4月16日 これからはごきげんようと言いましょう

フイットネス　　で　”平尾台様”　がそそくさと帰ろうとしていました。

タワーズマンションの丹頂鶴様が　「お疲れ様！」と声をかけ、

「あ！お疲れ様って言ったらいけなかったのよね。」



普通、勤めて帰るときなどお疲れ様って言いません？



平尾台様がおっしゃるには

お疲れ様は目上の者が目下の者に言う言葉だと辞書に書いてあった

そうです。

他の方が「ご苦労様。」は目上の方が目下に言うので

「お疲れ様はあたらないのでは？」

「いや、おかしな言葉だと思ったので私は辞書を引いた。」

といいはり、帰られました。

そこにいた者は皆呆気にとられ、

これからはごきげんようと言いましょう。

いや、ごきげんようさようならという方が正しいわよ。

という事になりました。


その後、やってきた美人の鶴ちゃんに早速

ごきげんよう

鶴ちゃんきょとんとし、すぐに空気を読んだようでした。


「私はねえ、歳を一つ二つ間違えてあの方に言ってプンとされたよ。」

「若く言ったの？」

「上に言ったのよ。」

「そら怒るでしょう。」


帰って辞書を引きました。

お疲れ様・・・・・辞書には記載なし

御苦労さま・・・・目上の人が、相手の苦労を尊敬した言い方　　　　　　　　　

平尾台様は何か勘違いしておられるようでした。