さてさて前日会社の若手15,6人で焼き肉に行きました。
真っ昼間から肉を片手に酒を飲んでガハガハ笑う。
ただの山賊でした。
もしくは北欧のバイキングの様だったかも知れません。
さてさて、そんな酒の席でも自分達は企業戦士なので、仕事の話をします。
自分はまだまだ気持ち的にも実力的にもまだまだ新人のつもりですが、何だかんだで勤続5年目、年齢だって28歳と中堅どころっちゃ中堅どころで、若手の教育役なんかにもなっていたりします。
自分自信が右も左もわからない新人の時に、中々相談出来る人がいなかったりと辛い思いをししたので、新人の子には自分から積極的に話しかけたりと、コミュニケーションをとる様にしています。
自分の仕事は基本的に2人で行動するのですが、自分は若手と一緒にいる時程、積極的に取り組み、尚且つチョケる様にしています。
仕事が忙しいと充実感があるし、仕事で成功すれば、後輩を誉めて調子づけて、また仕事をするといったスタンスです。
仕事が楽しい→積極的に数をこなす→実力が伸びる→更に仕事が楽しいのループです。
何だか学研や、ポピーなんかの教材のうたい文句みたいです。
だとしたら自分のポジションはさながら赤ペン先生です。
いや90年代の公文における羽生名人です。
これは会社のマニュアルで決まっているとかではなく、以前の職場で仲の良い後輩と、そんな風に二人で忙しく動き回っているのが楽しかったから、今もそうしている訳です。
そんなスタンスのせいか、後輩の間でさとるさんとの仕事は楽しいとの噂がたっているらしいです。
会社で1番尊敬する先輩は、と言う安易な質問で名だたる先輩を差し置き圧倒的な票を集めた自分はただの酒の席の、いち会話に過ぎないのに、本気で嬉しくて照れる気持ち悪いスタンスでした。
気持ち悪い。
ただ普段チョケていて、自分を先輩みたいに扱わずイジってくる後輩も、そう言ってくれたのが、こいつ何だかんだ言って評価してくれてるんやんって思って嬉しくかったです。
昨日は最近自分が辛い出来事があったのを知ってか、後輩がご飯に行きましょうと誘ってくれ、4人で焼鳥を多部に行きました。
最近のお気に入りの酒を飲んでみんなで銭湯と言った素敵な流れです。
徹夜の仕事が終わった後の疲れた体に大量のアルコールを取り入れ、そして銭湯へ。
アルコールが回る回るつって。
今年23歳の軍人顔の後輩は疲れきって銭湯では9割寝て過ごしていました。
そして自分はそれぞれを車で送り届けた訳ですが、自分以外はみんな車でグッスリ寝ていました。
自分はみんなが起きない様に音楽のボリュームを下げて車内を温かくして、走りました。
自分は眠っている人を乗せて走るのが好きで、いかに起こさない様に、かつ早く快適に目的地に着く様に考えてエンジンブレーキを多用して走ります。
そして、目的地に着いて人を起こして、「うわっ、もう着いてる」と寝ぼけ眼で驚かれるのが好きです。
ただの執事です。
そんな訳で、後輩2人を加古川なんかに送り届けると、三宮に住んでいる後輩だけは送るのも面倒なので部屋に泊まる事になりました。
普段からさとるさんの部屋落ち着くっすと言っている後輩は自分が歯みがきをしているほんの3分程の間に布団の上でイビキをかいて寝ていました。
自分はこんな日も良いよね。
なんてふんわり考えながら間接照明の薄明かりの中で小説を40ページ程だけ読んでから眠りにつきました。
朝は携帯のアラームで目覚めると、自分は仕事だったのでスーツに着替え、寝ぼけ眼の後輩と静かなニュースを見ながらパンをかじりました。
久々のニュースに、久々のパンでした。
パンがなくなると後輩とラシーンに乗り込み姫路駅へ向かいました。
駅で後輩を下ろすと、自分は会社へ向かいました。
いつもと違って車で出勤するだけで、気分も通勤時間もまるっきり違いました。
車通勤できればどんなに楽しいだろう、なんて考えながら今日は久々に、脳をフル回転させて仕事をしました。
久々に本気で脳を使ったので疲れました。