ドラマパート、特に潜入組のハチャメチャぶりは一周回って邦画的。本作は一回撮り直しをしているそうでどうも初期の内容はわりとシリアスだったらしい。しかし
結果的にエンタメに極振りして興行は海外でも国内でも盛況と相成った。それぞれの前作との繋がりに曖昧な点やあっさり処理されてる部分があるのもその影響だろうけど、そこをまともに取り上げるとかなりややこしくなってしまう、というのがあったのかな？ ゴジラとコングのパワーバランスとバトルの勝敗は慎重に処理されていた。一方でその反動かメカゴジラ（中身ギドラ）がデタラメに強いっ！ まぁメカゴジは基本的に強い物ではあるけど圧倒的っ。コング相手にはちょっと手加減する等、空気を読む大人なメカゴジでもあったが。全体としてコングの知性と情感、ゴジラの喧嘩番長ぶり＆脅威判定持ちである点が強調されていた。教訓としては『防水、耐電、大事。』かな？ 米国ゴジラもこれで一先ず見納め、という噂も。うーん、ここは一回邦画ゴジラの新作撮ってほしいところ。予算が無くても何とかなるさっ！ アニメじゃないけど、いっそジェットジャガー主人公で撮ってみるのも面白いかもしれない、米国とは違う発想で、３機空中合体ロボにしちゃうとかねっ！ 何の話だよっ？！ くらい煙に撒いた方が良い。巧妙に、予算で比べられないように工夫して勝負だっ！！
