100万パワーズ日記

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放課後の出来事

2005年01月19日 | RYOTA
 今日はだいごとさとるが休んでいた。今学校では特に意味のあることをやっているわけではないので、休むほうが賢明だと思う。休むのが面倒で学校に行ったものの、英語Rは普通に授業をやっていたのでやはり行った事のほうが面倒くさかった。村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読んで授業時間をつぶすのはまだ少し続きそうだった。

 腹がへっていたのでどこかでメシを食べに行こうと思い大ちゃんを誘ってみたものの「家で食う」と断られ、自分もそうしようと思ったが、家にはおそらくロクなものがないと思ったのでSATOに行った。昨日食べたホルモンがおいしかったのでまた食べたくなりホルモンを買いに肉売り場へ行ったのだが、ホルモンがなかったので納豆を買った。他のものを一切買わずにSATOで納豆を1パックだけ買った。レジで少し笑ってしまった。

 結局どうしてもホルモンが食べたかったので、昨日に引き続いて熊ちゃんラーメンに行くことにした。その途中にわらじと加古くんがいた。即2人を誘い、3人で熊ちゃんラーメンに行った。ホルモン焼き(400G)と大ライス(200G)と小ライス(100G)を食べた。ラーメンは食べなかった。わらじと加古くんはあまりお金がないというので普通のラーメンを食べた。味は理想通りだった。少し焦げたホルモンのこうばしさを甘辛い味の焼肉のたれにからめ、ご飯の上に乗せる。それは本当にうまかった。3人は将来ハゲるハゲないの話で大いに盛り上がった。(2人はシンヤクドーで頭皮をマッサージしながら洗うための何かを買う予定だったらしい)髪の毛がふさふさの2人がハゲるかもしれないと真剣に様々な対策法を話しているのは少し滑稽な感じがした。

 2人の目的である"頭皮をマッサージしながら洗うための何か"を買いにシンヤクドーへ行った。2人は本当に気にしているようで、育毛剤やヘアケア商品が並んでいるところでこれはどうだとかあれはああだとかを語りあっていた。そこまで気にする必要があるのだろうか? 結局シャンプーコーナーで700円もする"頭皮をマッサージしながら洗うための何か"を買い、自分は2リットル100円のミネラルウォーターとUNOの整髪料を買った。

 ここで加古くんと別れ、わらじと二人でジャパンに行った。昨日、目的もなくジャパンに行った。今日も目的なくジャパンに行った。ジャパンに500円の"頭皮をマッサージしながら洗うための何か"が売っていた。シンヤクドーのほうは女性用っぽかったが、ジャパンのそれは男性用っぽいデザインだった。なにか得した気分になってそれを買い、2人ともよくわからないキャラクターつきのボールペンを買った。2人ともジャパンに新たな可能性を感じていた。

 ジャパンを出てそこから歩いて東播水産の市場へ行った。初めて入るのでどんな感じなんだろうと楽しみにしていたのだが、売り場の内装やレジ等が普通のスーパーとさほど変わらないのでがっかりした。肉売り場で100g70円の砂肝を200g買った。ホルモンがなかったのだ。レジに行こうとした瞬間、タイムセールを告げる放送が市場内にこもった感じで響いた。タイムセールには卵1パック1円とかキャベツ1個1円とか超破格のイメージがあった。放送の内容は「菓子パン2個100円です!」というものだった。さらにがっかりしたがテンションがあがり、ヨーグルト風味のクリームがはさんであるパンとメロンパンと砂肝を買って魚くさい市場を後にした。

 雨が降ってきたので市駅からバスで帰ることにした。バスを待っている間、雨が強く降ったり止んだり、風が吹いたり止んだりした。ささやかなバス停の屋根では強い風雨をカバーすることができないので、仕方なく濡れながらバスを待った。バスを待っている間いろんな事を考えた。今からちょうど1年前 2004年 1月 19日に本当に好きな人に告白したことをぼんやりと思い出していた。そしてバスのエンジン音が聞こえ、僕は顔を上げた。

 今日1日のあったことを羅列しただけだが、文章にしてみるとこんなに長くなるものなのかと思った。もし今日学校を休んでいたとしたら、もっと短かっただろうなと思った。