クロの里山生活

愛犬クロの目を通して描く千葉の里山暮らしの日々

客人の気配

2014-04-28 21:19:09 | 日記
ご主人様が数日前から気合を入れて雑草退治に取り掛かった。「ブーン」という威勢のいい草刈機の音が屋敷中に響き渡る。
ひょっとすると、また客人の来訪があるのだろうか。

しかしあれが始まるとウルサくて敵わない。でも最近はだいぶ慣れてきて、ご主人様の足元でじゃれつくスリルを味わっている。
雑草を刈る「ガガガガーーーーー」という音が近づいてくると、草むらから小さなカエル達が、驚き慌ててピョンピョン飛び出てくる。それを追いかけてイジメてやるのが、最近の拙者のストレス発散なのだ。

ご主人様の雑草刈は午前と午後に各一時間程行われる。それ以上は体力的にムリのようだ。それが3日間ほど続く。それでようやく屋敷の前庭、中庭(というか母屋の跡地)、裏庭(というか竹薮の一部)、果樹園(予定地)などがきれいになり、客人を迎える準備の第一ステップが終わる。

第二ステップは家の中の掃除と整理整頓である。普段は散らかし放題になっているので、半日がかりの作業になる。

第三ステップは居間から見える畑の手入れ。

第四ステップは当日お出しする食事の仕込み。

このような次第で、客人を迎える時は、ご主人様はかなりの気合を入れて取り掛かからねばならないのだ。そしてその準備がなんとか整う当日は、ご主人様は疲労困憊状態で客人を迎えることになる。

疲労困憊となるが、しかし、その準備段階からの緊張感の高まりと、次第に襲ってくる心地よい疲労感が、ご主人様にはたまらなく気持ち良いのだ。

とは言え、一年前にはハリキリ過ぎて腰痛に悩まされた。最近は利き腕の右手首の調子が悪いらしい。あまりムリができない体になってきた。

どこかに、ご主人様の雑草退治を手伝って下さる奇特な御仁はおられませんでしょうかーーーーー。


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする