ちょっと古くなってしまった6月30日の記事。
「色即☆是空」「あかるい未来」
だから、ここに写っている収容部屋の犬たちのほとんどは、もうすでにいない。
何も悪いことしていないのに……。
昨年の夏、ディアナが2匹の子犬と共に収容された場所。
あの時と同じように、犬たちは生きたがっている。
あの場所は
何も変わっていない。
うちに来て1日目のやせっぽちなディアナ
「どうしてあんなところに収容されたの?」
ディアナは何も答えてくれないけれど、捕獲はとても簡単だったと思う。
人間が大好きだから。人間を信頼していたから。
捕獲した人は悪くない。
そういう状況にディアナを追い込んだ人間は許せない。
妊娠したから、
子犬が産まれたら困るから、
育てられないから、
そんな理由で捨てられる犬たち。
何故、避妊手術をしなかったの?
ディアナの子どもたちは、あの中で生き延びることができなかった。
これ以上、不幸な命を増やさないために、避妊、去勢は飼い主の責任だと思う。
生きなくていい命なんて一つもないのだ。
そして……何も変わらない、我が家の情景。
しつこく誘って、ついにそっぽ向かれるムック。
いつもと同じ。何も変わらない。
こちらは変わらなくていい。