昨日は夕方ジュンジュンとインドとトヲルが家の近くまで迎えに来てくれた。トヲルはアホでイボのくせに風邪をひいていて、病院を抜け出してきた子供みたいな格好をしていた。トヲルの姿を見てトヲルにが服を買ってくれると言う事を思い出して重たいレザーのシングルライダースを家に取りに帰った。けいちゃんの家で鍋をする予定になっていたがキャンセルになりけいちゃんを迎えに行った後いつもの様にジョイフルへ向かった。自分はお腹一杯だったので何も注文しなかった。知り合いも微妙にチラホラいる感じであった。8時頃にジョイフルに入ったもののあっと言う間に12時になり新年を迎えた。誰か知り合いがいるかもしれないとの事で成田山と言う近くの神社?まで走って行く事になった。「最下位は研ナオコな」といつもの良く分からない罰ゲームをするのが嫌でみんなは結構本気で走っていた。インド人と自分は良く分からない道に入り民家を抜けて先に成田山に着いた。
結局成田山には知り合いは居らず良く分からない所で写真を撮った。
成田山に付くのが1番遅かったシンマがみんなに回天焼きをおごる事になりまたジョイフルに帰った。帰りも最下位が研ナオコになる事になりみんなは走った。インド人の走りが光っていた。けいちゃんが最下位になった。
ジョイフルでは鍋を全て1種類ずつ注文した。何かアホやなーと思った。4つの鍋を6人で回すと言うファンキーなプレーをやった。何か良く分からないルールになりみんなはとりあえず鍋を次の人へ回していた。しばらくするとぽっちゃりピロシと好青年の西門君がやって来た。今度も4つの鍋を注文し8人で回した。良く分からなかった。ピロシと西門君は少しすると帰り、自分達もトヲルの家に行く事にした。時間ももう3、4時で自分達は静かにお菓子を食べながら映画を流していた。ただシンマ以外は話をしていて全く映画を見ていなかった。けいちゃんは全くもって眠そうであったが宇宙の話をすると目を輝かせて話をしていた。眠気は覚めたようであった。しかしジュンジュンは逆に宇宙の話に興味が無かったのか眠そうな目で漫画くらいでしか見ないような暇だから鼻くそをほじるみたいな動きを普通にしていた。そのままの勢いで5時半頃に初日の出を見る為に車に乗り込み山を目指す事になった。始めは山に自分達の足で登るつもりであったが外の寒さは尋常でなく車で登る事になった。目的地の西林寺と言う西脇ではそこそこメジャーな場所に着いたが未だ日の出には時間があり自分達は真っ暗な車の中で待機していた。お互いの顔も分からないくらいの闇の中前から眠たそうにしていたけいちゃんはいよいよ眠そうで自分はシリトリを始めた。普通のシリトリを始めたが最終的にはシリトリで面白い文章を作り最後の人はオチを付けるみたいな遊びになった。全員の眠気は全くなくなり沢山の笑いが生まれた。久しぶりにキャッツのメンバー独特のほんわかした雰囲気になった。自分はこのほんわかした雰囲気が好きである。このお互いの顔も確認出来ない暗さの車の中みんなでしたこの遊びがこの日最高の盛り上がりを見せた。
やがて空が色付き始め自分達は山を歩いて登り出した。薄暗い外は酷く冷たくて体に力が入るのを感じた。山道には霜が降りていて歩くたび足と耳に心地よい感触があった。一つ山を越えると次のもう少し高い山もう少し高い山へと何だかんだで何個かの山を越えた。自分とジュンジュンはワクワク感で疲れを全く感じていなかった。インド人もやる気はあったが日本の冬の寒さにやられて「足の感覚ない」と片言で口にしていた。後の3人は寒さの為あまり乗り気ではなかったみたいであった。山では沢山の写真を撮った。
7時を過ぎ空は明るくなったが日の出は見れず、今日は曇りで日の出は見れないみたいな感じでダラダラと山を下っている間に日の出は現れた。「飴とムチ」キャッツで言う所の「ケンチー方式」みたいな感じで出ないと思っていた日の出が見れて一層テンションが上がった。
みんなを家に送る帰りの車ではジュンジュンが「オープンカー」とか何とか言いせっかく温まった車の窓を全てちょこちょこ全開にしたので本気で寒かった。
またアホのトヲルはジュンジュンのノリに便乗して窓をジュンジュンに窓を開けさせていたので本気で寒かった。けど楽しかった。
家に帰ると父と母が「あけましておめでとう」と迎え入れてくれた。自分は御節料理など無視でホットケーキを食べると歯磨きをして眠りについた。
他にも色々な事があったが書ききれないのでおしまい。
写真は山を下っている5人