千代の思いやり弁当

千代は毎週日曜・祝日107歳のお向かいの方へ思いやり弁当をお届けしていました。悲しい事に11月9日旅立たれました。

1月1日(月)寿ぎちらし持参で仏様のお参り

2024-01-01 20:41:17 | 日記

辰年 明けましておめでとうございます。

1月1日 は 寿ぎちらし を作ります。

お正月だからできるちらし寿司

ちらしの中に入れる具 です。

すし飯に具を混ぜ込みます。

器によそおって、

お正月ならではの具材で飾ります。

 

このお寿司を去年奥様をなくされ、

お一人でお正月を迎えられている方に持参しました。

千代がこちらに来て3ヶ月くらいの時の写真です。

ご主人の勤めている広報紙に載せてくださったものです。

奥様は去年9月亡くなって、ご本人の意思で家族葬をされてました。

お参りをしたいけれどそのチャンスがないままでした。

 

 

お弁当に詰め、お電話をして、お渡しするだけのつもりでした。

玄関先でお寿司を渡すと、

「お参りをして欲しい。」と、おっしゃってくださり

エプロン姿のまま、家にあがって、お仏壇でお参りしました。

 

ご主人がポツポツと話されます。

「8月11日 余命1年半位と、言われ病院にいましたが

家で過ごしたいと希望するので1ヶ月半、

こんなに早くなるとは?

娘もこちらに来てゆっくり話し続けました。

お医者さんも3日に1度、看護士さんも毎日来てくださいました。

頭のいい人でしたから、全部お葬式の段取りまで葬儀社さんと

一緒に話し合いました。

葬儀の時の会食者の人数も、そうそう私の分はいらないのだった。

そこまで自分でしました。

友人に手紙も書いて、亡くなったら投函するように。

と、言いました。」

「そうですね、納骨堂もご自分で決められてましたね。」

「娘の家の近くで横に幼稚園があって子供の声がする明るい所です。」

「それは賑やかで良かったですね。」

お仏壇のある部屋に奥様の写真が額に入れて何十枚も飾られてました。

「これは去年の1月こんなに肥えてました。

3日前まで階段を上がってました。」

 

ご主人は無口な方だと思ってましたが

とんでもない、たいそう饒舌でした。

「又、お料理作った時お持ちしますね。

今日はお参りさせていただきありがとうございました。」

気にかかっていた事が終わりホッとしました。

 

お正月の雑煮です。

鶏肉と小松菜の雑煮

昨晩 紅白を見ながら下準備、

鶏肉はお正月だからと、

名古屋コーチンを奮発しました。

 

お昼前陽がさしています。

温室のランの水遣りです。

ツインクルの花が満開

パフィオに蕾がついてます。

 

お昼1時半ころ K ちゃんご一家が来られました。

息子様も一緒で、日に焼け一層たくましくなってます。

三人がお仏壇にお参りされ、

鯛の南蛮漬け・栗きんとん、田作りの持参です。

どれも手のかかる料理で、毎年いただきます。

ありがたいですね。

 

お吸い物は簡単にのりのお吸い物

のりに針生姜、塩と醤油をたらし熱湯を注ぎます。

デザートは杏仁豆腐に

缶詰のミックスフルーツをのせました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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