しい内容はまた次回!