中国でまた肺炎を引き起こす新型のウィルスが猛威を振るい始めた。中国政府の発表によると、13省で感染者400人、死者9人が出ている。感染源の武漢当局は、武漢から人の移動を禁止した。中国国内だけでなく、世界中で感染者は発見されてる。日本でも一人発見されてる。タイ、アメリカ、マカオ、世界中に広がる様相だ。今回の新型ウィルス騒動は依然のサーズ騒動に比べると、中国政府の対応が機敏だ。情報を隠蔽せず、公開している。サーズの時は情報を隠蔽し、世界中に感染者を拡大させた。その時の反省に立って中国政府は必至の対応をしている。しかし、感染拡大を防げるかは微妙だ。もうすぐ中国の正月、春節が始まる。人間の大量移動が始まるのだ。それでなくても、中国には14億人もの人間がいるのだ。日本にも、この時期には大量の中国人観光客が訪れるのだ。感染を水際で防げるかが問題だ。入国に際のサーモグラフィーでの体温測定ぐらいで防げるのか。潜伏期間では熱は出ない。どのくらいの潜伏期間があるのかは知らないが、10年なんていう長さではないであろう。1週間ぐらいであろう。平和すぎる日本に少し不安が広がってる。まだ、日本では死者が出てないが、出れば一気に不安が広がるだろう。日本でも副産物が発生している。箱根の駄菓子店で中国人の入店お断りの張り紙が張られた。コロナウィルスが怖いのか、それとも、ヘイトスピーチ的民族差別か。このような事はやってはいけない。観光で生活をなしてる地域で外国人お断りでは、箱根のイメージを悪くしてしまう。観光協会は、この店に注意したほうがいい。このコロナ騒動、今後、どのような騒動になるのか注視しよう。他人事ではないのだ。あなたが感染するかもしれないのだ。100年前の香港風邪では、世界で2000万人が亡くなったのだ。拡大を阻止しなければ人類滅亡の危機だ。