東名高速道路で起きたあおり運転による死亡事故の裁判が始まる。何度も報道されたから多くの日本人は、この事故を知ってるだろう。この事故では2名が死亡した。事故というより事件だ。殺人事件だ。石橋被告は、親子が乗るワゴン車をあおり運転で追い越し車線に停車させて、大型トラックがワゴン車に追突した。両親が死亡した。子供2名は無事であった。裁判では無罪で戦うそうだ。まったくの反省なしだ。石橋被告は、この事件以前にも3件の悪質なあおり運転を犯してる。この男の心は異常だ。ハンドルを握ると、独裁者になるようだ。世の中で一番えらい人間と思うようだ。2名の殺人事件を犯していて無実を主張するとは、被害者家族の神経を逆なでする。こんな男には運転免許書を与えてはいけない。生涯免許停止の処分がいい。殺人に相当する事故なのだから、刑務所にも20年間ぐらい入ってもらわなければならない。世間の常識とはこんな感じであろう。しかし、あおり運転に対しての罰は、日本ではやさしい。もう少し、きつい法を作るべきだ。直接、車をぶつけての死亡事故、死亡事故を誘導した際には、危険運転死傷罪を積極的に適用すべきだ。日本人の心はすさんでる。砂漠のように荒涼としている。ストレスのイライラ、不安のモヤモヤ、車のハンドルを握ると、解放されるようだ。運転する者は誰でもが、あおり運転する可能性がある。誰もがあおり運転の被害者になる可能性があるのだ。運転する者は、車という凶器を操作しているという自覚をもってほしい。車は現代人にとって必要不可欠の物だが、使い方を間違えると、人殺しの道具になってしまうのだ。日本すごい国の実態は、心の寒い人間が車を悪魔の道具に変えてしまう事なのだ。あなたがあおり運転しないように祈るだけだ。あおり運転の被害を受けたら、ドライブレコーダーに記録して警察に通報する事だ。警察は、悪質なあおり運転者を逮捕して裁判にかける事だ。あおり運転は、日本社会から根絶しなければならない。根絶はあなたの心次第だ。車が悪いのではない。
また、幼児虐待で父親が逮捕された。今までも幼児虐待については多く書いてきた。やりきれない気持ちだ。今回の事件は、12年前の虐待での逮捕だ。警察の再鑑定の結果によって虐待死が明らかになった。なぜ、12年前にしっかりとした捜査をしなかったのか。まったくの赤ちゃんに対しての虐待とは、信じられない。父親は人間の心を持ってるのか。日本では年間約13万件の幼児虐待が起きてる。虐待が日常的なのだ。どこでも虐待が起きてるのだ。今、私のブログを読んでるあなたが虐待の当事者かもしれない。あなたの子育ては普通ではないのかもしれない。そうなら、もう一度考え直さなければならない。その子育てによって子供を虐待死すれば、あなたはすべてを失う。仕事も、社会的信用も失う。犯罪者として扱われ、仕事を得るのも難しいであろう。虐待した親の多くが子供の頃、親や親族に虐待されてるのだ。虐待は連鎖するのだ。虐待大国、日本の憂鬱は終わる事はない。日本人よ、子供に暴力をふるわないでください、子供をしっかり愛してください。
アメリカの中間選挙はトランプの負けだ。下院で共和党が過半数を超えなかった。上院では過半数を超えたが。今まで通りのトランプ流ではうまくいかないであろう。アメリカは民主主義がまだ生きてる。独裁者みたいな権力者の暴走を食い止めた。これぞアメリカ民主主義なのだ。多様性の国で社会の分断を図るような大統領は、早くやめてもらうのがいいのだ。弾劾裁判が始まるかもしれない。数々の疑惑にも答えなければいけない。社会情勢が大きく変わらなければ、トランプの二期目の大統領はないだろう。アメリカは次の大統領の人選に入るのだ。誰がなるのか。民主党のヒラリーか、それとも、今は、誰にも知られてない人物になるかもしれない。日本では政治は全然盛り上がらない。テレビの国会論戦は1%の視聴率だ。日本の政界には、客を集められる役者がいない。つまらない政治家ばかりだ。トランプみたいな千両役者がいないと、政界は盛り上がらない。日本だって憲法改正の重要課題が政治のまな板にのってるのだ。しかし、国民の関心は低い。改憲派も護憲派も全然盛り上がっていない。日本は腐ってゆくばかりだ。日本は100年後には歴史の闇に消えてるかもしれない。日本は平和だが、今が危機なのだ。平和が日本人の政治的感性を鈍らせてしまってる。今のあくびが出るような平和は、いつまでも続かないであろう。人間の本質は悪と罪だ、自然の本質は破壊と死だ。人間界から戦争はなくならない。自然災害もなくならない。がれきに埋め尽くされた町で、餓えに苦しんで始めて目覚めるだろう。人間とは忘れる動物なのだ。過去の戦争も自然災害も記憶から消えてゆくのだ。しかし、歴史は繰り返すのだ。
東京の空は快晴とは言い難い。雨は降ってはないが、薄曇りだ。今の日本みたいだ。長く続く平和漬けは、発酵が進んで腐り始めてる。戦争に比べれば平和は圧倒的にいいのだ。しかし、長く続く平和は日本人から心の核を奪ってしまったようだ。栓抜きのビールみたいだ。炭酸抜きのビールはうまくない。多くの日本人は炭酸抜きのビールの自覚がない。炭酸抜きでも毎日平和で、ごはん食べれて楽しければいいのだ。その通りだが、仕事を失ったら、貧困になったら、ブラック企業に勤めたら、ガンになったら、高齢になって寝たきり、認知症になったら、障がい者になったら、虐待を受けたら、その他の不条理を受けたら、日本国はあなたにやさしいだろうか。かなりつらい人生になるだろう。健康で、ほどほどの収入を得て、人間関係に恵まれていたら、まあまあの人生を送れる。しかし、人生とは落とし穴だらけなのだ。落ちた時に日本国はあなたを助けてくれるだろうか。一応、各種の社会保障の制度はあるが、不十分だ。今の安部政権は社会保障の改悪をしている。安部政権は国家への忠誠を求めてるが、転んだ人間を助けないでは道理が通りらない。国家は人間あっての国家なのだ。国家あっての人間ではない。安部の国家観、人間観は国家主義的だ。ファシズムなのだ。平成の腐った時間を多くの日本人は、幸福の時間と錯覚している。だから、虚構なのだ。嘘の上に嘘を塗り固めたような国は、いずれ崩壊するだろう。このまま腐った発酵が進み、日本は死んでゆく。その時になって、気づいても遅い。がれきと餓えの中で日本人は目覚めるだろう。
東京は雨だ。雨は好きではない。心が暗くなる。日本の政治情勢、社会情勢は窒息するぐらい閉塞だ。変わらず、毎日グルメ、芸能人、ほれた、はれた、不倫した、体重減らした、そんな話ばかりだ。片や、世界はダイナミックに変化しようとする。アメリカでは中間選挙で盛り上がってる。韓国も、北朝鮮も政治活性は高い。中国も世界の支配者になろうと、頑張ってる。EU各国も政治活性は高い。イギリスは、EUからの脱退が社会の分断をもたらしてる。EU全体で中東、アフリカからの移民、イスラム教徒へのヘイトクライムも活発だ。日本の国境は海なのだ。地理的にも閉塞だ。定住外国人も2%ぐらいだ。日本村の井戸端会議で盛り上がってるだけだ。260年間も鎖国した国なんて世界中探したってないのだ。まだ、そのなごりが残ってるようだ。今の日本人には、政治はどうでもいいのかもしれない。内こもりの小さな家庭、世界で満足してるようだ。政治的理想だ、大義なんていういう事を声高で語る人間はあほ扱いされる。私なんか、かなりのあほだ。知り合いに政治の話をし始めると、雲たがれる。政治は生きるのに、大切な要素ではないか。水、食べ物と同じぐらい大切だ。政治がよければ、国民は幸福な生活を送れる。政治が悪ければ不幸になってしまうのだ。政治暴動もテロも起きない日本は平和でいいのかもしれないが、日本人はさほど幸福ではない。不安やストレスを抱えて、もやもやしている。不完全燃焼のガスバーナーみたいだ。空気が足りない。爆発させるには、空気をたくさん送りこまなければならないのだ。窒息寸前の低酸素では燃えあがらない。日本人よ、燃えろ!このまま行けば窒息して死んでしまうぞ。爆発させろ。何を恐れてるのだ。